2024年05月31日

成田_国際保安料値上げへ

■成田国際空港(成田空港) 国際線旅客保安サービス料PSSC値上げへ

成田国際空港は30日、9月1日発券分から成田国際空港の国際線旅客保安サービス料(PSSC)を変更すると発表しました。

変更後の金額(消費税込)は、国際線出国・乗継1人あたり700円にするとしています。

変更は2024年9月1日搭乗分からで、2024年9月1日以降に発券する場合に適用されます。
現行どおり、航空券代に含ませるオンチケット方式での徴収となるとしています。

※料金額などの正確な情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

国際線旅客保安サービス料の改定について(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/docs/20240530_PSSC_Revision.pdf
ラベル:成田
posted by johokotu at 22:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする

◆今月の定期更新:定期路線少空港

◆今月の定期更新:定期便路線数が2〜3と少ない空港

今月は、定期便が2路線または3路線の空港のページを定期更新しました。

これらの空港は小規模空港が多く、それほど混まずに利用できます。
コロナ禍が明けて一年。航空利用を再開したいが、出来るだけ人混みを避けたいという人にもオススメです。

※コロナ禍期間中に止めていた定期更新を昨年七月から再開し、今月で一巡しました。コロナ前から大きく変わった空港もいくつかあります。これを機会に、いま一度97空港を見直してみてはいかがでしょうか。

定期便3路線(期間運航で4路線運航期間あり)の空港
05/28 釧路空港(たんちょう釧路空港/北海道)

定期便3路線の空港
05/27 中標津空港(北海道)※2019年より路線数増加!
05/26 三沢飛行場(青森県)
05/25 大島空港(東京大島かめりあ空港/東京都)
05/24 三宅島空港(東京都)
05/23 八丈島空港(東京都)
05/22 岡山空港(岡山桃太郎空港/岡山県)
05/21 高松空港(香川県)
05/20 屋久島空港(鹿児島県)
05/19 徳之島空港(徳之島子宝空港/鹿児島県)
05/18 沖永良部空港(えらぶゆりの島空港/鹿児島県)
05/17 与論空港(鹿児島県)

定期便2路線(期間運航で3路線運航期間あり)の空港
05/30 旭川空港(北海道のまん中・旭川空港/北海道)
05/15 徳島飛行場(徳島阿波おどり空港/徳島県)

定期便2路線の空港
05/14 稚内空港(北海道)
05/13 奥尻空港(北海道)※2019年より路線数増加!
05/12 福島空港(福島県)
05/11 富山空港(富山きときと空港/富山県)
05/10 隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港/島根県)
05/09 岩国飛行場(岩国錦帯橋空港/山口県)
05/08 対馬空港(対馬やまねこ空港/長崎県)
05/07 福江空港(五島つばき空港/長崎県)
05/06 天草飛行場(熊本県)
05/05 喜界空港(鹿児島県)
05/04 与那国空港(沖縄県)
05/03 北大東空港(沖縄県) ※8/1〜1路線化予定
05/02 南大東空港(沖縄県) ※8/1〜1路線化予定

■注目空港 Pick up!
今月定期更新した空港で、最も注目の空港を取り上げます。

北大東空港(沖縄県)
今月取り上げた定期更新空港で注目なのは北大東空港です。
北大東では、今年7月末の運航をもって、日本最短路線の南大東線の運休が決定。那覇線直行便のみの運航に変わります。これまで那覇直行便は毎日片方向のみ(1日0.5往復)だったものが1日1往復になります。
南北セットでは行きづらくなる大東へ、今すぐ行ってみませんか?

202405KTD.jpg
ついに日本最短路線が運休となる北大東。飛行機がなかなか見られなくても、
うふあがり北大東で空へフウとあがりにキタら?
ウフフとテンションアガるのだというDAITO

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする

国際線_運航中路線5/31

■国際線 運航中路線 5月31日更新

新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う需要急減で国際線では大幅な欠航が生じています。
運航が継続しているまたは再開した路線について、航空会社公式サイト、空港公式サイト、都道府県公式サイト、現地大使館公式サイトで発表されている情報で確認できた内容をまとめています。
個人で調べているため、反映しきれていない部分がありますのでご了承ください。


・状況は毎日変化しています。状況により運休していることがあります。
 あくまでも参考程度でご覧いただき、正確な情報は公式サイト等で各自ご確認ください。

下記は定期的に運航されている便のみです(一部定期チャーター便も含めています)。このほかに単発のチャーター便、特に定期的な運航のインバウンドチャーター便が増加しています。各航空会社のサイトなどでご確認ください。

■5/1時点で双方向の国際線定期便(旅客便)の就航が確認できた空港
28空港再開、1空港新規就航
・新千歳★
(公式 一覧時刻表)https://www.new-chitose-airport.jp/ja/airport/time/result?ap=int&type=dep&po=&co=
(公式 特設ページ)提供無し
・函館★
(公式 一覧時刻表)https://airport.ne.jp/get_on/
(公式 特設ページ)提供無し
・青森★
(公式 一覧時刻表)https://www.aomori-airport.co.jp/flight/departures
(公式 特設ページ)提供無し
・花巻★
(公式 一覧時刻表)https://www.hna-terminal.co.jp/international-flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・仙台★
(公式 一覧時刻表)https://www.sendai-airport.co.jp/flight/intl-area/
(公式 特設ページ)提供無し
・百里(茨城)★
(公式 一覧時刻表)https://www.ibaraki-airport.net/flight/#flight-timetable
(公式 特設ページ)提供無し
・成田国際★
(公式 一覧時刻表)https://www.narita-airport.jp/jp/flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・東京国際×
(公式 一覧時刻表)提供無し
(公式 特設ページ)提供無し
・新潟★
(公式 一覧時刻表)https://www.niigata-airport.gr.jp/flight/
(公式 特設ページ)提供無し
・富山★
(公式 一覧時刻表)https://www.toyama-airport.co.jp/
(公式 特設ページ)提供無し
・小松★
(公式 一覧時刻表)https://www.komatsuairport.jp/flight/
(公式 特設ページ)https://www.komatsuairport.jp/info/20221220104716.html
・静岡★
(公式 一覧時刻表)https://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/flight-schedule-2023s/
(公式 特設ページ)提供無し
・中部国際★
(公式 一覧時刻表)https://www.centrair.jp/flight/schedule/
(公式 特設ページ)https://www.centrair.jp/news/1273454_1781.html
・関西国際▼
(公式 一覧時刻表)提供無し
(公式 特設ページ)https://www.kansai-airport.or.jp/flight/notice_international-flight
・美保(米子)★
(公式 一覧時刻表)https://www.yonago-air.com/flight
(公式 特設ページ)http://www.yonago-seoul.com/
・岡山★
(公式 一覧時刻表)https://www.okayama-airport.org/timetable
(公式 特設ページ)提供無し
・広島★
(公式 一覧時刻表)https://www.hij.airport.jp/flight/diagram/
(公式 特設ページ)提供無し
・高松★
(公式 一覧時刻表)https://www.takamatsu-airport.com/timetable/int.php
(公式 特設ページ)提供無し
・松山★
(公式 一覧時刻表)https://www.matsuyama-airport.co.jp/inter/index.html
(公式 特設ページ)https://www.matsuyama-airport.co.jp/inter/index.html
・大分★
(公式 一覧時刻表)https://www.oita-airport.jp/timetable/
(公式 特設ページ)提供無し
・福岡★
(公式 一覧時刻表)https://www.fukuoka-airport.jp/flight/schedule/index.html?intdom=int
(公式 特設ページ)https://flyfromfukuoka.jp/
・北九州★
(公式 一覧時刻表)https://www.kitakyu-air.jp/rev-boarding/timetable.html
(公式 特設ページ)https://www.kitakyu-air.jp/rev-campaign-jinair-2304.html
・佐賀★
(公式 一覧時刻表)https://www.pref.saga.lg.jp/airport/list05032.html
(公式 特設ページ)https://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00395896/index.html
・長崎★
(公式 一覧時刻表)https://nagasaki-airport.jp/flight/timetable/
(公式 特設ページ)https://nagasaki-airport.jp/news/detail.php?id=947
・熊本★
(公式 一覧時刻表)https://www.kumamoto-airport.co.jp/timetable-int/
(公式 特設ページ)提供無し
・宮崎★
(公式 一覧時刻表)https://www.miyazaki-airport.co.jp/flight/int_dep
(公式 特設ページ)提供無し
・鹿児島★
(公式 一覧時刻表)https://www.koj-ab.co.jp/flight/monthly/hkg_d.html
(公式 特設ページ)提供無し
・那覇▼
(公式 一覧時刻表)https://www.naha-airport.co.jp/flight/month/
(公式 特設ページ)提供無し
・下地島★ ※5/29〜再開
(公式 一覧時刻表)https://shimojishima.jp/international
(公式 特設ページ)提供無し

★:公式サイトで月間時刻表を掲出している非常に分かりやすい空港
▼:一覧は検索しかないやや分かりにくい空港
×:日々の検索しかない分かりにくい空港


5/1時点で定期的な双方向の運航が確認できた国際線旅客便
※一部日程で欠航予定の路線があります、一部臨時便も記載
※5/1現在新規に就航が確認できたものを加えています。(再欠航になったものは把握が著しく遅れている場合があります=航空会社も発表しないもので、、、)
<東アジア>
・東京国際-ソウル GMP(金浦):JAL週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):ANA週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):KAL週21
・東京国際-ソウル GMP(金浦):AAR週21
・関西国際-ソウル GMP(金浦):JJA週14
・関西国際-ソウル GMP(金浦):AAR週14
・関西国際-ソウル GMP(金浦):KAL週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):JJA週7 ※6/1〜週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):TWB週7
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):KAL週14
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):JNA週7 ※6/17〜週11
・新千歳 -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・新千歳 -ソウル ICN(仁川)★:ABL週7
・青森  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・仙台  -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:TZP週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:AJX週5
・成田国際-ソウル ICN(仁川):KAL週28
・成田国際-ソウル ICN(仁川):AAR週28 ※7/1〜週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):JNA週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):TWB週21
・成田国際-ソウル ICN(仁川):JJA週32
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:ABL週14
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ASV週23
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:APZ週6
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ESR週7
・成田国際-ソウル ICN(仁川)★:EOK週7 ※5/30〜就航
・成田国際-ソウル ICN(仁川):ETH週6
・東京国際-ソウル ICN(仁川):APJ週7
・東京国際-ソウル ICN(仁川):KAL週7
・東京国際-ソウル ICN(仁川):AAR週7
・新潟  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・小松  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・静岡  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・中部国際-ソウル ICN(仁川):KAL週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川):AAR週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川):JJA週14
・中部国際-ソウル ICN(仁川)★:JNA週14
・関西国際-ソウル ICN(仁川):APJ週28
・関西国際-ソウル ICN(仁川):AAR週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):KAL週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):JJA週27
・関西国際-ソウル ICN(仁川):JNA週28
・関西国際-ソウル ICN(仁川):TWB週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川)★:ABL週21
・関西国際-ソウル ICN(仁川):ASV週14
・関西国際-ソウル ICN(仁川):ESR週14
・美保  -ソウル ICN(仁川):ASV週3
・岡山  -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・広島  -ソウル ICN(仁川)★:JJA週13
・高松  -ソウル ICN(仁川):ASV週7
・松山  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・大分  -ソウル ICN(仁川)★:JJA週5
・福岡  -ソウル ICN(仁川):JNA週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):AAR週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):TWB週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川)★:ABL週14
・福岡  -ソウル ICN(仁川):JJA週31
・福岡  -ソウル ICN(仁川):KAL週21
・福岡  -ソウル ICN(仁川):ASV週14
・福岡  -ソウル ICN(仁川):ESR週7
・北九州 -ソウル ICN(仁川):JNA週7
・佐賀  -ソウル ICN(仁川)★:TWB週3
・熊本  -ソウル ICN(仁川)★:TWB週7
・宮崎  -ソウル ICN(仁川):AAR週3
・鹿児島 -ソウル ICN(仁川):KAL週3
・那覇  -ソウル ICN(仁川):JJA週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):KAL週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):JNA週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):TWB週7
・那覇  -ソウル ICN(仁川):AAR週7
・下地島 -ソウル ICN(仁川)★:JNA週5 ※5/29〜就航
・成田国際-チョンジュ★:EOK週7
・関西国際-チョンジュ:TWB週7
・関西国際-チョンジュ★:EOK週14
・福岡  -チョンジュ★:TWB週7
・成田国際-テグ  :TWB週7
・関西国際-テグ  :TWB週7
・福岡  -テグ  :TWB週7
・新千歳 -プサン ★:ABL週7
・新千歳 -プサン :JNA週7
・成田国際-プサン :KAL週14
・成田国際-プサン :JJA週14
・成田国際-プサン :ABL週7
・成田国際-プサン ★:JNA週7
・中部国際-プサン :KAL週7
・関西国際-プサン :ABL週21
・関西国際-プサン :JJA週14
・関西国際-プサン :TWB週7
・関西国際-プサン ★:JNA週7
・松山  -プサン ★:ABL週3
・福岡  -プサン :ABL週30
・福岡  -プサン :JJA週14
・福岡  -プサン :KAL週14
・福岡  -プサン :JNA週7
・那覇  -プサン :JNA週7
・関西国際-チェジュ:TWB週7
・新千歳 -北京 PEK(首都):CCA週4 ※
・仙台  -北京 PEK(首都):CCA週2 ※大連経由便
・成田国際-北京 PEK(首都):CCA週7
・成田国際-北京 PEK(首都):CHH週4
・東京国際-北京 PEK(首都):JAL週14
・東京国際-北京 PEK(首都):ANA週7
・東京国際-北京 PEK(首都):CCA週14
・中部国際-北京 PEK(首都):CCA週4
・関西国際-北京 PEK(首都):ANA週3
・関西国際-北京 PEK(首都):CCA週7
・関西国際-北京 PEK(首都):CHH週4
・広島  -北京 PEK(首都):CCA週3 ※大連経由便
・福岡  -北京 PEK(首都):CCA週5 ※大連経由便
・那覇  -北京 PEK(首都):CCA週2
・東京国際-北京 PKX(大興)★:CSN週7
・東京国際-北京 PKX(大興)★:CES週7
・関西国際-北京 PKX(大興)★:CSN週4
・関西国際-北京 PKX(大興)★:DKH週7
・関西国際-北京 PKX(大興)★:CES週7
・成田国際-哈爾浜 :SJO週7
・成田国際-哈爾浜 :CSN週3
・新潟  -哈爾浜 :CSN週1
・関西国際-哈爾浜 :CSN週2
・成田国際-長春  :CSN週3
・成田国際-瀋陽  :CSN週7
・関西国際-瀋陽  :CQH週1
・関西国際-瀋陽  :CSN週3
・仙台  -大連  :CCA週2
・成田国際-大連  :ANA週7
・成田国際-大連  :CSN週7
・成田国際-大連  :CCA週4
・東京国際-大連  ★:JAL週7
・中部国際-大連  :CSN週2
・関西国際-大連  :CSN週3
・関西国際-大連  :CQH週4
・広島  -大連  :CCA週3
・福岡  -大連  :CCA週5
・福岡  -大連  ★:CQH週3
・新千歳 -天津  :GCR週2
・成田国際-天津  :SJO週7
・成田国際-天津  :CCA週4 ※大連経由
・東京国際-天津  :GCR週4
・中部国際-天津  :JAL週2
・中部国際-天津  ★:GCR週4 ※5/29〜就航
・関西国際-天津  :GCR週3
・成田国際-青島  :CES週2
・東京国際-青島  ★:ANA週7
・関西国際-青島  :CES週3
・関西国際-青島  :CDG週1
・関西国際-青島  ★:QDA週1 ※5/16〜就航
・成田国際-石家荘 ★:CQH週2
・関西国際-石家荘 ★:CBJ週2 ※合肥経由便
・関西国際-済南  :CDG週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):JAL週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):ANA週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):CES週7
・東京国際-上海 SHA(虹橋):CSH週7
・新千歳 -上海 PVG(浦東):CQH週3 ※6/22〜週7
・新千歳 -上海 PVG(浦東):CES週7
・仙台  -上海 PVG(浦東):CCA週2
・成田国際-上海 PVG(浦東):ANA週10
・成田国際-上海 PVG(浦東):JJP週4
・成田国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・成田国際-上海 PVG(浦東):CCA週28
・成田国際-上海 PVG(浦東):CES週28
・成田国際-上海 PVG(浦東):DKH週7
・成田国際-上海 PVG(浦東):CSN週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):JAL週14
・東京国際-上海 PVG(浦東):ANA週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):APJ週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):DKH週3
・東京国際-上海 PVG(浦東):CQH週4
・東京国際-上海 PVG(浦東):CES週7
・東京国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・新潟  -上海 PVG(浦東):CES週2
・富山  -上海 PVG(浦東):CSH週2
・小松  -上海 PVG(浦東):CES週2
・静岡  -上海 PVG(浦東):CES週2
・中部国際-上海 PVG(浦東):JAL週5
・中部国際-上海 PVG(浦東):CES週28
・中部国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・中部国際-上海 PVG(浦東):DKH週14
・中部国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・中部国際-上海 PVG(浦東):CCA週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):JAL週3
・関西国際-上海 PVG(浦東):APJ週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):ANA週8
・関西国際-上海 PVG(浦東):DKH週21
・関西国際-上海 PVG(浦東):CQH週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CES週18
・関西国際-上海 PVG(浦東):CCA週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CSN週7
・関西国際-上海 PVG(浦東):CSH週7
・岡山  -上海 PVG(浦東):CES週5 ※5/8迄週3
・広島  -上海 PVG(浦東):CES週3
・高松  -上海 PVG(浦東):CQH週3
・福岡  -上海 PVG(浦東)★:CQH週7
・福岡  -上海 PVG(浦東):CES週21 ※
・福岡  -上海 PVG(浦東):CCA週7
・佐賀  -上海 PVG(浦東):CQH週3
・長崎  -上海 PVG(浦東):CES週2
・那覇  -上海 PVG(浦東):CES週14 ※※
・那覇  -上海 PVG(浦東)★:CQH週4
・関西国際-無錫  :CSZ週7
・新千歳 -杭州  :CHH週2
・成田国際-杭州  :ANA週3
・成田国際-杭州  :CCA週4
・関西国際-杭州  :CCA週7
・関西国際-杭州  :CDC週4
・関西国際-杭州  :CXA週7
・関西国際-杭州  :CBJ週2
・成田国際-寧波  :SJO週7
・関西国際-寧波  :CQH週3
・成田国際-南京  :CES週3
・中部国際-南京  ★:DKH週7
・関西国際-南京  :DKH週7
・関西国際-南京  :CSZ週7
・関西国際-合肥  ★:CBJ週2
・成田国際-福州  :CXA週5
・関西国際-福州  :CXA週4
・成田国際-厦門  :CXA週2
・関西国際-厦門  :CXA週7
・成田国際-広州  ★:CSN週7
・東京国際-広州  :JAL週7
・東京国際-広州  :ANA週7
・東京国際-広州  :CSN週14
・関西国際-広州  :CSN週6
・関西国際-広州  :JYH週3
・新千歳 -深圳  ★:CSZ週1 ※5/8迄週3、6/6〜週3
・成田国際-深圳  :CSZ週7
・東京国際-深圳  :ANA週7
・関西国際-深圳  :CSZ週7
・中部国際-深圳  ★:CSZ週7
・新千歳 -香港  :CPA週5
・新千歳 -香港  :CRK週3
・成田国際-香港  :JAL週5
・成田国際-香港  ★:ANA週3
・成田国際-香港  :CPA週35
・成田国際-香港  :HKE週31
・成田国際-香港  :CRK週21
・成田国際-香港  ★:HGB週14
・成田国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・東京国際-香港  :JAL週7
・東京国際-香港  :ANA週7
・東京国際-香港  :CPA週14
・東京国際-香港  :HKE週7
・中部国際-香港  :HKE週11 ※※※
・中部国際-香港  :CPA週7
・中部国際-香港  ★:CRK週7
・中部国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・関西国際-香港  :APJ週21
・関西国際-香港  :CPA週28
・関西国際-香港  :HKE週21
・関西国際-香港  :CRK週14
・関西国際-香港  ★:HGB週3
・関西国際-香港  :CPA週7 ※台北桃園経由便
・高松  -香港  :HKE週3
・福岡  -香港  :HKE週19 ※
・福岡  -香港  :CPA週10
・福岡  -香港  :CRK週7 ※
・熊本  -香港  ★:CRK週4
・鹿児島 -香港  :HKE週3
・鹿児島 -香港  :CRK週3
・那覇  -香港  :HKE週7
・那覇  -香港  :CRK週14
・成田国際-澳門  :AMU週7
・関西国際-澳門  :AMU週4
・関西国際-海口  ★:DKH週4 ※上海浦東経由
・成田国際-武漢  :CES週3
・成田国際-西安  :CES週1
・成田国際-西安  :CHH週3
・成田国際-成都 TFU(天府)★:CSC週3
・関西国際-成都 TFU(天府)★:CSC週3
・関西国際-重慶  ★:CXA週3
・成田国際-昆明  :CES週1
・東京国際-台北 TSA(松山):ANA週14
・東京国際-台北 TSA(松山):JAL週14
・東京国際-台北 TSA(松山):CAL週14
・東京国際-台北 TSA(松山):EVA週14
・新千歳 -台北 TPE(桃園):CAL週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園):TTW週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・新千歳 -台北 TPE(桃園):EVA週7
・函館  -台北 TPE(桃園):TTW週5
・函館  -台北 TPE(桃園)★:SJX週5
・花巻  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・仙台  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・仙台  -台北 TPE(桃園):TTW週3
・仙台  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・百里  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・成田国際-台北 TPE(桃園):JAL週14 ※6/1〜週7
・成田国際-台北 TPE(桃園):APJ週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):JJP週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):EVA週21
・成田国際-台北 TPE(桃園):CAL週24
・成田国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週21
・成田国際-台北 TPE(桃園):TTW週14
・成田国際-台北 TPE(桃園):TGW週7
・成田国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・成田国際-台北 TPE(桃園)★:TLM週5
・東京国際-台北 TPE(桃園):APJ週7
・東京国際-台北 TPE(桃園):TTW週7
・新潟  -台北 TPE(桃園)★:TTW週2
・富山  -台北 TPE(桃園):CAL週2
・小松  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・小松  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:APJ週7
・中部国際-台北 TPE(桃園):CAL週14
・中部国際-台北 TPE(桃園):TTW週5
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・中部国際-台北 TPE(桃園)★:MXD週3
・中部国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・関西国際-台北 TPE(桃園):APJ週14
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:JAL週4
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:JJP週7
・関西国際-台北 TPE(桃園):EVA週21
・関西国際-台北 TPE(桃園):CAL週21
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:SJX週14
・関西国際-台北 TPE(桃園):TTW週12
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:MXD週4
・関西国際-台北 TPE(桃園):CPA週7
・関西国際-台北 TPE(桃園)★:TVJ週4
・岡山  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・広島  -台北 TPE(桃園):CAL週5
・高松  -台北 TPE(桃園):CAL週7
・松山  -台北 TPE(桃園):EVA週7
・福岡  -台北 TPE(桃園):EVA週14
・福岡  -台北 TPE(桃園):CAL週19
・福岡  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・福岡  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・佐賀  -台北 TPE(桃園):TTW週2
・熊本  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・熊本  -台北 TPE(桃園)★:CAL週5
・鹿児島 -台北 TPE(桃園):CAL週2 ※5/7〜再開
・那覇  -台北 TPE(桃園):APJ週21
・那覇  -台北 TPE(桃園):TTW週7
・那覇  -台北 TPE(桃園):CAL週11
・那覇  -台北 TPE(桃園)★:SJX週7
・那覇  -台北 TPE(桃園):EVA週14
・那覇  -台北 TPE(桃園)★:MXD週4
・成田国際-高雄  :EVA週7
・成田国際-高雄  :CAL週7
・成田国際-高雄  :TTW週9
・中部国際-高雄  :TTW週3
・中部国際-高雄  ★:MXD週3
・関西国際-高雄  :APJ週7
・関西国際-高雄  :TTW週2
・関西国際-高雄  :EVA週7
・関西国際-高雄  :CAL週7
・福岡  -高雄  :TTW週2
・福岡  -高雄  :EVA週7
・那覇  -高雄  :CAL週3
・那覇  -高雄  :TTW週7
・成田国際-ウランバートル:MGL週5
・成田国際-ウランバートル★:MNG週2
<東南アジア>
・成田国際-マニラ :ANA週7
・成田国際-マニラ :JAL週7
・成田国際-マニラ :JJP週7
・成田国際-マニラ ★:TZP週7
・成田国際-マニラ :PAL週14
・成田国際-マニラ :CEB週14
・成田国際-マニラ ★:EZD週7
・東京国際-マニラ :ANA週7
・東京国際-マニラ :PAL週7
・東京国際-マニラ :JAL週7
・中部国際-マニラ :JJP週7
・中部国際-マニラ :PAL週7
・中部国際-マニラ :CEB週7
・関西国際-マニラ :PAL週14
・関西国際-マニラ :CEB週7
・関西国際-マニラ :EZD週7
・関西国際-マニラ :JSA週7
・福岡  -マニラ :PAL週7
・福岡  -マニラ :CEB週7
・成田国際-クラーク:CEB週7
・成田国際-セブ  :PAL週7
・成田国際-セブ  :CEB週7
・成田国際-ハノイ :ANA週7
・成田国際-ハノイ :JAL週7
・成田国際-ハノイ :HVN週7
・成田国際-ハノイ :VJC週14
・東京国際-ハノイ :HVN週7
・中部国際-ハノイ :HVN週7
・中部国際-ハノイ ★:VJC週4
・関西国際-ハノイ :HVN週7
・関西国際-ハノイ :VJC週14
・広島  -ハノイ ★:VJC週2 ※5/12〜就航
・福岡  -ハノイ :HVN週4
・福岡  -ハノイ :VJC週3
・成田国際-ダナン :HVN週7
・成田国際-ホーチミン:ANA週7
・成田国際-ホーチミン:JAL週7
・成田国際-ホーチミン:HVN週12
・成田国際-ホーチミン:VJC週7
・東京国際-ホーチミン:JAL週7
・東京国際-ホーチミン:ANA週7
・東京国際-ホーチミン★:VJC週7
・中部国際-ホーチミン:HVN週5
・関西国際-ホーチミン:HVN週7
・関西国際-ホーチミン:VJC週7
・福岡  -ホーチミン:HVN週2
・新千歳 -バンコク BKK(スワンナプーム):THA週3
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TZP週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):ANA週7
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:AJX週6
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週21
・成田国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TAX週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):ANA週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週14
・東京国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週14
・中部国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム):JAL週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:APJ週7
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム):THA週14
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TAX週11
・関西国際-バンコク BKK(スワンナプーム)★:TVJ週4 ※台北桃園経由便
・福岡  -バンコク BKK(スワンナプーム)★:TVJ週7
・福岡  -バンコク BKK(スワンナプーム):THA週7
・成田国際-バンコク DMK(ドンムアン)★:TLM週5 ※台北桃園経由便
・福岡  -バンコク DMK(ドンムアン)★:AIQ週7 ※6/1〜週5
・那覇  -バンコク DMK(ドンムアン)★:AIQ週4
・関西国際-チェンマイ★:TVJ週3
・新千歳 -クアラルンプール★:XAX5日に1往復程度
・成田国際-クアラルンプール:ANA週7
・成田国際-クアラルンプール:JAL週7
・成田国際-クアラルンプール:MAS週12
・成田国際-クアラルンプール★:MXD週7
・東京国際-クアラルンプール:ANA週5
・東京国際-クアラルンプール:XAX週3
・中部国際-クアラルンプール★:MXD週3 ※台北桃園経由便
・中部国際-クアラルンプール★:MXD週3 ※高雄経由便
・関西国際-クアラルンプール:MAS週7
・関西国際-クアラルンプール:XAX週4
・関西国際-クアラルンプール★:MXD週4 ※台北桃園経由便
・那覇  -クアラルンプール★:MXD週4 ※台北桃園経由便
・成田国際-コタキナバル:MAS週2
・新千歳 -シンガポール:TGW週4 ※台北桃園経由便
・成田国際-シンガポール:JAL週7
・成田国際-シンガポール★:TZP週7
・成田国際-シンガポール:ANA週7
・成田国際-シンガポール★:AJX週5
・成田国際-シンガポール:SIA週14
・成田国際-シンガポール:TGW週7
・成田国際-シンガポール:TGW週7 ※台北桃園経由便
・東京国際-シンガポール:ANA週14
・東京国際-シンガポール:JAL週14
・東京国際-シンガポール:SIA週21
・中部国際-シンガポール:SIA週7
・関西国際-シンガポール:SIA週21
・関西国際-シンガポール:TGW週7
・関西国際-シンガポール:JSA週7 ※マニラ経由便
・福岡  -シンガポール:SIA週7
・那覇  -シンガポール:JSA週3
・成田国際-バンダルスリブガワン:RBA週4
・成田国際-ジャカルタ:JAL週11
・成田国際-ジャカルタ★:ANA週7
・東京国際-ジャカルタ:ANA週12
・東京国際-ジャカルタ:GIA週7
・成田国際-デンパサール:GIA週6
・成田国際-デンパサール★:GIA週1 ※マナド経由
・成田国際-マナド ★:GIA週1
<南アジア・中央アジア・西アジア>
・成田国際-ダッカ ★:BBC週3
・成田国際-カトマンズ:RNA週3
・成田国際-デリー :AIC週4
・東京国際-デリー :ANA週7
・東京国際-デリー :JAL週7
・成田国際-ムンバイ:ANA週3
・成田国際-ベンガルール★:JAL週3
・成田国際-コロンボ:ALK週5
・成田国際-ドバイ :UAE週7
・東京国際-ドバイ :UAE週7
・関西国際-ドバイ :UAE週7
・成田国際-アブダビ:ETD週7
・関西国際-アブダビ★:ETD週5
・成田国際-ドーハ :QTR週7
・東京国際-ドーハ ★:JAL週7
・関西国際-ドーハ ★:QTR週7
・成田国際-テルアビブ★:ELY週3
・成田国際-イスタンブール:THY週7
・東京国際-イスタンブール★:THY週7
・関西国際-イスタンブール★:THY週7
・成田国際-タシケント:UZB週1
<ヨーロッパ>
・成田国際-ヘルシンキ:FIN週6
・東京国際-ヘルシンキ★:JAL週5
・東京国際-ヘルシンキ:FIN週7
・中部国際-ヘルシンキ:FIN週2 ※5/31〜再開
・関西国際-ヘルシンキ:FIN週5
・東京国際-コペンハーゲン:SAS週3
・成田国際-ワルシャワ:LOT週4
・成田国際-ウィーン★:AUA週3
・成田国際-フランクフルト:JAL週7
・東京国際-フランクフルト:ANA週14
・東京国際-フランクフルト:DLH週7
・東京国際-ミュンヘン:ANA週4
・東京国際-ミュンヘン:DLH週5
・関西国際-ミュンヘン:DLH週7
・成田国際-チューリヒ:SWR週5
・東京国際-ローマ ★:ITY週5
・成田国際-アムステルダム:KLM週7
・関西国際-アムステルダム:KLM週3
・成田国際-ブリュッセル:ANA週2
・成田国際-パリ  :AFR週3
・東京国際-パリ  :JAL週7
・東京国際-パリ  :ANA週3
・東京国際-パリ  :AFR週14
・関西国際-パリ  :AFR週5
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):JAL週14
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):ANA週7
・東京国際-ロンドン LHR(ヒースロー):BAW週11
<アフリカ>
・成田国際-カイロ :MSR週2
・成田国際-アディスアベバ:ETH週6 ※ソウル仁川経由
<北米・中南米>
・成田国際-バンクーバー:JAL週7
・成田国際-バンクーバー★:TZP週3
・成田国際-バンクーバー:ACA週7
・東京国際-バンクーバー:ANA週7
・関西国際-バンクーバー★:ACA週6 ※5/2〜就航
・成田国際-カルガリー★:WJA週3
・成田国際-トロント:ACA週3
・東京国際-トロント:ACA週7
・成田国際-モントリオール:ACA週4
・東京国際-ワシントンD.C.:ANA週7
・東京国際-ワシントンD.C.:UAL週7
・成田国際-ボストン:JAL週7
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ):JAL週14
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ):ANA週14
・成田国際-ニューアーク:UAL週7
・東京国際-ニューアーク★:UAL週7
・東京国際-デトロイト:DAL週7
・成田国際-シカゴ :ANA週7
・東京国際-シカゴ :JAL週7
・東京国際-シカゴ :ANA週7
・東京国際-シカゴ :UAL週7
・東京国際-ミネアポリス★:DAL週7
・東京国際-アトランタ:DAL週7
・成田国際-ヒューストン:UAL週7
・東京国際-ヒューストン:ANA週7
・成田国際-ダラス :AAL週7
・東京国際-ダラス :JAL週7
・成田国際-デンバー:UAL週7
・成田国際-シアトル:JAL週7
・東京国際-シアトル:ANA週7
・東京国際-シアトル:DAL週7
・成田国際-サンフランシスコ★:JAL週7
・成田国際-サンフランシスコ★:ANA週7
・成田国際-サンフランシスコ★:TZP週6
・成田国際-サンフランシスコ:UAL週7
・東京国際-サンフランシスコ★:ANA週7
・東京国際-サンフランシスコ:JAL週7
・東京国際-サンフランシスコ:UAL週7
・関西国際-サンフランシスコ:UAL週7
・成田国際-サンノゼ★:TZP週5
・成田国際-ロサンゼルス:ANA週7
・成田国際-ロサンゼルス:JAL週7
・成田国際-ロサンゼルス★:TZP週7
・成田国際-ロサンゼルス:UAL週7
・成田国際-ロサンゼルス:SIA週7
・東京国際-ロサンゼルス:JAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:ANA週14
・東京国際-ロサンゼルス:AAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:DAL週7
・東京国際-ロサンゼルス:UAL週7
・関西国際-ロサンゼルス:JAL週4
・成田国際-サンディエゴ:JAL週4
・成田国際-ホノルル:TZP週3
・成田国際-ホノルル:JAL週7
・成田国際-ホノルル:ANA週14
・成田国際-ホノルル:HAL週6
・東京国際-ホノルル:ANA週7
・東京国際-ホノルル:JAL週14
・東京国際-ホノルル:HAL週12
・東京国際-ホノルル★:DAL週7
・中部国際-ホノルル:JAL週4
・関西国際-ホノルル:JAL週5
・関西国際-ホノルル:HAL週7
・福岡  -ホノルル:HAL週3
・成田国際-グアム :JAL週3
・成田国際-グアム :UAL週25
・東京国際-グアム ★:UAL週7 ※5/1〜就航
・中部国際-グアム :UAL週7 ※5/6迄週11
・関西国際-グアム :UAL週10
・福岡  -グアム :UAL週7
・成田国際-サイパン★:UAL週3
・成田国際-メキシコシティ:ANA週7
・成田国際-メキシコシティ:AMX週7
<オセアニア・太平洋>
・東京国際-シドニー:ANA週14
・東京国際-シドニー:JAL週7
・東京国際-シドニー:QFA週14
・関西国際-シドニー★:JST週3
・成田国際-ケアンズ:JST週7
・東京国際-ケアンズ★:VOZ週7
・関西国際-ケアンズ:JST週4
・成田国際-ブリスベン★:JST週7
・成田国際-ブリスベン★:QFA週7
・関西国際-ブリスベン★:JST週4
・成田国際-メルボルン:JAL週3
・成田国際-メルボルン★:QFA週7
・成田国際-オークランド:ANZ週10
・成田国際-ナンディ:FJI週2
・成田国際-ヌメア :ACI週3

■5/1時点で片方向の運航が確認できた国際線旅客便
※一部日程で欠航予定の路線があります、一部臨時便も記載
※5/1現在新規に就航が確認できたものを加えています。(再欠航になったものは把握が著しく遅れている場合があります=航空会社も発表しないもので、、、)
日本発→現地着のみ(現地発→日本着は欠航)
該当無し

現地発→日本着のみ(日本発→現地着は欠航)
該当無し


========================
■近日中に国際線定期便が再開になる予定の空港は新規就航)
・旭 川: ※6/1〜国際線定期便再開予定

■近日中に再開になる予定の路線は新規路線)
・旭川  -台北 TPE(桃園)★:TTW週2 ※6/1〜就航予定
・関西国際-トロント★:ACA週3 ※6/18〜就航予定
・新千歳 -上海 PVG(浦東)★:DKH週1 ※6/22〜就航予定
・東京国際-ニューヨーク JFK(ジョンFケネディ)★:AAL週7 ※6/29〜就航予定
・中部国際-台中  ★:TTW週2 ※7/1〜就航予定

■国際線定期便の全便欠航が継続中の空港 残り2空港
旭 川:全便再運休
新石垣:全便欠航※
*国際線対応空港ではなく、コロナ禍直前〜初期(2020年1月〜3月)に国際線定期便が飛んでいたかどうかを基準としています。(例:国際線対応空港でも釧路や大分などは上記期間に国際線定期便が飛んでいませんでしたので表示対象外)

■近日中に国際線定期便が全便欠航になる予定の空港
-

■近日中に欠航になる予定の路線
-

<日本>
ANA/AJX https://www.ana.co.jp/ja/jp/
JAL https://www.jal.co.jp/jp/ja/
APJ https://www.flypeach.com/
JJP/JST/JSA https://www.jetstar.com/jp/ja/
SFJ https://www.starflyer.jp/
SJO https://jp.ch.com/
SKY https://www.skymark.co.jp/ja/
TZP https://www.zipair.net/
<東アジア>
AAR https://flyasiana.com/C/JP/JA/index
ASV https://flyairseoul.com/CW/ja/main.do
ESR https://www.eastarjet.com/newstar/PGWHC00001
JJA https://www.jejuair.net/jejuair/jp/main.do
JNA https://www.jinair.com/booking/index
KAL https://www.koreanair.com/
TWB https://www.twayair.com/app/main
CCA https://www.airchina.jp/JP/JP/
CDC https://www.loongair.cn/
CDG http://www.sda.cn/
CES/CSH https://jp.ceair.com/
CHB http://www.westair.cn/portal/
CHH https://www.hainanairlines.com/JP/JP/Home
CQH https://www.ch.com/
CSC http://global.sichuanair.com/JP-JP
CSN https://global.csair.com/JP/JP/
CSZ http://www.shenzhenair.com/
CXA https://www.xiamenair.com/ja-jp/
DER http://www.jdair.net/
DKH http://www.juneyaoair.com/
GCR https://www.tianjin-air.com/
LKE http://www.luckyair.net/
OKA https://www.okair.net/
CPA/HDA https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html
CRK https://www.hongkongairlines.com/ja_JP/homepage
HKE https://www.hkexpress.com/ja/
AMU https://airmacau.jp/
CAL/MDA https://www.china-airlines.com/jp/jp
EVA https://www.evaair.com/ja-jp/
TTW https://web.tigerairtw.com/jp/
SJX https://www.starlux-airlines.com/ja-JP
MGL http://www.miat.com/index.php?lang=jp
MNG https://www.aeromongolia.mn/en/
<東南アジア>
CEB https://www.cebupacificair.com/ja-jp
PAL https://www.philippineairlines.com/ja-jp/jp/home
BAV https://www.bambooairways.com/global-en/
HVN https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home
VJC https://www.vietjetair.com/Sites/Web/ja-JP/Home
PIC https://www.pacificairlines.com/vn/vi/
THA https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page
TLM https://www.lionairthai.com/jp/
RBA https://www.flyroyalbrunei.com/japan/ja/
MAS https://www.malaysiaairlines.com/
MXD https://www.malindoair.com/
EZD/TAX/XAX https://www.airasia.com/ja/jp
GIA https://www.garuda-indonesia.com/jp/ja/index
SIA/SLK https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/home
TGW https://www.flyscoot.com/jp/
<南アジア・中央アジア・西アジア>
RNA https://nepalairlines.com.np/home/
AIC http://www.airindia.in/→在インド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.in.emb-japan.go.jp/
VTI https://www.airvistara.com/in/en→在インド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.in.emb-japan.go.jp/
ALK https://www.srilankan.com/en_uk/
QTR https://www.qatarairways.com/ja-jp/homepage.html→在カタール日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.qa.emb-japan.go.jp/
UAE https://www.emirates.com/jp/japanese/
ETD https://www.etihad.com/ja-jp/
THY https://www.turkishairlines.com/ja-jp/
UZB https://www.uzairways.com/en→在ウズベキスタン日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.uz.emb-japan.go.jp/
VSV http://www.scat.kz/en/
AFL https://www.aeroflot.ru/jp-en/
SBI https://www.s7.ru/en/
SHU https://www.flyaurora.ru/jp/→在ユジノサハリンスク日本国総領事館公式サイトで情報有(https://www.sakhalin.ru.emb-japan.go.jp/
<ヨーロッパ>
FIN https://www.finnair.com/jp-ja
SAS https://www.flysas.com/jp-ja/→在デンマーク日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.dk.emb-japan.go.jp/
LOT https://www.lot.com/jp/ja→在ポーランド日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.pl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
DLH https://www.lufthansa.com/→在ドイツ日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.de.emb-japan.go.jp/
AUA https://www.austrian.com/?sc_lang=ja&cc=JP
SWR https://www.swiss.com/jp/JA
KLM https://www.klm.com/home/jp/ja
AFR https://www.airfrance.co.jp/JP/ja/
BAW https://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp/→在英国日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ITY https://www.itaspa.com/content/itaspa/itaspa-pl/en/homepage.html
IBE https://www.iberia.com/jp/→在スペイン日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
<アフリカ>
MSR https://www.egyptair.com/en/Pages/HomePage.aspx→在エジプト日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.eg.emb-japan.go.jp/)臨時便情報豊富
ETH https://www.ethiopianairlines.com/jp/ja
<北米・中南米> 
ACA https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home.html#/
AAL https://www.americanairlines.jp/intl/jp/index.jsp?locale=ja_JP
DAL https://ja.delta.com/jp/ja
HAL https://www.hawaiianairlines.co.jp/
UAL https://hub.united.com/c/japan
AMX https://aeromexico.jp/
<オセアニア・太平洋>
QFA https://www.qantas.com/jp/ja.html→在オーストラリア日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
VOZ https://www.virginaustralia.com/jp/en/→在オーストラリア日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ANZ https://www.airnewzealand.jp/
ACI https://jp.aircalin.com/jp/
ANG http://www.airniugini.jp/
FJI https://www.fijiairways.com/ja-jp/→在フィジー日本国大使館公式サイトで情報有(https://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
THT https://www.airtahitinui.com/jp-ja

再度全路線欠航になった空港
-

再欠航・運休路線
05/22
・新千歳 -上海 PVG(浦東):DKH週※ ※※特定日のみの運航、5/22から運休

05/08
・成田国際-パペーテ:THT週2 ※5/8〜運休


**/**(**/**現在欠航確認)

再開延期
該当無し
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする

能登_24時間開館を終了

■能登空港(のと里山空港) 24時間開館を終了

能登空港ターミナルビルは今日5月31日夜から、能登空港(のと里山空港)旅客ターミナルビルの24時間開館を終了します。

変更になるのは、能登空港の旅客ターミナルビルの開館時間。5月31日夜から、7時45分〜19時30分開館に変更するとしています。
能登空港は道の駅併設のため、従前から24時間利用できる駐車場や第2駐車場のお手洗は、引き続き24時間利用が可能です。

能登空港の旅客ターミナルビルは、令和6年能登半島地震に伴い、1月2日から24時間開館していました。

のと里山空港 開館時間変更のお知らせ(のと里山空港利用促進協議会公式サイト)
https://www.noto-airport.jp/info/info_996.html
ラベル:能登空港 地震
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 能登空港(のと里山空港) | 更新情報をチェックする

2024年05月30日

(芬)Helsinki_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/海外空港特別編 Helsinki-Vantaan lentoasema(フィンランド)
日本空港情報館 海外空港特別編
Helsinki-Vantaan lentoasema
(フィンランド ヘルシンキ ヴァンター空港)

HEL000.jpg
Helsinki-Vantaan lentoasema
(フィンランド ヘルシンキ ヴァンター空港)

■空港の概要
フィンランド ヴァンターにある国際空港です。フィンランドの首都ヘルシンキの中心部から16キロほど北方に位置する、郊外型配置に近い都市型空港です。
フィンランドの玄関空港で、日本から北極圏周りのルートではもっとも近いヨーロッパの国となっています。
旅客ターミナルは第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)の2つですが、T2のうちシェンゲン圏外路線の国際線が使用する西側エリアは連絡通路でつながった別棟のようなつくり、逆にT2東側エリアとT1は一体化して一つの建物のような造りになっています。
2024年5月30日現在、日本からは日本航空、フィンエアー(FINNAIR)により4路線が運航されています。
※ヘルシンキ空港を名乗る空港として、 ほかにマルミ空港があります。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:3,440m/3,060m/2,901m
■空港コード:HEL/EFHK


■施設の見どころ:◎◎◎◎◎ 大規模。大きいターミナルながら、乗り継ぎ経路が短く複雑な施設配置は少ないシンプルな造り。
■見学者への対応:◎◎◎◎◎ 案内所 有/ターミナルパンフ 有(雑誌、売店情報パンフなど(フィンランド語・英語・ロシア語・日本語・中国語併記))/送迎デッキ 有(別棟、屋外+屋内テラス)/モニュメント 多数/ファン向け展示 多め/The Finnish Aviation Photography association (FAP ry)が周辺のスポッティング案内図を配布。
■売店の充実度:◎◎◎◎= 出店の中心は保安検査後エリアで、保安検査前の一般エリアの店舗は少数。飲食店はカフェが多目。
■アクセスの状況:◎◎◎◎◎ 鉄道 接続/バス 有/路線バス 有(リムジンバスもあり)/2015年7月1日に鉄道開通

※就航路線は2024年5月30日、そのほかの情報は特記以外2012年11月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影が可能でした。ターミナルには展望デッキがなく、ガラスを避けての飛行機の撮影は、オフィス棟か周囲地域に行く必要があります。空港内に航空博物館があるほか、公式サイトでもスポッター向けの情報を発信しており、環境は抜群です。
■日本からのアクセス:日本からは、成田国際、東京国際、中部国際、関西国際から直行便が就航しています。このため、経由便ではなく、直行便でのアクセスが主流のようです。
■路線活用のヒント:フィンランド国内線、国際線(シェンゲン圏内路線、圏外路線)ともに多くの便が就航しています。東アジアから最も近いヨーロッパと宣伝されており、日本線から乗り継ぐことで、ヨーロッパ各地へのアクセスが容易です。乗り継ぎはよく考えられており、施設も運航ダイヤも短時間での乗継が可能になるよう工夫されています(東アジア路線が一気に到着し、欧州各地へ一気に飛び立つ)。このため、フィンランド以外の国への乗継利用も多くなっています。
ロシアが戦争を始めて上空を通れなくなった影響で、日本からの飛行距離が伸びています。このため、乗り継ぎの優位性が少し落ちています。
■乗り継ぎ方法:シェンゲン協定締結国のため、フィンランド国内線とシェンゲン圏内路線への乗り継ぎ/からの乗り継ぎは、この空港で入国審査/出国審査が必要です。シェンゲン圏外路線への乗り継ぎの場合は入国審査はありません(入国審査は最初に入国するシェンゲン圏外路線到着空港での審査)。
シェンゲン圏外路線の国際線はT2の西側エリア、フィンランド国内線とシェンゲン圏内路線はT2の東側エリアとT1を使用しています。
日本(シェンゲン圏外)から国内線やシェンゲン圏内路線に乗り継ぐの場合は、2つの経路があります。(1)ひとつは、途中までシェンゲン圏外路線に乗り継ぐ利用者が通るのと同じルートで、2階到着後、専用動線の保安検査を先に受けT2西側エリアの搭乗待合室に出たのち、T2東側エリアとの間の連絡通路で入国審査を受ける経路で、こちらは2階だけの平面移動で完結します。(2)もうひとつは、ヘルシンキが最終目的地の利用者が通るのと同じルートで、こちらは到着コンコースから1階へ降り、入国審査・手荷物受取後、T2 2階で再度出発手続きを受け、保安検査を受ける経路です。スルーチェックインが済んでいない場合はこちらの経路です。
日本からシェンゲン圏外国際線に乗り継ぐ場合は、スルーチェックインが済んでいれば、(1)の経路で保安検査を受けた後搭乗待合室に入れます(3)。いずれの場合もスルーチェックインを受けず日本路線で手荷物を預けているようであれば(2)の経路で一度入国が必要です(4)。
日本路線への乗り継ぎは、シェンゲン圏外国際線からの場合は(3)と同一経路です。フィンランド国内線とシェンゲン圏内路線からの場合は(1)の逆経路となり、T1またはT2東側エリアに到着後、T2西側エリアとの間の連絡通路で出国審査を受けてT2西側エリアの搭乗待合室に至ります(5)。スルーチェックインが済んでいないときは経路が異なり、シェンゲン圏外国際線からの場合(2)と同一経路、フィンランド国内線とシェンゲン圏内路線からの場合1階手荷物受取場経由で到着ロビーへ出た後にT2 2階から再度出発手続きを受け、保安検査を受ける経路です。いずれもT2東側エリアの搭乗待合室に一度入ったのち、(5)と同経路でT2西側エリアの搭乗待合室へと進みます。

■T1 第1ターミナル
HEL101.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2012年11月撮影)
ターミナルの東側一帯が、第1ターミナル(T1)です。入口やロビーなどは連絡通路を除き第2ターミナル(T2)と分かれていますが、搭乗待合室はT2と一体化しています。主にフィンランド国内線が使用しています。
地上2階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発保安検査場と搭乗待合室があります。
館内サインは青地に黄文字で、フィンランド語と英語併記となっています。

2023年までの間に段階的に増築が行われています。(このページの情報は2012年訪問時(増築前)の情報になります。)
詳細な内容は公式サイトでも特設ページが設けられています。
https://www.finavia.fi/en/helsinki-airport-development-programme
HEL102.jpgターミナル前面
(写真は2012年11月撮影)
重厚感ある屋根と建物の特徴的な窓枠が目を引く前面です。単層のカーブサイドで、出入口は2か所。車道は2車線が接続しています。
HEL103.jpgチェックインロビー
(写真は2012年11月撮影)
1階ランド側から見て右側(南側)がチェックインロビーになっています。ランド側は2階までの吹き抜けとなっています。
ロビー中央に2階出発ロビーに上がる階段があります。
HEL104.jpgチェックインカウンタ
(写真は2012年11月撮影)
チェックインカウンタは、横に長く配置されています。T1は100番台のカウンタです。
手荷物受託のベルトが目立つカウンタです。
HEL105.jpg出発ロビー・出発口
(写真は2012年11月撮影)
出発口(保安検査場)は2階にあります。
HEL211.jpg搭乗待合室
(写真は2012年11月撮影)
2階エプロン側は搭乗待合室になっています。搭乗待合室は、T2エリアと一体化しており、横に広く展開しています。
搭乗口は、南東端が12番で、T2中央部にある24番までが一直線に並んでいます。T1側から搭乗待合室に入った場合、フィンランド国内線のみの利用でも、31番付近までは行き来できます。
16番搭乗口付近に乗り継ぎサービスカウンタが設置されています。
HEL107.jpg手荷物受取場 1
(写真は2012年11月撮影)
T1側には、1階に手荷物受取場1があります。天井は低いですが、明るい照明が照らしています。主にフィンランド国内線が使用しています。
HEL106.jpg到着口・到着ロビー
(写真は2012年11月撮影)
1階ランド側から見てT1区域の左側にあります。出口、ロビー空間ともあまり広くありません。

■T2 第2ターミナル
HEL201.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2012年11月撮影)
第2ターミナル(T2)は、ターミナルの中央から西側一帯を占めています。ランド側との行き来は中央部のみでしか出来ず、西側エリアはランド側の出入口はありません。国際線が主に使用しており、西側エリアはシェンゲン圏外路線が発着します。
地下1階、地上3階建て(地下1階はP階と案内されています)。3階は中央部のみです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は多層方式です。
2階にチェックインロビー・保安検査場・搭乗待合室、1階に手荷物受取場・到着ロビーがあります。3階は大部分がラウンジ、地下1階(P階)は中央部付近のごく狭い範囲でサービスフロアとなっています。
館内サインは青地に黄文字で、フィンランド語と英語が基本。一部のサインは日本語、中国語も併記とされています。
HEL202.jpgターミナル前面
(写真は2012年11月撮影)
ガラス壁面が目を引く前面。2階と1階が外部のカーブサイドとなっており、地下1階は駐車場に直接連絡しています。1階正面にバスレーンなどがあり、その下は駐車場になっています。
出入口は2階に大きく3か所、1階に大きく2か所、地下1階に大きく2か所です。
HEL203a.jpgチェックインロビー・出発ロビー
(写真は2012年11月撮影)
中央部の2階ランド側は、チェックインロビーと出発ロビーが広がっています。
ランド側から見て右側(中央部東)と左側(中央部西)に分かれています。中央部東付近は、高天井から自然光が降り注ぐ広々としたロビーで、中央に大きな出発保安検査場があり、チェックインロビーと出発ロビーが完全に一体化しています。一方、中央部西付近はランド側半分が高天井になっているチェックインロビーです。こちらは、チェックインロビーと出発ロビーが横にならんだ配置となっています。T1はチェックインロビーと出発ロビーが階層が分かれているので、様々な施設配置を見ることができます。
HEL204b.jpgチェックインカウンタ
(写真は2012年11月撮影)
中央部東付近は200番台前半、中央部西付近は200番台後半のカウンタが並びます。中央部付近は大部分をフィンエアーが使用しています。
ロビーに自動チェックイン機が多数点在しており、カウンタは、その多くが手荷物受託カウンタとなっています。
HEL205.jpg出発口
(写真は2012年11月撮影)
出発口は、2階中央部東付近の中央奥と中央部西付近の左(西)端にあります。
巨大な案内板が目印です。
HEL207-2.jpg出国審査場
(写真は2012年11月撮影)
日本の空港と大きく異なる動線として、出国審査場が搭乗待合室内にあることが挙げられます。
日本路線も含めシェンゲン圏外路線を利用する場合は、保安検査場を他の客と同様に通過し、一度フィンランド国内線・シェンゲン圏内路線用の搭乗待合室を経由し、その先にある出国審査場を通ることになります。
シェンゲン圏外路線の搭乗待合室は、T2の一番西側エリア、別棟のようになっている区画を使用しており、T2中央部側との境目に出国審査場が設けられています。搭乗口は、西側エリアの32番〜40番を使用します。
HEL206.jpg搭乗待合室
(写真は2012年11月撮影)
2階エプロン側が搭乗待合室です。T1(南東)側から一体化しており、北側エプロンに25番から31番までの搭乗口が並んでいます。
32番以降もそのまま同じ面に順番に並んでいますが、フィンランド国内線・シェンゲン圏内路線利用の場合は、32番以降のエリアには入場できません。
搭乗待合室には、多くの店舗が出店しています。
フィンランド国内線・シェンゲン圏内路線利用の場合は、到着客も混在します。手荷物受取場へ下がる階段は、2Aと2Bの2か所(自由に行けるT1側も含めれば3か所)に分かれているため、到着客向けの専用電光掲示板も設置されています。紛らわしいので要注意です。
HEL207.jpg搭乗口
(写真は2012年11月撮影)
T1側は東側のエプロンに面して南東端の12番から北東端の24番、T2側は北側のエプロンに面して北東端の25番から北西端の34番、西側のエプロンに面して北西端の35番から南西端の40番まであります。
12番から31番までは、フィンランド国内線・シェンゲン圏外路線向け、32番から40番まではシェンゲン圏外路線向け。
各搭乗口は、カウンタが小さく設けてあるだけのものが多いですが、場所により広く区画されている搭乗口もあります。
HEL209.jpg手荷物受取場・到着ロビー
(写真は2012年11月撮影)
1階にあります。
手荷物受取場は、中央部付近の2Aと、中央部西付近の2Bに分かれており、出口もバラバラです。
日本と同様に、到着口より前に受取場があり、一度出てしまうと逆流はできない配置です。

■共通施設など
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▲T1側保安検査場内
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▲T2側保安検査場内
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▲T2側保安検査場内
売店・免税店・サービス店
(写真は2012年11月撮影)
売店・免税店の多くは搭乗待合室内にあります。総合免税店はT2中央東側の出発口を入ってすぐの位置にあり、店舗が横に並んでいます。

サービス店は、薬局と理髪店程度。病院が第2ターミナル外にあります。
メインの免税店は、T1側、T2 中央東側、T2西側それぞれにあります。両替所は各所に点在しています。

2014年に大幅な店舗の入れ替えが行われています(調査時と出店店舗が大幅に異なるため、詳細店舗は記載しません)。公式サイトで検索ができます。
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▲T1 1階
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▲T1 2階搭乗待合室内
飲食店
(写真は2012年11月撮影)
飲食店はレストランよりもカフェが多い印象です。売店同様、保安検査後エリアが中心ですが、保安検査前の一般エリアにも複数店舗が出店しています。

2014年に大幅な店舗の入れ替えが行われています(調査時と出店店舗が大幅に異なるため、詳細店舗は記載しません)。公式サイトで検索ができます。
HEL309.jpgオフィスビル Lentäjäntie 1
(写真は2012年11月撮影)
T2わきに別棟オフィスビルのLentäjäntie 1があります。
FINNAIRの大きなサインが目立つ建物で、オフィスに関係がないと入れないように見えますが、航空利用者も入ることが出来る建物です。
Lentäjäntie 1 Cの6階にシーニックテラス(屋外+屋内、冬期は屋内のみ)があるほか、FINNAIRの免税店(フィンエアープラスショップ)が出店しています。

このほかにも一般利用者が利用できるビルとして、WTC(WORLD TRADE CENTER)などがあります。
HEL005.jpg地上アクセス施設(バスのりば)
(写真は2012年11月撮影)
各ターミナル前面にバスのりばがあります。各方面への路線バスが多数発着しています。
路線バスの場合、415N系統・615系統・617系統がヘルシンキ市内方面行き、562N系統がヴァンター市内方面行きです。
路線バスに加え、ヘルシンキ中央駅前まで直行するFINNAIRのシティバスも運行されています。約30分で所要時間が短く高頻度ですが、運賃は路線バスより若干高めです。
HEL310.jpg地上アクセス施設(鉄道)
(写真は2012年11月撮影)
2015年7月1日にヘルシンキ中央駅までを結ぶ鉄道Kehärata(Ring Rail Line)が開業しました。
ヘルシンキ中央駅を最南端に、ヘルシンキ郊外の住宅地などをハート型に結ぶ新規路線で、空港は最北端側で直結します。
日中10分間隔、最速120キロで運転されており、ヘルシンキ市内の他、ヴァンター市内やマルミ方面へも鉄道一本でアクセスできるようになりました。ヘルシンキまでCommuter train Pで約28分、Commuter train Iで約33分。
※写真は工事中の様子。2012年当時は、2014年に完成予定となっていました。
HEL004.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は2012年11月撮影)
各ターミナル前面に有料駐車場があります。T1前に丸い形が目を引くP3、T2前にP1とP2、少し離れた位置にP4A、P4B、P5の駐車場があります。また、ヒルトンホテル脇にも駐車場があります。
T1の9番のりば、T2の11番のりばから駐車場も含めた空港敷地内を回る無料連絡バスが運行されています。
HEL303.jpgアート作品など
(写真は2012年11月撮影)
館内にはアート作品が数多く展示されています。「Art Port」と宣伝されており、要望に応じてAirport Toursも実施されています。
37番搭乗口付近にArt Gallery: Sibelius & Images from Finlandがあるほか、壁面装飾や照明など空間を活用した作品が多数見られます。
航空関係の展示もいくつかあり、T2搭乗待合室にJunkers plane(搭乗口の写真に写り込んでいます)が飛んでいるほか、T1にAviation: Convair engine(写真)が展示されています。
作品は公式サイトでまとめて紹介されています。
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▲HILTON HELSINKI AIRPORT
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▲GLO
宿泊施設(HILTON HELSINKI AIRPORT・GLO)
(写真は2012年11月撮影)
空港には二つの宿泊施設があります。
目立つのは、T2前の歩道を南へ200メートルほど進んだところにあるHILTON HELSINKI AIRPORT。一棟ホテルとして整備されており、バー、レストランが入っています。
もうひとつは、T2のP階にGLO Hotel Helsinki - Vantaa Airportが入っています。こちらにもバーがあります。

保安検査場内には、Go Sleepという休憩ポッドが新たに設置されており、ちょっとした休憩ができます。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
成田国際(成田)FIN
東京国際(羽田)JAL・FIN
関西国際(関空)FIN
就航路線変遷(平成27年6月14日以降)
※2016年05月07日:FIN(JAL)福岡 就航
※2016年10月12日:FIN(JAL)福岡 運休(10/9最終運航)
※2017年04月28日:FIN(JAL)福岡 就航
※2017年11月01日:FIN(JAL)福岡 運休(10/29最終運航)
※2018年04月27日:FIN(JAL・BAW)福岡 就航
※2018年10月31日:FIN(JAL・BAW)福岡 運休(10/26最終運航)
※2019年04月26日:FIN(JAL・BAW)福岡 就航
※2019年10月29日:FIN(JAL・BAW)福岡 運休(出発便は10/26・到着便は10/27最終運航)
※2019年12月15日:FIN(JAL・BAW)新千歳 就航(到着便は12/16〜)
※2020年03月19日:FIN(JAL・BAW)新千歳・FIN(JAL・BAW)中部国際 長期欠航
※2020年03月23日:FIN(JAL・BAW)関西国際 長期欠航
※2020年03月26日:FIN(JAL・BAW)成田国際 長期欠航
※2020年03月29日:JAL(BAW・FIN)成田国際 運休(3/28最終運航)
※2020年07月01日:FIN成田国際 再開、JAL東京国際 就航
※2021年10月01日:FIN関西国際 再開(到着便は10/2〜)
※2022年02月27日:FIN成田国際・FIN関西国際 運休(ロシア侵略起因の運休)
※2022年03月03日:JAL東京国際 運休(ロシア侵略起因の運休)
※2022年03月09日:FIN成田国際 再開(到着便は3/12〜)
※2022年03月28日:JAL東京国際 再開
※2022年10月30日:FIN東京国際 再開(到着便は11/2〜)
※2023年03月26日:FIN関西国際 再開(到着便は3/27〜)
※2024年05月30日:FIN中部国際 再開(到着便は5/31〜)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■Helsinki-Vantaan lentoasema(フィンランド ヘルシンキ ヴァンター空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Helsinki-Vantaan lentoasema(フィンランド ヘルシンキ ヴァンター空港)の公式サイト△(Finavia公式サイト、フィンランド語・英語版のほか日本語版もあり)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Helsinki-Vantaan lentoasema(フィンランド ヘルシンキ ヴァンター空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.21
初調査日 2012.11.03
前調査日 2012.11.06
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2024年05月29日

祝!国際定期便再開_下地島


 祝!!国際線定期便再開  
    下地島空港     

5月29日、下地島空港発着の国際線定期便が再開されました。

ジンエアーの下地島-ソウル(仁川)線が週5往復で新規就航しました。
下地島発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年2月7日に長期欠航となって以来、実に4年3か月ぶりの運航になります。
これで、国際線定期便の発着する空港は30空港※になりました。そして、長期欠航が続く空港が、ついに残り1空港になりました。
※旭川空港が6月1日まで一時的に運休中

COVID-19パンデミックに伴う国際線定期便運航再開状況
29空港再開、1空港新規就航長期欠航継続は残り1空港
旭 川:2023年05月09日再開済、2024年03月31日全便運休、2024年6月1日再就航予定
新千歳:2022年07月17日再開済
函 館:2023年05月12日再開済
青 森:2024年01月20日再開済
花 巻:2023年05月10日再開済
仙 台:2023年01月18日再開済
百 里:2023年03月26日再開済
成田国際:運航継続
東京国際:運航継続
新 潟:2023年01月17日再開済、2023年03月25日全便再欠航、2023年05月12日再再開済
富 山:2023年08月08日再開済
小 松:2023年04月01日再開済
静 岡:2023年03月26日再開済
中部国際:2020年06月17日再開済
関西国際:運航継続
美 保:2023年10月25日再開済
岡 山:2023年03月26日再開済
広 島:2023年01月04日再開済
高 松:2022年11月23日再開済
松 山:2023年03月26日再開済
福 岡:2020年04月29日再開済
北九州:2023年05月08日再開済
佐 賀:2023年04月02日再開済
長 崎:2023年10月30日再開済
熊 本:2023年01月05日再開済
宮 崎:2023年09月27日再開済
鹿児島:2023年06月05日再開済
那 覇:2022年08月02日再開、2022年08月16日全便再欠航、2022年10月16日再再開済
下地島:2024年05月29日再開!←今回!
新石垣:全便欠航※


国際線定期便新規就航空港
大 分:2023年06月22日新規就航

※は、定期便長期欠航中も、2020年4月以降に出入国が記録されている空港(チャーター便が飛んだものとみられます。ほかに三沢、岩国なども確認。)


(関連記事)下地島空港 5月29日から国際線定期便再開へ 4年3か月ぶり 残りは1空港に!(2024年3月12日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/502642741.html
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2024年05月27日

中標津_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/中標津空港(根室中標津空港)
日本空港情報館
中標津空港(根室中標津空港)

SHBtop.jpg
中標津空港(根室中標津空港)

■飛行場の概要
北海道標津郡中標津町にある地方管理空港(旧・第3種空港)です。昭和19年に旧海軍飛行場として新設され、昭和40年に第3種空港としてスタートしました。愛称は北海道最東端の根室をつけた「根室中標津空港」で、旅客ビル管理会社もこの愛称を使用しています。
根釧台地に位置し、世界自然遺産知床に一番近い空港です。北方四島を除けば、民間機の飛ぶ空港として、日本最東端に位置します。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、JAL(北海道エアシステム)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:北海道
■滑走路延長:2000m
■空港コード:SHB/RJCN
■旅客ビル管理者:根室中標津空港ビル


■施設の見どころ:◎◎◎== 小規模/林野庁のモデル木造建築で国内初の木造ターミナル。ターミナル正面に旧滑走路が残るゆめの森公園あり。
■見学者への対応:◎◎◎== パンフ 有(B4版四つ折り)/空港案内所 有/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有/公式ブログは日本の空港で最も更新が頻繁だと思います(毎日更新)。
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/中標津産の牛乳なども取扱あり。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有(航空便に合わせた運行)


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和元年6月現在のものです。
nakashibetsutop.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成22年5月撮影)
平成2年、新滑走路供用開始に合わせて完成した新しいターミナルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店・飲食店と搭乗口、搭乗待合室があります。
林野庁のモデル木造建築として建設された国内初の木造空港ターミナルで、多くの箇所で木製品を使用しています。1階から大きな吹抜があり、天窓による自然採光している明るいターミナルです。サインは、出っ張った看板類はほとんどなく、壁面に書かれたサインがメインです。天井から吊り下がっている大きな幕に矢印を書き、出発口を案内しています。
平成20年に、既存建物から横に延長する形で増築され、国際線チャーター便にも対応するようになりました。増築部分は鉄筋コンクリート造りで、やや木造的な部分に変化が生じています。
パンフレットでは、「世界自然遺産「知床」への玄関口」と宣伝しており、知床観光の出発空港として利用されているようです。平成25年10月に公式キャラクター「シマフクジェット」が誕生しています。
SHB002.jpgターミナル前面
(写真は令和元年6月撮影)
木を使った大きな三角屋根が特徴です。正面出入口は左右の計2か所です。
航空会社名を示すようなサインなどは設置されていません。

バスのりばは1か所です。(中標津BTまで約10分、根室市役所まで約120分)
運航されている路線バスは、令和5年10月から、航空便到着遅延時にバス出発を待たせる措置はなくなりましたので、要注意です。
(丘珠↔中標津エアポートライナーは航空便到着遅延に対応)

■のりば
中標津経由根室方面 有磯営業所行(根室市役所前経由=根室交通)

※令和05年12月01日:丘珠↔中標津エアポートライナー 有磯営業所行 新設(2/11までの期間限定)
※令和05年10月01日:有磯営業所行 航空便到着遅延時対応変更
※平成30年08月16日:川湯温泉行 運休
※平成30年08月01日:川湯温泉・中標津空港号 川湯温泉行(阿寒バス) 新設
SHB003.jpgチェックインロビー・カウンタ
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側に設置されています。
ANAグループ(ANA・AKX)のカウンタがあり、そのわき中央側に2階中央に上がる階段があります。

※令和05年10月29日:JAL(HAC)就航(カウンタ位置調査中)
SHB005.jpg出発ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
出発ロビーは2階にあります。
小さなスペースで、両脇に4店舗がひしめく狭い空間でしたが、増築に合わせて拡張を行い、スペースが広がっています。
SHB006.jpg出発口・搭乗待合室
(写真は令和元年6月撮影)
出発口は、2階出発ロビーに設置されています。
ロビーに出っ張る形で手荷物検査場があり、すぐに搭乗待合室となります。待合室はイスももちろん木製です。搭乗改札は1か所で、搭乗橋1か所と地上1か所の搭乗口があります。
案内掲示は液晶モニタです。
SHB009.jpg手荷物受取所・到着出口
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。手荷物受取所内のターンテーブル、出口とも1か所です。増築前は中央部にありましたが、現在は有料会議室になっています。
案内掲示は出発口と同じ液晶モニタです。
SHB010.jpg到着ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
到着ロビーは1階ランド側から見て右側、増築された区画にあります。
到着ロビーにはレンタカーカウンタと案内所があります。案内所には、道東3空港のパネル展示などがあり、空港記念グッズ(バードピンズ・写真集)やカップ飲料も販売されています。
SHB011.jpg売店
(写真は令和元年6月撮影)
売店区画は2階ランド側から見て右側、増築された区画にあります。増築前は3店舗がありましたが、増築で広がったにもかかわらずANAFESTAが撤退し、2店舗(タニー、グリーンショップ)のみになっています。
小さな2店舗ですが、標津地域名産の食品や雑貨を数多く取り扱っており、空港限定ラベルの清酒(北の純米酒金滴)や限定キーホルダーなども販売されています。
SHB012.jpg飲食店
(写真は令和元年6月撮影)
・2階:1店舗(PEABERRY)

※平成29年04月11日:PEABERRY 開店
SHB015.jpg展望デッキ
(写真は令和元年6月撮影)
3階増築部エプロン側に屋上があります。入場無料。
それほど広いデッキではなく、屋根はありません。背の高い柵がありますが、目の高さが幅広く空いており撮影環境は比較的良好です。ターミナルビルは滑走路の南側にあり、終日順光です。
nakashibetsu12.jpg展望デッキからのながめ
(写真は平成22年5月撮影)
正面には知床方面の山々がきれいに見え、、、、るはずなのですが、訪問時は曇天のため、ご覧のような状況でした。ひがし北海道は夏場に霧が出ることも多いです。毎年5月には遠音別岳に残雪で見返りきつねが見えるそうです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に位置しており、離陸の瞬間は斜め気味になることが多いようです。
SHB017.jpg1階中央ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
1階チェックインロビーと到着ロビーの間は中央ロビー空間になっています。
ひがし北海道の代表的産業で「牛乳で乾杯する町」ならではの乳牛や飛行機のオブジェや壁画作品などが展示されています。
SHB018.jpg展望デッキ手前待合スペース(ミニシアター)
(写真は令和元年6月撮影)
3階展望デッキ手前に小さな待合スペースがあります。
プロジェクターとスクリーンが設置されており、ミニシアターとなっています。
SHB021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和元年6月撮影)
空港前には無料駐車場が設置されています。
中標津町には国鉄時代に鉄道が走っていて、空港から近い位置に鉄道駅があったようですが、現在は廃線となり、車でのアクセスが主となります。 レンタカー各社は空港入口付近にまとまっています。
nakashibetsu09.jpgモニュメント
(写真は平成22年5月撮影)
最も目立つ展示物は、ターミナル外部正面にある「北緯43.5度の北風小僧」(堀木淳平氏作)と、1階中央にある乳牛のオブジェ、陶板壁画「わたしのふるさと」(原画小出真妃氏、製作藤田直平氏)でしょうか。
乳牛は季節ごとに衣替えをしているようです。
ターミナル横に尾崎豊(元中標津町長)の胸像があるほか、チェックインロビーには牛のぬいぐるみを使った農場を模した小さな展示、館内各所に太田達也氏の動物写真が多数掲げられています。
木造推しのターミナルだけに、モニュメントではないですが、館内には木製のものが多数あります。到着ロビーに掲げられている知床ノサップ観光マップは木製で味があるほか、2階にあるご意見箱は木を模した木製です。

※平成21年08月01日:太田達也氏写真集 展示開始

nakashibetsu10.jpg
▲ゆめの森公園 モニュメント
SHB032.jpg
▲ゆめの森公園 旧滑走路
周辺見どころ施設(ゆめの森公園)
(写真は平成22年5月・令和元年6月撮影)
空港ターミナル目の前に道立ゆめの森公園があります。
空港前のエリアは翼とふれあいゾーンとなっており、平成2年まで使用されていた旧滑走路がイベント広場として整備されています。入口前にあるサービスステーションは空港管制塔を模した管理事務所(写真右側)で、そばには飛行機を模った置き物があるなど、旧空港を利用した公園であることが実感できます。秋はコスモスなど、季節によって様々な花がきれいなようです。
翼とふれあいゾーン専用の駐車場があります。
SHB031.jpg周辺見どころ施設(北根室ランチウェイ)
(写真は令和元年6月撮影)
中標津空港は北根室ランチウェイの一部になっています。
北根室ランチウェイは全長71.4キロのロングトレイルコースで、中標津町交通センターから開陽台までの第1ステージ14.7キロ部分に組み込まれています。
1階案内所に詳細の展示(写真)があるほか、ゆめの森公園翼とふれあいゾーンに経路を示す標識が立っています。

SHB019-1.jpgかつてあった見どころ(モニュメント 北方領土)
(写真は平成22年5月撮影)
愛称に根室の文字が入り、北方領土行きのチャーター便が出るときはこの空港発となるだけあって、駐車場わきには北方四島をあらわしたモニュメントが設置されていました。
令和元年6月現在は撤去されており、代わりにベンチが置かれていました。
nakashibetsu13-2.jpgかつてあった見どころ(飲食店 福住)
(写真は平成22年5月撮影)
飲食店区画は2階ランド側から見て右側、増築された区画に1店舗(福住)がありました。平成29年に新しい飲食店が開業するまで約二年間、館内に飲食店はなくなりました。

※平成27年**月**日:福住 閉店

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
札幌(札幌丘珠)JAL*2
新千歳ANA*1
東京国際(羽田)ANA
*1:AKXによる運航便あり
*2:HACによる運航便


■路線変遷(平成21年4月1日以降)
※令和05年10月29日:JAL*2札幌 就航
※平成22年07月01日:ANA*1札幌 運休(05/30最終運航)、ANA*1新千歳 就航

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う一時的な長期欠航)
・ANA東京国際
 R2年 04/09-07/31・09/01-12/24
 R3年 01/06-04/28・05/10-08/05・08/17-08/23

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年5月に公開を終了しました。(H22.7.1 ANA稚内・函館・仙台・東京国際・中部国際 新設、H23.6.1 ANA美保・岡山・松山 新設、H25.1.7 ANA広島 新設、H25.3.31 ANA秋田・福島 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■中標津空港(根室中標津空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
根室中標津空港旅客ビルの公式サイト△(根室中標津空港ビル株式会社)
中標津空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)
道立ゆめの森公園の公式サイト△(道立ゆめの森公園管理事務所)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※中標津空港(根室中標津空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.06.07
前調査日 2019.06.22

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成田_5月バス便時刻変更

■成田国際空港(成田空港) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/27
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 成田空港(第3→第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発15・空港行0→15・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行1→0・1)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行1→0・1)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシーR←東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・東京ベイシティ交通・千葉交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設

05月27日:
舞浜方面:東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停が新設されます。
空港発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。
空港行は東京ディズニーランドRホテル発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート発は東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートとシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。

新規停留所の開設・ダイヤ改正について(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/uploads/info/2024/04/7f6ffaa6bb0b408017b62254211691b5.pdf
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羽田_5月バス便時刻変更

■東京国際空港(羽田空港) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/27
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第3→第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発5・空港行0→6・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)→東京ディズニーランドR→東京ディズニーシーR→ヒルトン東京ベイ(空港発31・空港行0→32・0)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行2→0・2)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーシーR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行8→0・6)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1→第3)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行4→0・4)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設
■東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通 羽田空港(第2→第1)←東京ディズニーランドR←東京ディズニーシー・ホテルミラコスタR←東京ディズニーランドRホテル(空港発0・空港行3→0・4)※東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停新設

<天空橋駅バス停>
◎京浜急行バス 森21系統 天空橋駅←大森駅(空港発0・空港行0→0・1)
◎京浜急行バス 川77系統 天空橋駅←川崎駅(空港発0・空港行0→0・2)
×京浜急行バス 蒲43系統 羽田車庫-天空橋駅-萩中‐蒲田駅(空港発平1土休2・空港行1→平1土休2・0)
×京浜急行バス 森21系統 羽田車庫-天空橋駅-大森駅(空港発4・空港行1→4・0)
×京浜急行バス 川77系統 羽田車庫-天空橋駅-川崎駅(空港発4・空港行2→4・0)

05月27日:
舞浜方面:東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルバス停が新設されます。
空港発はグランドニッコー東京ベイ舞浜とシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの間に新設されます。
空港行はグランドニッコー東京ベイ舞浜と東京ディズニーシー・ホテルミラコスタRの間に新設されます。

羽田空港島内にある天空橋駅発着系統の一部が変更されます。(空港の旅客ターミナルを通る系統は路線廃止・新設ありません)
蒲田方面:蒲43系統蒲田駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。
大森方面:森21系統大森駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。森21系統大森駅発天空橋行が新設されます。
川崎方面:川77系統川崎駅発羽田車庫行(天空橋駅経由)が廃止されます(羽田車庫発は継続)。川77系統川崎駅発天空橋行が新設されます。

川崎駅・蒲田駅・大森駅発着路線のダイヤ変更について(京浜急行バス公式サイト)
https://www.keikyu-bus.co.jp/topics/2024/0520_3194.html
新規停留所の開設・ダイヤ改正について(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/uploads/info/2024/04/7f6ffaa6bb0b408017b62254211691b5.pdf
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2024年05月26日

三沢_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/三沢飛行場
日本空港情報館
三沢飛行場

MSJ000.jpg
三沢飛行場

■飛行場の概要
青森県三沢市にある共用空港(旧その他飛行場)です。国内では珍しい米軍管轄、航空自衛隊とも共用している国内唯一の空港です。
昭和17年、旧海軍基地として開場。戦後、米軍基地を経て、昭和27年、定期便が就航しました。昭和40年代に一時管制権が航空自衛隊に移りましたが、昭和56年に米軍に戻っています。
過去には、全日空や日本国内航空などの運航もありましたが、東北新幹線延伸の影響もあり徐々に運航路線が減少しています。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(日本航空、ジェイエア、北海道エアシステム)により4路線が就航しています。


■飛行場種別:共用空港(旧その他飛行場)
■設置管理者:米軍
■滑走路延長:3050m
■空港コード:MSJ/RJSM
■旅客ビル管理者:三沢空港ターミナル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/民航地区は、米軍基地の端のほうに小さく設置されています。白壁の目立つターミナルはコンパクトにまとまっています。旅客ビル管理者の三沢空港ターミナルは元々東亜国内航空系。
■見学者への対応:◎◎=== ターミナルパンフ 有(A2版二つ折りサイズ)/空港案内所 有/展望デッキ 無料/ファン向け展示 有(デッキ出口付近にミス・ヴィードル号の簡単なパネル展示)
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/八戸地域の土産が目立ちます。
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 有/最寄駅は三沢駅になりますが自転車でもやや遠い距離です。バスは飛行機便に合わせた最少設定で利便性はよくありません。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成25年9月現在のものです。
SKYVIEW
東京国際→旭川便の右窓席から撮影(令和5年3月)。空港西側上空。
MSJ-SKYVIEW1.jpg MSJ-SKYVIEW2.jpg
青森県東部の平野部に位置する空港です。
空から眺めると、三沢飛行場は、地域の拠点都市である八戸市街からは離れた、三沢市街に近い立地であることが良く分かります。戦後一時民間機が飛んでいた八戸飛行場が八戸市街のすぐそばにあるので、その遠さは一目瞭然です。
1931年に世界で初めて太平洋無着陸横断を達成したミス・ヴィードル号が飛び立った淋代海岸のすぐそばです。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成20年7月撮影)
昭和60年に完成したターミナルビルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、売店、飲食店、3階に展望デッキがあります。大きなガラス張りや吹抜といった大胆な構造はなく、空港機能がコンパクトにまとまっています。
米軍共用空港で、外国人の利用も多くみられますが、国際線は未就航です。
サインは濃灰地に白文字のものが主流。出発系は緑文字、到着系は黄文字を使っています。英語併記であるほか、韓国語、中国語も手作りで加えられています。時計付きのサインも見られます。
02.jpgターミナル前面
(写真は平成20年7月撮影)
ビル外壁同様の白い屋根と赤い床面が鮮やかなカーブサイドです。正面出入口は2ヶ所です。
吊サインは出発は緑地に黒文字、到着は黄地に黒文字のものを採用、それぞれ「出発」「到着」と大きく書かれています。
バスのりばは1か所です。八戸行は航空便に合わせた最低限の運行です。(八戸八日町まで約55分)
■のりば
 空港連絡バス 八戸八日町行(十和田観光電鉄)
 Misawaぐるっとバス 斗南藩記念観光村行*・寺山修司記念館行* **

*)Misawaぐるっとバスは土日祝のみ(夏休み、冬休み期間は毎日)の運行となります。(R2年度までは例年4月下旬〜3月末までの運行でしたが、R3年度以降は通年運航(R2年度 R2 6/6-R3 3/31の期間運行))
**)寺山修司記念館行は例年夏場のみの運行(H27年 4/25-11/29、H29年 4/29-11/26、H30年無し、H31年無し、R2年 6/6-10/25、R3年 4/2-10/31、R4年 4/16-10/30、R5年 4/1-10/29、R6年 4/2-)

※平成29年07月05日:空港連絡バス八戸八日町行 再開
※平成29年05月11日:空港連絡バス八戸八日町行 運休(期間運休)
※平成28年12月03日:Misawaぐるっとバス 三沢航空科学館行 運休(11/27最終運行)
※平成28年12月01日:東通村尻屋観光田屋本社行 運休
※平成28年08月12日:青森空港行・八戸八日町行(臨時バス) 運休、空港連絡バス八戸八日町行・東通村尻屋観光田屋本社行 再開
※平成28年07月20日:空港連絡バス八戸八日町行・東通村尻屋観光田屋本社行 運休(期間運休)、青森空港行・八戸八日町行(臨時バス) 新設
※平成27年04月25日:Misawaぐるっとバス 三沢航空科学館行 運休(4/19最終運行)
※平成26年04月26日:Misawaぐるっとバス 斗南藩記念観光村行(市民の森温泉浴場未経由便) 運休(4/20最終運行)
※平成25年12月07日:Misawaぐるっとバス 屋内温水プール行 運休(12/1最終運行)
※平成23年11月03日:Misawaぐるっとバス 三沢航空科学館行・斗南藩記念観光村行 新設
※平成23年10月01日:みさわ観光バス 古牧温泉青森屋行・道の駅みさわ斗南藩記念観光村行 運休(9/25最終運行)
※平成23年07月16日:みさわ観光バス 古牧温泉青森屋行・道の駅みさわ斗南藩記念観光村行 新設
※平成22年11月15日:東通村尻屋観光田屋本社行(尻屋観光) 新設
misawa01.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成25年8月撮影)
1階、ランド側から見て左側に設置されています。JALグループ(JAL・JAR・HAC)のカウンタがあります。
※平成25年07月01日:HAC就航
※平成28年10月30日:HAC JAL便名に統一
misawa04.jpg出発ロビー
(写真は平成25年8月撮影)
中央部の階段を上った2階に設置されています。両端に売店と飲食店、中央に出発口があります。
misawa05.jpg出発口
(写真は平成25年8月撮影)
2階出発ロビー中央部に設置されています。入口は1か所です。1階中央部分の階段を上ると正面にあり、最短距離で搭乗口に到達できます。
案内掲示は、黒地に白文字のフラップ板です。
06.jpg搭乗待合室
(写真は平成20年7月撮影)
搭乗口・搭乗橋は1か所。エプロンには全部で3パースあり、搭乗橋のない2パースは階段を下りて地上搭乗となります。搭乗待合室内には売店・飲食店はありません。
出発ロビーとの間がガラス張りになっており、見送りに最適です。
17.jpg手荷物受取場
(写真は平成20年7月撮影)
1階エプロン側一番端側に設置されていて、搭乗橋から階段を降りたところに設置されています。ターンテーブルは1か所です。
室内には、昭和テイストの、黒地に手書き風白文字の「接続便・列車・バス・時刻表」が掲げられています。
08.jpg到着口
(写真は平成20年7月撮影)
1階、ランド側から見て右側にあります。出口は2か所です。
案内掲示は、黒地に白文字のフラップ板です。出発口と違い、こちらは、JALのマークが大きく掲示されています。
misawa07.jpg到着ロビー
(写真は平成25年8月撮影)
1階にあります。到着口正面には総合案内所があり、建物端側に交番とレンタカーカウンタがあります。
※平成24年04月09日:レンタルサイクルサービス「空チャリ」開始(総合案内所にて取り扱い)
misawa09.jpg売店
(写真は平成25年8月撮影)

売店は2階に1店舗(スカイマートビードル)があります。
土産はホタテやリンゴを使った商品が充実しています。

※平成23年11月01日:スカイマートビードル 開店
※平成**年**月**日:AIRPORT SNACK、ホタテ直売売店、空の駅 みさわ 閉店
※平成20年07月17日:空の駅 みさわ 開店
※平成**年**月**日:AIRPORT SHOP 閉店
misawa09-2.jpg飲食店
(写真は平成25年8月撮影)
飲食店は2階に1店舗(レストラン三沢空港)があります。

※平成26年07月01日:レストラン三沢空港 開店
※平成26年?*月**日:サンフェアリー3388 閉店
※平成23年07月01日:サンフェアリー3388(みさわや) 開店
※平成**年**月**日:レストラン三沢 閉店
10.jpg送迎デッキ
(写真は平成20年7月撮影)
3階に屋上があり、デッキになっています。有料。広々としていますが屋根はありません。
柵は低く非常に見やすいデッキです。
11.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成20年7月撮影)
後方に米軍基地が広がります。飛行場全域の端に小さな区画を設けており、あまり眺望は良くありません。米軍管理となっている滑走路部との間には日本の空港では唯一という大型電動ゲートが設置されており、民間航空機が離発着するときはゆっくりと開け閉めするのを眺められます。
ターミナルは空港の南東端に設置されており、離陸する飛行機を望むのは難しい状況です。
misawa12.jpg三沢空港ギャラリー
(写真は平成25年8月撮影)
1階中央部には三沢空港ギャラリーが開設されています。正面には三沢市PRコーナーがあります。
イベント用のミニスペースです。通常時はパソコンコーナーが常設されています。

※平成20年**月**日:名称をミニ催事場から三沢空港ギャラリーに変更
14.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成20年7月撮影)
ターミナルの前に297台収容の有料駐車場、徒歩5分ほどのところに未舗装の無料駐車場があります。前者は空港環境整備協会管理、後者は三沢空港利用促進期成会が管理しています。
有料駐車場は空車区域がかなり目立ちますが、無料駐車場は非常に多くの車が駐車しています。
レンタカー各社は入口周辺に点在しています。
misawa13.jpgモニュメント
(写真は平成25年8月撮影)
空港近くの淋代海岸がミス・ヴィードル号による世界初の太平洋無着陸横断の出発地となったことから、館内には、ミス・ヴィードル号に関するモニュメントが複数あります。
15.jpg周辺見所施設(三沢空港温泉)
(写真は平成20年7月撮影)
ターミナル正面の交差点わきに三沢空港温泉があります。空港名の入った珍しい温泉施設です。平成20年7月までは搭乗客が入浴無料になるキャンペーンが行われていました。
16.jpg周辺見所施設(青森県立三沢航空科学館)
(写真は平成20年7月撮影)
ターミナルビルから滑走路を挟んだ反対側に青森県立三沢航空科学館が開設されています。
航空にかかわりの深い科学を学べる科学ゾーンと青森県に縁のある飛行機が多数展示されている航空ゾーンがあり、大人でも楽しみながら勉強できる体験装置が多数あります。
「ニッポンの翼」と言われる国産旅客機YS-11も展示されています。YS-11の設計主任は、空港近くの青森県五戸町出身の木村秀政氏。地元だけにメイン展示物となっています。
滑走路を望めるガラス張りの展望室が設置されています。
bag.jpgかつてあった見どころ(ショッピングバッグ)
(写真は平成20年7月撮影)
AIRPORT SHOPのショッピングバック。(紙袋が手元にないためビニール袋)
白地に紺色で三沢空港売店の文字と世界地図、ミス・ヴィードル号が描かれた地球規模?のデザインです。三沢空港売店の文字と並んで空港ビルに出資している三八五観光の名が書かれています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
札幌(丘珠)JAL*0*5
東京国際(羽田)JAL*3
大阪国際(伊丹)JAL*3
*0:特定曜日のみの運航
*1:HACの乗り継ぎ割引を利用し、札幌(丘珠)乗継または函館乗継で利用できる乗継路線(1週間以内の乗り継ぎであれば割引の利用可能)
*2:JEXによる運航便あり
*3:JARによる運航便あり
*4:函館経由便
*5:HACによる運航便


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※JAL*0*5札幌は毎日運航される期間あり(R2年度 8/6-8/17・10/23-1/31、R4年度 12/26-12/29・2/6-2/9、R5年度12/23-1/5・2/5-2/12)
※令和03年04月01日:JAL*3大阪国際 再開
※令和03年02月01日:JAL*3大阪国際 長期欠航
※令和02年10月24日:JAL*0*3大阪国際 毎日運航に変更(JAL*0*3→JAL*3)
※令和02年10月02日:JAL*3大阪国際 特定曜日のみの運航に変更(JAL*3→JAL*0*3)
※令和02年08月01日:JAL*3大阪国際 再開
※令和02年07月17日:JAL*5札幌 再開(特定曜日のみの運航/JAL*5→JAL*0*5)
※令和02年07月01日:[定期便運航再開]JAL*3東京国際 再開
※令和02年05月12日:[定期便全便欠航]JAL*5札幌 長期欠航
※令和02年05月07日:JAL*3東京国際・JAL*3大阪国際 長期欠航
※平成29年07月05日:[定期便運航再開]JAL*5札幌・JAL*3東京国際・JAL*3大阪国際 再開
※平成29年05月11日:[定期便全便運休]JAL*5札幌・JAL*3東京国際・JAL*3大阪国際 運休(滑走路工事に伴う期間運休、5/10最終運航)
※平成28年10月30日:HAC(JAL)札幌 運休(10/29最終運航)、JAL*5札幌 就航、HAC*1利尻・HAC*1釧路 設定終了
※平成28年10月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 運休(9/25最終運航)
※平成28年09月10日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 就航
※平成28年08月12日:[定期便運航再開]HAC(JAL)札幌・JAL*3東京国際・JAL*3大阪国際・HAC*4利尻・HAC*4釧路 再開
※平成28年07月20日:[定期便全便運休]HAC(JAL)札幌・JAL*3東京国際・JAL*3大阪国際・HAC*4利尻・HAC*4釧路 運休(滑走路工事に伴う期間運休、7/19最終運航)
※平成27年11月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 運休(10/31最終運航)
※平成27年08月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 就航
※平成26年11月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 運休(10/26最終運航)
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに変更(JAL*2→JAL)
※平成26年04月26日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 就航
※平成25年12月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 運休(11/30最終運航)
※平成25年08月01日:HAC(JAL)函館・HAC*4札幌 就航
※平成25年07月01日:HAC(JAL)札幌 就航
※平成25年03月31日:JAL*3大阪国際 就航
※平成22年10月31日:JAL大阪国際 運休(10/30最終運航)

※事前購入型または特定便のみしかない乗継割引設定路線は平成25年8月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL小松・大阪国際・関西国際・出雲・岡山・広島・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・北九州・福岡・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・那覇 新設、H25.2.1JAL南紀白浜 新設、H25.3.7 JAL新石垣 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■三沢飛行場についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
三沢飛行場旅客ビルの公式サイト△(三沢空港ターミナル株式会社)
三沢飛行場(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
航空自衛隊三沢基地の公式サイト(航空自衛隊三沢基地)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※三沢飛行場の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2008.07.19
前調査日 2013.08.29
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2024年05月25日

大島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/大島空港(東京大島かめりあ空港)
日本空港情報館
大島空港(東京大島かめりあ空港)

OIMTOP.jpg
大島空港(東京大島かめりあ空港)

■飛行場の概要
東京都大島町にある地方管理空港(旧第3種空港)。伊豆諸島最大の伊豆大島にある離島空港です。
航空施設としては、昭和19年に造られた旧陸軍飛行場がはじまり。戦後、飛行場跡地を整備し、昭和30年に村営飛行場として開場しました。昭和34年に都営化、昭和39年に滑走路1,200メートルで供用開始されています。平成14年にはジェット化のため滑走路を1,800メートル化し、空港区域を移転・拡張しています。伊豆諸島を結ぶヘリコプター輸送の北側の拠点にもなっています。
令和3年7月に公募により愛称が「東京大島かめりあ空港」になりました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、新中央航空により1路線、東邦航空によりヘリコプター定期便2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:東京都
■滑走路延長:1800m
■空港コード:OIM/RJTO
■旅客ビル管理者:東京都


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/ガラス面を多用したターミナルです。旧滑走路が現滑走路脇に残っています。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/土産の種類はあまり多くありません。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/バスは航空便に合わせた運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年2月現在のものです。
■SKY VIEW
昭和61年の噴火でできた三原山山腹噴火口(割れ目火口=1986年C火口列)付近から撮影。空港南東側から北西を見た様子です。

OIMSKYVIEW00.jpg OIMSKYVIEW00b.jpg
(写真は平成31年2月撮影)
大島の北西部一帯が見えています(写真中央が噴火口跡、左側にある街が元町地区、右側に写るのが空港)。空港は、伊豆大島の二大港である元町港と岡田港の間に位置していて人口も多い地域にありますが、周囲は緑地部分が目立つことが分かります。
空港滑走路の前後には、目立つこぶ状の山が2つ見えます。滑走路の左手前側(南側)にあるのが愛宕山、右奥側(北側)は乳ヶ崎です。愛宕山は伊豆大島の中でも比較的大きい側火山(スコリア丘)で、旧陸軍飛行場の近くで軍事拠点でもあったせいか、戦跡がかなり残っています。
奥に見える海は相模湾で、伊豆半島の山々と富士山が美しく見えています。大島空港から富士山までの距離は約85キロで、富士山までの距離が日本で三番目に近い空港となっています。

OIM001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成31年2月撮影)
平成14年に完成した新しいターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店・飲食店と出発ロビー・搭乗待合室、3階に送迎デッキがあります。
ガラスを多用した明るいターミナルビルで、斜め配置の構造が多く見られます。白を基調とした内外装ですが、ところどころ赤色を配色し、インパクトを与えています。
館内のサインは、一色の背景色、白または黒文字で統一されています。出発関係は緑地に白文字、到着関係は黄地に黒文字、インフォメーションは薄赤地に白文字などが使われています。
OIM002.jpgターミナル前面
(写真は平成31年2月撮影)
小さな弧を描く屋根と赤い支柱がいくつも並ぶ屋根が特徴。椿が多数植えられているほか、花壇の区画に火山岩を使用するなど大島の雰囲気が感じられる前面になっています。
車道は2本が接続しています。建物の出入口は2口ですが、車道を横切る横断歩道は到着ロビー側にあるのみです。平成21年訪問時は、いまだ懐かしい赤丸ポストが活躍中でしたが、現在は普通の四角タイプに変わっています。
バスのりばは1か所です(1日数便程度の運行)。ターミナル前のバス停は限定された便のみが経由します。徒歩5分ほどの都道208号大島循環線上に「飛行場入口」バス停があり、便数はそちらの方が多いです。バスの運行ダイヤは、当日の船舶の発着港によって変更になりますので注意が必要です。

■大島空港ターミナルバス停
大島公園ライン 岡田港経由大島公園行(大島バス)
大島公園ライン 元町港行(大島バス)
OIM003.jpgチェックインロビー
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て左側はチェックインロビーです。カウンタ脇に2階に上る階段があり、吹抜のため広々とした印象です。
建物端側に自動販売機コーナーがあります。
OIM004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成31年2月撮影)
1階チェックインロビーに設置されています。左端は空白カウンタで、中央から右側にかけて新中央航空(NCA)と東邦航空(TAL)のカウンタが並びます。

※平成27年10月25日:ANA拠点撤退(カウンタ撤去)
OIM005.jpg出発ロビー
(写真は平成31年2月撮影)
2階中央は出発ロビーになっています。椅子が数脚並べられています。
OIM006a.jpg1階出発口・到着口(TAL)
(写真は平成31年2月撮影)
ヘリコプターのTALの出発口は1階チェックインロビー脇に設置されています。入口は1か所。入口先に待合室はなく、出発口前でセキュリティチェックがあり、そのまま搭乗する形になります。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
この出発口は到着口も兼ねています。
元々NCAも使っていましたが、平成31年現在は後述の2階出発口を使用しています。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM006b.jpg2階出発口
(写真は平成31年2月撮影)
NCAの出発口は2階出発ロビーに設置されています。入口は1か所。
出発口付近には搭乗案内掲示はありません。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM007.jpg2階搭乗待合室
(写真は平成31年2月撮影)
2階エプロン側はNCAの搭乗待合室になっています。高い天井と大きなガラスがある明るい待合室です。売店・飲食店はありません。
搭乗口は1か所。搭乗橋は1か所ありますが、通常は先端で1階に降りる地上搭乗になります。過去に運航されていたANA東京国際-八丈島間の経由便利用者は一度搭乗口経由で待合室に出入りしていました。
エプロン側は、富士山を正面に見ることができます。
OIM009.jpg手荷物受取場・到着口
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。上部の黄色いサインが非常に目立つ到着口です。手荷物受取場にはターンテーブルが1か所あります。
到着案内掲示はありません。
10.jpg到着ロビー
(写真は平成21年2月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーになっています。チェックインロビー側から一体化したロビーで、真ん中の階段で出発区域と到着区域に分かれています。
建物端側に警察があるほか、外国語も含めた大島の観光パンフレットが多数並べられています。また、階段下に大島空港の航空灯火施設を説明するパネル展示があります。
11.jpg売店
(写真は平成21年2月撮影)
2階中央部に売店区画があり、1店舗(杉本売店)が出店しています。航空便運航時間帯のみの開店です。
地酒や椿関係のお土産が充実していますが、酔い止め薬などの販売はないので注意が必要です。

※平成**年**月**日:伊東商店 閉店
OIM012.jpg飲食店
(写真は平成31年2月撮影)
2階ランド側から見て右端に1店舗(レストラン椿)が出店しています。
普通の喫茶ですが、明日葉天ぷらうどん・そばや大島牛乳などの地元系メニューも若干提供されています。
OIM015.jpg送迎デッキ
(写真は平成31年2月撮影)
3階に屋上があり、送迎デッキになっています。入場無料。屋根は入口付近に小さい庇がある程度です。
柵は低く非常に見やすい環境です。
OIM016.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルは滑走路の南東側に設置されており、午前中順光条件です。
滑走路の向こう側は、相模湾が広がっており、その奥に伊豆半島の山々が見えます。ちょうど正面方向には伊豆高原の大室山、やや右斜め奥に富士山が綺麗に見えます。右端にわずかに写る丘は三ツ峰と呼ばれる側火山の噴火跡(スコリア丘)です。
搭乗橋は右側に見えますが、平成31年2月現在、通常ダイヤでは利用する飛行機はありません。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。

空港ターミナルから海越しの富士山が眺められるのは、日本広しと言えどもここ大島空港だけ。ターミナル正面に見えるため、搭乗待合室からも眺められます。ちょうど宝永山が正面に当たるため、左右対称の美しい姿です。
OIM019.jpg大島物産展示場
(写真は平成31年2月撮影)
2階出発ロビー脇に大島物産展示場があり、特産品や非売品が多数展示されています。
OIM021.jpg航空灯火施設案内
(写真は平成31年2月撮影)
1階到着ロビー脇に航空灯火施設のご案内というパネル展示があります。
OIM017.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルの前に233台収容の無料駐車場があります。臨時駐車場スペースも整備されています。
レンタカー各社は周辺にはありません。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
OIM018.jpgモニュメント等
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場わきに「躍動大島」と題するモニュメントがあります。東京都文化事業で昭和63年3月に設置されたものです。
館内には、1階に海辺の聖地「難渡海」(星野隆秀)という絵画があります。
OIM022.jpg花壇とバウムクーヘン
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場の反対側には、風見鶏のついた小屋がある花壇があります。花壇は大島町が「地域に花を咲かせる事業」として整備しているもので、島民の協力で維持されています。
花壇周辺の法面は、伊豆大島南部にあるバウムクーヘンとして有名な地層切断面をイメージした縞々模様に塗られています。「大島によくきてけえたなぁ」という大きな文字が目立ちます。

※平成28年**月**日:法面塗装 完成
19.jpg旧滑走路
(写真は平成21年2月撮影)
現在の1800m滑走路とエプロンとの間には平成13年まで使用されていた旧滑走路が並行して走っています。
送迎デッキから眺めた様子が写真で、エアーニッポン(現全日本空輸=ANA)のジェット機(ボーイング737-500)が走るのが現滑走路、その手前、大きな「×」が書かれているのが旧滑走路です。
ちなみに、手前に駐機中のヘリコプター(ドーファンアエロスパシアル式AS365N2型)はTALの定期便(東京愛らんどシャトル)です。また、ANAは既に拠点撤退しており、現在は大島空港では見ることができません。
03.jpgかつてあった見どころ(ANAチェックインカウンタ)
(写真は平成21年2月撮影)
ANAは、昭和30年(1955年)の日本ヘリコプター輸送時代に就航した歴史の古い路線でしたが、平成27年(2015年)に拠点撤退しています。写真は平成21年訪問時に1階チェックインカウンタを撮影したもの。当時のANAは東京国際線1日2往復と八丈島線1日1往復が就航しており、ANAが最も大きなチェックインカウンタを設けていました。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
調布NCA
利島場外離着陸場(利島ヘリポート)TAL*2
三宅島TAL*2
*1:AKXによる運航便
*2:ヘリコプターによる輸送
*3:ANKによる運航便


就航路線変遷(平成22年04月01日以降)
※平成30年11月01日:TAL*2三宅村場外離着陸場 運休(10/31最終運航)、TAL*2三宅島 就航
※平成27年10月25日:ANA*1東京国際 運休(10/24最終運航)
※平成25年11月21日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年11月14日:ANA*1東京国際 運休(11/13最終運航、期間運休)
※平成25年07月08日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年07月05日:ANA*1東京国際 運休(7/4最終運航、期間運休)
※平成25年06月24日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年06月20日:ANA*1東京国際 運休(6/19最終運航、期間運休)
※平成25年01月27日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年01月07日:ANA*1東京国際 運休(1/6最終運航、期間運休)
※平成24年02月04日:ANA*1東京国際 就航
※平成24年01月29日:ANA*1東京国際 運休(1/28最終運航、期間運休)
※平成21年10月01日:ANA*3八丈島 運休(9/30最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大島空港(東京大島かめりあ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
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初調査日 2009.02.22
前調査日 2019.02.07
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2024年05月24日

三宅島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/三宅島空港
日本空港情報館
三宅島空港

miyakejimatop.jpg
三宅島空港

大部分の情報はANA就航時(平成24年11月)のものです。

■飛行場の概要
東京都三宅村にある地方管理空港(旧第3種空港)。伊豆諸島南部地域の最も北に位置する三宅島にある離島空港です。
昭和41年、島東部の海岸沿いに開港しました。
平成12年に島中心部の雄山が噴火した影響で全島民が避難したことから一時閉鎖されましたが、平成20年に運航が再開されています。噴火後の帰島が許可された平成17年から空港の北半分が原則立入禁止の坪田高濃度地区に当たっていましたが、平成27年9月に居住規制も含めて解除されています。
平成30年11月にはヘリコプター定期便の運航が再開されました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、新中央航空により1路線(調布線)、東邦航空によりヘリ2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:東京都
■滑走路延長:1200m
■空港コード:MYE/RJTQ
■旅客ビル管理者:東京都


■施設の見どころ:◎==== 小規模/仮設ターミナル。平成27年以降、空港周辺の居住規制はなくなりました。
■見学者への対応:===== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無/ファン向け展示 無
■売店の充実度:===== 売店 無/飲食店 無
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(島内に無)/バス 有


※就航路線は令和6年5月 、そのほかの情報は平成24年11月現在のものです。
miyakejima01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
平成20年の定期便再開より早く、平成18年3月に完成した仮設のターミナルビルです。平成12年の空港閉鎖前に運用していた旅客ターミナルが、当時、坪田高濃度地区に当たっていたため、同地区を避けて南側に新たに設置されました。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 駐機場は旧ターミナル前にあり、ランプバス輸送による搭乗です。
外見は白壁のシンプルなデザイン。空港事務所も一緒になっているターミナルで、ロビーは狭いです。
館内のサインは出発系は緑、到着系は黄を基調としたものになっています。
miyakejima02.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に小さな交通広場がある前面ですが、一般車は入場禁止です。建物の出入口は1口のみで、屋根が飛び出ています。タクシーのりばはなく、送迎は後述の駐車場で行うことになります。

バスのりばは、空港前の三宅一周道路(都道212号線)上に空港前バス停があります。
■空港前バス停(南行)
 右回り阿古方面行(中央診療所経由有)・高校前行(三宅村営バス)
■空港前バス停(北行)
 左回り阿古方面行(中央診療所経由有)・三池行(三宅村営バス)

※平成30年11月01日:左回り阿古方面行(ふるさとの湯経由)・右回り阿古方面行(ふるさとの湯経由) 運休(10/31最終運行)
※平成30年05月01日:左回り阿古方面行(ふるさとの湯経由)・右回り阿古方面行(ふるさとの湯経由) 新設
※平成27年09月16日:空港前バス停を含む準居住地区規制解除
miyakejima03.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
入口を入ってすぐに小さなロビーになっており、右側にチェックインカウンタがあります。
ANAのカウンタで、手前側から1番自動チェックイン機、2番購入・搭乗手続き、3番手荷物となっています。航空貨物も取り扱われており、旅客ターミナルでは珍しくANA CARGOの案内が配られています。
カウンタ後ろの壁面にはめ込み式の発着時刻案内があり、出発、到着とも案内されています。
館内に売店・飲食店はありません。

※平成30年11月01日:東邦航空 新規就航
※平成26年04月02日:新中央航空 新規就航
※平成26年04月01日:ANA 拠点撤退
miyakejima04.jpg搭乗口・搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
入口から見て正面に設置されています。入口は1か所です。
搭乗待合室には多目的トイレがあるのみです。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
miyakejima05.jpg出発口・到着口
(写真は平成24年11月撮影)
出発口・到着口の前に駐機場はなく、搭乗者はランプバスによる輸送になります。
miyakejima12.jpg駐機場
(写真は平成24年11月撮影)
仮設ターミナルビルがある一帯の北側に駐機場があります。
miyakejima07.jpg到着口・手荷物受渡場
(写真は平成24年11月撮影)
入口から見て右奥に設置されています。チェックインカウンタ脇に到着口があり、手荷物はそのわきのカウンタで受け取る形になっています。
到着案内はカウンタ内の掲示で代用しています。
miyakejima11.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナルビルは三宅一周道路から少し低い位置にあり、三宅一周道路に面した高い位置に53台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は周辺にはありません。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
miyakejima10.jpgモニュメント
(写真は平成24年11月撮影)
駐車場わきに「跳ぶ」と題した目立つモニュメントがあります。ウインドサーフィン姿のモニュメントで、昭和62年に設置されたもの。銘板には「このモニュメントは、三宅島の海と人とのふれあいと、風土と自然に根ざし生き生きとした島民の躍動感を、波の上に登りつめ大きく跳躍しようとする、ウインドサーフィンの姿で表現したものです。」との解説があります。
miyakejima13.jpg噴火前のターミナルビル地区
(写真は平成24年11月撮影)
平成12年の雄山噴火前までターミナルビルは、現在の駐機場正面に位置していました。この位置は坪田高濃度地区に当たり、滞在が認められなかったことから、現在の仮設ターミナルビルに移転しました。雄山噴火前まで使用していたターミナルビルは空港再開後撤去され、現在は更地になっています。
※現在の旅客ターミナルは一応仮設扱いですが、雄山噴火前まで使用していたターミナルビルが撤去されてしまったため、実質本設ターミナルとして機能しています。
miyakejima16.jpg空港モニュメント
(写真は平成24年11月撮影)
噴火前のターミナルビル地区への北側入口には「東京都 三宅島空港」と書かれたモニュメントが残っています。
miyakejima17.jpg祝再開
(写真は平成24年11月撮影)
三池・沖ヶ平地区内にある三宅村役場(現在は仮設一時移転中)には、平成20年の定期便再開を祝したパネルが掲示されています。「'08年春 三宅島空港再開!! 祝 羽田〜三宅島間 定期便就航 ご支援・ご協力ありがとうございました」と書かれていますが、平成25年7月まで原則立入禁止のエリアであったこともあり、見る人は少なそうです(伊ケ谷等島内では何箇所かに同じパネルが掲げられています)。
miyakejima19.jpg周辺の見どころ(三宅村場外離着陸場/三宅島ヘリポート)
(写真は平成24年11月撮影)
三宅島への帰島が許可された平成17年、三宅島空港のヘリポートが坪田高濃度地区に当たっていたため、島北部の伊豆地区に暫定ヘリポートとして三宅村場外離着陸場(三宅島ヘリポート)が整備されました。三宅島空港から北へ車で30分程かかる場所にあります。
東邦航空のヘリコプターによる定期便が平成17年に三宅島発着を再開しましたが、三宅島ヘリポートで発着を始めていました。平成30年11月に三宅島空港での発着に戻り、ヘリ定期便の運航は終了しました。
miyakejima18.jpgかつてあった見どころ(火山ガス予報)
(写真は平成24年11月撮影)
平成24年訪問時、旅客ターミナル内に火山ガスに関する予報が掲示されていました。
この掲示によりますと、三宅島空港火山ガス運航判断基準は「1.坪田地区・坪田高濃度地区に火山ガスが観測されていないこと。」「2.飛行経路及び空港に火山ガスが流れる予報がないこと。」と発表されていました。空港は、噴火している雄山の東側にあるため、西寄りの風の時はほぼ欠航になっていました(実際火山ガスが流れてなくても予報されただけでダメなため)。
この基準はANA運航時のものだったようで、新中央航空運航に変わってからは、西風でも運航することが増えました。
この基準は、東京国際空港には掲示されておらず、ANAや三宅村の公式サイトでも非公開。三宅島空港を訪問して初めて知りました。まさか、現地のガス濃度が高くなくても、西風=自動的に欠航になるとは思ってもいませんでした。予報が出ているのに、何も知らずに現地のガス濃度が低いから飛行機が飛ぶことを期待して東京国際空港まで行って結果欠航になるというおバカな事態に何度も遭いました、、、。
miyakejima15.jpgかつてあった見どころ(火山ガスに関する規制地区)
(写真は平成24年11月撮影)
空港の北半分は、帰島が許可された平成17年以降、坪田高濃度地区と呼ばれ、火山ガスの濃度が特に高いことから原則立入禁止(必要最低限の通過は可能)となっていました。海岸沿いでは最後まで残った高濃度地区となっていましたが、平成25年7月に制限が緩和され、準居住地区(三池・沖ヶ平地区)に変更。同年12月には沖ヶ平地区のみの規制に縮小され、平成27年9月に居住規制は解除されました(島内海岸部では最後まで残った居住制限された地区でした)。
規制地区との境界線は仮設ターミナルがある一帯のすぐ北側を通っていて、職員用駐車場の入口道路や空港前バス停などはわずかな距離の位置ながら坪田高濃度地区→三池・沖ヶ平地区→沖ヶ平地区に当たっていました。

※平成27年09月16日:準居住地区(沖ヶ平地区) 規制解除
※平成25年12月19日:準居住地区(三池・沖ヶ平地区)が準居住地区(沖ヶ平地区)に範囲縮小
※平成25年07月19日:坪田高濃度地区 規制解除、準居住地区(三池・沖ヶ平地区) 規制指定
※平成20年04月26日:三宅島空港での旅客定期便運航再開
※平成17年02月01日:避難指示解除、空港北側を含む地区が坪田高濃度地区の規制指定

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
調布NCA
大島(東京大島かめりあ)TAL*2
御蔵島ヘリポートTAL*2
*1:AKXによる運航便
*2:ヘリコプターによる輸送。

就航路線変遷(平成24年11月24日以降)
※平成30年11月01日:TAL*2大島・TAL*2御蔵島ヘリポート 就航
※平成26年04月02日:NCA調布 就航
※平成26年04月01日:ANA*1東京国際 運休(3/31最終運航予定も欠航のため3/30最終運航)
※平成25年11月21日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年11月14日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年07月08日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年07月05日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年06月24日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年06月20日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)
※平成25年01月27日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年01月07日:ANA*1東京国際 運休(期間運休)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■三宅島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
三宅島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※三宅島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2012.11.25
初調査日 2012.11.24
前調査日 2012.11.24
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神戸_5月バス便時刻変更

■神戸空港(マリンエア) アクセスバス便時刻変更(2024年5月)

05/24
◎みなと観光バス 神戸空港3番-六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ)-ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(空港発0・空港行0→11・8)
◎みなと観光バス 神戸空港3番-六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ)(空港発0・空港行0→0・6)

05月24日:
六甲アイランド・大阪府桜島方面:新設されます。途中停留所は神戸ベイシェラトンホテル(六甲アイランド)のみ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで約55分900円。

2024年5月24日(金)から  新規路線バス 61 系統 を運行開始します(みなと観光バス公式サイト)
https://www.kobe-minato.co.jp/content/files/toppage%20article/newsrelease20240524.pdf
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2024年05月23日

八丈島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/八丈島空港
日本空港情報館
八丈島空港

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八丈島空港

■飛行場の概要
東京都八丈島八丈町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
伊豆諸島南部の八丈島にある離島空港。昭和2年、現位置の北東側に旧海軍飛行場として開場しました。戦時中に原位置につなげる形で滑走路整備しています。戦後は、昭和29年に村営場外離着陸場を経て、昭和37年に初の都営空港(第3種空港)に変更。昭和57年には滑走路が1800mとなり伊豆諸島で初めてジェット化されています。
平成28年4月から八丈島空港ターミナルビルが指定管理者として空港を管理しています。
山に挟まれた空港で、視界不良の原因となる低い雲がかかりやすいうえに風の影響を受けやすく、遅延や欠航が多い空港として知られています。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、ANAにより1路線、東邦航空によりヘリ2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:(設置)東京都(指定管理者)八丈島空港ターミナルビル
■滑走路延長:2000m
■空港コード:HAC/RJTH
■旅客ビル管理者:八丈島空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/駐車場とターミナルの間に高低差があり、旅客は上下移動がないのに2階部分を利用する面白い構造のターミナルです。建物自体だけでなく周囲の植栽が目を引きます。
■見学者への対応:◎==== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店3店・飲食店1店/八丈島全域の土産が集まっています。飲食店で空弁も販売中。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/八丈町役場などがある中心部から自転車圏内。路線バスは、八丈島中心部を連絡するバスが空港を経由する形で運行。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年2月現在のものです。
■SKY VIEW
八丈富士山腹付近から撮影。空港北西側上空。

skyview.jpg skyview2.jpg
北に八丈富士、南に三原山があるひょうたん型の八丈島。空港は八丈富士と三原山の間にあたるこの島の中央部、ちょうどくびれた低地部分に存在しています。
島中央部は、八丈島の中心市街地となっており、空港周辺は南側(写真奥側)を中心に市街地になっています。空港の北側(写真手前側)は、それほど家屋は多くなく、八丈富士の裾野が広がります。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
平成14年に完成した新しいターミナルビルです。
地上2階建(一部3階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。1階は事務所と貨物施設となっており、旅客施設は2階に集中。3階に送迎デッキがあります。カーブサイドは2階レベルにあり、正面からは2階部分しか見えないため、1階建の建物のように見えます。チェックインカウンタ、出発口、搭乗待合室、搭乗橋とも2階にあり、旅客は搭乗橋を使うのに平面移動するだけで搭乗になります。
館内には八丈島特産のシンノウヤシなどの植物が多く置かれており、南国の空港の雰囲気を醸し出しています。
館内のサインは、白地に黒文字が主流。到着関係は黄色、その他の案内は水色のピクトが採用されています。
02.jpgターミナル前面
小さな弧を描く白い屋根がいくつも並んでいるのが特徴。カーブサイドとターミナルの間には1階分の高低差があり、2階と同レベルで接続しています。この斜面にはアロエが所狭しと植えられています。
車道は3本が接続。建物の出入口は2口で、ビル本体との間を橋の形で結んでいます。
バスのりばは1か所で循環路線が運行されています(合計1日6便)。
■バスのりば
循環路線 町営バス行(八高経由・八高未経由・護神方面)(八丈町営バス)

※令和04年04月01日:旧町役場行(八重根経由・八高経由・護神方面) 運休、町営バス行(八高経由・八高未経由・護神方面) 新設
03.jpgチェックインロビー
2階ランド側から見て右側がチェックインロビーです。一直線にのびる天井照明と赤色でアクセントをつけた床面が目を引きます。
04.jpgチェックインカウンタ(ANA)
2階ランド側から見て右側に設置されています。
ANAのカウンタです。
05.jpgチェックインカウンタ(TAL)
2階ランド側から見て右端に設置されています。
06.jpg出発口
2階中央付近に設置されています。入口は1か所。やや幅の広い入口で、上部の灰色のサインが目を引きます。
出発口脇の壁面に出発と到着を一緒に表示する液晶の案内モニタが設置されています。
07.jpg搭乗待合室
2階エプロン側のうち右側半分は搭乗待合室になっています。売店1店と喫煙室、トイレが設けられています。小さな空港ゆえ、エプロン側に通路はありません。
搭乗口は左端の1か所で、すぐのところで搭乗橋とつながっています。TAL利用の場合、地上搭乗になります。
09.jpg手荷物受取所
手荷物受取所は2階エプロン側のうち左側半分にあります。ターンテーブルは1か所。魚の模型や八丈島の写真パネルが飾られています。
10.jpg到着口
2階ランド側から見て左側に設置されています。
出口は1口です。
11.jpg到着ロビー
2階ランド側から見て左側が到着ロビーです。到着口正面に総合案内所があるほか、売店、レストラン、有料待合室があります。
総合案内所わきに八丈島空港を紹介するコーナーがあり、地元小学生が作成した紹介パンフが展示されています。
12.jpg売店・飲食店・サービス店舗
売店は、2階ロビーのランド側から見て左端に売店区画があります。

・1階:サービス店1店舗(HATリネンサービス)
・2階:売店3店舗(八丈エアポート逸品会、民芸あき、やました)、飲食店1店舗(アカコッコ)

アカコッコは、八丈町の町鳥。飲食店内には剥製が展示されています。レストランの代表メニューは八丈島特産の明日葉を使った明日葉うどん・そば。空弁として島寿司も販売されており、予約しないとなかなか手に入らない逸品です。7時45分〜9時にフリースペースとして開放されています(無料飲料を提供)。
HATリネンサービスは、空輸で都内まで運んでクリーニングを行うそうです。

※令和06年01月31日:アカコッコ 朝フリースペース化
※令和元年12月16日:いそこっこ 閉店
※平成24年04月02日:HATリネンサービス 開店
14.jpg送迎デッキ
3階エプロン側に屋上があり、送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。
柵は成人の腰高程度で低いですが、建物端まではやや距離があります。
15.jpg送迎デッキからのながめ
ターミナルは滑走路の北東側に設置されており、ほぼ終日逆光条件です。
滑走路の向こう側は、正面に八丈植物公園、市街地が見え、その奥に三原山が広がっています。2番スポットが正面にあります。TALのヘリコプターも1番スポットで乗り降りすることが多いので、撮影はしやすいです。
夜間駐機はなく、羽田からの便が折り返すダイヤであるため、2機以上が並ぶことはダイヤ上はありませんが、遅延などの影響により2機が並ぶことが時々見られるようです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
17.jpg愛らんどシャトルターミナル
旅客ターミナルビルに並んで、大きなドームをもった愛らんどシャトルターミナルがあります。TALのヘリコプターの格納庫で、東京都島しょ振興公社も入っています。
18.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に225台収容の無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港前に1軒ある程度です。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
3階にあるHAT旅行サービスでレンタバイクの扱いがあります。
19.jpgモニュメント
ターミナル正面には八丈島の「八」の字を立体的に表した「八丈の四季」というモニュメントがあります。後方に見える八丈富士とマッチしたデザインです。
目立つモニュメントはこの程度ですが、旅客ビルを運営する八丈島空港ターミナルビルが八丈島の花いっぱい運動を進めており、空港周辺ではさまざまな植物が楽しめます。駐車場周辺では南国の植物であるカナリーヤシやビロウヤシ、背の高いケンチャヤシなどが目を引きます。空港管理事務所も植栽に熱心で、空港道路の北側にある法面にユリ、ターミナル側の法面にはアロエが植えられています。
13.jpgかつてあった見どころ(HAT旅行サービス)
地方空港としては非常に珍しく、空港ビル直営の旅行代理店HAT旅行サービスが3階にありました。平成24年3月に閉店しています。

※平成24年03月31日:HAT旅行サービス 閉店

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
東京国際(羽田)ANA
御蔵島ヘリポートTAL*1
青ケ島ヘリポートTAL*1
*1:ヘリコプターによる運航
*2:ANKによる運航便あり


就航路線変遷(平成22年04月01日以降)
※平成26年10月20日:TAL*1御蔵島ヘリポート 就航
※平成26年09月01日:TAL*1御蔵島ヘリポート 運休(8/31最終運航、旅客扱いの一時休止)
※平成24年04月01日:ANK合併によりANAに変更(ANA*2→ANA)
※平成21年10月01日:ANA*2大島 運休(9/30最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■八丈島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
八丈島空港旅客ビルの公式サイト△(八丈島空港ターミナルビル)
八丈島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)



※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※八丈島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2009.02.22
新調査日 2009.02.22
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八丈島空港 | 更新情報をチェックする

2024年05月22日

仙台_国際保安料値上げへ

■仙台空港(仙台国際空港) 国際線旅客保安サービス料PSSC値上げへ

仙台空港(仙台国際空港)の運営を受託している仙台国際空港は21日、6月1日発券分から仙台空港の国際線旅客保安サービス料(PSSC)を変更すると発表しました。

変更後の金額(消費税込)は、国際線出発 1人あたり240円にするとしています。

変更は2024年6月1日搭乗分からで、2024年6月1日以降に発券する場合に適用されます。
現行どおり、航空券代に含ませるオンチケット方式での徴収となるとしています。

※料金額などの正確な情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

旅客保安サービス料(PSSC)の料金改定について(仙台国際空港公式サイト)
https://www.sendai-airport.co.jp/company/assets/pssc_chargerevision_20240521_00.pdf
ラベル:仙台空港
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仙台空港(仙台国際空港) | 更新情報をチェックする

岡山_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/岡山空港(岡山桃太郎空港)
日本空港情報館
岡山空港(岡山桃太郎空港)

okayama00.jpg
岡山空港(岡山桃太郎空港)
■飛行場の概要
岡山県岡山市にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
昭和63年3月、県南部にあった旧空港(現在の岡南飛行場)に代わる新空港として開港しました。岡山市北部の山中に造成された空港で、岡山県の玄関空港となっています。中国地方では一番早く国際線定期便が就航した空港です。
平成30年3月に、愛称が「岡山桃太郎空港」になりました。
令和6年5月現在、国内線はANA(全日本空輸、ANAウイングス)、JAL(日本航空、日本トランスオーシャン航空)により3路線、国際線は大韓航空、中国東方航空、Tigerair Taiwanにより3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:岡山県
■滑走路延長:3000m
■空港コード:OKJ/RJOB
■旅客ビル管理者:岡山空港ターミナル


■施設の見どころ:◎◎=== 中規模/切妻屋根に倉敷の白壁をイメージした珍しい外観。空港周辺の緑地は岡山をイメージしたゾーンが多く見られます。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所 有/ターミナルパンフ 有(A3判二つ折り薄い冊子タイプ。英語併記)/展望デッキ 有料/ファン向け展示 若干有/駐車場に撮影スペースが設けられています。
■売店の充実度:◎◎◎== 売店4店・飲食店4店・免税店1店/商品数は多く、岡山県全域の土産が手に入ります。空港限定商品なども販売されています。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/最寄駅(備中高松駅)はアクセス駅とはほど遠く、車でも10分ほどかかります。岡山市街地からはバスか自家用車が主要交通になります。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成26年9月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
東京国際(羽田)→大分便の右窓席から撮影。空港南側上空。
岡山空港は岡山市北部のなだらかな山中にあります。周囲には住宅があまり見られませんが、多くのゴルフ場に囲まれていることが分かります。

okayama01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成25年3月撮影)
開港に合わせて誕生したターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
国内線、国際線が一緒になったターミナルで、切妻の屋根と倉敷をイメージした白壁がよく目立つデザインです。館内随所に緑と青で表現した岡山空港のシンボルマークがあり、目を引きます。
ランド側から見て国内線は右半分、国際線は左半分を占めており、動線も両者で分かれています。1階に到着ロビーとチェックインロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、売店、飲食店、3階に送迎デッキがある分かりやすい配置です。
館内のサインは、濃灰地の白文字に統一。一部、出発関係が緑文字、到着関係が黄文字のサインが見られます。
okayama02.jpgターミナル前面
(写真は平成25年3月撮影)
茶色の長い屋根が続くカーブサイドです。ターミナルへの入口は、国内線出発側に2か所、国内線到着側、国際線出発側、国際線到着側に各1か所の合計5か所です。バスのりばを示す番線表示も含め、サインは屋根から釣り下がっています。
OKJ03.jpg国内線チェックインロビー・カウンタ
(写真は平成26年9月撮影)
国内線チェックインロビーは、1階、正面向かって右側に設置されています。端から日本航空グループ(JAL・JTA)、ANAのカウンタが並んでいます。
ANAカウンタ前に売店1店(ANA FESTA)があります。

※平成30年03月25日:ADO全便運休
※平成25年03月31日:ADO就航
okayama04.jpg国内線出発ロビー
(写真は平成25年3月撮影)
2階右半分が国内線出発ロビーとなっています。天井はやや高くなっていて、ランド側に多数並んでいる細長い窓から自然光が入り込むよう工夫されています。出発ロビーの大部分は出発口に並ぶ整列用のポールで埋め尽くされています。
少し奥まったところに無料の待合スペースがあり、出発ロビーを囲うような形で売店・飲食店が配置されています。中央部に有料待合室が2室(瀬戸・美作)あります。
okayama04-2.jpg国内線出発口・搭乗待合室
(写真は平成25年3月撮影)
出発ロビーの中央に配置されています。保安検査場はロビーに飛び出す形に壁が設けられています。
搭乗待合室内に搭乗口は2か所、搭乗橋は国際線側も含め3か所です。ラウンジはANAラウンジがあります。
出発口の案内掲示は、濃青地に白文字の大きな反転フラップ板が採用されており、一度に8便まで表示が出来ます。

※令和05年10月01日:東京モノレール券売機 廃止
okayama05-2.jpg国内線到着口
(写真は平成25年3月撮影)
1階中央部分に設置されています。手荷物受取場内のターンテーブルは2か所、出口は1か所です。
案内掲示は、搭乗口同様、濃青色に白文字の反転フラップ板です。
OKJ05.jpg国内線到着ロビー
(写真は平成26年9月撮影)
1階中央部分に設置されています。到着ロビーにイスはあまり多くありません。
到着口正面に総合案内所とレンタカーカウンタ、空港警察、コンビニエンスストアがあります。
okayama03-i.jpg国際線チェックインロビー・カウンタ
(写真は平成25年3月撮影)
1階中央部に設置されています。中央側からANAグループ、大韓航空のカウンタが並んでいます。ANAグループは国際線定期便を運航しておらず、中国東方航空の搭乗手続も行われます。
カウンタの正面に2階の出発ロビーへ上がるエスカレータがあります。

※平成28年07月14日:Tigerair Taiwan 新規就航
※平成28年03月28日:CRK 新規就航
※平成27年07月02日:EVA 全便運休
※平成27年04月16日:EVA 新規就航
※平成27年02月21日:ユナイテッド航空(UAL) 全便運休
※平成26年10月29日:EVA 全便運休
※平成26年04月02日:EVA 新規就航
※平成25年12月01日:EVA 全便運休
※平成25年04月03日:エバー航空(EVA) 新規就航
OKJ04i.jpg国際線出発ロビー
(写真は平成26年9月撮影)
出発ロビーは2階左側にあります。天井が高い、広い空間を取ったロビーです。ロビーの壁には、ターミナルのパンフで「岡山の空の玄関にふさわしい格調を演出」すると紹介されている世界時計が掲げられています。
okayama04-2-i.jpg国際線出発口
(写真は平成25年3月撮影)
出発口は国際線出発ロビー端にあり、保安検査場、出国審査場、搭乗待合室すべてが2階にあります。搭乗待合室内には免税売店があります。待合室内の搭乗口は1か所、搭乗橋は国内線側も含め3か所です。
出発口の案内掲示は、LEDモニタが採用されています。
okayama05-2-i.jpg国際線到着口・到着ロビー
(写真は平成25年3月撮影)
1階左端に設置されています。入国審査場は2階にあり、1階に下りてからバゲージクレーム、手荷物検査場があります。ターンテーブル、出口ともに1か所です。
到着口横に中国銀行の両替所があります。
案内掲示は、搭乗口同様、LEDモニタです。
okayama06.jpg売店
(写真は平成25年3月撮影)
・1階:2店舗(岡山特産館 桃太郎、ファミリーマート)
・2階国内線出発ロビー:1店舗(天満屋)
・2階国内線搭乗待合室:1店舗(ANA FESTA(飲食併設))
・2階国際線搭乗待合室:免税店1店舗(DUTY FREE SHOP)

メインの土産売店は天満屋で、岡山のお菓子や民芸品が揃っています。
きびだんごやマスカットなどが岡山土産の定番でしょうか。空港限定商品も少々見られます。訪れた時は、開港20周年を記念した土産が販売されており、「おかやまロール」といった地元食材を使ったお菓子も登場していました。

※令和06年02月22日:ファミリーマート 開店
※令和03年02月01日:生活彩家 閉店
※平成29年12月21日:ラオックス 閉店
※平成27年07月25日:ANA FESTA(1階) 閉店、ANA FESTA(2階搭乗待合室)・岡山特産館 桃太郎 開店
※平成27年07月01日:OKAO 閉店
※平成26年08月24日:ラオックス 開店
※平成25年12月01日:岡山空港百貨店 閉店
※平成21年11月23日:源吉兆庵 閉店
okayama07.jpg飲食店
(写真は平成25年3月撮影)
・2階国内線出発ロビー:4店舗(サンマルクカフェ、山小屋、シャロン、桃太郎)

※平成23年05月11日:ミヨシノ 閉店
※平成23年02月12日:ドムドム 閉店
okayama10.jpgラウンジマスカット
(写真は平成25年3月撮影)
3階展望・送迎デッキ出口脇にラウンジマスカットがあります。個室(別途有料)もあるカードラウンジになっています。
OKJ08.jpg送迎・見学デッキ
(写真は平成26年9月撮影)
屋上に設置されています。有料。入口部に屋根のついている部分はあるものの、大部分は屋根はありません。 一部がウッドデッキ化されています。
目の細かい、高いフェンスが設置されています。撮影用にやや大きな穴が開いているタイプです。
正面展望の説明案内板があるほか、空港の説明を聞けるスピーカーが設置されているのが面白いところです。また、入口付近には、空港の模型が展示されており、視覚的にも聴覚的にも空港を学ぶことが出来ます。
okayama09.jpg送迎・見学デッキからのながめ
(写真は平成25年3月撮影)
中国山地の南方に位置する空港で、正面は山を中心とした眺望です。搭乗橋は正面にあります。エプロンの北西側に位置しており、ほぼ終日逆光条件です。夜間駐機が多い空港で、朝一に行くと多くの飛行機が見られます。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
OKJ16.jpg待合所
(写真は平成26年9月撮影)
2階国内線側には椅子とテーブルが並べられた待合所があります。キッズコーナーを併設しており、子供向けの本も置いてあります。。
OKJ17.jpgエアポートギャラリー
(写真は平成26年9月撮影)
2階国際線出発口脇にエアポートギャラリーがあり、備前焼が展示されています。
OKJ12.jpgモニュメント
(写真は平成26年9月撮影)
館内にはいくつかモニュメントが設置されています。1階到着ロビー付近には「走る馬」と題した備前焼のレリーフがあります。
okayama17.jpg地上アクセス施設(バスのりば)
(写真は平成25年3月撮影)
ターミナル前面には、4か所のバスのりばがあります。路線バスは、2番と3番のりばで発着しています。(岡山駅行は日中30分に1本程度の運行、岡山駅まで約30分)。また、15方面に定額ジャンボタクシーが運行されています(いずれも完全予約制)。
岡山駅行のバスは、一部便にダブルデッカー車両を使用(写真)も使用していました。

■1番 無料シャトルバス
■2番 岡山駅西口行(ノンストップ・特急(大岩口経由あり))・岡山駅西口経由杜の街行(特急(大岩口経由あり))(中鉄バス・岡山電気軌道)
■3番 倉敷駅北口行(中鉄バス・下津井電鉄)

※令和05年07月22日:かんとり〜バス 新見駅行(備北バス) 新設(11/26までの期間限定)
※令和04年09月23日:杜の街行(特急(大岩口経由あり)) 新設
※平成28年03月27日:岡山駅行(A特急(大岩口経由あり)・B特急・C特急) 運休、岡山駅行(特急(大岩口経由あり)) 新設
※平成26年03月30日:水島駅行・JR児島駅行(中鉄バス・下津井電鉄) 廃止
※平成20年02月01日:福山駅前行(中国バス・井笠鉄道・両備バス)廃止
okayama14-2.jpg無料シャトルバス
(写真は平成25年3月撮影)
第4駐車場がやや離れた位置に設置されているため、ターミナル前面の1番のりばと第4駐車場との間で無料シャトルバスが運行されています。地方空港では非常に珍しい対応です。
okayama14.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成25年3月撮影)
住所は岡山市ですが、北方の山中に存在しており、車でのアクセスが欠かせない空港です。ターミナルビル正面や横に第1から第4まで約3100台分の駐車場が用意されています。
第1駐車場は、ターミナルビルの正面にあり、中央部分は送迎用コーナーとして一時利用専用になっています。第2駐車場は立体化され、第3駐車場は、ターミナルビル横の狭いスペースを開放している状態です。第4駐車場は、一般道路を1本隔てた所にあり、ターミナルビル前から12分間隔で無料連絡バスが運行されています。
レンタカー各社は空港入口付近に点在しています。レンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎する形になります。
okayama15.jpg空港周辺緑地
(写真は平成25年3月撮影)
第1駐車場の中央には、岡山を代表する庭園「後楽園」を模したシンボルゾーンがあります。また、空港入口付近には、「桜のゾーン」「柴と黒松のゾーン」「桃のゾーン」があり、「岡山」を表現する緑地が広がっています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
新千歳ANA*d4
東京国際(羽田)ANA・JAL
那覇JAL*d5
*d0:一部曜日のみの運航
*d3:JEXによる運航便あり
*d4:AKXによる運航便あり
*d5:JTAによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和05年03月26日:JTA那覇 運休、ANA*d4新千歳・JAL*d5那覇 就航
※令和04年10月30日:ANA*d4新千歳 運休
※令和04年07月15日:ANA*d4新千歳 就航
※令和04年05月20日:JTA*d0那覇 毎日運航に変更(JTA*d0→JTA)
※令和04年05月10日:JTA那覇 一部曜日のみの運航に変更(JTA→JTA*d0)
※令和04年03月24日:JTA*d0那覇 毎日運航に変更(JTA*d0→JTA)
※令和04年02月11日:JTA那覇 一部曜日のみの運航に変更(JTA→JTA*d0)
※令和03年10月08日:JTA*d0那覇 毎日運航に変更(JTA*d0→JTA)
※令和03年09月27日:ANA新千歳 運休、JTA那覇 再開(一部曜日のみの運航/JTA→JTA*d0)
※令和03年09月04日:JTA那覇 長期欠航(到着便は9/3〜)
※令和03年08月17日:ANA新千歳 長期欠航
※令和03年08月05日:ANA新千歳 就航
※令和03年07月10日:JTA那覇 再開(到着便は7/9〜)
※令和03年07月02日:JTA那覇 長期欠航(到着便は7/1〜)
※令和03年06月19日:JTA那覇 再開(到着便は6/18〜)
※令和03年05月11日:JTA那覇 長期欠航(到着便は5/10〜)
※令和03年03月28日:ANA新千歳 運休(長期欠航のまま)
※令和03年03月19日:JTA那覇 再開(到着便は3/18〜)
※令和03年03月02日:JTA那覇 長期欠航(到着便は3/1〜)
※令和03年03月01日:JAL東京国際 再開
※令和03年02月18日:JTA那覇 再開(到着便は2/17〜)
※令和03年02月11日:JAL東京国際 長期欠航
※令和03年02月02日:JTA那覇 長期欠航(到着便は2/1〜)
※令和03年01月01日:ANA新千歳 長期欠航
※令和02年12月25日:ANA新千歳 再開(一時再開、到着便は12/26〜)
※令和02年09月29日:JTA那覇 再開
※令和02年09月24日:JTA那覇 長期欠航(到着便は9/23〜)
※令和02年09月19日:JTA那覇 再開(一時再開、到着便は9/18〜)
※令和02年09月02日:JTA那覇 長期欠航
※令和02年08月18日:ANA新千歳 長期欠航
※令和02年08月07日:ANA新千歳 再開(一時再開)
※令和02年06月26日:JTA那覇 再開
※令和02年06月15日:JAL東京国際 再開
※令和02年06月01日:ANA東京国際 再開
※令和02年05月07日:JAL東京国際 長期欠航
※令和02年04月20日:ANA東京国際・JTA那覇 長期欠航
※令和02年04月01日:ANA新千歳 長期欠航
※平成30年03月25日:ADO(ANA)新千歳 運休(3/24最終運航)、ANA新千歳 就航
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに統合(JAL*d3→JAL)
※平成25年03月31日:ADO(ANA)新千歳 就航
※平成24年10月28日:ANA新千歳 運休(10/27最終運航)
※平成24年04月27日:ANA新千歳 就航(夏期期間就航)
※平成23年10月30日:ANA新千歳 運休(10/29最終運航)
※平成23年03月27日:ANA新千歳 就航(夏期期間就航)
※平成22年10月31日:ANA新千歳・JAC鹿児島 運休(10/30最終運航)
※平成22年05月01日:ANA新千歳 就航(夏期期間就航)
※平成21年10月01日:ANA新千歳 運休(9/30最終運航)
※平成21年06月01日:ANA新千歳 就航(夏期期間就航)
※平成21年04月01日:ANA新千歳 運休(3/31最終運航)

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年4月に公開を終了しました。(H22.4.1 ANA大館能代・秋田・庄内・富山・能登・小松 新設、H23.12.23 ANA大館能代 廃止、H23.2.1 JAL旭川・女満別・釧路・帯広・新千歳・函館・青森・三沢・秋田・山形・小松・宮古・石垣 新設、H25.3.7 JAL石垣 廃止・JAL新石垣 新設、H25.3.31 ANA旭川・女満別 廃止・ANA大館能代 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)KAL
[中国]上海 PVG(浦東)CES
[台湾]台北 TPE(桃園)TTW
*11:大連経由便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和05年10月29日:KALソウル 再開
※令和05年08月04日:CES上海 再開
※令和05年03月26日:[国際線定期便運航再開]TTW台北 再開
※令和02年03月18日:[国際線定期便全便欠航]TTW台北 長期欠航
※令和02年03月08日:KAL(JAL・CSA)ソウル 長期欠航
※令和02年02月11日:CES(JAL)上海 長期欠航
※令和02年02月10日:CRK香港 長期欠航(長期欠航のまま運休)
※平成28年07月14日:TTW台北桃園 就航
※平成28年03月28日:CRK香港 就航
※平成27年07月02日:EVA(ANA)台北 運休(6/28最終運航)
※平成27年04月16日:EVA(ANA)台北桃園 就航
※平成27年02月23日:UAL(ANA)グアム 運休(2/20最終運航)
※平成26年10月29日:EVA台北 運休(10/25最終運航)
※平成26年04月22日:KALソウル JAL共同運航便化
※平成26年04月02日:EVA台北桃園 就航
※平成25年12月01日:EVA台北 運休(11/30最終運航)
※平成25年07月01日:KALソウル CSA共同運航便化
※平成25年04月03日:EVA台北桃園 就航
※平成24年03月03日:コンチネンタル航空運航便をユナイテッド航空運航便に統合(COA→UAL/グアム)
※平成23年10月30日:CES大連・CES*11北京 首都 運休
※平成23年10月08日:CES上海浦東 JAL共同運航便化
※平成23年06月01日:COAグアム ANA共同運航便化

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■岡山空港(岡山桃太郎空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
岡山空港旅客ビルの公式サイト△(岡山空港ターミナル株式会社)
岡山空港(岡山桃太郎空港)の公式サイト△(岡山県・空路利用を促進する会)
岡山空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※岡山空港(岡山桃太郎空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.11.21
前調査日 2014.09.08
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2024年05月20日

屋久島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/屋久島空港
日本空港情報館
屋久島空港

top.jpg
屋久島空港

■飛行場の概要
鹿児島県熊毛郡屋久島町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。薩摩半島南方にある屋久島の東海岸沿いに位置する離島空港です。
昭和38年に開業した島の玄関空港。1100m滑走路で開業後、昭和51年に1500m化しました。平成5年に屋久島が世界遺産に登録されてから旅客数も増加。平成16年には舗装強化も行われています。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1500m
■空港コード:KUM/RJFC
■旅客ビル管理者:屋久島空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/横に長い簡素な平屋建て。
■見学者への対応:===== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/売店は屋久島土産が豊富。飲食店は地元料理もあり。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/空港前を通過するものの空港に乗り入れないバスも有。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年3月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成21年12月撮影)
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
館内サインはあまりなく、到着系に紺地に白文字のものが見られる程度です。
02.jpgターミナル前面
(写真は平成21年12月撮影)
中央付近にはターミナルからのびた庇があり、その両側にガラス屋根が伸びています。床面はレンガ敷。
ターミナル前のバスのりば(空港バス停)は1か所です(路線バスは日中1-2時間に1本程度)。空港前の道路上に空港前バス停(種子島・屋久島交通のバス停名称は塩ノ道)があります。

■「空港バス停」のりば
宮之浦方面 永田行・宮之浦港行・シーサイドホテル行*a(種子島・屋久島交通)、宮之浦港行(まつばんだ交通)
安 房方面 安房港行*a・栗生橋行・大川の滝行・いわさきホテル行(安房港経由あり)(種子島・屋久島交通)、屋久杉自然館行・荒川登山口行*b(まつばんだ交通)
*a:シーサイドホテル行と安房港行は、例年夏期のみの運行(H26 3/1-11/30、H27 3/1-11/30、H28 3/1-11/30、H29 3/1-11/30、H30 3/1-11/30、H31 3/1-11/30、R2 3/1-11/30、R3 3/1-11/30、R4 3/1-11/30、R5 3/1-11/30、R6 3/1-)
*b:荒川登山口行は、平成29年度以降冬期のみの運行(H29 12/1-2/28、H30 12/1-2/28、R1 12/1-2/29、R2 12/14-2/28、R3 12/1-2/28、R4 12/1-2/28、R5 12/1-2/29)

※平成29年01月08日:荒川登山口行 運休
※平成26年07月01日:JRホテル行 新設
※平成26年04月01日:種子島・屋久島交通のみ空港前バス停を塩ノ道バス停に名称変更
※平成26年03月01日:荒川登山口行(まつばんだ交通) 運休
※平成25年03月01日:紀元杉行(まつばんだ交通) 運休
※平成**年**月**日:牧野行(まつばんだ交通) 運休、屋久杉自然館行・JRホテル行 新設
03.jpgロビー
(写真は平成21年12月撮影)
ランド側がロビー区間になっており、航空旅客施設はランド側から見て右側にまとまっています。右端から、到着、チェックイン、出発の区画があり、左端に飲食店があります。
04.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年12月撮影)
1階ランド側から見て左側に設置されています。JALグループ(JAC)のカウンタです。
05.jpg出発口
(写真は平成21年12月撮影)
1階中央やや左寄りにあります。ロビーと搭乗待合室間はガラスパーティションで区切られているのみで、設けられたパーティション扉の中に保安検査場があります。
出発口付近に搭乗案内掲示はありません。
05-1.jpg搭乗待合室
(写真は平成21年12月撮影)
1階中央やや左寄りにあります。搭乗改札口は1か所。
イスが所狭しと並べられた待合室です。
06.jpg到着口
(写真は平成21年12月撮影)
1階ランド側から見て右側にあります。到着口は1か所。出口周囲の壁面はコの字型に黄色のサインが貼られ目立つようにしてあります。風除室との間の空間を到着スペースとして到着旅客以外立入禁止にして対応しています。
手荷物の受け渡しは区画内にある台にて行われます。
出発口同様、到着口付近に搭乗案内掲示はありません。
07.jpg売店/サービス店
(写真は平成21年12月撮影)
1階中央に売店1店(屋久島観光センター)があります。
小規模の売店ですが、食品から雑貨までひと通りの土産は揃っており、雑貨の割合が高いラインナップです。出店者は鹿児島市にも店舗を持つ屋久島の菓子屋で、屋久島内限定商品なども販売。

空港入口付近の別棟に屋久島観光協会案内所が設置されています。
08.jpg飲食店
(写真は平成21年12月撮影)
1階ランド側から見て左側に飲食店1店(レストランエアポートやくしま)があります。
飛魚唐揚定食やグァバアイスなど屋久島名産のものも見られます。
09.jpg送迎デッキ?
(写真は平成21年12月撮影)
ターミナルには送迎デッキがありませんが、ターミナル右側の専用車両入場口付近でエプロンを眺められるところがあります。飛行機はターミナルの左側に泊まることが多いので、眺めるにはやや不向きです(飲食店からの眺めが抜群)。
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には太平洋が広がり、視界が良ければ海の先に種子島が見えます。午前中逆光。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
10.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成21年12月撮影)
ターミナルの前に91台分の無料駐車場があります。また、南邦石油横に75台分の第2駐車場があります。
レンタカー各社は、空港周辺に数店が点在しています。事前に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
11.jpgモニュメント
(写真は平成21年12月撮影)
館内にはこれといったモニュメントは見当たりません。
ターミナルを出た正面にある駐車場奥の法面に「世界の遺産屋久島」と大きな文字が書かれ、これから屋久島に来たことを実感します。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
大阪国際(伊丹)JAL*3
福岡JAL(ANA)*3
鹿児島JAL(ANA)*3
*1:出発便のみの運航
*2:到着便のみの運航
*3:JACによる運航便あり

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和04年10月30日:JAL*3福岡・JAL*3鹿児島 ANA共同運航便化(JAL*3→JAL(ANA)*3)
※令和03年03月12日:JAL*3福岡 再開、JAL*1*3大阪国際 到着便再開
※令和03年02月01日:JAL*3福岡 長期欠航、JAL*3大阪国際 到着便のみ長期欠航
※令和02年10月25日:JAC大阪国際・JAC福岡・JAC鹿児島 運休(10/24最終運航)、JAL*3大阪国際・JAL*3福岡・JAL*3鹿児島 就航
※令和02年07月17日:JAC福岡 再開
※令和02年06月15日:JAC大阪国際 出発便再開(JAC*2→JAC)
※令和02年05月07日:JAC大阪国際 長期欠航(出発便のみ欠航、JAC→JAC*2)
※令和02年05月01日:JAC福岡 長期欠航
※平成23年03月27日:JAC福岡 就航
※平成21年09月01日:JAC大阪国際 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■屋久島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
屋久島空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※屋久島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2010.02.01
初調査日 2009.12.13
前調査日 2009.12.13
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2024年05月19日

徳之島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/徳之島空港(徳之島子宝空港)
日本空港情報館
徳之島空港(徳之島子宝空港)

TKNtop.JPG
徳之島空港(徳之島子宝空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡天城町にある地方管理空港(旧第3種空港)。奄美群島中部に位置する日本一長寿の島、徳之島にある離島空港です。
島北西部の海上(サンゴ礁リーフ上)を埋め立てて造成した空港です。昭和37年、東亜航空の場外離着陸場として開港しました。昭和45年に県営化。昭和55年には全国の離島で初めて本格ジェット化されています。
平成24年2月、開港50周年を記念して、「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(ジェイエア・日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:TKN/RJKN
■旅客ビル管理者:徳之島空港ビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/三つの丸い屋根が目を引くターミナルです。大規模な構造はありませんが、出発と到着が左右に分かれており、その中央に店舗区画がある分かりやすい配置。
■見学者への対応:◎◎=== ターミナルパンフ 無/空港案内所 有(観光案内所併設)/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店4店・飲食店1店/飲食店は最小限。売店は徳之島全域の土産が手に入ります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/天城町中心部からは自転車圏内。主要港がある徳之島町中心部(亀津地区)との間を連絡するバスが航空便に合わせて運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和5年12月現在のものです。
SKY VIEW
奄美→徳之島の機内左側窓から撮影。空港北側上空。
skyview2.jpg skyview.jpg
リーフ上にある珍しい徳之島空港は、御覧の通り、島から飛び出るように設置されています。
空港がある地域は天城町で写真左上(東側)に町中心部があります。空港の右側(西側)は東シナ海です。空港滑走路と島との間、茶色っぽい部分が残っているリーフ部分です。後述する松原漁港は写真下部のぎりぎり写っていない場所にあります。

TKN001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年12月撮影)
昭和55年7月のジェット化にあわせて供用開始したターミナルビルです。
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ほぼすべての施設が1階にあり、2階は屋上送迎デッキへの出口があるだけです。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
左右に出発ロビーと到着ロビー、中央に売店区画があります。
緑色の丸い屋根と白壁がマッチした外観。エプロン側にある背の高い赤色の照明がアクセントになっています。ロビーの旅客トイレ入口には暖簾あり。
館内のサインは、濃灰地に白文字です。
TKN002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年12月撮影)
後付けの屋根が目立つ前面です。この屋根のせいで徳之島空港の文字が見づらくなってしまいました。
出入口は左右の2か所。いずれも歩道側に飛び出るように設置されています。また、屋上に上がる階段も歩道側に飛び出ています。
車道は2本が接続しています。

バスのりばは1か所です。(航空便接続)
■のりば 亀津行(徳之島総合陸運)
TKN003.jpgチェックインロビー・出発ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て左側がチェックインロビー・出発ロビーです。横に多数のラインが入った銀色の天井が目を引くロビーで、チェックインロビー側は丸天井部分が高くなっています。
04.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年3月撮影)
1階ランド側から見て左端に設置されています。日本航空グループ(JAL・JAR・JAC)のカウンタです。
05.jpg出発口
(写真は平成21年3月撮影)
出発ロビーの中央寄りに設置されています。入口は1か所。入口前に衝立とポールを立てて仕切った狭い入口です。搭乗待合室との間は曇りガラスで覆われています。
上部に出発案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
TKN007.jpg搭乗待合室
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て中央やや左のランド側が搭乗待合室です。出発改札は1か所で、すべての飛行機が地上搭乗です。
TKN008.jpg到着手荷物受取所
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右のエプロン側が到着手荷物受取所です。ターンテーブルは1か所です。
中央部に奄美の伝統建築である高倉模型が展示されています。その手前には、徳之島と奄美大島にしかいないアマミノクロウサギのマスコットが置かれています。ロードキル防止のPR看板です。
TKN009.jpg到着口
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。
出口は1か所です。出発口同様上部に到着案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
ちょうど到着口上部が丸天井部分にあたり、天井が高くなっています。
TKN010.jpg到着ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーです。
やや広くなった空間です。脇に観光案内所があります。
TKN011.jpg売店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):2店舗(徳之島空港物産館(仙太織物)、徳之島エアポートおみやげセンター)
・搭乗待合室(保安検査後エリア):1店舗(スカイカフェ)

品数は各店とも多め。徳之島の土産が充実しています。
中央部の一角にキッズコーナー(授乳室等)があります。元々おかばやしがあった場所を有効活用しています。

※令和**年**月**日:おかばやし 閉店
※平成**年**月**日:スカイカフェ 開店
TKN012.jpg飲食店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(ブルーマリン)

メニューがかなり豊富です。徳之島特産品飲料やアイス等も多数有り、喫茶使用もお勧めです。奄美黒糖焼酎も徳之島以外のものも含め数多く提供されています。雑貨販売の取り扱いもあり。
最終便より早くに閉店するので要注意です。

※平成24年?*月**日:スカイショップハイビスカス 閉店
TKN013-2.jpgサービス店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(西川グループ案内所兼徳之島空港売店)

売店部分の品数は少なく、昼間に閉店している時間帯あり。
14.jpgサービス施設(徳之島観光案内所)
(写真は平成21年3月撮影)
1階到着ロビーわきに徳之島観光連盟による観光案内所があります。3町からなる徳之島全域の観光案内を実施しています。
徳之島は有名なアスリートが多数合宿するスポーツ合宿の名所で、案内所内には有名人のサイン色紙が所狭しと並べられています。
TKN015.jpg送迎デッキ
(写真は令和5年12月撮影)
2階屋上が送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。1階出発ロビーのランド側に飛び出るような形で設置されているらせん階段をのぼると到達できます。
エプロン側、ランド側とも眺めることができます。柵は背の高い金網で、大型カメラでの撮影は不向きです。
TKN014.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルは滑走路の東側に設置されており、午前中が順光条件です。
滑走路の向こう側は東シナ海が広がっています。
ターミナルビルは滑走路の南側付近に設置されており、北側に向かって飛行機が離陸する瞬間は撮影しにくいことが多いようです。
TKN019.jpg花ブロックと花植栽
(写真は令和5年12月撮影)
琉球文化の影響も受けている徳之島。ターミナル前面には、沖縄建築で良く使われる花ブロックが見られます。
その前には、プランターに花が植えられています。鹿児島県の花・緑豊かなまちづくり協働事業の回遊拠点に指定されており、徳之島フラワーロード運動を進めている徳之島「夢」振興会議が管理しています。
前面部分には、ソテツなども植えられ、奄美群島に来たことが感じられます。
TKN016-2.jpg
▲徳ノ島闘牛ワイド ワイド
TKN016-1.jpg
▲チェーンソーアートと記念撮影パネル
館内モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
到着ロビーの上部にある闘牛を描いた絵画「徳ノ島闘牛ワイド ワイド(前田誠海氏)」が目立つでしょうか。
チェックインカウンタ横には撮影パネルが設置され、チェーンソーアートの闘牛(林隆雄氏)が置かれています。
前述の通り、到着手荷物受取場に高倉模型が展示されているほか、出発ロビーには近海でとれた貝殻等の展示等があります。
TKN018.jpg館外モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南側に「塩田発祥之地記念碑」があります。
空港がある一帯は塩浜と呼ばれ、明治11年から昭和34年まで塩田が広がっていたそうです。塩田発祥之地記念碑はそれを記念する碑になっています。
TKN032.jpg望郷の樹
(写真は令和5年12月撮影)
空港入口付近の緑地帯に望郷の樹と命名されたビロウがあります。
島外の郷友会会員が寄贈したものです。
※車道に囲まれた中央分離帯にあるため、近付く際には注意が必要。草むらです。

※平成27年05月**日:望郷の樹 植樹
TKN021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルの前と南側に270台収容の無料駐車場があります。
なぜか夜通しの利用はできません。このため、島民が出掛ける際は、日帰りでない限り、バス・タクシーか、送迎してもらうしか方法がありません。便数が少なく、日帰りはかなり難しそうですが、、、。

レンタカー各社は空港出入口付近に集中しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
飲食店ブルーマリンで徳之島レンタカーとタイムズカー、西川グループ案内所でオリックスレンタカーの取り扱いがあります(予約済みの場合は到着出口前に送迎係員が来ているようです)。
TKN041.jpg
▲館内に掲げられたポスター
TKN033.jpg
▲空港北側に見える通称寝姿山
愛称(子宝)と世界遺産
(写真は令和5年12月撮影)
徳之島空港は、平成24年に「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
徳之島は、ギネス記録の年齢まで生きた人もいたほどで、子宝と言うよりは長寿が有名。子宝は少し意表をつかれる命名です。
これは、当時徳之島の三町が厚生労働省発表の合計特殊出生率でトップを独占していたことと、この空港の北側にそびえる寝姿山が見えることが大きな由来になっています。
長寿で子に恵まれる=人が生きやすい島であることを玄関口でPRする愛称です。

寝姿山は、世界遺産奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の構成エリアおよびその緩衝区域である、猫鼻(まゆんはな)、中盛岳、平山、天城岳の連山です。南側から見ると、妊婦があお向けに寝ている形に見えます。全国各地に人の寝姿に見立てる山々はありますが、胸もお腹も張った妊婦の形に見えるのは非常に珍しいです。しかも、空港付近から見るのが最も妊婦に見えるというから不思議です。

面白いのは、寝姿山の命名者。昭和30〜40年代の新婚旅行ブームで、島を訪れた旅行者が呼び始めたとされています。沖縄返還前の当時、沖永良部や与論は空港整備が遅く、訪れやすい日本最南端の島が徳之島でした。ここに空港があり、航空便があり、そして新婚さんが押し寄せたからこそ、寝姿山も見出されたというわけ。
この空港の愛称は、初めて聞くと多くの人はなんだこの名称?と疑問に感じるかもしれませんが、まさに世界で唯一この空港だからこそ命名できた世界遺産級の愛称と言えそうです。

館内には、当時妊婦だった空港職員と寝姿山を採用した空港のPRポスターが貼られていました。同じJALグループで人気が高いカレンダーA WORLD OF BEAUTYですら全く相手にならないと思えるほど、完璧なPRポスターですね。
子宝にあやかりたい全国の皆様、ぜひ徳之島空港へ!
TKN031.jpg貨物ターミナル
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南隣に貨物ターミナルがあります。かなり色褪せている赤いコンクリート壁面と丸い窓が目を引くデザインです。
昭和55年まで使われた旧・旅客ターミナルで、ターミナル前は小型機用のエプロンになっています。

18.jpg周辺見所施設(浅間陸軍飛行場跡)
(写真は平成21年3月撮影)
空港から東へ1キロ弱のところに南北に一直線の道路があります。この道路は、昭和19年に完成した浅間陸軍飛行場の滑走路跡です。1500mの滑走路を持っていたこの飛行場は、第二次世界大戦時に特攻隊が飛び立った「攻撃の前線基地」でしたが、「米軍による昼夜分かたずの攻撃で、飛行場としての機能を失」ったそうです。(「 」内は現地案内板による)
現在の徳之島空港の前身ともいえる飛行場です。
19.jpg周辺見所施設(空港周辺のリーフ)
(写真は平成21年3月撮影)
空港は遠浅のリーフの中に建設されています。
空港開港まで空港の領域には前述したように塩田が広がっていたようです。現在春になるとあおさが繁茂します。

空港から3キロほど北上したところに松原漁港があります。観光客向けに整備されているわけではない単なる漁港ですが、徳之島空港があるリーフの北端側から滑走路を眺められ、海上空港でありながら海と陸を合わせて撮影できるスポットになっています。
また、ターミナル地区に近い側には岡前干潟があります。人工的に植えられたメヒルギが茂っています。航空の天敵である野鳥の飛来が多いようで、平成25年に空港と松原漁港の間に野鳥観察台トリトリデッキが出来ているほどです。トリトリデッキは滑走路を横から眺められるスポットとなっています。

徳之島空港は、奄美トレイルのうち、与名間・松原・浅間コース、徳之島空港・平土野・大津川コースの拠点となっており、前者コースでは、トリトリデッキなどを経由するルートが設定されています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   NJA  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   AMX   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*d4*d5
奄美(奄美大島)JAL(ANA)*d5
沖永良部(えらぶゆりの島)JAL(ANA)*d5
*d1:特定曜日のみの運航
*d2:経由便=沖永良部経由で直行便運賃でアクセスできる空港(同一便に沖永良部で乗継の場合)
*d3:DAKによる不定期乗合便
*d4:JARによる運航便あり
*d5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和02年10月30日:JAL(ANA)*d4*d5鹿児島・JAL(ANA)*d5奄美・JAL(ANA)*d5沖永良部 ANA共同運航便化(JAL*d4*d5・JAL*d5→JAL(ANA)*d4*d5・JAL(ANA)*d5)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美・JAC沖永良部 運休(10/24最終運航)、JAL*d5奄美・JAL*d5沖永良部 就航
※令和02年08月01日:JAL*d4鹿児島 毎日運航再開(JAL*d1*d4→JAL*d4)
※令和02年05月18日:JAL*d4鹿児島 特定曜日のみ運航に変更(JAL*d4→JAL*d1*d4)
※令和元年10月27日:JAC鹿児島 就航
※令和元年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※令和元年08月08日:JAC鹿児島 就航
※平成31年01月07日:JAC鹿児島 運休(1/6最終運航)
※平成30年12月28日:JAC鹿児島 就航
※平成30年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※平成30年08月09日:JAC鹿児島 就航
※平成30年07月01日:JAC沖永良部 就航
※平成30年03月01日:JAC鹿児島 運休(2/28最終運航)
※平成29年10月29日:JAL*d4鹿児島 就航
※平成27年03月02日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(2/28最終運航)
※平成26年10月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 就航
※平成26年08月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(7/30最終運航)
※平成22年04月01日:JAL鹿児島 運休、JAC鹿児島 就航
※平成21年12月01日?:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*d3沖永良部 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年10月01日:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年06月20日:DAK*d2*d3(経由便)那覇(不定期乗合方式) 就航

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■徳之島空港(徳之島子宝空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
徳之島空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※徳之島空港(徳之島子宝空港)の公式サイトはありません。

開設月日 2009.04.13
初調査日 2009.03.14
前調査日 2023.12.16
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2024年05月18日

沖永良部_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)
日本空港情報館
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

OKE001-2.JPG
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡和泊町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
正式名称は、島名が「おきのえらぶ」である一方、空港は「おきえらぶ」のようで滑走路脇には「OKIERABU」と巨大な文字が書かれています。
昭和44年に供用開始となった空港。沖永良部島の北端部にある離島空港です。国産飛行機YS11が定期旅客便として最後まで飛んでいたことで知られています。
平成28年1月1日、愛称が「えらぶゆりの島空港」に決まりました。
令和6年5月現在、JAL(日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1350m
■空港コード:OKE/RJKE
■旅客ビル管理者:沖永良部空港ビル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/前面の広い歩道、柵のない屋上は注目点。
■見学者への対応:◎==== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/小規模。売店はひと通りの土産はあり。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/島内を南北に結ぶバス路線が飛行機の運航に合わせて運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和5年12月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
那覇→沖永良部便の左窓席から撮影。空港北東側上空。
沖永良部空港は沖永良部島の北端に設置されています。周囲には北端の灯台や有名観光地のフーチャなどがあります。撮影時にちょうど鹿児島-沖縄間の競合フェリーが写り込んでいました。

OKE001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年12月撮影)
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 ランド側の出入口は中央の1か所。
すっきりとした外観の屋根が特徴のターミナルです。館内のサインはほとんどなく、掲げられているものは壁に青文字です。
平成25年と令和3年にエプロン側に増築しています。
平成27年3月まで就航していた第一航空は建物外の専用出入口で搭乗・到着となっていました。

※令和03年04月**日:増築部(到着手荷物受取場等) 使用開始
※平成25年01月**日:増築部(搭乗待合室等) 使用開始
OKE002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年12月撮影)
歩道部分をかなり広く取った前面です。屋根はほとんどありません。

バスのりばは1か所で島中北部の和泊を経由し南部の知名方面へのバスが航空便に合わせて運行しています。
■のりば 知名行(沖永良部バス企業団)
OKE003.jpgロビー
(写真は令和5年12月撮影)
チェックイン、出発、到着のすべてがコンパクトにまとまったロビーです。
ランド側から見て右端にチェックインカウンタ、出入口正面に出発口、左側に到着出口があります。
平成25年にエプロン側に増築して搭乗待合室を新設した際、出発と到着の配置を入れ替えています。増築前は、エプロン側にも窓があり、エプロンを眺めることができました。
少し大きなバス待合所といった趣です。

※平成25年01月**日:出発口・搭乗待合室・到着手荷物受取場 移設
OKE004.jpgチェックインカウンタ
(写真は令和5年12月撮影)
1階入口から見て右端に設置されています。日本航空グループ(JAC)のカウンタです。
JALデザインですが、JALのロゴとともに日本エアコミューターの文字が書かれています。
手前に自動チェックイン機が置かれています。
OKE005.jpg出発口・出発保安検査場
(写真は令和5年12月撮影)
1階入口から見て正面にあります。入口は1か所です。
搭乗口付近に搭乗案内掲示はありません。

※平成25年01月**日:出発口・保安検査場 新設
OKE006.jpg搭乗待合室
(写真は令和5年12月撮影)
平成25年1月に搭乗待合室が完成しました。
令和3年に拡張されたものの狭く、イスが所狭しと並んでいる空間です。売店、飲食店、喫煙室などはありません。
お手洗は多目的個室タイプが2か所設置されているのみです。ここがおそらく島内で一番綺麗なお手洗です。

※令和03年04月**日:搭乗待合室 拡張
※平成25年01月**日:搭乗待合室 新設
OKE006-2.jpg搭乗通路
(写真は令和5年12月撮影)
搭乗橋はないため、歩いての地上搭乗となります。
ターミナルとエプロンの間には段差があるため、スロープが設けられています。
OKE008.jpg到着手荷物受取場・到着口
(写真は令和5年12月撮影)
ランド側から見て左側にあります。
手荷物受取場のベルトは直線形です。
到着口付近に到着案内掲示はありません。

※令和03年04月**日:到着手荷物受取場 拡張、到着口 移設
※平成25年01月**日:到着手荷物受取場・到着口 移設
07.jpg売店・飲食店
(写真は平成22年1月撮影)
1階ランド側から見て左側に、売店と飲食店を兼ねた店舗が1店(シーワールドカフェショップ)があります。 区画は完全に分かれています。
島内で旅行代理店やホテルなどを運営し、沖永良部空港のハンドリング業務なども受託している山田海陸航空が出店する店舗です。売店はひと通りの土産は手に入ります。飲食店は地元飯系メニューはありません。クレジットカード使用不可。
OKE015.jpg送迎デッキ
(写真は令和5年12月撮影)
屋上が送迎デッキとして無料開放されています。
ターミナル建物端の外階段(ランド側から見て右側)から上るタイプです。屋根はありません。平成21年訪問時は腰壁があるだけでしたが、令和5年訪問時にはフェンスが新設されていました。
OKE016.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルは滑走路の西側に設置されており、正面には東シナ海から太平洋の風景が広がっています。午後が順光です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
OKE021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルの前に130台分の無料駐車場があります。
なぜか夜通しの利用はできません。このため、島民が出掛ける際は、日帰りでない限り、バス・タクシーか、送迎してもらうしか方法がありません。便数が少なく、日帰りはかなり難しそうですが、、、。
レンタカー各社は、空港周辺に2件あります。和泊などにあるレンタカー会社は事前に予約しておけば送迎がある場合があります(写真に写っているエネオスSSもFKレンタカーを兼ねています)。
OKE017.jpgモニュメント?
(写真は令和5年12月撮影)
館内にモニュメントはありませんが、地元酒造の製品紹介ケースがあります。
05.jpgかつてあった見どころ(搭乗口・搭乗改札口)
(写真は平成22年1月撮影)
平成25年まで搭乗待合室はありませんでした。
それまでは、保安検査前エリアのロビーで搭乗待ちをしていました。航空機の搭乗準備が済むと、案内放送がなされ、ロビーに面した搭乗改札口を通過後、その奥で保安検査を受けました。保安検査場の奥には待合スペースはなく、保安検査を受けた人からすぐに航空機に向かうため、搭乗に時間がかかっていました。

※平成25年01月**日:出発口・搭乗待合室 新設
06.jpgかつてあった見どころ(到着手荷物受取場・到着口)
(写真は平成22年1月撮影)
平成25年まで到着口は、チェックインカウンタのすぐ横、搭乗口とチェックインカウンタに挟まれた部分にありました。
手荷物受渡しは風除室内にある台で行われていました。

※平成25年01月**日:到着手荷物受取場・到着口 移設

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*5
徳之島(徳之島子宝)JAL(ANA)*5
那覇JAL(ANA)*5
*1:DAKによる定期チャーター便
*3:「乗継路線」=与論乗継で直行便運賃でアクセスできる空港
*4:一部曜日のみの運航
*5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和04年10月30日:JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 ANA共同運航便化(JAL*5→JAL(ANA)*5)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC徳之島・JAC那覇 運休(10/24最終運航)、JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 就航
※平成30年07月01日:JAC*4与論・JAL*3*4(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/29・到着便は6/30最終運航)・JAC*4奄美 運休(出発便は6/30・到着便は6/29最終運航)、JAC徳之島・JAC那覇 就航
※平成27年03月02日:DAK*1*4徳之島・DAK*1*4那覇 運休(2/28最終運航)
※平成27年01月04日:DAK*1那覇 特定曜日運航化
※平成26年12月28日:DAK*1*4那覇 毎日運航化
※平成26年10月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 就航
※平成26年08月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 運休(7/30最終運航)
※平成22年**月**日?:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*1徳之島 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年10月01日:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年06月20日:DAK*1那覇 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
沖永良部空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2010.03.12
初調査日 2010.01.31
前調査日 2023.12.15

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2024年05月17日

与論_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/与論空港
日本空港情報館
与論空港

top.jpg
与論空港

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡与論島にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
昭和51年開港。鹿児島県奄美群島南端の与論島にある離島空港です。エンゼルフィッシュの形をした島の北西部、ちょうど口に当たる部分に位置します。平成22年12月にターミナルが拡張されています。
令和6年5月現在、JAL(日本エアコミューター)と琉球エアーコミューターにより3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1200m
■空港コード:RNJ/RORY
■旅客ビル管理者:与論空港


■施設の見どころ:◎==== 小規模/白一色の外観が非常に目を引くターミナルビルです。
■見学者への対応:===== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料(見学時は閉鎖中でした)/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/品ぞろえは中規模で、与論島のひととおりの土産が揃います。
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無/島中心部の茶花まで徒歩30分ほど。自転車で一周約20キロ1時間です(ヨロンマラソン出場のトップ選手なら1周1時間ほど)。


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は特記以外平成27年3月現在のものです。
SKYVIEW
yoronsky1.jpg yoronsky2.jpg
(写真は平成21年8月撮影)
与論空港東方にある与論一高所のサザンクロスセンター展望室から撮影。展望室から北西方向を向いた様子。
与論空港は、与論島中心部の茶花地区から少し離れた位置、与論港と茶花地区中心部との間にあります。島の最西端付近に当たります。島は緑の畑が広がりのんびりした風景が見られます。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成21年8月撮影)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 平成22年12月に拡張され、搭乗待合室が整備されました。
白一色の建物は、すっきりした外観と丸い窓が特徴です。館内のサインはほとんどありません。
02.jpgターミナル前面
(写真は平成21年8月撮影)
わずかに庇が飛び出ている程度の前面です。
島内のバスはこの空港を経由しておらず、ターミナル前面にのりばはありません。レンタカー窓口等もありません。
RNJ003.jpgロビー
(写真は平成27年3月撮影)
すべてがコンパクトにまとまったロビーです。建物に入ってすぐ正面にチェックインカウンタ、左側に到着口、右側に搭乗口が並ぶロビー区域になっています。
※平成22年12月**日:ターミナル拡張
RNJ001.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近、ランド側から見てやや左側に設置されています。JALグループ(JAC・RAC)のカウンタです。
RNJ005.jpg搭乗口
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近にあります。入口は1か所です。
この空港では長い間、搭乗改札後に保安検査がある配置となっていましたが、平成22年の改修で搭乗待合室を整備、搭乗口で保安検査しその後搭乗改札が行われるようになりました。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
※平成22年12月**日:新出発口 使用開始
RNJ005-2.jpg搭乗待合室
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央エプロン側にあります。搭乗改札は1か所です。
男女兼用の小さな個室トイレが1か所あるのみの待合室です。
小さなスペースであるため、出発便が重なる場合には1便ごとに入室を規制されます。
※平成22年12月**日:搭乗待合室 使用開始
06.jpg到着口
(写真は平成21年8月撮影)
1階ランド側から見て左端側にあります。エプロンからは風除室を一つ設けただけの到着口で、手荷物受渡はカウンタ脇の台で行われます。この手の構造の空港としては、比較的広いスペースが確保されています。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
RNJ007.jpg売店
(写真は平成27年3月撮影)
1階入口を入って右側に売店1店(ブルーマリン 海)があります。
島内のホテルが出店している売店です。与論島の土産はひと通り揃っており、雑貨類も多い印象です。
RNJ008.jpg飲食店
(写真は平成27年3月撮影)
1階ランド側から見て右側に1店舗(ブルースカイ)があります。JAL系列のJALUXが展開するBLUESKYとは一切関係ない飲食店です。
奄美群島の飲食店らしく鶏飯ランチといったメニューも見られます。
RNJ009.jpgターミナルわきの広場
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルには送迎デッキがあるようなのですが、訪問時は閉鎖中でした。ターミナル両側のフェンス沿いにエプロンを眺められる場所があります。飛行機が駐機されやすい建物右側にあずまやなどが設けられています。
RNJ009-2.jpgターミナルわきの広場からのながめ
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後が順光です。ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
しかし、ターミナルわきの広場とエプロンの間には二重のフェンスがあるため、一つ目のフェンスをクリアしても写真のようにフェンスで非常に見づらくなっています。
ターミナルの左側はフェンスはひとつですが、飛行機が停まることが少なく撮影には不向き。飛行機を撮るなら、滑走路を挟んだ反対側の道路上の方が撮りやすい状況です。
RNJ010.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後がターミナルの前に106台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は、空港周辺にはありません。島中心部の茶花に複数店があり、事前に予約しておけば送迎がある場合があり。
11.jpgモニュメント
(写真は平成21年12月撮影)
駐車場の真ん中にヨロンパナウル王国の象徴であるカリユシの像が立っており、歓迎アーチとセットの製作になっています。
ヨロンパナウル王国は、昭和58年、与論町が町制20周年記念事業として建国したミニ独立国(偽物)。王国名は、パナが「花」、ウルが「サンゴ」を意味する造語。カリユシの像は「この王国の象徴で、安全な旅を願う守り神」をイメージしているそうです。

yoron12.jpg周辺見どころ施設(サザンクロスセンター)
(写真は平成21年12月撮影)
SKYVIEWでも空港へのながめを取り上げたサザンクロスセンターは、与論島内で最も高い位置から島全体を眺めることができます。この展望室からは、空港も良く見えるのですが、展望室内には、日本エアコミューターで使用した日本航空機製造YS-11とドルニエ228のプロペラが展示されています。与論に寄った際にはぜひ訪問を。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*3
奄美(奄美大島)*12JAL(ANA)*3*12
那覇RAC
*1:沖永良部経由
*2:一部曜日のみの運航
*3:JACによる運航便あり
*12:到着便のみの運航


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和04年10月30日:JAL*3鹿児島・JAL*3*12奄美 JAL共同運航便化(JAL*3・JAL*3*12→JAL(ANA)*3・JAL(ANA)*3*12)
※令和04年07月15日:JAL*3奄美 到着便のみに変更(JAL*3→JAL*3*12)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美 運休(10/24最終運航)、JAL*3鹿児島・JAL*3奄美 就航
※平成30年07月01日:JAC*2沖永良部・JAL*1*2(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/30、到着便は6/29最終運航)、JAC*2奄美 毎日運行化(JAC*2→JAC)
※平成22年04月01日:JAC*2奄美 就航

※事前購入型しかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H22.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡・奄美 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■与論空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
与論空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※与論空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.10.14
初調査日 2009.08.15
前調査日 2015.03.02
posted by johokotu at 12:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 与論空港 | 更新情報をチェックする