令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
地震発生から10日となりました。
この10日はどのようなものだったのでしょうか。
地震からもう10日、でしょうか。それともまだ10日、でしょうか。
今回の地震では、交通の便の細さが復旧の支障になっています。物資が行き届かず、孤立している場所も多くあると聞いています。
航空は地上部分をほとんど必要としないため、東日本大震災などでもその効果が発揮されましたが、今回の能登空港では滑走路の亀裂で復旧に時間がかかっています。破損の少ない誘導路を使ってすぐにヘリコプターの運用は開始したものの、滑走路の仮復旧まで9日かかりました。そして、空港からの移動が困難という問題に直面しています。
日々空港をクローズアップしている身としては、交通は航空を整備するだけではダメで、周辺の交通ネットワークとの繋がりの大切さを感じる災害となりました。
普段から、どうしたら地域との交通ネットワークを維持していけるのか、どうしたら災害時にも使える空港になるのかを考えていく必要があるのかもしれません。
まずは、長距離高速輸送の一翼として、航空が空から街を結び付け、空港はその拠点として存在感を示してほしいですね。
各空港では義援金募集が始まっています。空港を利用される際にはご検討を。
成田 https://www.narita-airport.jp/jp/news/gienkin20240109
羽田 https://tokyo-haneda.com/information/2024/detail_00002.html
中部 https://www.centrair.jp/news/1292008_1781.html
大分 https://www.oita-airport.jp/news/detail/438
青い空から、街を、人を、物を、そして心を、結びつけよう。
被災地域の皆さんが早くホッとできますように。
被災地域の皆さんが早くホッとできますように。