2024年12月28日

大分_ホーバー2025就航に延期

■大分空港(SPACEPORT OITA) ホーバークラフト 空港アクセス便は2025年就航目指しに延期

大分空港(SPACEPORT OITA)-西大分港間で世界二例目のホーバークラフトによる定期旅客便就航を目指している大分第一ホーバードライブは27日、大分空港アクセス便について2025年の就航を目指すと発表しました。

空港アクセス便は、今年中の運航を目指していましたが、就航時期は延期となりました。
先月末に周遊便が始まったものの、定期便就航の準備が整わなかった模様。年末ギリギリまで調整が続きましたが、結局タイムリミットとなってしまったようです。

西大分港発着の周遊便は継続しており、年末年始も含めた、12月28日、29日、1月3日〜5日、11日〜13日の実施が決定済み。一方で、定期便は就航までまだ時間がかかることになりました。

なお、27日は、初めてとなる大分空港側ホーバーターミナルでのイベント開催も発表されました。船内自由見学、オリジナルグッズの販売、スカート工作体験を行う有料イベントで、1月4日と5日に実施するとしています。

空港アクセス便について(大分第一ホーバードライブ公式サイト)
https://hoverdrive.sakura.ne.jp/ja/news/newspage?id=8132c48f-5470-49a3-b19b-19b81712298b
空港側ターミナルイベント開催について(大分第一ホーバードライブ公式サイト)
https://hoverdrive.sakura.ne.jp/ja/news/newspage?id=ed1d94f6-4bcf-439a-bc1a-9e8746da9987
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大分空港(SPACEPORT OITA) | 更新情報をチェックする

国際線_空港別就航状況12/28

■国際線 空港別就航状況12/28(地方空港ランキング)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う大幅な長期欠航がやっと終焉に近づき、地方空港でも国際線が復便してきています。
そこで、成田国際、東京国際、関西国際を除いたいわゆる地方空港(+α)への国際線の回復状況を確認してみました。


【便数】
福岡の圧勝。1日60往復ほどが就航し、国際空港である中部国際(1日30〜40便ほど)を軽く超えています。新千歳も中部国際に肉薄しています。
各地方の拠点都市は当然ながら多めで、福岡、新千歳、那覇、仙台、広島が該当します。
目立つのは熊本と高松。熊本は福岡にだいぶ奪われる中で1日6往復ほどが就航し健闘している状況です。高松は国内線1日16往復に対して国際線1日5往復ほどで、なんと4分の1は国際線の状況です。日本人はあまり行かないけれども、訪日客には人気の印象です。また、四国は分散型なので、松山と分け合った中でのこの数値は、驚きの状況と言えそうです。いずれの空港も民間委託効果かもしれません。
一方、同じ民間委託空港でも、コロナ禍前に比べて元気がないのが静岡。今は1日2往復程度になってしまっています。
新石垣はいつになったら復便するのでしょうか。国内観光客には大人気で、台湾から直ぐなのに、残念ですね。

・福  岡:28社19路線週413往復
・中部国際:31社23路線週256往復
・新 千 歳:27社15路線週251往復
・那  覇:22社11路線週199往復
・熊  本: 7社 4路線週40往復
・仙  台: 7社 5路線週35往復
・高  松: 6社 5路線週33往復
・広  島: 6社 6路線週28往復
・松  山: 3社 3路線週23往復
・鹿 児 島: 5社 4路線週18往復
・岡  山: 3社 3路線週18往復
・小  松: 4社 3路線週16往復
・静  岡: 3社 3路線週16往復
・佐  賀: 3社 3路線週 9往復
・宮  崎: 2社 2路線週 8往復
・新  潟: 4社 4路線週 8往復
・函  館: 2社 1路線週 8往復
・北 九 州: 1社 1路線週 7往復
・大  分: 1社 1路線週 7往復
・青  森: 2社 2路線週 6往復
・美保米子: 2社 2路線週 6往復
・徳  島: 2社 2路線週 6往復
・長  崎: 2社 2路線週 6往復
・旭  川: 2社 2路線週 5往復
・百里茨城: 2社 2路線週 5往復
・富  山: 2社 2路線週 5往復
・下 地 島: 1社 1路線週 5往復
・花  巻: 1社 1路線週 2往復
・新 石 垣: 0社 0路線週 0往復


【路線数】
便数でダントツだった福岡は2位で、中部国際がトップです。福岡は韓国、中国に近く、短距離多頻度就航が多いとみられます。中部国際は、コロナ禍前より長距離路線が減ってはいるものの、さすがは国際空港。様々なところへ行けますね。
各地方の拠点都市は当然ながら多めで、福岡、新千歳、那覇、仙台、広島が該当します。
熊本は路線数も特徴的。少ないです。広島などと比べると分かる通り、特定の目的地へ集中的に就航している状況と言えます。
さらに目を引いたのは新潟。全部で週8往復しかありませんが、4路線あります。こんなに少頻度だと、ツアーなどを組みにくくなります。利用者獲得できるのでしょうか、、、。
特定曜日だけでも良いからたくさんの行き先を確保すべきか、同じ行き先で多頻度にすべきかは、悩ましいところと言えそうです。

・中部国際:31社23路線週256往復
・福  岡:28社19路線週413往復
・新 千 歳:27社15路線週251往復
・那  覇:22社11路線週199往復
・広  島: 6社 6路線週28往復
・仙  台: 7社 5路線週35往復
・高  松: 6社 5路線週33往復
・熊  本: 7社 4路線週40往復
・鹿 児 島: 5社 4路線週18往復
・新  潟: 4社 4路線週 8往復
・松  山: 3社 3路線週23往復
・岡  山: 3社 3路線週18往復
・小  松: 4社 3路線週16往復
・静  岡: 3社 3路線週16往復
・佐  賀: 3社 3路線週 9往復
・宮  崎: 2社 2路線週 8往復
・青  森: 2社 2路線週 6往復
・美保米子: 2社 2路線週 6往復
・徳  島: 2社 2路線週 6往復
・長  崎: 2社 2路線週 6往復
・旭  川: 2社 2路線週 5往復
・百里茨城: 2社 2路線週 5往復
・富  山: 2社 2路線週 5往復
・函  館: 2社 1路線週 8往復
・北 九 州: 1社 1路線週 7往復
・大  分: 1社 1路線週 7往復
・下 地 島: 1社 1路線週 5往復
・花  巻: 1社 1路線週 2往復
・新 石 垣: 0社 0路線週 0往復


【就航社数】
おおむね路線数と同じような結果になりました。
中部国際はたくさんの航空会社が運航しています。
各地方の拠点都市は当然ながら多く、福岡、新千歳、那覇、仙台、広島が該当します。
特徴的なのは、これまた熊本。便数が多いのに路線数が少ないので多頻度運航かと思いきや、就航社数が多いので、1社当たりの便数は少なく、客の奪い合いな感じと言えます。なんとソウル仁川線はトリプルトラックです。同一路線で多頻度でも、ツアーは往復同じ航空会社を使うのが普通なので、意外とツアーは組みにくいかもしれません。
地方空港の場合、日本の航空会社は就航しておらず、短距離路線は夜間駐機は期待できませんから、ただでさえも日本人には使いにくいダイヤになりがちです。熊本のような各社少便数就航だと、さらに日本人には使いづらくなります。ソウル仁川線で言えば、広島や松山のように同じ会社が1日2往復した方が両方向での使い勝手は良くなります。
たくさんの行き先に一つの会社で1日複数便が理想的ですから、拠点化してもらえると良いのですが、なかなかそう上手くはいかないもの。最近はアライアンスで利用が限定されるのが多いものの、地方空港の場合はそんなの関係ないLCCや独立系も多いので、同じ路線に2つ以上の会社が入るのは、それぞれが複数便化したあとにしてもらえると良いですね。

・中部国際:31社23路線週256往復
・福  岡:28社19路線週413往復
・新 千 歳:27社15路線週251往復
・那  覇:22社11路線週199往復
・熊  本: 7社 4路線週40往復
・仙  台: 7社 5路線週35往復
・高  松: 6社 5路線週33往復
・広  島: 6社 6路線週28往復
・鹿 児 島: 5社 4路線週18往復
・小  松: 4社 3路線週16往復
・新  潟: 4社 4路線週 8往復
・松  山: 3社 3路線週23往復
・岡  山: 3社 3路線週18往復
・静  岡: 3社 3路線週16往復
・佐  賀: 3社 3路線週 9往復
・宮  崎: 2社 2路線週 8往復
・函  館: 2社 1路線週 8往復
・青  森: 2社 2路線週 6往復
・美保米子: 2社 2路線週 6往復
・徳  島: 2社 2路線週 6往復
・長  崎: 2社 2路線週 6往復
・旭  川: 2社 2路線週 5往復
・百里茨城: 2社 2路線週 5往復
・富  山: 2社 2路線週 5往復
・北 九 州: 1社 1路線週 7往復
・大  分: 1社 1路線週 7往復
・下 地 島: 1社 1路線週 5往復
・花  巻: 1社 1路線週 2往復
・新 石 垣: 0社 0路線週 0往復


徐々に国際線も復便しています。
国内線の繁盛ぶりからすると新石垣が復便しないのは残念な限りですが、熊本のようにどんどん国際線が増便する空港も出てきています。
ただ、ほとんどは、海外からの訪日客を狙った海外航空会社による就航です。
来年は、もう少し日本人に使いやすい国際線就航が拡がって、もっと空港が活性化するのを期待したいですね。

※各空港の就航状況は、各空港の公式サイトでの発表内容に基づきます。
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする