□地震の影響 1/4小松は臨時便終了、能登は全便欠航継続
航空各社や空港アクセス各社は1月3日までに、令和6年能登半島地震の影響に関する1月4日の運航予定を発表しています。
空港は、能登以外は通常運用に戻っています。
■各空港の被害状況(災害情報で発表有)
・能登空港
運用停止継続
震度6強
ターミナルビル、航空局庁舎等に被害報告あり(人的被害報告なし)、滑走路亀裂有り
→能登空港周辺は、道路の通行止区間が多数有り。開通している道路も渋滞しています。鉄道・バスとも運休で足の確保が難しい状況。
・その他の空港
被害情報なし、通常運用再開済
※令和6年能登半島地震における被害と対応について(第9報)(国土交通省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/common/001716298.pdf
■1月4日の周辺空港発着予定(1月4日0時現在各社発表まとめ)
※他の要因(羽田滑走路閉鎖、悪天候等)による運休は記載していません(下記定期便の運航予定で欠航になっていることがあります)。
※正確な情報は各航空会社公式サイトで必ずご確認ください。
・新潟空港通常運用再開済
全便通常運航予定
・富山空港通常運用再開済
全便通常運航予定
・能登空港運用影響あり(滑走路閉鎖継続)
定期便全便欠航予定
羽田 0:ANA0(定期0)
・小松飛行場通常運用再開済
千歳 1:ANA1(定期1)
羽田 10:JAL6(定期6、臨時0(-1))・ANA4(定期4)
福岡 4:ORC2(定期2)・ANA2(定期2)
那覇 1:JTA1(定期1)
■周辺空港周辺のアクセス運行状況(1月4日0時現在各社発表まとめ)
※COVID-19パンデミックの影響による運休は記載しません。
※悪天候等による運休は記載しません。
新潟空港近辺
JR越後線:新潟-関屋間 運行再開済(一部列車運休)、関屋-越後赤塚間 上下線終日運転見合わせ(1月6日昼頃からの運転再開を目指し)、越後赤塚-柏崎間 運行再開済(一部列車運休)
周辺のその他の路線:新潟県内その他JR路線で一部運休等あり
※新潟が新潟空港へのアクセスバス発着駅
富山空港近辺
富山地方鉄道鉄道各線:全区間 1/3午後から通常運行再開
あいの風とやま鉄道:全区間 1/3午後から通常運行再開
周辺のその他の路線:富山県内その他JR路線で一部運休等あり
※富山が富山空港へのアクセスバス発着駅
能登空港近辺
のと鉄道:全区間 運休(被害状況不明。状況が分かり次第お知らせ、1月1日以降情報更新無し)
JR七尾線:金沢-高松間 終日運休予定、高松-和倉温泉間 終日運休予定
北陸鉄道路線バス能登地区:運行再開の見込み未定、当面の間運休となる可能性
北陸鉄道県内特急バス:運行再開の見込み未定
小松飛行場近辺
JR七尾線:金沢-高松間 終日運休予定、高松-和倉温泉間 終日運休予定
JR北陸本線:全区間 通常運行再開済み
IRいしかわ鉄道:富山方面 1/3午後から通常運行再開
北陸鉄道:浅野川線 1/4から通常運行再開予定
周辺のその他の路線:通常運行再開済
北陸鉄道路線バス加賀地区・金沢地区:運行再開済(日祝ダイヤ)
北陸鉄道県内特急バス:空港リムジン 運行継続中、その他の路線 運行再開の見込み未定
その他空港発着バス路線:通常運行再開済
※小松が小松空港へのアクセスバス発着駅
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状況は刻々と変化しています。上記情報は参考程度にご覧ください。
交通情報などのリンクを貼っておきます。正確な情報は、公式サイトや現地で各自ご確認ください。
国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
・防災ポータル https://www.mlit.go.jp/river/bousai/olympic/index.html
・統合災害情報システム(DiMAPS) https://dimaps.mlit.go.jp/dimaps/index.html
・災害・防災情報 https://www.mlit.go.jp/saigai/index.html
石川県 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/
防災ポータル https://pref-ishikawa.my.salesforce-sites.com/
富山県 https://www.pref.toyama.jp/
富山防災WEB https://d2800000147bueaq.my.salesforce-sites.com/bousai2/
新潟県 https://www.pref.niigata.lg.jp/
新潟県防災ポータル https://www.pref.niigata.lg.jp/
福井県 https://www.pref.fukui.lg.jp/index.html
福井県防災ネット https://www.bousai.pref.fukui.lg.jp/dis_portal/index.html
(影響の大きい空港)
新潟空港公式サイト(地震被害) https://www.niigata-airport.gr.jp/・https://www.n-airport.co.jp/
富山空港公式サイト(地震被害) https://www.toyama-airport.co.jp/・https://www.toyama-airport.jp/
能登空港公式サイト(地震被害) https://www.noto-airport.jp/
小松飛行場公式サイト(地震被害) https://www.komatsuairport.jp/
福井空港公式サイト(地震被害) http://www.fukui-airport.com/
ANA http://www.ana.co.jp/
JAL/JTA https://www.jal.co.jp
IBX https://www.ibexair.co.jp/index.html
FDA https://www.fujidream.co.jp/
ORC https://www.orc-air.co.jp/
APJ https://www.flypeach.com/
<アクセス関係> 新潟、富山、能登、小松、福井周辺
東日本旅客鉄道 https://www.jreast.co.jp/
西日本旅客鉄道 https://www.westjr.co.jp/
富山地方鉄道(鉄道・バス) https://www.chitetsu.co.jp/
あいの風とやま鉄道 https://ainokaze.co.jp/
IRいしかわ鉄道 http://www.ishikawa-railway.jp/
のと鉄道 http://www.nototetsu.co.jp/
北陸鉄道(鉄道・バス) http://www.hokutetsu.co.jp/
えちぜん鉄道 https://www.echizen-tetudo.co.jp/
越後交通 http://www.echigo-kotsu.co.jp/
京福バス https://bus.keifuku.co.jp/
東日本高速道路 https://www.e-nexco.co.jp/
中日本高速道路 https://www.c-nexco.co.jp/
石川みち情報ネット https://douro.pref.ishikawa.lg.jp/
2024年01月04日
◆2024年使いたいアクセス
◆新年特集 2024年に使いたい空港アクセス交通はこれだ!
2024年も三が日を過ぎてもまだまだ新年特集!
ということで、新年から連日お付き合いいただきありがとうございます。
今年最後の新年特集は、全国に100近くもある空港を発着する、話題になりそうなアクセス交通を取り上げます。
接触減を意識してか、コロナ禍後は全国の空港で駐車場の混雑が問題になっています。空港へは公共交通でのアクセスを検討してみませんか?
※ダジャレのネタが尽きてきました、、、。
1.広島空港/広島県 中国地方
路線バス 新規(昨年12月)
広島電鉄 宮島口空港線
空港から宮島口への直行バスが運行開始されました。
宮島は、山口県の岩国飛行場からアクセスした方が圧倒的に近いですが、広島県の有名観光地。羽田からの所要時間を提示してPRしており、広島県の空港として県西部からの利便性向上を目指す姿勢を鮮明にしています。
広島県内のホテルと連携し、バス利用者を対象にしたホテルへの手荷物配送サービスや、宮島口駅での無料手荷物預かりサービスも展開され、手ぶらで観光できるように工夫されています。
宮島へは、真白い蛇いる山口からの
2.熊本空港(阿蘇くまもと空港)/熊本県 九州地方
路線バス 新規(昨年10月)
九州産交バス AP-1系統特別快速便
熊本市内へ出るバスにAP-1系統特別快速便が登場。途中ノンストップで中心部へ出られるようになりました。
熊本は市中心部まで約20キロほどながら、高速道路もない渋滞多発区間を走ります。このため、中心部まで出るのに、熊本場合より倍以上離れている大分や長崎、鹿児島などより、時間がかかることもあります。そこで、AP-1系統特別快速便は所要時間短縮を狙ったものですが、結局走る道路は一緒なため、たいして短縮になっておらず、抜本解決には至っていません。
そこで、熊本県などがアクセス鉄道整備を進めていて、それらとあわせて、空港アクセスが注目されています。
熊本市内への路線バスは、このAP-1系統特別快速便も含め、停留所が多種多様な路線が多数乗り入れています。
今年の熊本は空港からのバスを体験してみませんか。時間短縮のバスで行けば、う
3.東京国際空港/東京都 関東地方
貸切バス 新規(昨年7月)
有明ガーデン無料バス
東京国際空港(羽田空港)で、驚きのバスが誕生しました。
第3ターミナルに隣接する羽田エアポートガーデンから、同じ住友不動産が開発した有明ガーデンまで、運賃無料のバスが走り始めました。
よくある近隣ホテル送迎のようにも見えますが、約14キロと比較的長い区間で、宿泊客でなくても誰でも利用可能という太っ腹路線です。
羽田空港から有明付近までは、リムジンバスも運航があります。しかも運転手不足も叫ばれる中、タダでも走らせる余裕がある非常に珍しいバスです。
新年から有明行くのもアリだっけ?今年は格安に湾岸地区へアクセスしてみませんか。
※有明ガーデンは、コロナ禍中の旅行記(2021年11月27日)でも取り上げた、東京臨海広域防災公園や東雲飛行場跡地のすぐ近くです。
4.長崎空港/長崎県 九州地方
船舶+路線バス 新規(昨年11月)
長崎空港↔さいかい圏スーパーライナー
長崎空港-時津間の船舶航路に接続させ、西彼杵半島の西海方面を結ぶ路線バスの運行が始まりました。
陸路で空港から大村湾の西側にある西彼杵半島へ行くには、一度南下して諫早側か北上して佐世保側からグルリと回らねばなりません。一直線に大村湾を突っ切る船舶を利用するこの経路は、西海方面への最短ルートとして注目されています。
早くみんなと
5.南紀白浜空港/和歌山県 近畿地方
路線バス 新規(今年1月)
明光バス、田辺観光バス、大塔交通社 チョイソコしらはま
南紀白浜空港も含まれるオンデマンドバスサービスの実証運行がまもなく始まります。
予約状況に応じてAIが最適経路を抽出し、希望のバス停からバス停までを送迎する新しいバス交通です。
南紀白浜空港のほか、白浜町役場、白浜駅、白浜バスセンターなど、白浜町内に16か所ののりばを設置。関西随一のリゾート地白浜を効率的に巡れます。
南紀白浜エアポートが西日本旅客鉄道と組んで実施するもので新しい空港アクセス交通として注目されています。
一丁前の観光地の一丁先へ、ちょいそこまでの移動が
6.中部国際空港(セントレア)/愛知県 中部地方
空港内バス 新規(昨年3月)
ターミナル間連絡バス
アクセス交通とは少し目的が異なりますが、中部国際空港(セントレア)で、ターミナル間を結ぶ無料連絡バスの運行が始まりました。鉄道駅・第1ターミナルから第2ターミナルへの移動が快適になりました。
このバスは、コロナ禍中の閉鎖を経て、第2ターミナル再開にあわせて運行開始したもの。コロナ禍中に第2を発着する路線バスが激減しており、アクセスプラザ下のバスのりばへ移動する需要にも対応しています。
夏ダイヤ期間限定だったものが、運行期間を延長中。皆で乗って継続していきたいですね。
今年はセントレアで新路線とレア体験を。
7.中標津空港(根室中標津空港)/北海道 北海道地方
路線バス 新規(昨年10月)
根室交通 中標津空港線
全国的に問題となっている運転手不足が空港アクセスにも波及しました。
運転手不足が原因で並行路線のバスが短縮することに伴い、空港-根室間のバスが並行路線と統合され一般バス路線化されました。途中停留所から乗降する客のために定時運行が求められるようになるため、空港アクセスの路線ながら、航空便の大幅遅延に対応しなくなりました。空港アクセスバスなのに、航空便の大幅遅延時には公共の足が消滅する異例の事態になっています。
さらに10月下旬に就航したJAL便に接続するバスは11月中設定できませんでした。
なんとか12月から、JAL便接続のバスが設定できるようになりましたが、こちらはリムジン方式を採用。同じ根室行に二つのバスが混在する珍しい路線になっています。
冬場の北海道は雪道で危険。銀世界の最東端へは二つのバスルートで目指しませんか。最凍結時期に一般市民が行ける最東のご来光を拝みへは、どう通ってく?最東端まで新しい路線で
8.女満別空港/北海道 北海道地方
定期観光バス 新規(今年2月予定)
網走バス/北海道北見バス 網走発便、北見発便
今年の流氷観光シーズン、女満別発着の定期観光バス実証運行が行われます。
北海道エアポートと網走バス、北海道北見バス、ひがし北海道自然美への道DMOなどの網走・北見エリアの観光関係者と連携したもので、空港アクセスとしての活用も可能です。
国内Z世代やレンタカーの運転を不安視するシニア世代、台湾・中国等をはじめとした国際免許を保有しない訪日外国人をターゲットにしています。このため、実証の狙いに明記はされてはいませんが、冬場の北海道空港の大きな課題である雪道運転をせずに空港にアクセスできる手段として注目されます。
寒行を敢行するなら慣行の路線バスより観光バスで、安全に空港へ行ってみませんか。
女満別空港へ、しばれる雪道
9.札幌飛行場(札幌丘珠空港)/北海道 北海道地方
路線バス 新規(昨年10月)
北都交通 丘珠空港-札幌駅
怒濤の道内3連チャン。最後は、ここ数年、毎年のように航空路線が増加している札幌(札幌丘珠)を取り上げます。
例年冬期は札幌市中心部へのバスが最寄りの地下鉄栄町駅までに短縮されてきましたが、今冬は札幌駅前発着が残りました。
市内では、リムジンバスとして経由していたホテルには寄らずに、札幌駅のみの発着。夏までと同じようで全く新しい路線になっています。
アクセス利便性は札幌丘珠の弱点のひとつ。新しい路線で、新しい札幌丘珠を便利に使いこなしたいですね。
丘珠空港は札幌の代表空港?
10.安心して使おう、すべての空港アクセス交通へ!
日本全国、どの空港アクセス交通も注目点はいっぱい。上記9路線以外にも日本の空港には非常に多くのアクセス交通が乗り入れています。
公共交通の維持は、空港の利便性にも直結します。空港へは、安心な公共交通でアクセスしてみませんか。
■1月1日時点で、空港(ターミナル)から徒歩10分圏内に公共のアクセス交通がない空港(▲は定期便就航空港)
福井、与論▲、慶良間、北大東▲、南大東▲、波照間
■アクセス交通の変化を調べよう
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今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜。