2024年05月31日

成田_国際保安料値上げへ

■成田国際空港(成田空港) 国際線旅客保安サービス料PSSC値上げへ

成田国際空港は30日、9月1日発券分から成田国際空港の国際線旅客保安サービス料(PSSC)を変更すると発表しました。

変更後の金額(消費税込)は、国際線出国・乗継1人あたり700円にするとしています。

変更は2024年9月1日搭乗分からで、2024年9月1日以降に発券する場合に適用されます。
現行どおり、航空券代に含ませるオンチケット方式での徴収となるとしています。

※料金額などの正確な情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

国際線旅客保安サービス料の改定について(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/docs/20240530_PSSC_Revision.pdf
ラベル:成田
posted by johokotu at 22:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする

◆今月の定期更新:定期路線少空港

◆今月の定期更新:定期便路線数が2〜3と少ない空港

今月は、定期便が2路線または3路線の空港のページを定期更新しました。

これらの空港は小規模空港が多く、それほど混まずに利用できます。
コロナ禍が明けて一年。航空利用を再開したいが、出来るだけ人混みを避けたいという人にもオススメです。

※コロナ禍期間中に止めていた定期更新を昨年七月から再開し、今月で一巡しました。コロナ前から大きく変わった空港もいくつかあります。これを機会に、いま一度97空港を見直してみてはいかがでしょうか。

定期便3路線(期間運航で4路線運航期間あり)の空港
05/28 釧路空港(たんちょう釧路空港/北海道)

定期便3路線の空港
05/27 中標津空港(北海道)※2019年より路線数増加!
05/26 三沢飛行場(青森県)
05/25 大島空港(東京大島かめりあ空港/東京都)
05/24 三宅島空港(東京都)
05/23 八丈島空港(東京都)
05/22 岡山空港(岡山桃太郎空港/岡山県)
05/21 高松空港(香川県)
05/20 屋久島空港(鹿児島県)
05/19 徳之島空港(徳之島子宝空港/鹿児島県)
05/18 沖永良部空港(えらぶゆりの島空港/鹿児島県)
05/17 与論空港(鹿児島県)

定期便2路線(期間運航で3路線運航期間あり)の空港
05/30 旭川空港(北海道のまん中・旭川空港/北海道)
05/15 徳島飛行場(徳島阿波おどり空港/徳島県)

定期便2路線の空港
05/14 稚内空港(北海道)
05/13 奥尻空港(北海道)※2019年より路線数増加!
05/12 福島空港(福島県)
05/11 富山空港(富山きときと空港/富山県)
05/10 隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港/島根県)
05/09 岩国飛行場(岩国錦帯橋空港/山口県)
05/08 対馬空港(対馬やまねこ空港/長崎県)
05/07 福江空港(五島つばき空港/長崎県)
05/06 天草飛行場(熊本県)
05/05 喜界空港(鹿児島県)
05/04 与那国空港(沖縄県)
05/03 北大東空港(沖縄県) ※8/1〜1路線化予定
05/02 南大東空港(沖縄県) ※8/1〜1路線化予定

■注目空港 Pick up!
今月定期更新した空港で、最も注目の空港を取り上げます。

北大東空港(沖縄県)
今月取り上げた定期更新空港で注目なのは北大東空港です。
北大東では、今年7月末の運航をもって、日本最短路線の南大東線の運休が決定。那覇線直行便のみの運航に変わります。これまで那覇直行便は毎日片方向のみ(1日0.5往復)だったものが1日1往復になります。
南北セットでは行きづらくなる大東へ、今すぐ行ってみませんか?

202405KTD.jpg
ついに日本最短路線が運休となる北大東。飛行機がなかなか見られなくても、
うふあがり北大東で空へフウとあがりにキタら?
ウフフとテンションアガるのだというDAITO

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする

国際線_運航中路線5/31

■国際線 運航中路線 5月31日更新

新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う需要急減で国際線では大幅な欠航が生じています。
運航が継続しているまたは再開した路線について、航空会社公式サイト、空港公式サイト、都道府県公式サイト、現地大使館公式サイトで発表されている情報で確認できた内容をまとめています。
個人で調べているため、反映しきれていない部分がありますのでご了承ください。


・状況は毎日変化しています。状況により運休していることがあります。
 あくまでも参考程度でご覧いただき、正確な情報は公式サイト等で各自ご確認ください。

下記は定期的に運航されている便のみです(一部定期チャーター便も含めています)。このほかに単発のチャーター便、特に定期的な運航のインバウンドチャーター便が増加しています。各航空会社のサイトなどでご確認ください。

■5/1時点で双方向の国際線定期便(旅客便)の就航が確認できた空港
28空港再開、1空港新規就航
・新千歳★
(公式 一覧時刻表)https://www.new-chitose-airport.jp/ja/airport/time/result?ap=int&type=dep&po=&co=
(公式 特設ページ)提供無し
・函館★
(公式 一覧時刻表)https://airport.ne.jp/get_on/
(公式 特設ページ)提供無し
・青森★
(公式 一覧時刻表)https://www.aomori-airport.co.jp/flight/departures
(公式 特設ページ)提供無し
・花巻★
(公式 一覧時刻表)https://www.hna-terminal.co.jp/international-flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・仙台★
(公式 一覧時刻表)https://www.sendai-airport.co.jp/flight/intl-area/
(公式 特設ページ)提供無し
・百里(茨城)★
(公式 一覧時刻表)https://www.ibaraki-airport.net/flight/#flight-timetable
(公式 特設ページ)提供無し
・成田国際★
(公式 一覧時刻表)https://www.narita-airport.jp/jp/flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・東京国際×
(公式 一覧時刻表)提供無し
(公式 特設ページ)提供無し
・新潟★
(公式 一覧時刻表)https://www.niigata-airport.gr.jp/flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・富山★
(公式 一覧時刻表)https://www.toyama-airport.co.jp/
(公式 特設ページ)提供無し
・小松★
(公式 一覧時刻表)https://www.komatsuairport.jp/flight/
(公式 特設ページ)https://www.komatsuairport.jp/info/20221220104716.html
・静岡★
(公式 一覧時刻表)https://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/flight-schedule-2023s/
(公式 特設ページ)提供無し
・中部国際★
(公式 一覧時刻表)https://www.centrair.jp/flight/schedule/
(公式 特設ページ)https://www.centrair.jp/news/1273454_1781.html
・関西国際▼
(公式 一覧時刻表)提供無し
(公式 特設ページ)https://www.kansai-airport.or.jp/flight/notice_international-flight
・美保(米子)★
(公式 一覧時刻表)https://www.yonago-air.com/flight
(公式 特設ページ)http://www.yonago-seoul.com/
・岡山★
(公式 一覧時刻表)https://www.okayama-airport.org/timetable
(公式 特設ページ)提供無し
・広島★
(公式 一覧時刻表)https://www.hij.airport.jp/flight/diagram/
(公式 特設ページ)提供無し
・高松★
(公式 一覧時刻表)https://www.takamatsu-airport.com/timetable/int.php
(公式 特設ページ)提供無し
・松山★
(公式 一覧時刻表)https://www.matsuyama-airport.co.jp/inter/index.html
(公式 特設ページ)https://www.matsuyama-airport.co.jp/inter/index.html
・大分★
(公式 一覧時刻表)https://www.oita-airport.jp/timetable/
(公式 特設ページ)提供無し
・福岡★
(公式 一覧時刻表)https://www.fukuoka-airport.jp/flight/schedule/index.html?intdom=int
(公式 特設ページ)https://flyfromfukuoka.jp/
・北九州★
(公式 一覧時刻表)https://www.kitakyu-air.jp/rev-boarding/timetable.html
(公式 特設ページ)https://www.kitakyu-air.jp/rev-campaign-jinair-2304.html
・佐賀★
(公式 一覧時刻表)https://www.pref.saga.lg.jp/airport/list05032.html
(公式 特設ページ)https://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00395896/index.html
・長崎★
(公式 一覧時刻表)https://nagasaki-airport.jp/flight/timetable/
(公式 特設ページ)https://nagasaki-airport.jp/news/detail.php?id=947
・熊本★
(公式 一覧時刻表)https://www.kumamoto-airport.co.jp/timetable-int/
(公式 特設ページ)提供無し
・宮崎★
(公式 一覧時刻表)https://www.miyazaki-airport.co.jp/flight/int_dep
(公式 特設ページ)提供無し
・鹿児島★
(公式 一覧時刻表)https://www.koj-ab.co.jp/flight/monthly/hkg_d.html
(公式 特設ページ)提供無し
・那覇▼
(公式 一覧時刻表)https://www.naha-airport.co.jp/flight/month/
(公式 特設ページ)提供無し
・下地島★ ※5/29〜再開
(公式 一覧時刻表)https://shimojishima.jp/international
(公式 特設ページ)提供無し

★:公式サイトで月間時刻表を掲出している非常に分かりやすい空港
▼:一覧は検索しかないやや分かりにくい空港
×:日々の検索しかない分かりにくい空港


5/1時点で定期的な双方向の運航が確認できた国際線旅客便
※一部日程で欠航予定の路線があります、一部臨時便も記載
※5/1現在新規に就航が確認できたものを加えています。(再欠航になったものは把握が著しく遅れている場合があります=航空会社も発表しないもので、、、)
<東アジア>
・東京国際-ソウル GMP(金浦):JAL週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):ANA週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):KAL週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):AAR週21
・関西国際-ソウル GMP(金浦):JJA週14
・関西国際-ソウル GMP(金浦):AAR週14
・関西国際-ソウル GMP(金浦):KAL週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):JJA週7 ※6/1〜週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):TWB週7
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):KAL週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):JNA週7 ※6/17〜週11
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・新千歳 -ソウル ICN(仁川)★:ABL週7
・青森  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・仙台  -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:TZP週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:AJX週5
・成田国際-ソウル ICN(仁川):KAL週28
・成田国際-ソウル ICN(仁川):AAR週28 ※7/1〜週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):JNA週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):TWB週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):JJA週32
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:ABL週14
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ASV週23
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:APZ週6
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ESR週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:EOK週7 ※5/30〜就航
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ETH週6
・東京国際-ソウル ICN(仁川):APJ週7
・東京国際-ソウル ICN(仁川):KAL週7
・東京国際-ソウル ICN(仁川):AAR週7
・新潟  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・小松  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・静岡  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・中部国際-ソウル ICN(仁川):KAL週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川):AAR週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川):JJA週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川)★:JNA週14
・関西国際-ソウル ICN(仁川):APJ週28
・関西国際-ソウル ICN(仁川):AAR週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):KAL週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):JJA週27
・関西国際-ソウル ICN(仁川):JNA週28
・関西国際-ソウル ICN(仁川):TWB週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川)★:ABL週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):ASV週14
・関西国際-ソウル ICN(仁川):ESR週14
・美保  -ソウル ICN(仁川):ASV週3
・岡山  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・広島  -ソウル ICN(仁川)★:JJA週13
・高松  -ソウル ICN(仁川):ASV週7
・松山  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・大分  -ソウル ICN(仁川)★:JJA週5
・福岡  -ソウル ICN(仁川):JNA週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):AAR週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):TWB週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川)★:ABL週14
・福岡  -ソウル ICN(仁川):JJA週31
・福岡  -ソウル ICN(仁川):KAL週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):ASV週14
・福岡  -ソウル ICN(仁川):ESR週7
・北九州 -ソウル ICN(仁川):JNA週7
・佐賀  -ソウル ICN(仁川)★:TWB週3
・熊本  -ソウル ICN(仁川)★:TWB週7
・宮崎  -ソウル ICN(仁川):AAR週3
・鹿児島 -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・那覇  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):KAL週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):JNA週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):TWB週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・下地島 -ソウル ICN(仁川)★:JNA週5 ※5/29〜就航
・成田国際-チョンジュ★:EOK週7
・関西国際-チョンジュ:TWB週7
・関西国際-チョンジュ★:EOK週14
・福岡  -チョンジュ★:TWB週7
・成田国際-テグ  :TWB週7
・関西国際-テグ  :TWB週7
・福岡  -テグ  :TWB週7
・新千歳 -プサン ★:ABL週7
・新千歳 -プサン :JNA週7
・成田国際-プサン :KAL週14
・成田国際-プサン :JJA週14
・成田国際-プサン :ABL週7
・成田国際-プサン ★:JNA週7
・中部国際-プサン :KAL週7
・関西国際-プサン :ABL週21
・関西国際-プサン :JJA週14
・関西国際-プサン :TWB週7
・関西国際-プサン ★:JNA週7
・松山  -プサン ★:ABL週3
・福岡  -プサン :ABL週30
・福岡  -プサン :JJA週14
・福岡  -プサン :KAL週14
・福岡  -プサン :JNA週7
・那覇  -プサン :JNA週7
・関西国際-チェジュ:TWB週7
・新千歳 -北京 PEK(首都):CCA週4 ※
・仙台  -北京 PEK(首都):CCA週2 ※大連経由便
・成田国際-北京 PEK(首都):CCA週7
・成田国際-北京 PEK(首都):CHH週4
・東京国際-北京 PEK(首都):JAL週14
・東京国際-北京 PEK(首都):ANA週7
・東京国際-北京 PEK(首都):CCA週14
・中部国際-北京 PEK(首都):CCA週4
・関西国際-北京 PEK(首都):ANA週3
・関西国際-北京 PEK(首都):CCA週7
・関西国際-北京 PEK(首都):CHH週4
・広島  -北京 PEK(首都):CCA週3 ※大連経由便
・福岡  -北京 PEK(首都):CCA週5 ※大連経由便
・那覇  -北京 PEK(首都):CCA週2
・東京国際-北京 PKX(大興)★:CSN週7
・東京国際-北京 PKX(大興)★:CES週7
・関西国際-北京 PKX(大興)★:CSN週4
・関西国際-北京 PKX(大興)★:DKH週7
・関西国際-北京 PKX(大興)★:CES週7
・成田国際-哈爾浜 :SJO週7
・成田国際-哈爾浜 :CSN週3
・新潟  -哈爾浜 :CSN週1
・関西国際-哈爾浜 :CSN週2
・成田国際-長春  :CSN週3
・成田国際-瀋陽  :CSN週7
・関西国際-瀋陽  :CQH週1
・関西国際-瀋陽  :CSN週3
・仙台  -大連  :CCA週2
・成田国際-大連  :ANA週7
・成田国際-大連  :CSN週7
・成田国際-大連  :CCA週4
・東京国際-大連  ★:JAL週7
・中部国際-大連  :CSN週2
・関西国際-大連  :CSN週3
・関西国際-大連  :CQH週4
・広島  -大連  :CCA週3
・福岡  -大連  :CCA週5
・福岡  -大連  ★:CQH週3
・新千歳 -天津  :GCR週2
・成田国際-天津  :SJO週7
・成田国際-天津  :CCA週4 ※大連経由
・東京国際-天津  :GCR週4
・中部国際-天津  :JAL週2
・中部国際-天津  ★:GCR週4 ※5/29〜就航
・関西国際-天津  :GCR週3
・成田国際-青島  :CES週2
・東京国際-青島  ★:ANA週7
・関西国際-青島  :CES週3
・関西国際-青島  :CDG週1
・関西国際-青島  ★:QDA週1 ※5/16〜就航
・成田国際-石家荘 ★:CQH週2
・関西国際-石家荘 ★:CBJ週2 ※合肥経由便
・関西国際-済南  :CDG週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):JAL週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):ANA週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):CES週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):CSH週7
・新千歳 -上海 PVG(浦東):CQH週3 ※6/22〜週7
・新千歳 -上海 PVG(浦東):CES週7
・仙台  -上海 PVG(浦東):CCA週2
・成田国際-上海 PVG(浦東):ANA週10
・成田国際-上海 PVG(浦東):JJP週4
・成田国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・成田国際-上海 PVG(浦東):CCA週28
・成田国際-上海 PVG(浦東):CES週28
・成田国際-上海 PVG(浦東):DKH週7
・成田国際-上海 PVG(浦東):CSN週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):JAL週14
・東京国際-上海 PVG(浦東):ANA週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):APJ週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):DKH週3
・東京国際-上海 PVG(浦東):CQH週4
・東京国際-上海 PVG(浦東):CES週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・新潟  -上海 PVG(浦東):CES週2
・富山  -上海 PVG(浦東):CSH週2
・小松  -上海 PVG(浦東):CES週2
・静岡  -上海 PVG(浦東):CES週2
・中部国際-上海 PVG(浦東):JAL週5
・中部国際-上海 PVG(浦東):CES週28
・中部国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・中部国際-上海 PVG(浦東):DKH週14
・中部国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・中部国際-上海 PVG(浦東):CCA週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):JAL週3
・関西国際-上海 PVG(浦東):APJ週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):ANA週8
・関西国際-上海 PVG(浦東):DKH週21
・関西国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CES週18
・関西国際-上海 PVG(浦東):CCA週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CSN週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・岡山  -上海 PVG(浦東):CES週5 ※5/8迄週3
・広島  -上海 PVG(浦東):CES週3
・高松  -上海 PVG(浦東):CQH週3
・福岡  -上海 PVG(浦東)★:CQH週7
・福岡  -上海 PVG(浦東):CES週21 ※
・福岡  -上海 PVG(浦東):CCA週7
・佐賀  -上海 PVG(浦東):CQH週3
・長崎  -上海 PVG(浦東):CES週2
・那覇  -上海 PVG(浦東):CES週14 ※※
・那覇  -上海 PVG(浦東)★:CQH週4
・関西国際-無錫  :CSZ週7
・新千歳 -杭州  :CHH週2
・成田国際-杭州  :ANA週3
・成田国際-杭州  :CCA週4
・関西国際-杭州  :CCA週7
・関西国際-杭州  :CDC週4
・関西国際-杭州  :CXA週7
・関西国際-杭州  :CBJ週2
・成田国際-寧波  :SJO週7
・関西国際-寧波  :CQH週3
・成田国際-南京  :CES週3
・中部国際-南京  ★:DKH週7
・関西国際-南京  :DKH週7
・関西国際-南京  :CSZ週7
・関西国際-合肥  ★:CBJ週2
・成田国際-福州  :CXA週5
・関西国際-福州  :CXA週4
・成田国際-厦門  :CXA週2
・関西国際-厦門  :CXA週7
・成田国際-広州  ★:CSN週7
・東京国際-広州  :JAL週7
・東京国際-広州  :ANA週7
・東京国際-広州  :CSN週14
・関西国際-広州  :CSN週6
・関西国際-広州  :JYH週3
・新千歳 -深圳  ★:CSZ週1 ※5/8迄週3、6/6〜週3
・成田国際-深圳  :CSZ週7
・東京国際-深圳  :ANA週7
・関西国際-深圳  :CSZ週7
・中部国際-深圳  ★:CSZ週7
・新千歳 -香港  :CPA週5
・新千歳 -香港  :CRK週3
・成田国際-香港  :JAL週5
・成田国際-香港  ★:ANA週3
・成田国際-香港  :CPA週35
・成田国際-香港  :HKE週31
・成田国際-香港  :CRK週21
・成田国際-香港  ★:HGB週14
・成田国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・東京国際-香港  :JAL週7
・東京国際-香港  :ANA週7
・東京国際-香港  :CPA週14
・東京国際-香港  :HKE週7
・中部国際-香港  :HKE週11 ※※※
・中部国際-香港  :CPA週7
・中部国際-香港  ★:CRK週7
・中部国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・関西国際-香港  :APJ週21
・関西国際-香港  :CPA週28
・関西国際-香港  :HKE週21
・関西国際-香港  :CRK週14
・関西国際-香港  ★:HGB週3
・関西国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・高松  -香港  :HKE週3
・福岡  -香港  :HKE週19 ※
・福岡  -香港  :CPA週10
・福岡  -香港  :CRK週7 ※
・熊本  -香港  ★:CRK週4
・鹿児島 -香港  :HKE週3
・鹿児島 -香港  :CRK週3
・那覇  -香港  :HKE週7
・那覇  -香港  :CRK週14
・成田国際-澳門  :AMU週7
・関西国際-澳門  :AMU週4
・関西国際-海口  ★:DKH週4 ※上海浦東経由
・成田国際-武漢  :CES週3
・成田国際-西安  :CES週1
・成田国際-西安  :CHH週3
・成田国際-成都 TFU(天府)★:CSC週3
・関西国際-成都 TFU(天府)★:CSC週3
・関西国際-重慶  ★:CXA週3
・成田国際-昆明  :CES週1
・東京国際-台北 TSA(松山):ANA週14
・東京国際-台北 TSA(松山):JAL週14
・東京国際-台北 TSA(松山):CAL週14
・東京国際-台北 TSA(松山):EVA週14
・新千歳 -台北 TPE(桃園):CAL週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園):TTW週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園):EVA週7
・函館  -台北 TPE(桃園):TTW週5
・函館  -台北 TPE(桃園)★:SJX週5
・花巻  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・仙台  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・仙台  -台北 TPE(桃園):TTW週3
・仙台  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・百里  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・成田国際-台北 TPE(桃園):JAL週14 ※6/1〜週7
・成田国際-台北 TPE(桃園):APJ週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):JJP週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):EVA週21
・成田国際-台北 TPE(桃園):CAL週24
・成田国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週21
・成田国際-台北 TPE(桃園):TTW週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):TGW週7
・成田国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・成田国際-台北 TPE(桃園)★:TLM週5
・東京国際-台北 TPE(桃園):APJ週7
・東京国際-台北 TPE(桃園):TTW週7
・新潟  -台北 TPE(桃園)★:TTW週2
・富山  -台北 TPE(桃園):CAL週2
・小松  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・小松  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:APJ週7
・中部国際-台北 TPE(桃園):CAL週14
・中部国際-台北 TPE(桃園):TTW週5
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:MXD週3
・中部国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・関西国際-台北 TPE(桃園):APJ週14
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:JAL週4
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:JJP週7
・関西国際-台北 TPE(桃園):EVA週21
・関西国際-台北 TPE(桃園):CAL週21
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週14
・関西国際-台北 TPE(桃園):TTW週12
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:MXD週4
・関西国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:TVJ週4
・岡山  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・広島  -台北 TPE(桃園):CAL週5
・高松  -台北 TPE(桃園):CAL週7
・松山  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・福岡  -台北 TPE(桃園):EVA週14
・福岡  -台北 TPE(桃園):CAL週19
・福岡  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・福岡  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・佐賀  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・熊本  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・熊本  -台北 TPE(桃園)★:CAL週5
・鹿児島 -台北 TPE(桃園):CAL週2 ※5/7〜再開
・那覇  -台北 TPE(桃園):APJ週21
・那覇  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・那覇  -台北 TPE(桃園):CAL週11
・那覇  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・那覇  -台北 TPE(桃園):EVA週14
・那覇  -台北 TPE(桃園)★:MXD週4
・成田国際-高雄  :EVA週7
・成田国際-高雄  :CAL週7
・成田国際-高雄  :TTW週9
・中部国際-高雄  :TTW週3
・中部国際-高雄  ★:MXD週3
・関西国際-高雄  :APJ週7
・関西国際-高雄  :TTW週2
・関西国際-高雄  :EVA週7
・関西国際-高雄  :CAL週7
・福岡  -高雄  :TTW週2
・福岡  -高雄  :EVA週7
・那覇  -高雄  :CAL週3
・那覇  -高雄  :TTW週7
・成田国際-ウランバートル:MGL週5
・成田国際-ウランバートル★:MNG週2
<東南アジア>
・成田国際-マニラ :ANA週7
・成田国際-マニラ :JAL週7
・成田国際-マニラ :JJP週7
・成田国際-マニラ ★:TZP週7
・成田国際-マニラ :PAL週14
・成田国際-マニラ :CEB週14
・成田国際-マニラ ★:EZD週7
・東京国際-マニラ :ANA週7
・東京国際-マニラ :PAL週7
・東京国際-マニラ :JAL週7
・中部国際-マニラ :JJP週7
・中部国際-マニラ :PAL週7
・中部国際-マニラ :CEB週7
・関西国際-マニラ :PAL週14
・関西国際-マニラ :CEB週7
・関西国際-マニラ :EZD週7
・関西国際-マニラ :JSA週7
・福岡  -マニラ :PAL週7
・福岡  -マニラ :CEB週7
・成田国際-クラーク:CEB週7
・成田国際-セブ  :PAL週7
・成田国際-セブ  :CEB週7
・成田国際-ハノイ :ANA週7
・成田国際-ハノイ :JAL週7
・成田国際-ハノイ :HVN週7
・成田国際-ハノイ :VJC週14
・東京国際-ハノイ :HVN週7
・中部国際-ハノイ :HVN週7
・中部国際-ハノイ ★:VJC週4
・関西国際-ハノイ :HVN週7
・関西国際-ハノイ :VJC週14
・広島  -ハノイ ★:VJC週2 ※5/12〜就航
・福岡  -ハノイ :HVN週4
・福岡  -ハノイ :VJC週3
・成田国際-ダナン :HVN週7
・成田国際-ホーチミン:ANA週7
・成田国際-ホーチミン:JAL週7
・成田国際-ホーチミン:HVN週12
・成田国際-ホーチミン:VJC週7
・東京国際-ホーチミン:JAL週7
・東京国際-ホーチミン:ANA週7
・東京国際-ホーチミン★:VJC週7
・中部国際-ホーチミン:HVN週5
・関西国際-ホーチミン:HVN週7
・関西国際-ホーチミン:VJC週7
・福岡  -ホーチミン:HVN週2
・新千歳 -バンコク BKK(スワンナプーム):THA週3
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TZP週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):ANA週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:AJX週6
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週21
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TAX週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):ANA週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週14
・中部国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:APJ週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週14
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TAX週11
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TVJ週4 ※台北桃園経由便
・福岡  -バンコク BKK(スワンナプーム)★:TVJ週7
・福岡  -バンコク BKK(スワンナプーム):THA週7
・成田国際-バンコク DMK(ドンムアン)★:TLM週5 ※台北桃園経由便
・福岡  -バンコク DMK(ドンムアン)★:AIQ週7 ※6/1〜週5
・那覇  -バンコク DMK(ドンムアン)★:AIQ週4
・関西国際-チェンマイ★:TVJ週3
・新千歳 -クアラルンプール★:XAX5日に1往復程度
・成田国際-クアラルンプール:ANA週7
・成田国際-クアラルンプール:JAL週7
・成田国際-クアラルンプール:MAS週12
・成田国際-クアラルンプール★:MXD週7
・東京国際-クアラルンプール:ANA週5
・東京国際-クアラルンプール:XAX週3
・中部国際-クアラルンプール★:MXD週3 ※台北桃園経由便
・中部国際-クアラルンプール★:MXD週3 ※高雄経由便
・関西国際-クアラルンプール:MAS週7
・関西国際-クアラルンプール:XAX週4
・関西国際-クアラルンプール★:MXD週4 ※台北桃園経由便
・那覇  -クアラルンプール★:MXD週4 ※台北桃園経由便
・成田国際-コタキナバル:MAS週2
・新千歳 -シンガポール:TGW週4 ※台北桃園経由便
・成田国際-シンガポール:JAL週7
・成田国際-シンガポール★:TZP週7
・成田国際-シンガポール:ANA週7
・成田国際-シンガポール★:AJX週5
・成田国際-シンガポール:SIA週14
・成田国際-シンガポール:TGW週7
・成田国際-シンガポール:TGW週7 ※台北桃園経由便
・東京国際-シンガポール:ANA週14
・東京国際-シンガポール:JAL週14
・東京国際-シンガポール:SIA週21
・中部国際-シンガポール:SIA週7
・関西国際-シンガポール:SIA週21
・関西国際-シンガポール:TGW週7
・関西国際-シンガポール:JSA週7 ※マニラ経由便
・福岡  -シンガポール:SIA週7
・那覇  -シンガポール:JSA週3
・成田国際-バンダルスリブガワン:RBA週4
・成田国際-ジャカルタ:JAL週11
・成田国際-ジャカルタ★:ANA週7
・東京国際-ジャカルタ:ANA週12
・東京国際-ジャカルタ:GIA週7
・成田国際-デンパサール:GIA週6
・成田国際-デンパサール★:GIA週1 ※マナド経由
・成田国際-マナド ★:GIA週1
<南アジア・中央アジア・西アジア>
・成田国際-ダッカ ★:BBC週3
・成田国際-カトマンズ:RNA週3
・成田国際-デリー :AIC週4
・東京国際-デリー :ANA週7
・東京国際-デリー :JAL週7
・成田国際-ムンバイ:ANA週3
・成田国際-ベンガルール★:JAL週3
・成田国際-コロンボ:ALK週5
・成田国際-ドバイ :UAE週7
・東京国際-ドバイ :UAE週7
・関西国際-ドバイ :UAE週7
・成田国際-アブダビ:ETD週7
・関西国際-アブダビ★:ETD週5
・成田国際-ドーハ :QTR週7
・東京国際-ドーハ ★:JAL週7
・関西国際-ドーハ ★:QTR週7
・成田国際-テルアビブ★:ELY週3
・成田国際-イスタンブール:THY週7
・東京国際-イスタンブール★:THY週7
・関西国際-イスタンブール★:THY週7
・成田国際-タシケント:UZB週1
<ヨーロッパ>
・成田国際-ヘルシンキ:FIN週6
・東京国際-ヘルシンキ★:JAL週5
・東京国際-ヘルシンキ:FIN週7
・中部国際-ヘルシンキ:FIN週2 ※5/31〜再開
・関西国際-ヘルシンキ:FIN週5
・東京国際-コペンハーゲン:SAS週3
・成田国際-ワルシャワ:LOT週4
・成田国際-ウィーン★:AUA週3
・成田国際-フランクフルト:JAL週7
・東京国際-フランクフルト:ANA週14
・東京国際-フランクフルト:DLH週7
・東京国際-ミュンヘン:ANA週4
・東京国際-ミュンヘン:DLH週5
・関西国際-ミュンヘン:DLH週7
・成田国際-チューリヒ:SWR週5
・東京国際-ローマ ★:ITY週5
・成田国際-アムステルダム:KLM週7
・関西国際-アムステルダム:KLM週3
・成田国際-ブリュッセル:ANA週2
・成田国際-パリ  :AFR週3
・東京国際-パリ  :JAL週7
・東京国際-パリ  :ANA週3
・東京国際-パリ  :AFR週14
・関西国際-パリ  :AFR週5
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):JAL週14
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):ANA週7
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):BAW週11
<アフリカ>
・成田国際-カイロ :MSR週2
・成田国際-アディスアベバ:ETH週6 ※ソウル仁川経由
<北米・中南米>
・成田国際-バンクーバー:JAL週7
・成田国際-バンクーバー★:TZP週3
・成田国際-バンクーバー:ACA週7
・東京国際-バンクーバー:ANA週7
・関西国際-バンクーバー★:ACA週6 ※5/2〜就航
・成田国際-カルガリー★:WJA週3
・成田国際-トロント:ACA週3
・東京国際-トロント:ACA週7
・成田国際-モントリオール:ACA週4
・東京国際-ワシントンD.C.:ANA週7
・東京国際-ワシントンD.C.:UAL週7
・成田国際-ボストン:JAL週7
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ):JAL週14
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ):ANA週14
・成田国際-ニューアーク:UAL週7
・東京国際-ニューアーク★:UAL週7
・東京国際-デトロイト:DAL週7
・成田国際-シカゴ :ANA週7
・東京国際-シカゴ :JAL週7
・東京国際-シカゴ :ANA週7
・東京国際-シカゴ :UAL週7
・東京国際-ミネアポリス★:DAL週7
・東京国際-アトランタ:DAL週7
・成田国際-ヒューストン:UAL週7
・東京国際-ヒューストン:ANA週7
・成田国際-ダラス :AAL週7
・東京国際-ダラス :JAL週7
・成田国際-デンバー:UAL週7
・成田国際-シアトル:JAL週7
・東京国際-シアトル:ANA週7
・東京国際-シアトル:DAL週7
・成田国際-サンフランシスコ★:JAL週7
・成田国際-サンフランシスコ★:ANA週7
・成田国際-サンフランシスコ★:TZP週6
・成田国際-サンフランシスコ:UAL週7
・東京国際-サンフランシスコ★:ANA週7
・東京国際-サンフランシスコ:JAL週7
・東京国際-サンフランシスコ:UAL週7
・関西国際-サンフランシスコ:UAL週7
・成田国際-サンノゼ★:TZP週5
・成田国際-ロサンゼルス:ANA週7
・成田国際-ロサンゼルス:JAL週7
・成田国際-ロサンゼルス★:TZP週7
・成田国際-ロサンゼルス:UAL週7
・成田国際-ロサンゼルス:SIA週7
・東京国際-ロサンゼルス:JAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:ANA週14
・東京国際-ロサンゼルス:AAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:DAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:UAL週7
・関西国際-ロサンゼルス:JAL週4
・成田国際-サンディエゴ:JAL週4
・成田国際-ホノルル:TZP週3
・成田国際-ホノルル:JAL週7
・成田国際-ホノルル:ANA週14
・成田国際-ホノルル:HAL週6
・東京国際-ホノルル:ANA週7
・東京国際-ホノルル:JAL週14
・東京国際-ホノルル:HAL週12
・東京国際-ホノルル★:DAL週7
・中部国際-ホノルル:JAL週4
・関西国際-ホノルル:JAL週5
・関西国際-ホノルル:HAL週7
・福岡  -ホノルル:HAL週3
・成田国際-グアム :JAL週3
・成田国際-グアム :UAL週25
・東京国際-グアム ★:UAL週7 ※5/1〜就航
・中部国際-グアム :UAL週7 ※5/6迄週11
・関西国際-グアム :UAL週10
・福岡  -グアム :UAL週7
・成田国際-サイパン★:UAL週3
・成田国際-メキシコシティ:ANA週7
・成田国際-メキシコシティ:AMX週7
<オセアニア・太平洋>
・東京国際-シドニー:ANA週14
・東京国際-シドニー:JAL週7
・東京国際-シドニー:QFA週14
・関西国際-シドニー★:JST週3
・成田国際-ケアンズ:JST週7
・東京国際-ケアンズ★:VOZ週7
・関西国際-ケアンズ:JST週4
・成田国際-ブリスベン★:JST週7
・成田国際-ブリスベン★:QFA週7
・関西国際-ブリスベン★:JST週4
・成田国際-メルボルン:JAL週3
・成田国際-メルボルン★:QFA週7
・成田国際-オークランド:ANZ週10
・成田国際-ナンディ:FJI週2
・成田国際-ヌメア :ACI週3

■5/1時点で片方向の運航が確認できた国際線旅客便
※一部日程で欠航予定の路線があります、一部臨時便も記載
※5/1現在新規に就航が確認できたものを加えています。(再欠航になったものは把握が著しく遅れている場合があります=航空会社も発表しないもので、、、)
日本発→現地着のみ(現地発→日本着は欠航)
該当無し

現地発→日本着のみ(日本発→現地着は欠航)
該当無し


========================
■近日中に国際線定期便が再開になる予定の空港は新規就航)
・旭 川: ※6/1〜国際線定期便再開予定

■近日中に再開になる予定の路線は新規路線)
・旭川  -台北 TPE(桃園)★:TTW週2 ※6/1〜就航予定
・関西国際-トロント★:ACA週3 ※6/18〜就航予定
・新千歳 -上海 PVG(浦東)★:DKH週1 ※6/22〜就航予定
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ)★:AAL週7 ※6/29〜就航予定
・中部国際-台中  ★:TTW週2 ※7/1〜就航予定

■国際線定期便の全便欠航が継続中の空港 残り2空港
旭 川:全便再運休
新石垣:全便欠航※
*国際線対応空港ではなく、コロナ禍直前〜初期(2020年1月〜3月)に国際線定期便が飛んでいたかどうかを基準としています。(例:国際線対応空港でも釧路や大分などは上記期間に国際線定期便が飛んでいませんでしたので表示対象外)

■近日中に国際線定期便が全便欠航になる予定の空港
-

■近日中に欠航になる予定の路線
-

<日本>
ANA/AJX https://www.ana.co.jp/ja/jp/
JAL https://www.jal.co.jp/jp/ja/
APJ https://www.flypeach.com/
JJP/JST/JSA https://www.jetstar.com/jp/ja/
SFJ https://www.starflyer.jp/
SJO https://jp.ch.com/
SKY https://www.skymark.co.jp/ja/
TZP https://www.zipair.net/
<東アジア>
AAR https://flyasiana.com/C/JP/JA/index
ASV https://flyairseoul.com/CW/ja/main.do
ESR https://www.eastarjet.com/newstar/PGWHC00001
JJA https://www.jejuair.net/jejuair/jp/main.do
JNA https://www.jinair.com/booking/index
KAL https://www.koreanair.com/
TWB https://www.twayair.com/app/main
CCA https://www.airchina.jp/JP/JP/
CDC https://www.loongair.cn/
CDG http://www.sda.cn/
CES/CSH https://jp.ceair.com/
CHB http://www.westair.cn/portal/
CHH https://www.hainanairlines.com/JP/JP/Home
CQH https://www.ch.com/
CSC http://global.sichuanair.com/JP-JP
CSN https://global.csair.com/JP/JP/
CSZ http://www.shenzhenair.com/
CXA https://www.xiamenair.com/ja-jp/
DER http://www.jdair.net/
DKH http://www.juneyaoair.com/
GCR https://www.tianjin-air.com/
LKE http://www.luckyair.net/
OKA https://www.okair.net/
CPA/HDA https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html
CRK https://www.hongkongairlines.com/ja_JP/homepage
HKE https://www.hkexpress.com/ja/
AMU https://airmacau.jp/
CAL/MDA https://www.china-airlines.com/jp/jp
EVA https://www.evaair.com/ja-jp/
TTW https://web.tigerairtw.com/jp/
SJX https://www.starlux-airlines.com/ja-JP
MGL http://www.miat.com/index.php?lang=jp
MNG https://www.aeromongolia.mn/en/
<東南アジア>
CEB https://www.cebupacificair.com/ja-jp
PAL https://www.philippineairlines.com/ja-jp/jp/home
BAV https://www.bambooairways.com/global-en/
HVN https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home
VJC https://www.vietjetair.com/Sites/Web/ja-JP/Home
PIC https://www.pacificairlines.com/vn/vi/
THA https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page
TLM https://www.lionairthai.com/jp/
RBA https://www.flyroyalbrunei.com/japan/ja/
MAS https://www.malaysiaairlines.com/
MXD https://www.malindoair.com/
EZD/TAX/XAX https://www.airasia.com/ja/jp
GIA https://www.garuda-indonesia.com/jp/ja/index
SIA/SLK https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/home
TGW https://www.flyscoot.com/jp/
<南アジア・中央アジア・西アジア>
RNA https://nepalairlines.com.np/home/
AIC http://www.airindia.in/→在インド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.in.emb-japan.go.jp/
VTI https://www.airvistara.com/in/en→在インド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.in.emb-japan.go.jp/
ALK https://www.srilankan.com/en_uk/
QTR https://www.qatarairways.com/ja-jp/homepage.html→在カタール日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.qa.emb-japan.go.jp/
UAE https://www.emirates.com/jp/japanese/
ETD https://www.etihad.com/ja-jp/
THY https://www.turkishairlines.com/ja-jp/
UZB https://www.uzairways.com/en→在ウズベキスタン日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.uz.emb-japan.go.jp/
VSV http://www.scat.kz/en/
AFL https://www.aeroflot.ru/jp-en/
SBI https://www.s7.ru/en/
SHU https://www.flyaurora.ru/jp/→在ユジノサハリンスク日本国総領事館公式サイトで情報有(https://www.sakhalin.ru.emb-japan.go.jp/
<ヨーロッパ>
FIN https://www.finnair.com/jp-ja
SAS https://www.flysas.com/jp-ja/→在デンマーク日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.dk.emb-japan.go.jp/
LOT https://www.lot.com/jp/ja→在ポーランド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.pl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
DLH https://www.lufthansa.com/→在ドイツ日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.de.emb-japan.go.jp/
AUA https://www.austrian.com/?sc_lang=ja&cc=JP
SWR https://www.swiss.com/jp/JA
KLM https://www.klm.com/home/jp/ja
AFR https://www.airfrance.co.jp/JP/ja/
BAW https://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp/→在英国日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ITY https://www.itaspa.com/content/itaspa/itaspa-pl/en/homepage.html
IBE https://www.iberia.com/jp/→在スペイン日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
<アフリカ>
MSR https://www.egyptair.com/en/Pages/HomePage.aspx→在エジプト日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.eg.emb-japan.go.jp/)臨時便情報豊富
ETH https://www.ethiopianairlines.com/jp/ja
<北米・中南米> 
ACA https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home.html#/
AAL https://www.americanairlines.jp/intl/jp/index.jsp?locale=ja_JP
DAL https://ja.delta.com/jp/ja
HAL https://www.hawaiianairlines.co.jp/
UAL https://hub.united.com/c/japan
AMX https://aeromexico.jp/
<オセアニア・太平洋>
QFA https://www.qantas.com/jp/ja.html→在オーストラリア日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
VOZ https://www.virginaustralia.com/jp/en/→在オーストラリア日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ANZ https://www.airnewzealand.jp/
ACI https://jp.aircalin.com/jp/
ANG http://www.airniugini.jp/
FJI https://www.fijiairways.com/ja-jp/→在フィジー日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
THT https://www.airtahitinui.com/jp-ja

再度全路線欠航になった空港
-

再欠航・運休路線
05/22
・新千歳 -上海 PVG(浦東):DKH週※ ※※特定日のみの運航、5/22から運休

05/08
・成田国際-パペーテ:THT週2 ※5/8〜運休


**/**(**/**現在欠航確認)

再開延期
該当無し
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする

能登_24時間開館を終了

■能登空港(のと里山空港) 24時間開館を終了

能登空港ターミナルビルは今日5月31日夜から、能登空港(のと里山空港)旅客ターミナルビルの24時間開館を終了します。

変更になるのは、能登空港の旅客ターミナルビルの開館時間。5月31日夜から、7時45分〜19時30分開館に変更するとしています。
能登空港は道の駅併設のため、従前から24時間利用できる駐車場や第2駐車場のお手洗は、引き続き24時間利用が可能です。

能登空港の旅客ターミナルビルは、令和6年能登半島地震に伴い、1月2日から24時間開館していました。

のと里山空港 開館時間変更のお知らせ(のと里山空港利用促進協議会公式サイト)
https://www.noto-airport.jp/info/info_996.html
ラベル:能登空港 地震
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 能登空港(のと里山空港) | 更新情報をチェックする

2024年05月29日

祝!国際定期便再開_下地島


 祝!!国際線定期便再開  
    下地島空港     

5月29日、下地島空港発着の国際線定期便が再開されました。

ジンエアーの下地島-ソウル(仁川)線が週5往復で新規就航しました。
下地島発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年2月7日に長期欠航となって以来、実に4年3か月ぶりの運航になります。
これで、国際線定期便の発着する空港は30空港※になりました。そして、長期欠航が続く空港が、ついに残り1空港になりました。
※旭川空港が6月1日まで一時的に運休中

COVID-19パンデミックに伴う国際線定期便運航再開状況
29空港再開、1空港新規就航長期欠航継続は残り1空港
旭 川:2023年05月09日再開済、2024年03月31日全便運休、2024年6月1日再就航予定
新千歳:2022年07月17日再開済
函 館:2023年05月12日再開済
青 森:2024年01月20日再開済
花 巻:2023年05月10日再開済
仙 台:2023年01月18日再開済
百 里:2023年03月26日再開済
成田国際:運航継続
東京国際:運航継続
新 潟:2023年01月17日再開済、2023年03月25日全便再欠航、2023年05月12日再再開済
富 山:2023年08月08日再開済
小 松:2023年04月01日再開済
静 岡:2023年03月26日再開済
中部国際:2020年06月17日再開済
関西国際:運航継続
美 保:2023年10月25日再開済
岡 山:2023年03月26日再開済
広 島:2023年01月04日再開済
高 松:2022年11月23日再開済
松 山:2023年03月26日再開済
福 岡:2020年04月29日再開済
北九州:2023年05月08日再開済
佐 賀:2023年04月02日再開済
長 崎:2023年10月30日再開済
熊 本:2023年01月05日再開済
宮 崎:2023年09月27日再開済
鹿児島:2023年06月05日再開済
那 覇:2022年08月02日再開、2022年08月16日全便再欠航、2022年10月16日再再開済
下地島:2024年05月29日再開!←今回!
新石垣:全便欠航※


国際線定期便新規就航空港
大 分:2023年06月22日新規就航

※は、定期便長期欠航中も、2020年4月以降に出入国が記録されている空港(チャーター便が飛んだものとみられます。ほかに三沢、岩国なども確認。)


(関連記事)下地島空港 5月29日から国際線定期便再開へ 4年3か月ぶり 残りは1空港に!(2024年3月12日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/502642741.html
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2024年05月27日

中標津_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/中標津空港(根室中標津空港)
日本空港情報館
中標津空港(根室中標津空港)

SHBtop.jpg
中標津空港(根室中標津空港)

■飛行場の概要
北海道標津郡中標津町にある地方管理空港(旧・第3種空港)です。昭和19年に旧海軍飛行場として新設され、昭和40年に第3種空港としてスタートしました。愛称は北海道最東端の根室をつけた「根室中標津空港」で、旅客ビル管理会社もこの愛称を使用しています。
根釧台地に位置し、世界自然遺産知床に一番近い空港です。北方四島を除けば、民間機の飛ぶ空港として、日本最東端に位置します。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、JAL(北海道エアシステム)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:北海道
■滑走路延長:2000m
■空港コード:SHB/RJCN
■旅客ビル管理者:根室中標津空港ビル


■施設の見どころ:◎◎◎== 小規模/林野庁のモデル木造建築で国内初の木造ターミナル。ターミナル正面に旧滑走路が残るゆめの森公園あり。
■見学者への対応:◎◎◎== パンフ 有(B4版四つ折り)/空港案内所 有/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有/公式ブログは日本の空港で最も更新が頻繁だと思います(毎日更新)。
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/中標津産の牛乳なども取扱あり。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有(航空便に合わせた運行)


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和元年6月現在のものです。
nakashibetsutop.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成22年5月撮影)
平成2年、新滑走路供用開始に合わせて完成した新しいターミナルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店・飲食店と搭乗口、搭乗待合室があります。
林野庁のモデル木造建築として建設された国内初の木造空港ターミナルで、多くの箇所で木製品を使用しています。1階から大きな吹抜があり、天窓による自然採光している明るいターミナルです。サインは、出っ張った看板類はほとんどなく、壁面に書かれたサインがメインです。天井から吊り下がっている大きな幕に矢印を書き、出発口を案内しています。
平成20年に、既存建物から横に延長する形で増築され、国際線チャーター便にも対応するようになりました。増築部分は鉄筋コンクリート造りで、やや木造的な部分に変化が生じています。
パンフレットでは、「世界自然遺産「知床」への玄関口」と宣伝しており、知床観光の出発空港として利用されているようです。平成25年10月に公式キャラクター「シマフクジェット」が誕生しています。
SHB002.jpgターミナル前面
(写真は令和元年6月撮影)
木を使った大きな三角屋根が特徴です。正面出入口は左右の計2か所です。
航空会社名を示すようなサインなどは設置されていません。

バスのりばは1か所です。(中標津BTまで約10分、根室市役所まで約120分)
運航されている路線バスは、令和5年10月から、航空便到着遅延時にバス出発を待たせる措置はなくなりましたので、要注意です。
(丘珠↔中標津エアポートライナーは航空便到着遅延に対応)

■のりば
中標津経由根室方面 有磯営業所行(根室市役所前経由=根室交通)

※令和05年12月01日:丘珠↔中標津エアポートライナー 有磯営業所行 新設(2/11までの期間限定)
※令和05年10月01日:有磯営業所行 航空便到着遅延時対応変更
※平成30年08月16日:川湯温泉行 運休
※平成30年08月01日:川湯温泉・中標津空港号 川湯温泉行(阿寒バス) 新設
SHB003.jpgチェックインロビー・カウンタ
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側に設置されています。
ANAグループ(ANA・AKX)のカウンタがあり、そのわき中央側に2階中央に上がる階段があります。

※令和05年10月29日:JAL(HAC)就航(カウンタ位置調査中)
SHB005.jpg出発ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
出発ロビーは2階にあります。
小さなスペースで、両脇に4店舗がひしめく狭い空間でしたが、増築に合わせて拡張を行い、スペースが広がっています。
SHB006.jpg出発口・搭乗待合室
(写真は令和元年6月撮影)
出発口は、2階出発ロビーに設置されています。
ロビーに出っ張る形で手荷物検査場があり、すぐに搭乗待合室となります。待合室はイスももちろん木製です。搭乗改札は1か所で、搭乗橋1か所と地上1か所の搭乗口があります。
案内掲示は液晶モニタです。
SHB009.jpg手荷物受取所・到着出口
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。手荷物受取所内のターンテーブル、出口とも1か所です。増築前は中央部にありましたが、現在は有料会議室になっています。
案内掲示は出発口と同じ液晶モニタです。
SHB010.jpg到着ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
到着ロビーは1階ランド側から見て右側、増築された区画にあります。
到着ロビーにはレンタカーカウンタと案内所があります。案内所には、道東3空港のパネル展示などがあり、空港記念グッズ(バードピンズ・写真集)やカップ飲料も販売されています。
SHB011.jpg売店
(写真は令和元年6月撮影)
売店区画は2階ランド側から見て右側、増築された区画にあります。増築前は3店舗がありましたが、増築で広がったにもかかわらずANAFESTAが撤退し、2店舗(タニー、グリーンショップ)のみになっています。
小さな2店舗ですが、標津地域名産の食品や雑貨を数多く取り扱っており、空港限定ラベルの清酒(北の純米酒金滴)や限定キーホルダーなども販売されています。
SHB012.jpg飲食店
(写真は令和元年6月撮影)
・2階:1店舗(PEABERRY)

※平成29年04月11日:PEABERRY 開店
SHB015.jpg展望デッキ
(写真は令和元年6月撮影)
3階増築部エプロン側に屋上があります。入場無料。
それほど広いデッキではなく、屋根はありません。背の高い柵がありますが、目の高さが幅広く空いており撮影環境は比較的良好です。ターミナルビルは滑走路の南側にあり、終日順光です。
nakashibetsu12.jpg展望デッキからのながめ
(写真は平成22年5月撮影)
正面には知床方面の山々がきれいに見え、、、、るはずなのですが、訪問時は曇天のため、ご覧のような状況でした。ひがし北海道は夏場に霧が出ることも多いです。毎年5月には遠音別岳に残雪で見返りきつねが見えるそうです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に位置しており、離陸の瞬間は斜め気味になることが多いようです。
SHB017.jpg1階中央ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
1階チェックインロビーと到着ロビーの間は中央ロビー空間になっています。
ひがし北海道の代表的産業で「牛乳で乾杯する町」ならではの乳牛や飛行機のオブジェや壁画作品などが展示されています。
SHB018.jpg展望デッキ手前待合スペース(ミニシアター)
(写真は令和元年6月撮影)
3階展望デッキ手前に小さな待合スペースがあります。
プロジェクターとスクリーンが設置されており、ミニシアターとなっています。
SHB021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和元年6月撮影)
空港前には無料駐車場が設置されています。
中標津町には国鉄時代に鉄道が走っていて、空港から近い位置に鉄道駅があったようですが、現在は廃線となり、車でのアクセスが主となります。 レンタカー各社は空港入口付近にまとまっています。
nakashibetsu09.jpgモニュメント
(写真は平成22年5月撮影)
最も目立つ展示物は、ターミナル外部正面にある「北緯43.5度の北風小僧」(堀木淳平氏作)と、1階中央にある乳牛のオブジェ、陶板壁画「わたしのふるさと」(原画小出真妃氏、製作藤田直平氏)でしょうか。
乳牛は季節ごとに衣替えをしているようです。
ターミナル横に尾崎豊(元中標津町長)の胸像があるほか、チェックインロビーには牛のぬいぐるみを使った農場を模した小さな展示、館内各所に太田達也氏の動物写真が多数掲げられています。
木造推しのターミナルだけに、モニュメントではないですが、館内には木製のものが多数あります。到着ロビーに掲げられている知床ノサップ観光マップは木製で味があるほか、2階にあるご意見箱は木を模した木製です。

※平成21年08月01日:太田達也氏写真集 展示開始

nakashibetsu10.jpg
▲ゆめの森公園 モニュメント
SHB032.jpg
▲ゆめの森公園 旧滑走路
周辺見どころ施設(ゆめの森公園)
(写真は平成22年5月・令和元年6月撮影)
空港ターミナル目の前に道立ゆめの森公園があります。
空港前のエリアは翼とふれあいゾーンとなっており、平成2年まで使用されていた旧滑走路がイベント広場として整備されています。入口前にあるサービスステーションは空港管制塔を模した管理事務所(写真右側)で、そばには飛行機を模った置き物があるなど、旧空港を利用した公園であることが実感できます。秋はコスモスなど、季節によって様々な花がきれいなようです。
翼とふれあいゾーン専用の駐車場があります。
SHB031.jpg周辺見どころ施設(北根室ランチウェイ)
(写真は令和元年6月撮影)
中標津空港は北根室ランチウェイの一部になっています。
北根室ランチウェイは全長71.4キロのロングトレイルコースで、中標津町交通センターから開陽台までの第1ステージ14.7キロ部分に組み込まれています。
1階案内所に詳細の展示(写真)があるほか、ゆめの森公園翼とふれあいゾーンに経路を示す標識が立っています。

SHB019-1.jpgかつてあった見どころ(モニュメント 北方領土)
(写真は平成22年5月撮影)
愛称に根室の文字が入り、北方領土行きのチャーター便が出るときはこの空港発となるだけあって、駐車場わきには北方四島をあらわしたモニュメントが設置されていました。
令和元年6月現在は撤去されており、代わりにベンチが置かれていました。
nakashibetsu13-2.jpgかつてあった見どころ(飲食店 福住)
(写真は平成22年5月撮影)
飲食店区画は2階ランド側から見て右側、増築された区画に1店舗(福住)がありました。平成29年に新しい飲食店が開業するまで約二年間、館内に飲食店はなくなりました。

※平成27年**月**日:福住 閉店

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
札幌(札幌丘珠)JAL*2
新千歳ANA*1
東京国際(羽田)ANA
*1:AKXによる運航便あり
*2:HACによる運航便


■路線変遷(平成21年4月1日以降)
※令和05年10月29日:JAL*2札幌 就航
※平成22年07月01日:ANA*1札幌 運休(05/30最終運航)、ANA*1新千歳 就航

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う一時的な長期欠航)
・ANA東京国際
 R2年 04/09-07/31・09/01-12/24
 R3年 01/06-04/28・05/10-08/05・08/17-08/23

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年5月に公開を終了しました。(H22.7.1 ANA稚内・函館・仙台・東京国際・中部国際 新設、H23.6.1 ANA美保・岡山・松山 新設、H25.1.7 ANA広島 新設、H25.3.31 ANA秋田・福島 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■中標津空港(根室中標津空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
根室中標津空港旅客ビルの公式サイト△(根室中標津空港ビル株式会社)
中標津空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)
道立ゆめの森公園の公式サイト△(道立ゆめの森公園管理事務所)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※中標津空港(根室中標津空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.06.07
前調査日 2019.06.22

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成田_5月バス便時刻変更

■成田国際空港(成田空港) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/27
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 成田空港(第3→第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発15・空港行0→15・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行1→0・1)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行1→0・1)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシーR←東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設

05月27日:
舞浜方面:東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停が新設されます。
空港発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。
空港行は東京ディズニーランドRホテル発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート発は東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートとシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。

新規停留所の開設・ダイヤ改正について(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/uploads/info/2024/04/7f6ffaa6bb0b408017b62254211691b5.pdf
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羽田_5月バス便時刻変更

■東京国際空港(羽田空港) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/27
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第3→第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発5・空港行0→6・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発31・空港行0→32・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行8→0・6)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行4→0・4)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行3→0・4)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設

<天空橋駅バス停>
◎京浜急行バス 森21系統 天空橋駅←大森駅(空港発0・空港行0→0・1)
◎京浜急行バス 川77系統 天空橋駅←川崎駅(空港発0・空港行0→0・2)
×京浜急行バス 蒲43系統 羽田車庫-天空橋駅-萩中‐蒲田駅(空港発平1土休2・空港行1→平1土休2・0)
×京浜急行バス 森21系統 羽田車庫-天空橋駅-大森駅(空港発4・空港行1→4・0)
×京浜急行バス 川77系統 羽田車庫-天空橋駅-川崎駅(空港発4・空港行2→4・0)

05月27日:
舞浜方面:東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停が新設されます。
空港発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。
空港行はグランドニッコー東京ベイ舞浜と東京ディズニーシー・ホテルミラコスタRの間に新設されます。

羽田空港島内にある天空橋駅発着系統の一部が変更されます。(空港の旅客ターミナルを通る系統は路線廃止・新設ありません)
蒲田方面:蒲43系統蒲田駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。
大森方面:森21系統大森駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。森21系統大森駅発天空橋行が新設されます。
川崎方面:川77系統川崎駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。川77系統川崎駅発天空橋行が新設されます。

川崎駅・蒲田駅・大森駅発着路線のダイヤ変更について(京浜急行バス公式サイト)
https://www.keikyu-bus.co.jp/topics/2024/0520_3194.html
新規停留所の開設・ダイヤ改正について(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/uploads/info/2024/04/7f6ffaa6bb0b408017b62254211691b5.pdf
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2024年05月25日

大島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/大島空港(東京大島かめりあ空港)
日本空港情報館
大島空港(東京大島かめりあ空港)

OIMTOP.jpg
大島空港(東京大島かめりあ空港)

■飛行場の概要
東京都大島町にある地方管理空港(旧第3種空港)。伊豆諸島最大の伊豆大島にある離島空港です。
航空施設としては、昭和19年に造られた旧陸軍飛行場がはじまり。戦後、飛行場跡地を整備し、昭和30年に村営飛行場として開場しました。昭和34年に都営化、昭和39年に滑走路1,200メートルで供用開始されています。平成14年にはジェット化のため滑走路を1,800メートル化し、空港区域を移転・拡張しています。伊豆諸島を結ぶヘリコプター輸送の北側の拠点にもなっています。
令和3年7月に公募により愛称が「東京大島かめりあ空港」になりました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、新中央航空により1路線、東邦航空によりヘリコプター定期便2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:東京都
■滑走路延長:1800m
■空港コード:OIM/RJTO
■旅客ビル管理者:東京都


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/ガラス面を多用したターミナルです。旧滑走路が現滑走路脇に残っています。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/土産の種類はあまり多くありません。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/バスは航空便に合わせた運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年2月現在のものです。
■SKY VIEW
昭和61年の噴火でできた三原山山腹噴火口(割れ目火口=1986年C火口列)付近から撮影。空港南東側から北西を見た様子です。

OIMSKYVIEW00.jpg OIMSKYVIEW00b.jpg
(写真は平成31年2月撮影)
大島の北西部一帯が見えています(写真中央が噴火口跡、左側にある街が元町地区、右側に写るのが空港)。空港は、伊豆大島の二大港である元町港と岡田港の間に位置していて人口も多い地域にありますが、周囲は緑地部分が目立つことが分かります。
空港滑走路の前後には、目立つこぶ状の山が2つ見えます。滑走路の左手前側(南側)にあるのが愛宕山、右奥側(北側)は乳ヶ崎です。愛宕山は伊豆大島の中でも比較的大きい側火山(スコリア丘)で、旧陸軍飛行場の近くで軍事拠点でもあったせいか、戦跡がかなり残っています。
奥に見える海は相模湾で、伊豆半島の山々と富士山が美しく見えています。大島空港から富士山までの距離は約85キロで、富士山までの距離が日本で三番目に近い空港となっています。

OIM001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成31年2月撮影)
平成14年に完成した新しいターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店・飲食店と出発ロビー・搭乗待合室、3階に送迎デッキがあります。
ガラスを多用した明るいターミナルビルで、斜め配置の構造が多く見られます。白を基調とした内外装ですが、ところどころ赤色を配色し、インパクトを与えています。
館内のサインは、一色の背景色、白または黒文字で統一されています。出発関係は緑地に白文字、到着関係は黄地に黒文字、インフォメーションは薄赤地に白文字などが使われています。
OIM002.jpgターミナル前面
(写真は平成31年2月撮影)
小さな弧を描く屋根と赤い支柱がいくつも並ぶ屋根が特徴。椿が多数植えられているほか、花壇の区画に火山岩を使用するなど大島の雰囲気が感じられる前面になっています。
車道は2本が接続しています。建物の出入口は2口ですが、車道を横切る横断歩道は到着ロビー側にあるのみです。平成21年訪問時は、いまだ懐かしい赤丸ポストが活躍中でしたが、現在は普通の四角タイプに変わっています。
バスのりばは1か所です(1日数便程度の運行)。ターミナル前のバス停は限定された便のみが経由します。徒歩5分ほどの都道208号大島循環線上に「飛行場入口」バス停があり、便数はそちらの方が多いです。バスの運行ダイヤは、当日の船舶の発着港によって変更になりますので注意が必要です。

■大島空港ターミナルバス停
大島公園ライン 岡田港経由大島公園行(大島バス)
大島公園ライン 元町港行(大島バス)
OIM003.jpgチェックインロビー
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て左側はチェックインロビーです。カウンタ脇に2階に上る階段があり、吹抜のため広々とした印象です。
建物端側に自動販売機コーナーがあります。
OIM004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成31年2月撮影)
1階チェックインロビーに設置されています。左端は空白カウンタで、中央から右側にかけて新中央航空(NCA)と東邦航空(TAL)のカウンタが並びます。

※平成27年10月25日:ANA拠点撤退(カウンタ撤去)
OIM005.jpg出発ロビー
(写真は平成31年2月撮影)
2階中央は出発ロビーになっています。椅子が数脚並べられています。
OIM006a.jpg1階出発口・到着口(TAL)
(写真は平成31年2月撮影)
ヘリコプターのTALの出発口は1階チェックインロビー脇に設置されています。入口は1か所。入口先に待合室はなく、出発口前でセキュリティチェックがあり、そのまま搭乗する形になります。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
この出発口は到着口も兼ねています。
元々NCAも使っていましたが、平成31年現在は後述の2階出発口を使用しています。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM006b.jpg2階出発口
(写真は平成31年2月撮影)
NCAの出発口は2階出発ロビーに設置されています。入口は1か所。
出発口付近には搭乗案内掲示はありません。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM007.jpg2階搭乗待合室
(写真は平成31年2月撮影)
2階エプロン側はNCAの搭乗待合室になっています。高い天井と大きなガラスがある明るい待合室です。売店・飲食店はありません。
搭乗口は1か所。搭乗橋は1か所ありますが、通常は先端で1階に降りる地上搭乗になります。過去に運航されていたANA東京国際-八丈島間の経由便利用者は一度搭乗口経由で待合室に出入りしていました。
エプロン側は、富士山を正面に見ることができます。
OIM009.jpg手荷物受取場・到着口
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。上部の黄色いサインが非常に目立つ到着口です。手荷物受取場にはターンテーブルが1か所あります。
到着案内掲示はありません。
10.jpg到着ロビー
(写真は平成21年2月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーになっています。チェックインロビー側から一体化したロビーで、真ん中の階段で出発区域と到着区域に分かれています。
建物端側に警察があるほか、外国語も含めた大島の観光パンフレットが多数並べられています。また、階段下に大島空港の航空灯火施設を説明するパネル展示があります。
11.jpg売店
(写真は平成21年2月撮影)
2階中央部に売店区画があり、1店舗(杉本売店)が出店しています。航空便運航時間帯のみの開店です。
地酒や椿関係のお土産が充実していますが、酔い止め薬などの販売はないので注意が必要です。

※平成**年**月**日:伊東商店 閉店
OIM012.jpg飲食店
(写真は平成31年2月撮影)
2階ランド側から見て右端に1店舗(レストラン椿)が出店しています。
普通の喫茶ですが、明日葉天ぷらうどん・そばや大島牛乳などの地元系メニューも若干提供されています。
OIM015.jpg送迎デッキ
(写真は平成31年2月撮影)
3階に屋上があり、送迎デッキになっています。入場無料。屋根は入口付近に小さい庇がある程度です。
柵は低く非常に見やすい環境です。
OIM016.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルは滑走路の南東側に設置されており、午前中順光条件です。
滑走路の向こう側は、相模湾が広がっており、その奥に伊豆半島の山々が見えます。ちょうど正面方向には伊豆高原の大室山、やや右斜め奥に富士山が綺麗に見えます。右端にわずかに写る丘は三ツ峰と呼ばれる側火山の噴火跡(スコリア丘)です。
搭乗橋は右側に見えますが、平成31年2月現在、通常ダイヤでは利用する飛行機はありません。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。

空港ターミナルから海越しの富士山が眺められるのは、日本広しと言えどもここ大島空港だけ。ターミナル正面に見えるため、搭乗待合室からも眺められます。ちょうど宝永山が正面に当たるため、左右対称の美しい姿です。
OIM019.jpg大島物産展示場
(写真は平成31年2月撮影)
2階出発ロビー脇に大島物産展示場があり、特産品や非売品が多数展示されています。
OIM021.jpg航空灯火施設案内
(写真は平成31年2月撮影)
1階到着ロビー脇に航空灯火施設のご案内というパネル展示があります。
OIM017.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルの前に233台収容の無料駐車場があります。臨時駐車場スペースも整備されています。
レンタカー各社は周辺にはありません。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
OIM018.jpgモニュメント等
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場わきに「躍動大島」と題するモニュメントがあります。東京都文化事業で昭和63年3月に設置されたものです。
館内には、1階に海辺の聖地「難渡海」(星野隆秀)という絵画があります。
OIM022.jpg花壇とバウムクーヘン
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場の反対側には、風見鶏のついた小屋がある花壇があります。花壇は大島町が「地域に花を咲かせる事業」として整備しているもので、島民の協力で維持されています。
花壇周辺の法面は、伊豆大島南部にあるバウムクーヘンとして有名な地層切断面をイメージした縞々模様に塗られています。「大島によくきてけえたなぁ」という大きな文字が目立ちます。

※平成28年**月**日:法面塗装 完成
19.jpg旧滑走路
(写真は平成21年2月撮影)
現在の1800m滑走路とエプロンとの間には平成13年まで使用されていた旧滑走路が並行して走っています。
送迎デッキから眺めた様子が写真で、エアーニッポン(現全日本空輸=ANA)のジェット機(ボーイング737-500)が走るのが現滑走路、その手前、大きな「×」が書かれているのが旧滑走路です。
ちなみに、手前に駐機中のヘリコプター(ドーファンアエロスパシアル式AS365N2型)はTALの定期便(東京愛らんどシャトル)です。また、ANAは既に拠点撤退しており、現在は大島空港では見ることができません。
03.jpgかつてあった見どころ(ANAチェックインカウンタ)
(写真は平成21年2月撮影)
ANAは、昭和30年(1955年)の日本ヘリコプター輸送時代に就航した歴史の古い路線でしたが、平成27年(2015年)に拠点撤退しています。写真は平成21年訪問時に1階チェックインカウンタを撮影したもの。当時のANAは東京国際線1日2往復と八丈島線1日1往復が就航しており、ANAが最も大きなチェックインカウンタを設けていました。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
調布NCA
利島場外離着陸場(利島ヘリポート)TAL*2
三宅島TAL*2
*1:AKXによる運航便
*2:ヘリコプターによる輸送
*3:ANKによる運航便


就航路線変遷(平成22年04月01日以降)
※平成30年11月01日:TAL*2三宅村場外離着陸場 運休(10/31最終運航)、TAL*2三宅島 就航
※平成27年10月25日:ANA*1東京国際 運休(10/24最終運航)
※平成25年11月21日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年11月14日:ANA*1東京国際 運休(11/13最終運航、期間運休)
※平成25年07月08日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年07月05日:ANA*1東京国際 運休(7/4最終運航、期間運休)
※平成25年06月24日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年06月20日:ANA*1東京国際 運休(6/19最終運航、期間運休)
※平成25年01月27日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年01月07日:ANA*1東京国際 運休(1/6最終運航、期間運休)
※平成24年02月04日:ANA*1東京国際 就航
※平成24年01月29日:ANA*1東京国際 運休(1/28最終運航、期間運休)
※平成21年10月01日:ANA*3八丈島 運休(9/30最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大島空港(東京大島かめりあ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
大島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※大島空港(東京大島かめりあ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2009.02.22
前調査日 2019.02.07
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2024年05月24日

三宅島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/三宅島空港
日本空港情報館
三宅島空港

miyakejimatop.jpg
三宅島空港

大部分の情報はANA就航時(平成24年11月)のものです。

■飛行場の概要
東京都三宅村にある地方管理空港(旧第3種空港)。伊豆諸島南部地域の最も北に位置する三宅島にある離島空港です。
昭和41年、島東部の海岸沿いに開港しました。
平成12年に島中心部の雄山が噴火した影響で全島民が避難したことから一時閉鎖されましたが、平成20年に運航が再開されています。噴火後の帰島が許可された平成17年から空港の北半分が原則立入禁止の坪田高濃度地区に当たっていましたが、平成27年9月に居住規制も含めて解除されています。
平成30年11月にはヘリコプター定期便の運航が再開されました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、新中央航空により1路線(調布線)、東邦航空によりヘリ2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:東京都
■滑走路延長:1200m
■空港コード:MYE/RJTQ
■旅客ビル管理者:東京都


■施設の見どころ:◎==== 小規模/仮設ターミナル。平成27年以降、空港周辺の居住規制はなくなりました。
■見学者への対応:===== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無/ファン向け展示 無
■売店の充実度:===== 売店 無/飲食店 無
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(島内に無)/バス 有


※就航路線は令和6年5月 、そのほかの情報は平成24年11月現在のものです。
miyakejima01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
平成20年の定期便再開より早く、平成18年3月に完成した仮設のターミナルビルです。平成12年の空港閉鎖前に運用していた旅客ターミナルが、当時、坪田高濃度地区に当たっていたため、同地区を避けて南側に新たに設置されました。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 駐機場は旧ターミナル前にあり、ランプバス輸送による搭乗です。
外見は白壁のシンプルなデザイン。空港事務所も一緒になっているターミナルで、ロビーは狭いです。
館内のサインは出発系は緑、到着系は黄を基調としたものになっています。
miyakejima02.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に小さな交通広場がある前面ですが、一般車は入場禁止です。建物の出入口は1口のみで、屋根が飛び出ています。タクシーのりばはなく、送迎は後述の駐車場で行うことになります。

バスのりばは、空港前の三宅一周道路(都道212号線)上に空港前バス停があります。
■空港前バス停(南行)
 右回り阿古方面行(中央診療所経由有)・高校前行(三宅村営バス)
■空港前バス停(北行)
 左回り阿古方面行(中央診療所経由有)・三池行(三宅村営バス)

※平成30年11月01日:左回り阿古方面行(ふるさとの湯経由)・右回り阿古方面行(ふるさとの湯経由) 運休(10/31最終運行)
※平成30年05月01日:左回り阿古方面行(ふるさとの湯経由)・右回り阿古方面行(ふるさとの湯経由) 新設
※平成27年09月16日:空港前バス停を含む準居住地区規制解除
miyakejima03.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
入口を入ってすぐに小さなロビーになっており、右側にチェックインカウンタがあります。
ANAのカウンタで、手前側から1番自動チェックイン機、2番購入・搭乗手続き、3番手荷物となっています。航空貨物も取り扱われており、旅客ターミナルでは珍しくANA CARGOの案内が配られています。
カウンタ後ろの壁面にはめ込み式の発着時刻案内があり、出発、到着とも案内されています。
館内に売店・飲食店はありません。

※平成30年11月01日:東邦航空 新規就航
※平成26年04月02日:新中央航空 新規就航
※平成26年04月01日:ANA 拠点撤退
miyakejima04.jpg搭乗口・搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
入口から見て正面に設置されています。入口は1か所です。
搭乗待合室には多目的トイレがあるのみです。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
miyakejima05.jpg出発口・到着口
(写真は平成24年11月撮影)
出発口・到着口の前に駐機場はなく、搭乗者はランプバスによる輸送になります。
miyakejima12.jpg駐機場
(写真は平成24年11月撮影)
仮設ターミナルビルがある一帯の北側に駐機場があります。
miyakejima07.jpg到着口・手荷物受渡場
(写真は平成24年11月撮影)
入口から見て右奥に設置されています。チェックインカウンタ脇に到着口があり、手荷物はそのわきのカウンタで受け取る形になっています。
到着案内はカウンタ内の掲示で代用しています。
miyakejima11.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナルビルは三宅一周道路から少し低い位置にあり、三宅一周道路に面した高い位置に53台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は周辺にはありません。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
miyakejima10.jpgモニュメント
(写真は平成24年11月撮影)
駐車場わきに「跳ぶ」と題した目立つモニュメントがあります。ウインドサーフィン姿のモニュメントで、昭和62年に設置されたもの。銘板には「このモニュメントは、三宅島の海と人とのふれあいと、風土と自然に根ざし生き生きとした島民の躍動感を、波の上に登りつめ大きく跳躍しようとする、ウインドサーフィンの姿で表現したものです。」との解説があります。
miyakejima13.jpg噴火前のターミナルビル地区
(写真は平成24年11月撮影)
平成12年の雄山噴火前までターミナルビルは、現在の駐機場正面に位置していました。この位置は坪田高濃度地区に当たり、滞在が認められなかったことから、現在の仮設ターミナルビルに移転しました。雄山噴火前まで使用していたターミナルビルは空港再開後撤去され、現在は更地になっています。
※現在の旅客ターミナルは一応仮設扱いですが、雄山噴火前まで使用していたターミナルビルが撤去されてしまったため、実質本設ターミナルとして機能しています。
miyakejima16.jpg空港モニュメント
(写真は平成24年11月撮影)
噴火前のターミナルビル地区への北側入口には「東京都 三宅島空港」と書かれたモニュメントが残っています。
miyakejima17.jpg祝再開
(写真は平成24年11月撮影)
三池・沖ヶ平地区内にある三宅村役場(現在は仮設一時移転中)には、平成20年の定期便再開を祝したパネルが掲示されています。「'08年春 三宅島空港再開!! 祝 羽田〜三宅島間 定期便就航 ご支援・ご協力ありがとうございました」と書かれていますが、平成25年7月まで原則立入禁止のエリアであったこともあり、見る人は少なそうです(伊ケ谷等島内では何箇所かに同じパネルが掲げられています)。
miyakejima19.jpg周辺の見どころ(三宅村場外離着陸場/三宅島ヘリポート)
(写真は平成24年11月撮影)
三宅島への帰島が許可された平成17年、三宅島空港のヘリポートが坪田高濃度地区に当たっていたため、島北部の伊豆地区に暫定ヘリポートとして三宅村場外離着陸場(三宅島ヘリポート)が整備されました。三宅島空港から北へ車で30分程かかる場所にあります。
東邦航空のヘリコプターによる定期便が平成17年に三宅島発着を再開しましたが、三宅島ヘリポートで発着を始めていました。平成30年11月に三宅島空港での発着に戻り、ヘリ定期便の運航は終了しました。
miyakejima18.jpgかつてあった見どころ(火山ガス予報)
(写真は平成24年11月撮影)
平成24年訪問時、旅客ターミナル内に火山ガスに関する予報が掲示されていました。
この掲示によりますと、三宅島空港火山ガス運航判断基準は「1.坪田地区・坪田高濃度地区に火山ガスが観測されていないこと。」「2.飛行経路及び空港に火山ガスが流れる予報がないこと。」と発表されていました。空港は、噴火している雄山の東側にあるため、西寄りの風の時はほぼ欠航になっていました(実際火山ガスが流れてなくても予報されただけでダメなため)。
この基準はANA運航時のものだったようで、新中央航空運航に変わってからは、西風でも運航することが増えました。
この基準は、東京国際空港には掲示されておらず、ANAや三宅村の公式サイトでも非公開。三宅島空港を訪問して初めて知りました。まさか、現地のガス濃度が高くなくても、西風=自動的に欠航になるとは思ってもいませんでした。予報が出ているのに、何も知らずに現地のガス濃度が低いから飛行機が飛ぶことを期待して東京国際空港まで行って結果欠航になるというおバカな事態に何度も遭いました、、、。
miyakejima15.jpgかつてあった見どころ(火山ガスに関する規制地区)
(写真は平成24年11月撮影)
空港の北半分は、帰島が許可された平成17年以降、坪田高濃度地区と呼ばれ、火山ガスの濃度が特に高いことから原則立入禁止(必要最低限の通過は可能)となっていました。海岸沿いでは最後まで残った高濃度地区となっていましたが、平成25年7月に制限が緩和され、準居住地区(三池・沖ヶ平地区)に変更。同年12月には沖ヶ平地区のみの規制に縮小され、平成27年9月に居住規制は解除されました(島内海岸部では最後まで残った居住制限された地区でした)。
規制地区との境界線は仮設ターミナルがある一帯のすぐ北側を通っていて、職員用駐車場の入口道路や空港前バス停などはわずかな距離の位置ながら坪田高濃度地区→三池・沖ヶ平地区→沖ヶ平地区に当たっていました。

※平成27年09月16日:準居住地区(沖ヶ平地区) 規制解除
※平成25年12月19日:準居住地区(三池・沖ヶ平地区)が準居住地区(沖ヶ平地区)に範囲縮小
※平成25年07月19日:坪田高濃度地区 規制解除、準居住地区(三池・沖ヶ平地区) 規制指定
※平成20年04月26日:三宅島空港での旅客定期便運航再開
※平成17年02月01日:避難指示解除、空港北側を含む地区が坪田高濃度地区の規制指定

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
調布NCA
大島(東京大島かめりあ)TAL*2
御蔵島ヘリポートTAL*2
*1:AKXによる運航便
*2:ヘリコプターによる輸送。

就航路線変遷(平成24年11月24日以降)
※平成30年11月01日:TAL*2大島・TAL*2御蔵島ヘリポート 就航
※平成26年04月02日:NCA調布 就航
※平成26年04月01日:ANA*1東京国際 運休(3/31最終運航予定も欠航のため3/30最終運航)
※平成25年11月21日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年11月14日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年07月08日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年07月05日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年06月24日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年06月20日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年01月27日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年01月07日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■三宅島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
三宅島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※三宅島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2012.11.25
初調査日 2012.11.24
前調査日 2012.11.24
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神戸_5月バス便時刻変更

■神戸空港(マリンエア) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/24
◎みなと観光バス 神戸空港3番-六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ)-ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(空港発0・空港行0→11・8)
◎みなと観光バス 神戸空港3番-六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ)(空港発0・空港行0→0・6)

05月24日:
六甲アイランド・大阪府桜島方面:新設されます。途中停留所は神戸ベイシェラトンホテル(六甲アイランド)のみ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで約55分900円。

2024年5月24日(金)から  新規路線バス 61 系統 を運行開始します(みなと観光バス公式サイト)
https://www.kobe-minato.co.jp/content/files/toppage%20article/newsrelease20240524.pdf
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2024年05月23日

八丈島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/八丈島空港
日本空港情報館
八丈島空港

top.jpg
八丈島空港

■飛行場の概要
東京都八丈島八丈町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
伊豆諸島南部の八丈島にある離島空港。昭和2年、現位置の北東側に旧海軍飛行場として開場しました。戦時中に原位置につなげる形で滑走路整備しています。戦後は、昭和29年に村営場外離着陸場を経て、昭和37年に初の都営空港(第3種空港)に変更。昭和57年には滑走路が1800mとなり伊豆諸島で初めてジェット化されています。
平成28年4月から八丈島空港ターミナルビルが指定管理者として空港を管理しています。
山に挟まれた空港で、視界不良の原因となる低い雲がかかりやすいうえに風の影響を受けやすく、遅延や欠航が多い空港として知られています。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、ANAにより1路線、東邦航空によりヘリ2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:(設置)東京都(指定管理者)八丈島空港ターミナルビル
■滑走路延長:2000m
■空港コード:HAC/RJTH
■旅客ビル管理者:八丈島空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/駐車場とターミナルの間に高低差があり、旅客は上下移動がないのに2階部分を利用する面白い構造のターミナルです。建物自体だけでなく周囲の植栽が目を引きます。
■見学者への対応:◎==== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店3店・飲食店1店/八丈島全域の土産が集まっています。飲食店で空弁も販売中。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/八丈町役場などがある中心部から自転車圏内。路線バスは、八丈島中心部を連絡するバスが空港を経由する形で運行。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年2月現在のものです。
■SKY VIEW
八丈富士山腹付近から撮影。空港北西側上空。

skyview.jpg skyview2.jpg
北に八丈富士、南に三原山があるひょうたん型の八丈島。空港は八丈富士と三原山の間にあたるこの島の中央部、ちょうどくびれた低地部分に存在しています。
島中央部は、八丈島の中心市街地となっており、空港周辺は南側(写真奥側)を中心に市街地になっています。空港の北側(写真手前側)は、それほど家屋は多くなく、八丈富士の裾野が広がります。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
平成14年に完成した新しいターミナルビルです。
地上2階建(一部3階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。1階は事務所と貨物施設となっており、旅客施設は2階に集中。3階に送迎デッキがあります。カーブサイドは2階レベルにあり、正面からは2階部分しか見えないため、1階建の建物のように見えます。チェックインカウンタ、出発口、搭乗待合室、搭乗橋とも2階にあり、旅客は搭乗橋を使うのに平面移動するだけで搭乗になります。
館内には八丈島特産のシンノウヤシなどの植物が多く置かれており、南国の空港の雰囲気を醸し出しています。
館内のサインは、白地に黒文字が主流。到着関係は黄色、その他の案内は水色のピクトが採用されています。
02.jpgターミナル前面
小さな弧を描く白い屋根がいくつも並んでいるのが特徴。カーブサイドとターミナルの間には1階分の高低差があり、2階と同レベルで接続しています。この斜面にはアロエが所狭しと植えられています。
車道は3本が接続。建物の出入口は2口で、ビル本体との間を橋の形で結んでいます。
バスのりばは1か所で循環路線が運行されています(合計1日6便)。
■バスのりば
循環路線 町営バス行(八高経由・八高未経由・護神方面)(八丈町営バス)

※令和04年04月01日:旧町役場行(八重根経由・八高経由・護神方面) 運休、町営バス行(八高経由・八高未経由・護神方面) 新設
03.jpgチェックインロビー
2階ランド側から見て右側がチェックインロビーです。一直線にのびる天井照明と赤色でアクセントをつけた床面が目を引きます。
04.jpgチェックインカウンタ(ANA)
2階ランド側から見て右側に設置されています。
ANAのカウンタです。
05.jpgチェックインカウンタ(TAL)
2階ランド側から見て右端に設置されています。
06.jpg出発口
2階中央付近に設置されています。入口は1か所。やや幅の広い入口で、上部の灰色のサインが目を引きます。
出発口脇の壁面に出発と到着を一緒に表示する液晶の案内モニタが設置されています。
07.jpg搭乗待合室
2階エプロン側のうち右側半分は搭乗待合室になっています。売店1店と喫煙室、トイレが設けられています。小さな空港ゆえ、エプロン側に通路はありません。
搭乗口は左端の1か所で、すぐのところで搭乗橋とつながっています。TAL利用の場合、地上搭乗になります。
09.jpg手荷物受取所
手荷物受取所は2階エプロン側のうち左側半分にあります。ターンテーブルは1か所。魚の模型や八丈島の写真パネルが飾られています。
10.jpg到着口
2階ランド側から見て左側に設置されています。
出口は1口です。
11.jpg到着ロビー
2階ランド側から見て左側が到着ロビーです。到着口正面に総合案内所があるほか、売店、レストラン、有料待合室があります。
総合案内所わきに八丈島空港を紹介するコーナーがあり、地元小学生が作成した紹介パンフが展示されています。
12.jpg売店・飲食店・サービス店舗
売店は、2階ロビーのランド側から見て左端に売店区画があります。

・1階:サービス店1店舗(HATリネンサービス)
・2階:売店3店舗(八丈エアポート逸品会、民芸あき、やました)、飲食店1店舗(アカコッコ)

アカコッコは、八丈町の町鳥。飲食店内には剥製が展示されています。レストランの代表メニューは八丈島特産の明日葉を使った明日葉うどん・そば。空弁として島寿司も販売されており、予約しないとなかなか手に入らない逸品です。7時45分〜9時にフリースペースとして開放されています(無料飲料を提供)。
HATリネンサービスは、空輸で都内まで運んでクリーニングを行うそうです。

※令和06年01月31日:アカコッコ 朝フリースペース化
※令和元年12月16日:いそこっこ 閉店
※平成24年04月02日:HATリネンサービス 開店
14.jpg送迎デッキ
3階エプロン側に屋上があり、送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。
柵は成人の腰高程度で低いですが、建物端まではやや距離があります。
15.jpg送迎デッキからのながめ
ターミナルは滑走路の北東側に設置されており、ほぼ終日逆光条件です。
滑走路の向こう側は、正面に八丈植物公園、市街地が見え、その奥に三原山が広がっています。2番スポットが正面にあります。TALのヘリコプターも1番スポットで乗り降りすることが多いので、撮影はしやすいです。
夜間駐機はなく、羽田からの便が折り返すダイヤであるため、2機以上が並ぶことはダイヤ上はありませんが、遅延などの影響により2機が並ぶことが時々見られるようです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
17.jpg愛らんどシャトルターミナル
旅客ターミナルビルに並んで、大きなドームをもった愛らんどシャトルターミナルがあります。TALのヘリコプターの格納庫で、東京都島しょ振興公社も入っています。
18.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に225台収容の無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港前に1軒ある程度です。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
3階にあるHAT旅行サービスでレンタバイクの扱いがあります。
19.jpgモニュメント
ターミナル正面には八丈島の「八」の字を立体的に表した「八丈の四季」というモニュメントがあります。後方に見える八丈富士とマッチしたデザインです。
目立つモニュメントはこの程度ですが、旅客ビルを運営する八丈島空港ターミナルビルが八丈島の花いっぱい運動を進めており、空港周辺ではさまざまな植物が楽しめます。駐車場周辺では南国の植物であるカナリーヤシやビロウヤシ、背の高いケンチャヤシなどが目を引きます。空港管理事務所も植栽に熱心で、空港道路の北側にある法面にユリ、ターミナル側の法面にはアロエが植えられています。
13.jpgかつてあった見どころ(HAT旅行サービス)
地方空港としては非常に珍しく、空港ビル直営の旅行代理店HAT旅行サービスが3階にありました。平成24年3月に閉店しています。

※平成24年03月31日:HAT旅行サービス 閉店

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
東京国際(羽田)ANA
御蔵島ヘリポートTAL*1
青ケ島ヘリポートTAL*1
*1:ヘリコプターによる運航
*2:ANKによる運航便あり


就航路線変遷(平成22年04月01日以降)
※平成26年10月20日:TAL*1御蔵島ヘリポート 就航
※平成26年09月01日:TAL*1御蔵島ヘリポート 運休(8/31最終運航、旅客扱いの一時休止)
※平成24年04月01日:ANK合併によりANAに変更(ANA*2→ANA)
※平成21年10月01日:ANA*2大島 運休(9/30最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■八丈島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
八丈島空港旅客ビルの公式サイト△(八丈島空港ターミナルビル)
八丈島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)



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※八丈島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2009.02.22
新調査日 2009.02.22
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2024年05月22日

仙台_国際保安料値上げへ

■仙台空港(仙台国際空港) 国際線旅客保安サービス料PSSC値上げへ

仙台空港(仙台国際空港)の運営を受託している仙台国際空港は21日、6月1日発券分から仙台空港の国際線旅客保安サービス料(PSSC)を変更すると発表しました。

変更後の金額(消費税込)は、国際線出発 1人あたり240円にするとしています。

変更は2024年6月1日搭乗分からで、2024年6月1日以降に発券する場合に適用されます。
現行どおり、航空券代に含ませるオンチケット方式での徴収となるとしています。

※料金額などの正確な情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

旅客保安サービス料(PSSC)の料金改定について(仙台国際空港公式サイト)
https://www.sendai-airport.co.jp/company/assets/pssc_chargerevision_20240521_00.pdf
ラベル:仙台空港
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2024年05月19日

徳之島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/徳之島空港(徳之島子宝空港)
日本空港情報館
徳之島空港(徳之島子宝空港)

TKNtop.JPG
徳之島空港(徳之島子宝空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡天城町にある地方管理空港(旧第3種空港)。奄美群島中部に位置する日本一長寿の島、徳之島にある離島空港です。
島北西部の海上(サンゴ礁リーフ上)を埋め立てて造成した空港です。昭和37年、東亜航空の場外離着陸場として開港しました。昭和45年に県営化。昭和55年には全国の離島で初めて本格ジェット化されています。
平成24年2月、開港50周年を記念して、「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(ジェイエア・日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:TKN/RJKN
■旅客ビル管理者:徳之島空港ビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/三つの丸い屋根が目を引くターミナルです。大規模な構造はありませんが、出発と到着が左右に分かれており、その中央に店舗区画がある分かりやすい配置。
■見学者への対応:◎◎=== ターミナルパンフ 無/空港案内所 有(観光案内所併設)/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店4店・飲食店1店/飲食店は最小限。売店は徳之島全域の土産が手に入ります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/天城町中心部からは自転車圏内。主要港がある徳之島町中心部(亀津地区)との間を連絡するバスが航空便に合わせて運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和5年12月現在のものです。
SKY VIEW
奄美→徳之島の機内左側窓から撮影。空港北側上空。
skyview2.jpg skyview.jpg
リーフ上にある珍しい徳之島空港は、御覧の通り、島から飛び出るように設置されています。
空港がある地域は天城町で写真左上(東側)に町中心部があります。空港の右側(西側)は東シナ海です。空港滑走路と島との間、茶色っぽい部分が残っているリーフ部分です。後述する松原漁港は写真下部のぎりぎり写っていない場所にあります。

TKN001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年12月撮影)
昭和55年7月のジェット化にあわせて供用開始したターミナルビルです。
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ほぼすべての施設が1階にあり、2階は屋上送迎デッキへの出口があるだけです。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
左右に出発ロビーと到着ロビー、中央に売店区画があります。
緑色の丸い屋根と白壁がマッチした外観。エプロン側にある背の高い赤色の照明がアクセントになっています。ロビーの旅客トイレ入口には暖簾あり。
館内のサインは、濃灰地に白文字です。
TKN002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年12月撮影)
後付けの屋根が目立つ前面です。この屋根のせいで徳之島空港の文字が見づらくなってしまいました。
出入口は左右の2か所。いずれも歩道側に飛び出るように設置されています。また、屋上に上がる階段も歩道側に飛び出ています。
車道は2本が接続しています。

バスのりばは1か所です。(航空便接続)
■のりば 亀津行(徳之島総合陸運)
TKN003.jpgチェックインロビー・出発ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て左側がチェックインロビー・出発ロビーです。横に多数のラインが入った銀色の天井が目を引くロビーで、チェックインロビー側は丸天井部分が高くなっています。
04.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年3月撮影)
1階ランド側から見て左端に設置されています。日本航空グループ(JAL・JAR・JAC)のカウンタです。
05.jpg出発口
(写真は平成21年3月撮影)
出発ロビーの中央寄りに設置されています。入口は1か所。入口前に衝立とポールを立てて仕切った狭い入口です。搭乗待合室との間は曇りガラスで覆われています。
上部に出発案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
TKN007.jpg搭乗待合室
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て中央やや左のランド側が搭乗待合室です。出発改札は1か所で、すべての飛行機が地上搭乗です。
TKN008.jpg到着手荷物受取所
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右のエプロン側が到着手荷物受取所です。ターンテーブルは1か所です。
中央部に奄美の伝統建築である高倉模型が展示されています。その手前には、徳之島と奄美大島にしかいないアマミノクロウサギのマスコットが置かれています。ロードキル防止のPR看板です。
TKN009.jpg到着口
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。
出口は1か所です。出発口同様上部に到着案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
ちょうど到着口上部が丸天井部分にあたり、天井が高くなっています。
TKN010.jpg到着ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーです。
やや広くなった空間です。脇に観光案内所があります。
TKN011.jpg売店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):2店舗(徳之島空港物産館(仙太織物)、徳之島エアポートおみやげセンター)
・搭乗待合室(保安検査後エリア):1店舗(スカイカフェ)

品数は各店とも多め。徳之島の土産が充実しています。
中央部の一角にキッズコーナー(授乳室等)があります。元々おかばやしがあった場所を有効活用しています。

※令和**年**月**日:おかばやし 閉店
※平成**年**月**日:スカイカフェ 開店
TKN012.jpg飲食店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(ブルーマリン)

メニューがかなり豊富です。徳之島特産品飲料やアイス等も多数有り、喫茶使用もお勧めです。奄美黒糖焼酎も徳之島以外のものも含め数多く提供されています。雑貨販売の取り扱いもあり。
最終便より早くに閉店するので要注意です。

※平成24年?*月**日:スカイショップハイビスカス 閉店
TKN013-2.jpgサービス店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(西川グループ案内所兼徳之島空港売店)

売店部分の品数は少なく、昼間に閉店している時間帯あり。
14.jpgサービス施設(徳之島観光案内所)
(写真は平成21年3月撮影)
1階到着ロビーわきに徳之島観光連盟による観光案内所があります。3町からなる徳之島全域の観光案内を実施しています。
徳之島は有名なアスリートが多数合宿するスポーツ合宿の名所で、案内所内には有名人のサイン色紙が所狭しと並べられています。
TKN015.jpg送迎デッキ
(写真は令和5年12月撮影)
2階屋上が送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。1階出発ロビーのランド側に飛び出るような形で設置されているらせん階段をのぼると到達できます。
エプロン側、ランド側とも眺めることができます。柵は背の高い金網で、大型カメラでの撮影は不向きです。
TKN014.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルは滑走路の東側に設置されており、午前中が順光条件です。
滑走路の向こう側は東シナ海が広がっています。
ターミナルビルは滑走路の南側付近に設置されており、北側に向かって飛行機が離陸する瞬間は撮影しにくいことが多いようです。
TKN019.jpg花ブロックと花植栽
(写真は令和5年12月撮影)
琉球文化の影響も受けている徳之島。ターミナル前面には、沖縄建築で良く使われる花ブロックが見られます。
その前には、プランターに花が植えられています。鹿児島県の花・緑豊かなまちづくり協働事業の回遊拠点に指定されており、徳之島フラワーロード運動を進めている徳之島「夢」振興会議が管理しています。
前面部分には、ソテツなども植えられ、奄美群島に来たことが感じられます。
TKN016-2.jpg
▲徳ノ島闘牛ワイド ワイド
TKN016-1.jpg
▲チェーンソーアートと記念撮影パネル
館内モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
到着ロビーの上部にある闘牛を描いた絵画「徳ノ島闘牛ワイド ワイド(前田誠海氏)」が目立つでしょうか。
チェックインカウンタ横には撮影パネルが設置され、チェーンソーアートの闘牛(林隆雄氏)が置かれています。
前述の通り、到着手荷物受取場に高倉模型が展示されているほか、出発ロビーには近海でとれた貝殻等の展示等があります。
TKN018.jpg館外モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南側に「塩田発祥之地記念碑」があります。
空港がある一帯は塩浜と呼ばれ、明治11年から昭和34年まで塩田が広がっていたそうです。塩田発祥之地記念碑はそれを記念する碑になっています。
TKN032.jpg望郷の樹
(写真は令和5年12月撮影)
空港入口付近の緑地帯に望郷の樹と命名されたビロウがあります。
島外の郷友会会員が寄贈したものです。
※車道に囲まれた中央分離帯にあるため、近付く際には注意が必要。草むらです。

※平成27年05月**日:望郷の樹 植樹
TKN021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルの前と南側に270台収容の無料駐車場があります。
なぜか夜通しの利用はできません。このため、島民が出掛ける際は、日帰りでない限り、バス・タクシーか、送迎してもらうしか方法がありません。便数が少なく、日帰りはかなり難しそうですが、、、。

レンタカー各社は空港出入口付近に集中しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
飲食店ブルーマリンで徳之島レンタカーとタイムズカー、西川グループ案内所でオリックスレンタカーの取り扱いがあります(予約済みの場合は到着出口前に送迎係員が来ているようです)。
TKN041.jpg
▲館内に掲げられたポスター
TKN033.jpg
▲空港北側に見える通称寝姿山
愛称(子宝)と世界遺産
(写真は令和5年12月撮影)
徳之島空港は、平成24年に「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
徳之島は、ギネス記録の年齢まで生きた人もいたほどで、子宝と言うよりは長寿が有名。子宝は少し意表をつかれる命名です。
これは、当時徳之島の三町が厚生労働省発表の合計特殊出生率でトップを独占していたことと、この空港の北側にそびえる寝姿山が見えることが大きな由来になっています。
長寿で子に恵まれる=人が生きやすい島であることを玄関口でPRする愛称です。

寝姿山は、世界遺産奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の構成エリアおよびその緩衝区域である、猫鼻(まゆんはな)、中盛岳、平山、天城岳の連山です。南側から見ると、妊婦があお向けに寝ている形に見えます。全国各地に人の寝姿に見立てる山々はありますが、胸もお腹も張った妊婦の形に見えるのは非常に珍しいです。しかも、空港付近から見るのが最も妊婦に見えるというから不思議です。

面白いのは、寝姿山の命名者。昭和30〜40年代の新婚旅行ブームで、島を訪れた旅行者が呼び始めたとされています。沖縄返還前の当時、沖永良部や与論は空港整備が遅く、訪れやすい日本最南端の島が徳之島でした。ここに空港があり、航空便があり、そして新婚さんが押し寄せたからこそ、寝姿山も見出されたというわけ。
この空港の愛称は、初めて聞くと多くの人はなんだこの名称?と疑問に感じるかもしれませんが、まさに世界で唯一この空港だからこそ命名できた世界遺産級の愛称と言えそうです。

館内には、当時妊婦だった空港職員と寝姿山を採用した空港のPRポスターが貼られていました。同じJALグループで人気が高いカレンダーA WORLD OF BEAUTYですら全く相手にならないと思えるほど、完璧なPRポスターですね。
子宝にあやかりたい全国の皆様、ぜひ徳之島空港へ!
TKN031.jpg貨物ターミナル
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南隣に貨物ターミナルがあります。かなり色褪せている赤いコンクリート壁面と丸い窓が目を引くデザインです。
昭和55年まで使われた旧・旅客ターミナルで、ターミナル前は小型機用のエプロンになっています。

18.jpg周辺見所施設(浅間陸軍飛行場跡)
(写真は平成21年3月撮影)
空港から東へ1キロ弱のところに南北に一直線の道路があります。この道路は、昭和19年に完成した浅間陸軍飛行場の滑走路跡です。1500mの滑走路を持っていたこの飛行場は、第二次世界大戦時に特攻隊が飛び立った「攻撃の前線基地」でしたが、「米軍による昼夜分かたずの攻撃で、飛行場としての機能を失」ったそうです。(「 」内は現地案内板による)
現在の徳之島空港の前身ともいえる飛行場です。
19.jpg周辺見所施設(空港周辺のリーフ)
(写真は平成21年3月撮影)
空港は遠浅のリーフの中に建設されています。
空港開港まで空港の領域には前述したように塩田が広がっていたようです。現在春になるとあおさが繁茂します。

空港から3キロほど北上したところに松原漁港があります。観光客向けに整備されているわけではない単なる漁港ですが、徳之島空港があるリーフの北端側から滑走路を眺められ、海上空港でありながら海と陸を合わせて撮影できるスポットになっています。
また、ターミナル地区に近い側には岡前干潟があります。人工的に植えられたメヒルギが茂っています。航空の天敵である野鳥の飛来が多いようで、平成25年に空港と松原漁港の間に野鳥観察台トリトリデッキが出来ているほどです。トリトリデッキは滑走路を横から眺められるスポットとなっています。

徳之島空港は、奄美トレイルのうち、与名間・松原・浅間コース、徳之島空港・平土野・大津川コースの拠点となっており、前者コースでは、トリトリデッキなどを経由するルートが設定されています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   NJA  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   AMX   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*d4*d5
奄美(奄美大島)JAL(ANA)*d5
沖永良部(えらぶゆりの島)JAL(ANA)*d5
*d1:特定曜日のみの運航
*d2:経由便=沖永良部経由で直行便運賃でアクセスできる空港(同一便に沖永良部で乗継の場合)
*d3:DAKによる不定期乗合便
*d4:JARによる運航便あり
*d5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和02年10月30日:JAL(ANA)*d4*d5鹿児島・JAL(ANA)*d5奄美・JAL(ANA)*d5沖永良部 ANA共同運航便化(JAL*d4*d5・JAL*d5→JAL(ANA)*d4*d5・JAL(ANA)*d5)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美・JAC沖永良部 運休(10/24最終運航)、JAL*d5奄美・JAL*d5沖永良部 就航
※令和02年08月01日:JAL*d4鹿児島 毎日運航再開(JAL*d1*d4→JAL*d4)
※令和02年05月18日:JAL*d4鹿児島 特定曜日のみ運航に変更(JAL*d4→JAL*d1*d4)
※令和元年10月27日:JAC鹿児島 就航
※令和元年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※令和元年08月08日:JAC鹿児島 就航
※平成31年01月07日:JAC鹿児島 運休(1/6最終運航)
※平成30年12月28日:JAC鹿児島 就航
※平成30年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※平成30年08月09日:JAC鹿児島 就航
※平成30年07月01日:JAC沖永良部 就航
※平成30年03月01日:JAC鹿児島 運休(2/28最終運航)
※平成29年10月29日:JAL*d4鹿児島 就航
※平成27年03月02日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(2/28最終運航)
※平成26年10月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 就航
※平成26年08月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(7/30最終運航)
※平成22年04月01日:JAL鹿児島 運休、JAC鹿児島 就航
※平成21年12月01日?:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*d3沖永良部 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年10月01日:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年06月20日:DAK*d2*d3(経由便)那覇(不定期乗合方式) 就航

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■徳之島空港(徳之島子宝空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
徳之島空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※徳之島空港(徳之島子宝空港)の公式サイトはありません。

開設月日 2009.04.13
初調査日 2009.03.14
前調査日 2023.12.16
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2024年05月18日

沖永良部_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)
日本空港情報館
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

OKE001-2.JPG
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡和泊町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
正式名称は、島名が「おきのえらぶ」である一方、空港は「おきえらぶ」のようで滑走路脇には「OKIERABU」と巨大な文字が書かれています。
昭和44年に供用開始となった空港。沖永良部島の北端部にある離島空港です。国産飛行機YS11が定期旅客便として最後まで飛んでいたことで知られています。
平成28年1月1日、愛称が「えらぶゆりの島空港」に決まりました。
令和6年5月現在、JAL(日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1350m
■空港コード:OKE/RJKE
■旅客ビル管理者:沖永良部空港ビル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/前面の広い歩道、柵のない屋上は注目点。
■見学者への対応:◎==== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/小規模。売店はひと通りの土産はあり。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/島内を南北に結ぶバス路線が飛行機の運航に合わせて運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和5年12月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
那覇→沖永良部便の左窓席から撮影。空港北東側上空。
沖永良部空港は沖永良部島の北端に設置されています。周囲には北端の灯台や有名観光地のフーチャなどがあります。撮影時にちょうど鹿児島-沖縄間の競合フェリーが写り込んでいました。

OKE001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年12月撮影)
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 ランド側の出入口は中央の1か所。
すっきりとした外観の屋根が特徴のターミナルです。館内のサインはほとんどなく、掲げられているものは壁に青文字です。
平成25年と令和3年にエプロン側に増築しています。
平成27年3月まで就航していた第一航空は建物外の専用出入口で搭乗・到着となっていました。

※令和03年04月**日:増築部(到着手荷物受取場等) 使用開始
※平成25年01月**日:増築部(搭乗待合室等) 使用開始
OKE002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年12月撮影)
歩道部分をかなり広く取った前面です。屋根はほとんどありません。

バスのりばは1か所で島中北部の和泊を経由し南部の知名方面へのバスが航空便に合わせて運行しています。
■のりば 知名行(沖永良部バス企業団)
OKE003.jpgロビー
(写真は令和5年12月撮影)
チェックイン、出発、到着のすべてがコンパクトにまとまったロビーです。
ランド側から見て右端にチェックインカウンタ、出入口正面に出発口、左側に到着出口があります。
平成25年にエプロン側に増築して搭乗待合室を新設した際、出発と到着の配置を入れ替えています。増築前は、エプロン側にも窓があり、エプロンを眺めることができました。
少し大きなバス待合所といった趣です。

※平成25年01月**日:出発口・搭乗待合室・到着手荷物受取場 移設
OKE004.jpgチェックインカウンタ
(写真は令和5年12月撮影)
1階入口から見て右端に設置されています。日本航空グループ(JAC)のカウンタです。
JALデザインですが、JALのロゴとともに日本エアコミューターの文字が書かれています。
手前に自動チェックイン機が置かれています。
OKE005.jpg出発口・出発保安検査場
(写真は令和5年12月撮影)
1階入口から見て正面にあります。入口は1か所です。
搭乗口付近に搭乗案内掲示はありません。

※平成25年01月**日:出発口・保安検査場 新設
OKE006.jpg搭乗待合室
(写真は令和5年12月撮影)
平成25年1月に搭乗待合室が完成しました。
令和3年に拡張されたものの狭く、イスが所狭しと並んでいる空間です。売店、飲食店、喫煙室などはありません。
お手洗は多目的個室タイプが2か所設置されているのみです。ここがおそらく島内で一番綺麗なお手洗です。

※令和03年04月**日:搭乗待合室 拡張
※平成25年01月**日:搭乗待合室 新設
OKE006-2.jpg搭乗通路
(写真は令和5年12月撮影)
搭乗橋はないため、歩いての地上搭乗となります。
ターミナルとエプロンの間には段差があるため、スロープが設けられています。
OKE008.jpg到着手荷物受取場・到着口
(写真は令和5年12月撮影)
ランド側から見て左側にあります。
手荷物受取場のベルトは直線形です。
到着口付近に到着案内掲示はありません。

※令和03年04月**日:到着手荷物受取場 拡張、到着口 移設
※平成25年01月**日:到着手荷物受取場・到着口 移設
07.jpg売店・飲食店
(写真は平成22年1月撮影)
1階ランド側から見て左側に、売店と飲食店を兼ねた店舗が1店(シーワールドカフェショップ)があります。 区画は完全に分かれています。
島内で旅行代理店やホテルなどを運営し、沖永良部空港のハンドリング業務なども受託している山田海陸航空が出店する店舗です。売店はひと通りの土産は手に入ります。飲食店は地元飯系メニューはありません。クレジットカード使用不可。
OKE015.jpg送迎デッキ
(写真は令和5年12月撮影)
屋上が送迎デッキとして無料開放されています。
ターミナル建物端の外階段(ランド側から見て右側)から上るタイプです。屋根はありません。平成21年訪問時は腰壁があるだけでしたが、令和5年訪問時にはフェンスが新設されていました。
OKE016.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルは滑走路の西側に設置されており、正面には東シナ海から太平洋の風景が広がっています。午後が順光です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
OKE021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルの前に130台分の無料駐車場があります。
なぜか夜通しの利用はできません。このため、島民が出掛ける際は、日帰りでない限り、バス・タクシーか、送迎してもらうしか方法がありません。便数が少なく、日帰りはかなり難しそうですが、、、。
レンタカー各社は、空港周辺に2件あります。和泊などにあるレンタカー会社は事前に予約しておけば送迎がある場合があります(写真に写っているエネオスSSもFKレンタカーを兼ねています)。
OKE017.jpgモニュメント?
(写真は令和5年12月撮影)
館内にモニュメントはありませんが、地元酒造の製品紹介ケースがあります。
05.jpgかつてあった見どころ(搭乗口・搭乗改札口)
(写真は平成22年1月撮影)
平成25年まで搭乗待合室はありませんでした。
それまでは、保安検査前エリアのロビーで搭乗待ちをしていました。航空機の搭乗準備が済むと、案内放送がなされ、ロビーに面した搭乗改札口を通過後、その奥で保安検査を受けました。保安検査場の奥には待合スペースはなく、保安検査を受けた人からすぐに航空機に向かうため、搭乗に時間がかかっていました。

※平成25年01月**日:出発口・搭乗待合室 新設
06.jpgかつてあった見どころ(到着手荷物受取場・到着口)
(写真は平成22年1月撮影)
平成25年まで到着口は、チェックインカウンタのすぐ横、搭乗口とチェックインカウンタに挟まれた部分にありました。
手荷物受渡しは風除室内にある台で行われていました。

※平成25年01月**日:到着手荷物受取場・到着口 移設

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*5
徳之島(徳之島子宝)JAL(ANA)*5
那覇JAL(ANA)*5
*1:DAKによる定期チャーター便
*3:「乗継路線」=与論乗継で直行便運賃でアクセスできる空港
*4:一部曜日のみの運航
*5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和04年10月30日:JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 ANA共同運航便化(JAL*5→JAL(ANA)*5)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC徳之島・JAC那覇 運休(10/24最終運航)、JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 就航
※平成30年07月01日:JAC*4与論・JAL*3*4(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/29・到着便は6/30最終運航)・JAC*4奄美 運休(出発便は6/30・到着便は6/29最終運航)、JAC徳之島・JAC那覇 就航
※平成27年03月02日:DAK*1*4徳之島・DAK*1*4那覇 運休(2/28最終運航)
※平成27年01月04日:DAK*1那覇 特定曜日運航化
※平成26年12月28日:DAK*1*4那覇 毎日運航化
※平成26年10月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 就航
※平成26年08月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 運休(7/30最終運航)
※平成22年**月**日?:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*1徳之島 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年10月01日:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年06月20日:DAK*1那覇 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
沖永良部空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2010.03.12
初調査日 2010.01.31
前調査日 2023.12.15

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2024年05月17日

与論_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/与論空港
日本空港情報館
与論空港

top.jpg
与論空港

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡与論島にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
昭和51年開港。鹿児島県奄美群島南端の与論島にある離島空港です。エンゼルフィッシュの形をした島の北西部、ちょうど口に当たる部分に位置します。平成22年12月にターミナルが拡張されています。
令和6年5月現在、JAL(日本エアコミューター)と琉球エアーコミューターにより3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1200m
■空港コード:RNJ/RORY
■旅客ビル管理者:与論空港


■施設の見どころ:◎==== 小規模/白一色の外観が非常に目を引くターミナルビルです。
■見学者への対応:===== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料(見学時は閉鎖中でした)/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/品ぞろえは中規模で、与論島のひととおりの土産が揃います。
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無/島中心部の茶花まで徒歩30分ほど。自転車で一周約20キロ1時間です(ヨロンマラソン出場のトップ選手なら1周1時間ほど)。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成27年3月現在のものです。
SKYVIEW
yoronsky1.jpg yoronsky2.jpg
(写真は平成21年8月撮影)
与論空港東方にある与論一高所のサザンクロスセンター展望室から撮影。展望室から北西方向を向いた様子。
与論空港は、与論島中心部の茶花地区から少し離れた位置、与論港と茶花地区中心部との間にあります。島の最西端付近に当たります。島は緑の畑が広がりのんびりした風景が見られます。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成21年8月撮影)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 平成22年12月に拡張され、搭乗待合室が整備されました。
白一色の建物は、すっきりした外観と丸い窓が特徴です。館内のサインはほとんどありません。
02.jpgターミナル前面
(写真は平成21年8月撮影)
わずかに庇が飛び出ている程度の前面です。
島内のバスはこの空港を経由しておらず、ターミナル前面にのりばはありません。レンタカー窓口等もありません。
RNJ003.jpgロビー
(写真は平成27年3月撮影)
すべてがコンパクトにまとまったロビーです。建物に入ってすぐ正面にチェックインカウンタ、左側に到着口、右側に搭乗口が並ぶロビー区域になっています。
※平成22年12月**日:ターミナル拡張
RNJ001.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近、ランド側から見てやや左側に設置されています。JALグループ(JAC・RAC)のカウンタです。
RNJ005.jpg搭乗口
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近にあります。入口は1か所です。
この空港では長い間、搭乗改札後に保安検査がある配置となっていましたが、平成22年の改修で搭乗待合室を整備、搭乗口で保安検査しその後搭乗改札が行われるようになりました。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
※平成22年12月**日:新出発口 使用開始
RNJ005-2.jpg搭乗待合室
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央エプロン側にあります。搭乗改札は1か所です。
男女兼用の小さな個室トイレが1か所あるのみの待合室です。
小さなスペースであるため、出発便が重なる場合には1便ごとに入室を規制されます。
※平成22年12月**日:搭乗待合室 使用開始
06.jpg到着口
(写真は平成21年8月撮影)
1階ランド側から見て左端側にあります。エプロンからは風除室を一つ設けただけの到着口で、手荷物受渡はカウンタ脇の台で行われます。この手の構造の空港としては、比較的広いスペースが確保されています。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
RNJ007.jpg売店
(写真は平成27年3月撮影)
1階入口を入って右側に売店1店(ブルーマリン 海)があります。
島内のホテルが出店している売店です。与論島の土産はひと通り揃っており、雑貨類も多い印象です。
RNJ008.jpg飲食店
(写真は平成27年3月撮影)
1階ランド側から見て右側に1店舗(ブルースカイ)があります。JAL系列のJALUXが展開するBLUESKYとは一切関係ない飲食店です。
奄美群島の飲食店らしく鶏飯ランチといったメニューも見られます。
RNJ009.jpgターミナルわきの広場
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルには送迎デッキがあるようなのですが、訪問時は閉鎖中でした。ターミナル両側のフェンス沿いにエプロンを眺められる場所があります。飛行機が駐機されやすい建物右側にあずまやなどが設けられています。
RNJ009-2.jpgターミナルわきの広場からのながめ
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後が順光です。ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
しかし、ターミナルわきの広場とエプロンの間には二重のフェンスがあるため、一つ目のフェンスをクリアしても写真のようにフェンスで非常に見づらくなっています。
ターミナルの左側はフェンスはひとつですが、飛行機が停まることが少なく撮影には不向き。飛行機を撮るなら、滑走路を挟んだ反対側の道路上の方が撮りやすい状況です。
RNJ010.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後がターミナルの前に106台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は、空港周辺にはありません。島中心部の茶花に複数店があり、事前に予約しておけば送迎がある場合があり。
11.jpgモニュメント
(写真は平成21年12月撮影)
駐車場の真ん中にヨロンパナウル王国の象徴であるカリユシの像が立っており、歓迎アーチとセットの製作になっています。
ヨロンパナウル王国は、昭和58年、与論町が町制20周年記念事業として建国したミニ独立国(偽物)。王国名は、パナが「花」、ウルが「サンゴ」を意味する造語。カリユシの像は「この王国の象徴で、安全な旅を願う守り神」をイメージしているそうです。

yoron12.jpg周辺見どころ施設(サザンクロスセンター)
(写真は平成21年12月撮影)
SKYVIEWでも空港へのながめを取り上げたサザンクロスセンターは、与論島内で最も高い位置から島全体を眺めることができます。この展望室からは、空港も良く見えるのですが、展望室内には、日本エアコミューターで使用した日本航空機製造YS-11とドルニエ228のプロペラが展示されています。与論に寄った際にはぜひ訪問を。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*3
奄美(奄美大島)*12JAL(ANA)*3*12
那覇RAC
*1:沖永良部経由
*2:一部曜日のみの運航
*3:JACによる運航便あり
*12:到着便のみの運航


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和04年10月30日:JAL*3鹿児島・JAL*3*12奄美 JAL共同運航便化(JAL*3・JAL*3*12→JAL(ANA)*3・JAL(ANA)*3*12)
※令和04年07月15日:JAL*3奄美 到着便のみに変更(JAL*3→JAL*3*12)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美 運休(10/24最終運航)、JAL*3鹿児島・JAL*3奄美 就航
※平成30年07月01日:JAC*2沖永良部・JAL*1*2(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/30、到着便は6/29最終運航)、JAC*2奄美 毎日運行化(JAC*2→JAC)
※平成22年04月01日:JAC*2奄美 就航

※事前購入型しかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H22.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡・奄美 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■与論空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
与論空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※与論空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.10.14
初調査日 2009.08.15
前調査日 2015.03.02
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2024年05月13日

奥尻_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/奥尻空港
日本空港情報館
奥尻空港

OIRtop.jpg
奥尻空港

■飛行場の概要
北海道奥尻郡奥尻町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
渡島半島西部の日本海に浮かぶ、奥尻島の南部に位置する離島空港。平成5年の北海道南西沖地震で街ごと大津波に襲われた青苗地区近くに位置します。昭和49年に開設された旧空港が滑走路800mと短かったことから、平成16年、隣接地に滑走路を1500m化した新空港として開港しました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(北海道エアシステム)により2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:北海道
■滑走路延長:1500m
■空港コード:OIR/RJEO
■旅客ビル管理者:北海道


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/木製品が随所に使われたターミナル。1層式でコンパクト。
■見学者への対応:◎==== ターミナルパンフ 無/案内所 無/展望デッキ 無料/航空ファン向け展示 無/空港隣接地に旧滑走路有
■売店の充実度:===== 売店0店・飲食店1店(見学時は閉店中で詳細は不明)
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有(1日数便)/奥尻島南部中心地の青苗地区まで徒歩15分


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成20年7月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
平成16年、新空港開港に合わせて完成した新しいターミナルビルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。ビルは2階建てで、1階に搭乗設備が集中。2階には展望デッキと事務所があります。
サインは吊サインはなく、出発口などに青地に白文字のものが掲げられています。
02.jpgターミナル前面
道路側に向かってあがる大きな白い屋根が特徴。正面出入口は1か所です。
バスのりばは1か所。奥尻島南部をぐるり半周するバスが経由する形で運行されています(奥尻BSまで約40分)。奥尻町有バスは一部便が未経由となっており、それらの便には徒歩10分のところにある米岡新生団地バス停から利用できます(米岡新生団地バス停は旧空港ターミナルの最寄バス停)。
■バスのりば 奥尻バスセンター行、神威脇行(奥尻町有バス)

※平成29年11月01日:奥尻町有バス 奥尻町民・町民の親族以外の乗車 可能に変更
※平成29年10月01日:奥尻町有バス 奥尻町民・町民の親族以外の乗車 不可に変更
04.jpgチェックインカウンタ
1階中央に設置されています。1日1便HACのみの運航で、カウンタはJALグループ(HAC)カウンタです。

※平成23年、HACはJALグループから離脱し、9月よりカウンタ業務も自社業務化。カウンタもHAC仕様に変更されましたが、平成26年10月にJALグループに再度編入されています。
※平成28年10月30日:HAC JAL便名に統一
03.jpgロビー
1階はほぼ全面に渡って出発ロビー・チェックインロビー・到着ロビーとなっています。中央にチェックインロビーで左に出発口、右に到着口がある配置です。2階までの全面吹抜で非常に明るいロビーです。
搭乗待合室にすぐ入れる構造で、待合用のイスはほとんどありません。ランド側から見て右端が「奥尻のPRコーナー」になっています。
05.jpg出発口
1階、チェックインカウンタの左側にあります。 案内掲示はありません。
06.jpg到着口
1階、チェックインカウンタの右側にあります。手荷物受取所は小さな受取所ですが、ターンテーブルも設置されています。
07.jpg売店・飲食店
2階に喫茶があるようですが、利用時には開店していませんでした。
08.jpg展望デッキからのながめ
2階に展望デッキがあります。入場無料。狭いデッキですが、大屋根が伸びており、柵は低く、非常に見やすい環境です。
正面は日本海が広がります。中型プロペラ機(現在はJALのSAAB340B)による運航で、写真のように地上搭乗の様子が眺められます。ただ、1日1便だけの運航で、シャッターチャンスはほとんどありません。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
10.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に85台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港周辺にはありません。奥尻島内にあるレンタカー各社を事前に予約し、送迎してもらう必要があります。
09.jpgモニュメント
1階出発ロビーには床面に奥尻島の観光案内が見られます。
11.jpg未来を翼に乗せて
空港周辺は用地造成地がところどころ広がっており、「未来を翼に乗せて」と書かれた整備事業PR看板が立っています。
ちなみに空港のすぐ前には日本離島最北限の田んぼが見られます。
12.jpg周辺見所施設(旧空港ターミナルビル)
現空港の南方にある旧空港のターミナルビル。「奥尻空港」と大きく書かれています。すぐ後ろの高台は現滑走路で、旧空港閉鎖から2年間で整備された滑走路延伸部分にあたります。
13.jpg周辺見所施設(旧空港滑走路)
新空港滑走路の東端付近には、旧空港の滑走路跡が広がっており、誰でも入れる状態になっています。写真の付近は奥尻空港遺跡があった付近です。
この旧滑走路、平成20年7月からはじまった奥尻島のハイキングスポットを取り上げた「フットパス」の一ルートに含まれています。旧滑走路を観光資源にするという注目すべき取組みです。ただ、フットパスが始まった直後に取材をするという幸運に恵まれたにもかかわらず、歩いていても誰ともすれ違いませんでした、、、。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
札幌(札幌丘珠)JAL*d0*d2
函館JAL*d0*d2
*d0:一部曜日のみの運航
*d1:HACの乗り継ぎ割引を利用し、函館乗継で利用できる乗継路線(1週間以内の乗り継ぎであれば割引の利用可能)
*d2:HACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和03年10月31日:JAL*d0*d2札幌 就航、JAL*d2函館 一部曜日のみの運航に変更(JAL*d2→JAL*d0*d2)
※令和03年08月21日:JAL*d0*d2札幌 運休(8/15最終運航)
※令和03年07月17日:JAL*d0*d2札幌 就航(夏期期間就航)
※平成28年10月30日:HAC(JAL)函館 運休(10/29最終運航)、JAL*d2函館 就航、HAC*d1札幌 設定終了
※平成25年07月01日:HAC函館 JAL共同運航便化

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■奥尻空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
奥尻空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※奥尻空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2008.07.20
前調査日 2008.07.20
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2024年05月12日

23年度はコロナ前比8.7%減

□2023年度空港利用者数 コロナ前の2018年度比8.72%減で3億人届かず

国土交通省は11日までに、2023年度の管内空港利用概況集計表(速報値)を発表しました。全97空港合計の利用者数は、2018年度比8.72%減の295,602,571人でした。

2023年度は5月以降は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がなくなっています。国際線は入国規制が4月下旬には解除になっていますし、年度はほぼ1年を通じてCOVID-19の影響を受けないと言って良い年度でした。
COVID-19の影響は2020年1月から出ています。このため、2019年度との比較だと2か月強影響のある数字です。
そこで、COVID-19の影響がなかった最後の年である2018年度と比較しながら、どこまで利用が戻ったか軽く見てみます。(多くの記事は2019年度の数字と比較すると思うのですが、日本空港情報館ブログでは、COVID-19の影響をできる限り排除したいため、敢えて2018年度と比較します。空港によっては2019年度の方が利用者が多い空港もありますのでご注意ください)

利用者数比較:最多は東京国際で8千万人回復・約9割超まで戻す
最も利用者数が多かったのは東京国際(羽田)で80,859,391人でした。八千万人台まで回復しています。
成田国際(成田)が33,813,616人、関西国際(関空)が25,802,058人、福岡が24,937,755人、新千歳が22,933,393人で続いています。

上位十位までは9空港が2018年度比で利用者数を減らしています。羽田は2018年度比で-6.03%と約9割超まで戻しましたが、8位の中部国際(中部)が-25.69%であったのを筆頭に、成田が-18.00%、関空が-11.96%と、かなりの減少でした。それでも、暦年に比べると減少幅が縮小しています。
上位十位までで2018年度比が唯一増えたのが福岡で2018年度比で+0.37%。11位〜50位までで2018年度より増えたのは、11位の神戸、17位の新石垣、22位の高知、32位の名古屋(小牧)、44位の札幌(札幌丘珠)、45位の下地島、48位の山形、50位の三沢の8空港でした。暦年より増加空港が増えています。

上位の各空港の利用者数は国際線が特に影響しています。これは、2023年合計とほぼ同じ傾向を示しています。
関空は中国線が多いことから回復が遅い印象。中部は国際線が全然戻らなかった一方、福岡は国際線が急回復しています。羽田は国際線増枠が効いていると言えそうでしょうか。そう考えると、羽田シフトの影響をモロに受けたはずの成田は頑張ったと言えるかもしれません。

2018年度に1000万人を超えていたのに、2023年度は1000万人を下回ったのが中部。新たな1000万人超え空港はありません。
同様に2018年度に100万人を超えていたのに、2023年度は100万人を下回ったのが山口宇部。新たな100万人超え空港はありません。
2018年度に10万人超えで2023年度に10万人を下回った空港はありませんでした。下地島と種子島が新たに10万人を突破しました。

全体で見ると、離島は利用が増えているところが多いです。
礼文、千歳、佐渡、福井、八尾、小値賀、上五島の7空港は旅客の利用がありませんでした。

増加率比較(増加側):最も増加が著しかったのは下地島
2018年度は利用ゼロ人だった純増空港は伊江島(504人)と波照間(191人)、大分県央(2人)の3空港ありました。
純増空港を除き2018年度比の割合で最も増加率が良かったのは下地島で424,286人(2018年度比+54156.52%)でした。旅客ターミナルが出来て旅客便が復活したことに起因します。
このあとは、慶良間が122人(同+96.77%)、松本が256,740人(同+86.35%)、粟国が1,245人(同+77.60%)、奥尻が15,690人(同+68.31%)、札幌が438,612人(同+64.87%)、北大東27,688人(同+47.00%)と続いています。
下地島と札幌は40万人を突破しました。波照間は1月から定期チャーター便が飛んでいますが、伊江島を下回っていますね。

純増空港を除いた増加率トップ10のうち、7空港が離島でした(下地島、慶良間、粟国、奥尻、北大東、種子島、利尻)。

増加率比較(減少側):最も減少が著しかったのは富山
新たに利用者ゼロとなった空港はありませんでした。
2018年度比の割合で最も減少率が悪かったのは富山で370,524人(同-35.35%)でした。20万人も利用者を減らしています。
このあとは、北九州が1,187,091人(同-33.81%)、佐賀が532,259人(同-33.43%)、能登が115,121人(同-33.21%)、静岡が525,631人(同-27.73%)、中部、小松が1,434,708人(同-21.79%)、天草が44,437人(同-20.63%)、岡山が1,283,730人(同-19.91%)、成田と続いています。
佐賀、静岡、中部は国際線の回復が遅い印象です。国内線の影響を強く受けたのは北九州といったところでしょうか。
富山、能登、小松は、1月に発生した令和6年能登半島地震の影響が大きいとみられます。


COVID-19が5類に引き下げられたのは、2023年5月。2023年度の数値は、ほぼ11か月間は通常利用の数値です。単純に考えれば、減っていても1割程度の減少に収まるはずの数値です。
2018年度比は-8.72%で、ほぼ航空利用が戻ってきたと言えそうです。


2023年度の空港別利用者数(2018年度との比較)
空港名2018年度2023年度増減
 旅客数(人)順位旅客数(人)順位 
東京国際86,051,079180,859,3911-6.03%
成田国際41,238,477233,813,6162-18.00%
関西国際29,308,156325,802,0583-11.96%
福  岡24,845,458424,937,7554+0.37%
新 千 歳23,634,288522,933,3935-2.97%
那  覇21,547,380619,485,8936-9.57%
大阪国際16,299,264714,793,1597-9.24%
中部国際12,344,62889,172,9038-25.69%
鹿 児 島6,066,62695,549,8419-8.52%
仙  台3,612,738103,550,09510-1.73%
神  戸3,190,090143,443,79611+7.95%
熊  本3,460,830113,335,47612-3.62%
宮  崎3,363,734123,067,90613-8.79%
長  崎3,269,487132,861,85214-12.47%
松  山3,164,652152,831,73315-10.52%
広  島3,002,663162,685,85516-10.55%
新 石 垣2,590,336172,609,61217+0.74%
高  松2,092,395181,847,50218-11.70%
大  分2,002,602191,762,27819-12.00%
宮  古1,782,856231,755,05120-1.56%
函  館1,789,027221,668,03121-6.76%
高  知1,553,300251,609,98422+3.65%
小  松1,834,349201,434,70823-21.79%
岡  山1,602,761241,283,73024-19.91%
秋  田1,352,513261,208,56825-10.64%
北 九 州1,793,357211,187,09126-33.81%
青  森1,208,784271,169,43827-3.26%
新  潟1,166,654291,056,20828-9.47%
徳  島1,184,979281,054,46829-11.01%
旭  川1,135,514301,049,55330-7.57%
出  雲1,032,161321,015,14731-1.65%
名 古 屋926,16833940,54632+1.55%
山口宇部1,043,44431869,94433-16.63%
奄  美891,28534869,06834-2.49%
女 満 別842,86835768,04635-8.88%
百里(茨城)760,40238748,39636-1.58%
釧  路812,29136727,15137-10.48%
帯  広679,01441651,19738-4.10%
美保(米子)693,18140575,17339-17.02%
佐  賀799,51437532,25940-33.43%
静  岡727,29339525,63141-27.73%
花  巻488,21644483,04442-1.06%
岩  国522,69943474,00443-9.32%
札幌(丘珠)266,04151438,61244+64.87%
下 地 島78284424,28645+54156.52%
鳥  取411,80445375,80346-8.74%
富  山573,12042370,52447-35.35%
山  形348,80347365,73048+4.85%
庄  内403,98746348,10149-13.83%
三  沢295,21948330,27850+11.88%
松  本137,77663256,74051+86.35%
対  馬260,38252251,84552-3.28%
福  島271,11949232,21753-14.35%
南紀白浜161,53859229,70354+42.20%
久 米 島266,35850220,17655-17.34%
八 丈 島210,98153206,08056-2.32%
徳 之 島201,02155204,07857+1.52%
屋 久 島173,83557197,80458+13.79%
中 標 津206,38554197,37259-4.37%
大館能代155,58161177,02560+13.78%
福  江157,70160174,81961+10.85%
稚  内199,39856171,24162-14.12%
石  見152,69262133,56463-12.53%
能  登172,35158115,12164-33.21%
与 那 国102,19165114,11765+11.67%
沖永良部116,82964113,18766-3.12%
種 子 島90,40067110,02367+21.71%
調  布100,19466105,98368+5.78%
与  論80,1896988,10669+9.87%
喜  界88,9686883,61370--6.02%
隠  岐62,1197170,58071+13.62%
紋  別73,3197066,42872-9.40%
利  尻45,3027454,98673+21.38%
南 大 東46,8697349,21274+5.00%
多 良 間44,1037544,48575+0.87%
天  草55,9847244,43776-20.63%
但  馬42,2207638,73277-8.26%
壱  岐34,8877734,82878-0.17%
新  島33,4817834,17379+2.07%
三 宅 島27,7857931,06280+11.79%
北 大 東18,8368227,68881+47.00%
神 津 島22,7728126,48382+16.30%
大  島25,6728025,00683-2.59%
奥  尻9,3228315,69084+68.31%
粟  国701851,24585+77.60%
伊 江 島08850486-
波 照 間08819187-
慶 良 間628612288+96.77%
岡  南16871989+18.75%
大分県央088290-
礼  文088091-
千  歳088091-
佐  渡088091-
福  井088091-
八  尾088091-
小 値 賀088091-
上 五 島088091-
合  計323,856,608 295,602,571 -8.72%


↓2023年の数字は下記参照
□2023年空港利用者数 コロナ前の2019年比14.7%減でおさまる(2月8日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/502307241.html
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福島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/福島空港
日本空港情報館
福島空港

top.jpg
福島空港

■飛行場の概要
福島県須賀川市と石川郡玉川村にまたがる地方管理空港(旧・第3種空港)です。(旅客ビルは玉川村側)
平成5年3月に開港した新しい空港です。福島県の玄関空港ですが、県庁所在地の福島市からは離れており、郡山市南方の高地にあります。利便性の悪さもあり、利用者の維持が続かず、平成21年1月関西国際線や那覇線を運航していた日本航空グループが完全撤退して話題になりました。
平成23年3月11日の東日本大震災では管制塔のガラスが全壊。壊れたままの管制塔で管制し、翌日から多数の臨時便が運航されました。福島第一原発から約60キロと最も近い空港で、長引く原発事故の影響を一番受け、2路線あった国際線はいずれも運休、平成24年10月にはついに1路線が廃止されました。
令和6年5月現在、国内線はアイベックスエアラインズとANA(ANAウイングス)により2路線、国際線はTigerair Taiwanにより定期チャーター便1路線が運航しています。

→震災後の福島空港の状況は下記の記事で取り上げています。
■平成23年5月23日に訪問
 結びつけよう東北! 福島空港 2011/06/03up


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:福島県
■滑走路延長:2500m
■空港コード:FKS/RJSF
■旅客ビル管理者:福島空港ビル


■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模/ビル構造を含め、イスなどの細部にまでこだわったデザインは注目です。周囲に空港公園あり。
■見学者への対応:◎◎◎◎= ターミナルパンフ 有(韓国語版有)/空港案内所 有/展望デッキ 無料/ファン向け展示 有(飛行機模型など)/記念スタンプが豊富。多くのウルトラマンの展示などもあり、見学者がとても楽しめる空港だと思います。
■売店の充実度:◎◎=== 売店3店・飲食店1店・免税店1店/売店・飲食店は縮小傾向で、少なめ。品数は中規模で福島土産はある程度は手に入ります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/最寄駅(徒歩40分ほど)や最寄の中規模都市である須賀川駅からバスはなし。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成23年5月現在のものです。
top.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成22年8月の様子)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店と搭乗口、搭乗待合室、3階に飲食店と展望デッキがあります。ターミナルは国際線部分と国内線部分に大きく二分されています。入口を入って左側に国際線到着ロビーとチェックインカウンタ、中央部に国内線チェックインカウンタ、右側に国内線到着ロビーと総合案内所を配置しています。
ターミナル前面側はガラス張りで、非常に明るい印象です。1階から3階まで段々配置の細長い吹抜になっています。イスに鮮やかなカラーを使うなど、細部にまでこだわったデザインは一見の価値ありです。一方で、サインは大きな特徴はありません。黒に近い灰地に白文字が基本で、出発関係は緑文字・図柄、到着関係は黄文字・図柄を使っています。

※令和02年07月22日:国際線区画 再開
※令和02年04月13日:国際線区画 閉館
02.jpgターミナル前面
(写真は平成22年8月の様子)
曲線の美しい屋根が目立つ前面です。
バスのりばは1番、2番、5番の3か所。車で10分ほどの最寄駅泉郷駅や須賀川市内方面への路線はありません。また、乗合タクシーが発達しており、福島県全域をカバー。日光方面や日立方面までも運行されています(航空便に合わせた最低限の運行、郡山駅前まで約40分)。
■1番 郡山駅前行(福島交通)
■2番 -

※平成29年10月01日:いわき方面湯本駅行(新常磐交通) 運休
※平成22年04月01日:東山温泉行(会津乗合自動車) 運休

03.jpg国内線(チェックインロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
1階ランド側から見てやや右側中央部に設置されています。 ANAのカウンタのみがあります。
IBXはチェックイン業務をANAに委託しており、ANAグループカウンタで搭乗手続きが行われます。
ANAは平成21年に一度撤退していますが、AIR DO(ADO)とIBXの運航便に共同運航していたため、ANAカウンタが残存し、手続きが続けられてきました。ANAは平成24年に復活しています。
※平成21年1月に完全撤退した日本航空グループはANAカウンタの左側に設けられていました。

※平成27年03月29日:ADO全便運休・拠点撤退
※平成24年06月01日:ANA就航
※平成21年11月01日:ANA全便運休(カウンタ残存)、ADO就航(ANAカウンタ利用)
04.jpg国内線(出発ロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
ランド側から見てANAグループチェックインカウンタの左側にある階段を2階に上ると出発ロビーです。色鮮やかなイスが並び、天井には飛行機模型が吊り下がっています。
05.jpg国内線(搭乗口)
(写真は平成22年8月の様子)
2階出発ロビー脇に、ややひっそりと設置されています。案内掲示は液晶モニタです。
ゲート内には売店があり、搭乗改札は2か所、搭乗橋も2か所あります。
09.jpg国内線(到着口)
(写真は平成22年8月の様子)
1階ランド側から見て右側に設置されています。出口は1か所です。
案内表示は液晶モニタです。
01.jpg国内線(到着ロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
1階ランド側から見て右側に設置されています。出発ロビーから続くロビーで、2階までの吹抜になっています。総合案内所とレンタカーカウンタ、両サイドに宅配便受付と福島のPRコーナーがあります。
23.jpg小型航空機用搭乗橋
(写真は平成22年8月の様子)
小型機での運航が多い福島空港。平成22年5月、国内初となるリージョナル航空機&小型航空機兼用型航空旅客搭乗橋が設置されました。搭乗橋を地上レベル近くまで下げたバリアフリー対応の搭乗橋で、小型機搭乗時も雨にぬれずに搭乗できます。

17.jpg国際線(チェックインロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
※平成23年3月の東日本大震災後、運用が止まっています(チャーター便で数日間の再開あり/立ち入りはできます)。
1階ランド側から見て左側中央寄りは国際線のチェックインロビーになっています。国内線側のロビーとつながっている構造です。
福島空港ターミナルビルのパンフレットは日本語のほか、韓国語版も発行されています。
17-1.jpg国際線(チェックインカウンタ)
(写真は平成22年8月の様子、中国東方航空就航時)
アシアナ航空(AAR)のカウンタが並んでいます。
各カウンタ地方空港としては珍しい専用カウンタで、カウンタ後方にそれぞれの航空会社のロゴが取り付けられています。
専用カウンタのないANAは、共同運航を行っているAARカウンタでチェックインが行われます。

※平成24年10月28日:中国東方航空(CES) 拠点撤退
18.jpg国際線(出発ロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
国際線チェックインカウンタ前にある階段を上った2階が出発ロビーです。色鮮やかな丸いイスとウルトラマン展示が目立ちます。
18-1.jpg国際線(出発入口)
(写真は平成22年8月の様子)
国際線出発ロビーの端に設けられています。入口は1口です。
出国審査場内には小さいながらも免税売店があります。搭乗改札、搭乗橋とも1か所です。
出発案内板は取付式です。共同運航便の場合、細く2社のロゴが並べられています。出発案内板脇に就航先2都市(ソウル、上海)の時刻を示した時計が掲げられています。ソウルとは時差なし、上海とは1時間ずれです。
19-1.jpg国内線(到着口)
(写真は平成22年8月の様子)
国際線到着ロビーにひっそりと設置されています。
到着案内板は、出発入口同様、取付式です。
19.jpg国内線(到着ロビー)
(写真は平成22年8月の様子)
国際線到着ロビーは1階ランド側から見て一番左端に設置されています。天井は高く、ガラス張りの側面から明るい光が注ぎます。
脇に警察の出張所があり、国際線到着時のみ、建物右端にある警察から警官がやってきます。

06.jpg売店
(写真は平成22年8月の様子)
・2階国内線出発ロビー:1店舗(福島エアポートサービス(ウルトラマン オフィシャルショップ SHOT M78併設))
・1階国内線出発ロビー:2店舗(ヤマザキショップ、ふくしま逸品堂)
・2階国際線搭乗待合室:1店舗(免税店)

ショッピングプラザはもともと4店体制でしたが、平成18年3月にANAFESTAが閉店。平成21年1月のJALグループ完全撤退に伴い、空港直営売店が福島エアポートサービスに営業譲渡され、JALサポートショップ福島エアポートサービスJ店も福島エアポートサービスに統合されています。
※各店とも、空港内で配布している情報マガジン「FAP!」に割引券などがついています。「FAP!」は平成20年秋号(vol.11)を最後に一時休刊しましたが、平成21年に復活しています。

※平成30年02月22日:ヤマザキショップ 開店
※平成30年01月31日:空の駅たまかわ 閉店
※平成28年04月05日:ふくしま逸品堂 開店
※平成25年03月20日:ウルトラマン オフィシャルショップ SHOT M78 開店
bag2.jpgショッピングバック
(写真は平成22年8月の様子)
福島エアポートサービスのショッピングバック。
左右で違うデザインで、両面とも空港にあったデザイン。写真の面は日本周辺地図に就航先(JALが運航した就航先も含む!=SAPPORO、NAGOYA、OSAKA、FUKUOKA、OKINAWA、SEOUL、SHANGHAI)を示したデザインです。
07.jpg飲食店
(写真は平成22年8月の様子)
・2階:喫茶1店舗(シャロン)
・3階:1店舗(アーマ・テラス)

もともとは3階に3店、2階と1階に各1店の5店ありましたが、平成21年1月のJALグループ完全撤退の影響もあり、3階の2店(石楠花、ふるさと亭)と1階の1店(Cafe)が閉店となっています。
Cafe跡地は売店の空の駅たまかわに改装されていますが、3階の2店跡地は閉鎖されています。

※平成30年08月02日:アーマ・テラス 開店
※平成30年03月21日:田善 閉店
07-1.jpgアメニティ施設
(写真は平成22年8月の様子)
3階は、ロビー部分がアメニティプラザとなっており、地元の人々が、1週間から3週間ほどの期間で、さまざまな作品展などを開いています。
3階屋内遊び場「わくわくらんど たまかわ」、キッズラウンジ、会議室、特別室があります。
2階に有料ラウンジ(ラウンジf)があります。

※平成30年10月**日:特別室 新設
※平成30年07月24日:キッズラウンジ 新設
※平成30年07月23日:空ウンジ 閉鎖
※平成30年03月01日:らうんじf 新設
※平成30年02月13日:有料待合室(2階) 閉鎖
※平成24年10月27日:わくわくらんど たまかわ 新設
10.jpg送迎・見学者デッキ
(写真は平成22年8月の様子)
3階ランド側から見て右側に屋上があります。入場無料。
ほぼ全面に屋根がついていますが、最先端部は屋根がありません。フェンスは高いですが、ワイヤーが張られているだけなので、撮影には支障ありません。
自動販売機のほか、ゲームコーナーも設けられています。
11.jpg送迎・見学者デッキからのながめ
(写真は平成22年8月の様子)
山を平らにして造られた福島空港。最も高い位置にあるので、見晴らしはよいですが、滑走路が長いので、空港しか見えない難点があります。
写真では見づらいですが、正面の芝生の上に「うつくしま ふくしま」という文字が書かれています。
08.jpg福島PRコーナー
(写真は平成22年8月の様子)
2階出発ロビーと1階到着ロビーにそれぞれ福島県の各地を紹介するPRコーナーが設けられています。印象的な照明に照らされたコーナーには多くのパンフレットが用意されています。
13.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成22年8月の様子)
比較的近くに鉄道の駅がありながら、交通の便がすこぶる悪い福島空港。主要アクセス手段は自動車でしょう。ターミナルの前に広い駐車場が設けられています。駐車料金は無料。少し離れた位置に仮設駐車場もあり、ここを含めると約2,300台の駐車が可能だそうです。
ちなみに、仮設駐車場脇に職員用の駐車場があり、ここは非常に利用度が高いです。公共交通機関が発達しておらず、アクセスが極めて不便ということを示す証拠でしょうか、、、。
レンタカー各社は周辺にはありません。レンタカーカウンタで受け付けたのち空港駐車場にて受け渡しになります。
14.jpgモニュメント
(写真は平成22年8月の様子)
ターミナルの前にご覧のように大きなモニュメントがあります。「向福鳥」と言うとても縁起のいい名を持つモニュメントです。現地案内板に作者の話が掲示されており、「出来上がった形が鳥のように見えたことから空港という条件と福島の地形を「イメージ」して」名づけたそうです。
作者が須賀川市出身である縁で、撮影などで使われたウルトラマンシリーズの立像やジオラマなどを展示する常設展示を館内7か所で実施しています。
このほか、館内各所に航空に関する展示物や絵画などの展示が豊富。国際線到着ロビーには漆工芸の残照、出発ロビーには開港記念絵画の牡丹などが展示されています。
fukushima15.jpg周辺見所施設(福島空港公園)
(写真は平成19年8月の様子)
空港建設時に周囲を広範囲に買収したのか、空港の周囲には空港の敷地が広がっています。このほんの一部分が福島空港公園として整備されています。
周囲3か所に点在している公園のうち、空港正面に「エアフロントエリア」が設けられています。ここには日本庭園や福島広場があります。高台2か所に展望台も設けられており、福島空港を一望できます(だいぶ木が伸びてきました)。
20.jpg周辺見所施設(道の駅こぶしの里)
(写真は平成22年8月の様子)
空港西側、車で5分ほどの所に道の駅たまかわ「こぶしの里」があります。道の駅ということで、地元の野菜などが多数直売されています。平成30年まで空港内にあった「空の駅たまかわ」はこの道の駅が出店していたお店です。
空港との間にシャトルタクシーが運行されています。
21.jpg周辺見所施設(展望所)
(写真は平成22年8月の様子)
空港ターミナル区域南部の高台に展望所があり、滑走路を高い位置から眺められます。
福島空港公園内にある展望台周辺は、やや標高が低いうえ木々が成長し、やや空港地域が見にくくなっており、この展望所は滑走路がはっきり見える場所として人気があります。
ただ、車道からの入口に案内板などはなく、やや分かりにくい場所にあります。

22.jpgかつてあった見どころ(かけはし)
2階売店奥には「福島県情報発信コーナー かけはし」と「福島応援コーナー 独断選考 ふくしま逸品堂」が開設されていました。平成28年に売店部がリニューアルされています。
bag.jpgかつてあった見どころ(ショッピングバック(過去))
(写真は平成19年8月の様子)
福島空港ビル直営売店が使っていたショッピングバックです。(紙袋が手元にないためビニール袋)
白地に青で福島空港の文字とシンボルマークが描かれたデザインです。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
新千歳IBX・ANA*d2
大阪国際(伊丹)IBX(ANA)・ANA*d2
*d1:ANKによる運航便あり
*d2:AKXによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和03年08月23日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 再開
※令和03年08月17日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 長期欠航
※令和03年08月06日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 再開
※令和03年07月16日:IBX新千歳 就航
※令和03年05月13日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 長期欠航
※令和03年04月01日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 再開
※令和03年01月19日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 長期欠航
※令和02年07月22日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 再開
※令和02年04月17日:ANA*d2新千歳・ANA*d2大阪国際 長期欠航
※平成27年03月29日:ADO(ANA)新千歳 運休(3/28最終運航)、ANA新千歳 就航
※平成24年06月01日:ANA*d2大阪国際 就航
※平成21年11月01日:ANA*d1新千歳 運休(10/31最終運航)、ADO(ANA)新千歳 就航

※事前購入型または特定便のみしかない乗継割引設定路線は平成26年5月から公開を終了しました。(H22.4.1 ANA石見・松山・高知・福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島 新設、H22.7.1 ANA利尻・稚内・女満別・釧路・函館 新設、H23.1.5 ANA佐賀 廃止、H23.9.1 ANA石見 廃止、H23.10.1 ANA利尻 廃止、H24.3.25 ANA稚内・釧路 廃止、H25.3.31 ANA函館 廃止・ANA中標津・釧路 新設、H25.6.1 ANA利尻 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[台湾]台北 TPE(桃園)TTW*i1
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年01月16日:TTW*i1台北桃園 就航(〜10/25)
※令和05年05月04日:VJC*i1ホーチミン 運休(出発便5/3・到着便4/29最終運航)
※令和05年03月24日:VJC*i1ホーチミン 就航(到着便3/20〜)
※令和元年12月15日:FAT*i1台北 運休(12/12最終運航、運航停止)
※平成30年11月01日:FAT*i1台北桃園 就航
※平成24年10月28日:CES上海浦東 運休(大震災運休継続のまま路線廃止)
※平成23年03月17日:東日本大震災の影響で全定期便欠航(AAR(ANA)ソウル仁川 欠航継続中)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■福島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
福島空港旅客ビルの公式サイト△(福島空港ビル株式会社・福島空港利用促進協議会)
福島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
福島県公式サイト◎(土木部の項目中に空港交流課、福島空港事務所の紹介ページあり)
福島空港公園の公式サイト△(福島空港公園管理事務所)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※福島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.08.27
前調査日 2011.05.23
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2024年05月10日

隠岐_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)
日本空港情報館
隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)

top.jpg
隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)

■飛行場の概要
島根県隠岐郡隠岐の島町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
隠岐諸島最大の島である島後(隠岐の島)にある隠岐の玄関空港です。昭和40年現空港の北隣に開港。平成18年、ジェット化に対応させるため、滑走路を2000m化し、現位置に移転開港しました。島南部の西郷岬半島に位置し、島後の中心地西郷地区から車で10分ほどのアクセスの良い空港となっています。
平成27年7月、開港50周年を記念して「隠岐世界ジオパーク空港」の愛称が付きました。島内では非常に珍しい、火山噴出物で平らになった土地に立地しており、愛称を体感できる空港になっています。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(ジェイエア・日本エアコミューター)により2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:島根県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:OKI/RJNO
■旅客ビル管理者:島根県


■施設の見どころ:◎==== 小規模/天井の曲線が目立つこぢんまりとしたターミナルです。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/両者とも小規模です。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/隠岐に鉄道はありません。隠岐の島町中心部の西郷から連絡バスが航空便に合わせて運行。自動車アクセスが主流。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成22年7月現在のものです。
SKYVIEW
出雲→隠岐便の右窓席から撮影(平成30年9月撮影)。空港西側上空。
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空港は隠岐の島の南方にある西郷岬半島に位置しています。写真に写っている、空港のある半島は、噴火によって形成された玄武岩質の溶岩台地になっています。玄武岩質の溶岩は粘り気が少なく広がるため、島の中でも非常に珍しい平らな場所になっており、空から見るとそれが一目瞭然です。
空港も含めた西郷岬半島の溶岩台地はジオサイトとして広く知られており、「世界ジオパーク」という愛称にまさにピッタリの空港と言えそうです。


SEAVIEW
島後西郷港→島前中ノ島菱浦港のフェリー便から撮影(平成30年9月撮影)。空港南側海上からの眺め。
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前述のとおり、空港のある半島は平らです。実際には、空港のある台地(西郷岬半島)を造成した火山の噴火口が写真右側(東側)にあり、そこから緩やかに写真左側(西側)に向かって緩く傾斜して広がっています。傾斜しているため、写真左側の空港滑走路部分は盛り土になっています。
ちなみに、この角度(南側海上)から見ると、隠岐の島島内でも奇岩として知られるトカゲ岩も空港の遥か向こうに望めます。

OKI001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成30年9月撮影)
移転開港に合わせて平成18年に完成したターミナルビルです。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。非常に小さなターミナルで、チェックインカウンタ、搭乗口、到着口がコンパクトにまとまっています。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
館内のサインは、青緑地に白文字が主流です。到着口は黄地。
OKI002.jpgターミナル前面
(写真は平成30年9月撮影)
建物とは独立した屋根が目を引く前面です。建物の出入口は2口です。バスやタクシーのりばのポールは大きく見やすいものになっています。 車道は3車線が接続しています。

バスのりばは1か所。島中心部の西郷港への直行バスです。(西郷港まで約15分/飛行機の運航に合わせた最低限の運行)
■のりば 隠岐一畑交通行(隠岐一畑交通)
OKI003.jpgロビー
(写真は平成30年9月撮影)
単層の建物でランド側は全面に渡りロビー空間になっています。ランド側から見て左側にチェックインカウンタ、中央に出発口、右側に到着口があります。
上部は大きな吹抜になっていて、ランド側、エプロン側ともにガラスが張られた構造で明るい印象です。天井からはいぐり凧が吊り下げられています。
OKI004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成30年9月撮影)
1階ランド側から見て左側にあります。JALグループ(JAL・JAC)のカウンタです。
OKI005.jpg出発口
(写真は平成30年9月撮影)
1階中央部にあります。入口は1か所です。
曇りガラスにより仕切られた空間になっています。
出発案内は黒地に白文字のはめ込み式です。
06.jpg搭乗待合室
(写真は平成22年7月撮影)
1階ランド側中央部に設けられています。搭乗改札は1か所。
エプロン側はガラス張りになっています。
07.jpg手荷物受取場
(写真は平成22年7月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。
手荷物受取所のターンテーブルは1か所で、出口も1か所です。
OKI008.jpg到着口・到着ロビー
(写真は平成30年9月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーになっています。
到着案内は黒地に白文字のはめ込み式です。
OKI011.jpg売店・飲食店
(写真は平成30年9月撮影)
1階ランド側から見て右端に売店1店(ICHIBATA)・飲食店1店(ライトハウス)が出店しています。
ともに小規模な店舗です。売店では隠岐の土産ひと通りそろっています。WAONが利用できます。
平成22年の訪問時には、空弁として、地元産牛肉・米・醤油・卵・玉ねぎ・大根を使用した「隠岐⇔伊丹ジェット便就航5周年記念今だけ限定隠岐の島で「潮凪牛」めし食ったで〜元祖とろとろ半熟卵入り」が販売されていました。
OKI015.jpg送迎デッキ
(写真は平成30年9月撮影)
エプロン側屋上に設置されています。外階段を利用するタイプです。
柵は低かったですが、改修され、高い柵になりました。柵は目が細かく、所々に撮影用の大きな穴が開いているタイプです。建物の端までやや距離があります。
11.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成22年7月撮影)
滑走路の向こう側の高台に旧滑走路が見えます。滑走路側は正面の山が若干見える程度ですが、左右は日本海を臨め、左方向には遠く島前の島並みも望めます。ちなみに正面の丘は、空港のある西郷岬半島の特徴である噴火口群(スコリア丘)跡で、世界ジオパーク空港らしい風景になっています。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
珍しいジェット機の地上搭乗を見ることができます。
OKI017.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成30年9月撮影)
ターミナルの前に無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港付近にはなく西郷港周辺に数件が出店しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。(ターミナル内にレンタカー専用カウンタはありません。)
写真は、東側から西に向かってターミナル地区を撮影したものですが、ターミナル地区は後述の空港ふれあい公園と合わせ、噴火口群(スコリア丘)跡の高台に当たります。
13.jpg地上アクセス施設(駐輪場)
(写真は平成22年7月撮影)
ターミナルわきに屋根つきの駐輪場・二輪車置き場があります。案内サインも出ています。
OKI016.jpgモニュメント
(写真は平成30年9月撮影)
館内で一番目立つのは、ロビーの天井部にある「隠岐いぐり凧」でしょうか。ターミナル正面に山口誓子が隠岐について詠んだ句碑があるほか、館内には隠岐の名物行事「牛突き」の横綱牛が着ける化粧まわしが展示されています(写真)。
15.jpg周辺見所施設(空港ふれあい公園)
(写真は平成22年7月撮影)
空港の南東側に高台があり、空港ふれあい公園となっています。ターミナル地区を一望できる展望スポットです。南東側の島の先端部へ向かう遊歩道も整備されています。
16.jpg周辺見所施設(旧空港)
(写真は平成22年7月撮影)
現空港のすぐ北側には平成18年まで使用されていた旧滑走路とターミナル地区があります。旧空港は、昭和40年に滑走路1200mで開港。3年後に第3種空港として供用開始となり、昭和54年に滑走路が1500m化されています滑走路延長が難しかったこともあり、隣接地の現空港に移転しての廃港となりましたが、いまだに旅客ターミナルや管制塔は残ったままになっています。(旧ターミナル側は、現空港よりも高台に位置していますが、立ち入り禁止となっていて、新空港を眺めるのには適していません。)

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
大阪国際(伊丹)JAL*1
出雲(出雲縁結び)JAL*3
*0:特定曜日のみの運航
*1:JARによる運航便あり
*2:JEXによる運航便あり
*3:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成22年07月01日以降)
※令和03年04月29日:JAL*0*1大阪国際 毎日運航再開(JAL*0*1→JAL*1)
※令和03年04月01日:JAL*1大阪国際 再開(特定曜日のみの運航/JAL*1→JAL*0*1)
※令和03年03月01日:JAL*1大阪国際 長期欠航
※令和02年11月23日:JAL*0*1大阪国際 毎日運航再開(JAL*0*1→JAL*1)
※令和02年10月25日:JAC出雲 運休(10/24最終運航)、JAL*3出雲 就航
※令和02年09月28日:JAL*1大阪国際 特定曜日のみの運航に変更(JAL*1→JAL*0*1)
※令和02年09月21日:JAL*0*1大阪国際 毎日運航再開(JAL*0*1→JAL*1)
※令和02年08月31日:JAL*1大阪国際 特定曜日のみの運航に変更(JAL*1→JAL*0*1)
※令和02年08月01日:JAL*0*1大阪国際 毎日運航再開(JAL*0*1→JAL*1)
※令和02年07月02日:JAL*1大阪国際 再開(特定曜日のみの運航/JAL*1→JAL*0*1)
※令和02年05月18日:JAL*1大阪国際 長期欠航
※平成30年05月07日:JAC大阪国際 運休(5/6最終運航)、JAL*1大阪国際 就航
※平成29年09月01日:JAL大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成29年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL大阪国際 就航(夏期増便)
※平成28年09月01日:JAL大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成28年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL大阪国際 就航(夏期増便)
※平成27年09月01日:JAL大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成27年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL大阪国際 就航(夏期増便)
※平成26年09月01日:JAL*2大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成26年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL*2大阪国際 就航(夏期増便)
※平成25年09月01日:JAL*2大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成25年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL*2大阪国際 就航(夏期増便)
※平成24年09月01日:JAL*2大阪国際 運休(8/31最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成24年08月01日:JAC大阪国際 運休(7/31最終運航)、JAL*2大阪国際 就航(夏期増便)
※平成23年08月29日:JAL大阪国際 運休(8/28最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成23年07月15日:JAC大阪国際 運休(7/15最終運航)、JAL大阪国際 就航(夏期増便)
※平成22年08月30日:JAL大阪国際 運休(8/29最終運航)、JAC大阪国際 就航
※平成22年07月16日:JAC大阪国際 運休(7/15最終運航)、JAL大阪国際 就航(夏期増便)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
隠岐空港利用促進協議会△
隠岐空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.08.11
初調査日 2010.07.17
前調査日 2018.09.02
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港) | 更新情報をチェックする