 | 旅客ターミナルの特徴 (写真は平成22年5月撮影) 平成8年に完成した新しいターミナルビルです。 駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店と搭乗口、搭乗待合室、3階に飲食店と展望デッキがあります。中央の広場を境に国内線エリアと国際線エリアに分かれており、入口を入って左側に国内線到着口とチェックインカウンタ、右側に国際線チェックインカウンタと到着口が配置されています。 前面はすべてガラス張り、3階までの大きな吹抜となっていて非常に明るいターミナルです。1階部分の幅が広く、非常に大きな空港に感じられます。 国内線側は濃い青地、国際線側は濃い赤地に統一したサインを導入。案内板を塔型のものにまとめ認知性を高めています。日本語と英語のものが多いですが、一部に韓国語、中国語、さらにロシア語も併記されているものがあります。 |
 | ターミナル前面 (写真は令和元年6月撮影) 道路側に向かってあがる大きな屋根とそれを支える柱が目立つ前面です。歩道部分は広々としています。正面出入口は4か所です。 ここでも国内線側は濃い青地、国際線側は濃い赤地に統一した大型のサインが導入され、非常に分かりやすくなっています。 |
 | 国内線(チェックインロビー) (写真は令和元年6月撮影) 国内線チェックインロビーは1階、ランド側から見て左側に設置されています。開放感あふれる大空間の吹き抜けになっています。 |
 | 国内線(チェックインカウンタ) (写真は令和元年6月撮影) 国内線のチェックインカウンタは、ランド側から見て左端からフジドリームエアラインズ(FDA)、日本航空グループ(JAR)、ANAグループ(ANA・AKX)のカウンタが並んでいます。Peach Aviation(APJ)のみ中央寄りのランド側に仮設型のカウンタを設けており、手荷物はANAのカウンタで預け入れとなります。 アイベックスエアラインズ(IBX)は全便をANAと共同運航しておりANAグループカウンタで、フジドリームエアラインズ(FDA)は全便をJALと共同運航しており手荷物受付はJALグループカウンタで手続きが行われます。
※令和06年01月31日:トキエア(TOK) 就航(カウンタ位置確認中) ※平成30年03月01日:APJカウンタ新設 ※平成27年03月29日:AIR DO(ADO)全便運休・拠点撤退 ※平成26年07月01日:IBX 就航 ※平成26年04月01日:NJA 全便運休・拠点撤退 ※平成24年04月26日:NJAカウンタ新設 ※平成23年10月30日:FDAカウンタ新設 ※平成23年07月29日:NJA就航(手続きカウンタは1階中央部) |
 | 国際線(チェックインロビー) (写真は令和元年6月撮影) 国際線チェックインロビーは、1階ランド側から見て右側にあります。国内線とは反対側に位置します。こちらは赤地のサインで統一されています。 |
 | 国際線(チェックインカウンタ) (写真は令和元年6月撮影) 国際線チェックインカウンタは、中央部側から日本航空(JAL)、大韓航空(KAL)のカウンタが並んでいます。専用カウンタのない中国東方航空(CES)、中国南方航空の各社もこのカウンタでチェックインが行われます。 JALは自社便による運航はなく、ソウル仁川線でKALと、上海浦東線でCESと共同運航を実施しているのみとなっています。
※令和05年01月17日:TTW就航 ※令和02年10月21日:HDA 全便運休(運航停止) ※令和元年12月13日:FAT 全便運休(12/13運航停止) ※令和元年10月30日:HDA就航 ※平成28年11月04日:FAT就航 |
 | 出発ロビー・出発口 (写真は令和元年6月撮影) 出発ロビー・出発口は、中央部の階段を上った2階に設置されています。国内線、国際線とも出発ロビーは一緒で、コンパクトにまとまっています。両端に売店と、国内線・国際線それぞれの搭乗口があります。イスはあまり多くありませんが、1階中央部分にもイスがあり、実質両方で出発ロビーのようなつくりになっています。 国内線の出発口は1か所。1階中央部分の階段を上ると正面にあり、最短距離で搭乗口に到達できます。 案内掲示は、一文字ごとに区切った電光掲示で、入口を青地で囲ったサインが印象的です。
国際線の出発口も1か所です。国内線に比べ、入口前の空間が広くなっています。 上部に一文字ごとに区切った電光掲示があり、国際線で統一されている赤地で囲ったサインが印象的です。 ゲート内では、一度3階に上る構造となっており、搭乗待合室には免税売店が設けられています。搭乗橋は国際線用として2か所あります。 |
 | 搭乗待合室 (写真は令和元年6月撮影) 搭乗待合室は多くのイスが並べられています。搭乗橋は国内線用として2か所あり、このほかに地上スポットも設けられています。売店・喫茶もあるほか授乳室も設置されています。 一番中央に近い部分の出発ロビーとの間がガラス張りになっています。おなごりコールと呼ばれる受話器も設けられていて、見送りに最適です。 |
 | 国内線(到着口) (写真は令和元年6月撮影) 1階国内線側の一番端に設置されています。上部に出発口同様の一文字ごとに区切った電光掲示があり、出口を青地で囲ったサインも出発口同様です。 |
 | 国内線(到着ロビー) (写真は令和元年6月撮影) 1階国内線側の一番端に設置されています。チェックインロビー側と一体となったロビーで、広々とした空間です。 |
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 | 国際線(到着口) (写真は令和元年6月撮影) 1階国際線側の一番端に設置されています。入国審査場は2階にあり、1階に手荷物受取場があります。 |
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 | 国際線(到着ロビー) (写真は令和元年6月撮影) 1階国際線側の一番端に設置されています。チェックインロビー側と一体となったロビーで、広々とした空間です。 |
 | センタープラザ (写真は令和元年6月撮影) 国内線カウンタと国際線カウンタに挟まれた中央部分は「センタープラザ」と呼ばれ、全ての出発旅客がここを通過して2階へあがる構造になっています。 1階部分はイスが並べられ憩えるようになっています。奥には、喫茶と、雑貨なども扱うターミナルビル直営売店などがあります。 この部分の前面側に総合案内所やレンタカーなどのカウンタが集められており、多くの旅客が利用する区域となっています。 |
 | 売店・免税店 (写真は令和元年6月撮影) ・1階中央:1店舗(ヤマザキショップ) ・2階中央:1店舗(アカシア) ・2階国内線搭乗待合室内:1店舗(搭乗待合室売店) ・3階国際線搭乗待合室内:免税店2店舗(免税売店、JAPAN EXCELLENT SHOP)
新潟土産はやはり地酒や米でしょうか。新潟以外に、福島や長野の土産も若干取扱っています。空港限定菓子(新潟空港ターミナルデザイン)も発売中。
※令和05年05月12日?:JAPAN EXCELLENT SHOP 開店 ※令和02年?*月**日:ラオックス 閉店 ※平成30年06月23日:エアリウムプラザ 閉店、ヤマザキショップ 開店 ※平成29年04月01日:美商空港店 アビ 閉店 ※平成28年07月30日:ラオックス 開店 |
 | 飲食店 (写真は令和元年6月撮影) 3階にレストラン街があります。
・2階中央:1店舗(画廊喫茶海堂) ・3階中央:2店舗(須坂屋そば、神楽) ・3階国際線搭乗待合室内:1店舗(JAPAN EXCELLENT FOOD COURT)
日本海の海の幸を使った料理を出している店が多く見られます。
※令和06年04月22日:JAPAN EXCELLENT FOOD COURT 開店 ※令和05年10月01日:ラーメン新々軒 閉店 ※令和04年06月11日:ファーストピアー 閉店 ※令和03年05月01日:シルバースカイ 閉店 ※令和03年04月13日:神楽 開店 ※令和02年04月01日:寿司かね清 閉店 |
 | サービス店 (写真は令和元年6月撮影) ・1階:2店舗(ヤマト運輸、第四北越銀行(窓口・外貨両替あり)) ・3階:1店舗(ほぐしの名人)
上記のほか、有料待合施設として、2階中央に有料待合室・VIPルーム、3階にカードラウンジ(エアリウムラウンジ)があります。 また、3階に多目的ホールの米まいテラスがあり、飲食の自動販売機が設置されています(公式に飲食持ち込みOKと告知されています)。
※令和05年12月15日:米まいテラス 新設 ※平成29年10月11日:ほぐしの名人 開店 |
 | 見学・送迎デッキ (写真は令和元年6月撮影) 4階に屋上があり、設置されています。有料。広々としており、一部には屋根も取り付けられています。 入口は、非常に珍しく、自動改札口があり、数年前まで専用カードを購入して通るようになっていました。現在は直接硬貨を入れる方式です。 柵は低く非常に見やすい環境。世界地図や風景案内図なども設置されています。 一部にウッドデッキがあるほか、ジャングルジムが設置されています。出口付近は小さなゲームコーナーになっています。 |
 | 見学・送迎デッキからのながめ (写真は令和元年6月撮影) 空港は海岸沿いに設置され、ターミナルビルが陸側にあることから、正面は日本海です。天気の良い日は佐渡が見えるようです。デッキからは2本ある滑走路のうち、長い2,500mの方が見えます。ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。短い1,314mの滑走路はデッキからはよく見えません。 地方空港では珍しく、曜日によって様々な外国の飛行機も見られるのが一つの特徴です。 |
 | 3階展望空間 (写真は令和元年6月撮影) 3階飲食店街奥には、ガラス越しにエプロンを眺められる空間があります。荒天時などに便利です。 |
 | 展示コーナー (写真は令和元年6月撮影) 3階には、航空会社などのPR展示コーナーが設けられています。モデルプレーンが展示されているほか、航空会社や就航先のポスターが並べられています。 滑走路側には窓もあり、荒天時はデッキに出ないでここから眺めることもできます。 |
 | 台湾桃園国際空港PRブース (写真は令和元年6月撮影) 2階国際線出発口脇に、台湾桃園国際空港のPRブースがあります。PHOTO SPOTも設けられています。 |
 | 新潟PRコーナー (写真は平成22年5月撮影) 1階には新潟のPRコーナーが設けられています。特産物が展示してあるほか、観光地のパンフレットなどが置かれています。パンフレットは日本語、中国語、韓国語、ロシア語、英語と様々です。 |
 ▲大空のかなたへ
 ▲佐渡ものがたり | モニュメント (写真は平成22年5月撮影) 大きな空港ながらやや少ないと感じるのがモニュメントです。入口近くの広場に設置されている「大空のかなたへ」というモニュメントが目立ちます。 館内では、1階中央部にステンドグラス「佐渡ものがたり」があります。各所に撮影用パネルなどが置かれたPHOTO SPOTがあります。佐渡ものがたりの前にあるたらいは、佐渡島のたらい舟のPHOTO SPOTです。 出発ロビーには新潟をPRする垂れ幕が多く釣り下がっています。 |
 | 地上アクセス施設(バスのりば) (写真は令和元年6月撮影) 前面道路にバスのりばがあります。のりばは4か所です。 バスは新潟交通の路線バス・空港アクセスバスが合わせて日中20分ごとに運行しています。(新潟駅前まで約25分)
■のりば ・集合場所: 月岡温泉周遊ライナー(事前予約制) 新潟ウエストコーストライナー(事前予約制) ミニライナー【直行便】 新潟港佐渡汽船ターミナル行(さくら交通) 瀬波温泉直行ライナー(事前予約制) ・3番: 直行リムジンバス 新潟駅行(直行)(新潟交通) 路線バス E22系統 新潟駅行(万代シティ経由)(新潟交通) ・4番: 高速路線バス 会津若松方面(若松駅前行=新潟交通・会津乗合自動車)
ターミナルから800メートルほどの歩いた空港入口付近に空港入口バス停があり、路線バスが多頻度運行されています。 ■空港入口バス停(すべて新潟交通) 1番(東行) E20系統・E20D系統 松浜行 E23系統 オフト新潟前行(松浜経由) E24系統 北部営業所行(松浜経由/島見町経由有) E25系統・E25D系統 新潟医療福祉大学行(三菱ガス化学前経由有) E26系統 太郎代浜行 2番(北行) E22系統 新潟空港行 3番(西行) E20系統・E22系統・E23系統・E24系統・E25系統・E26系統 新潟駅行(万代シティ経由) E26M系統 美咲合同庁舎行(みなとトンネル経由) E27M系統 江南高校前行(万代シティ経由) E20M系統 美咲合同庁舎行(万代シティ・市役所前経由) E20D系統・E25D系統 市役所前行(万代シティ経由)
※令和06年03月31日:E20系統・E22系統・E23系統・E24系統・E25系統・E26系統 新潟駅前(万代口)行(万代シティ経由)・直行リムジンバス新潟駅南口行 運休、E20系統・E22系統・E23系統・E24系統・E25系統・E26系統 新潟駅行(万代シティ経由)・直行リムジンバス新潟駅行(直行) 新設 ※令和02年04月01日:上越直行ライナー直江津駅前行 運休 ※令和**年**月**日:新潟スキー場・温泉行バス 運休 ※令和元年09月01日:若松駅前行 新設 ※平成29年07月01日:新潟港佐渡汽船ターミナル行 新設 ※平成27年09月05日:331系統 各停 新潟駅万代口行 運休、E22系統新潟駅前行(万代シテイ経由) 新設 |
 | 地上アクセス施設(駐車場) (写真は令和元年6月撮影) ターミナルの前に1,130台収容の駐車場があります。一部、立体駐車場もあります(写真は立体駐車場の二層部から撮影)。クレジットカードが使用できるほか、専用のプリペイドカードもあるようです。 レンタカー各社は空港入口付近に点在しています。1階中央にあるレンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎する形になります。 |
 | 周辺見所施設(山の下海浜公園) (写真は平成22年5月撮影) 空港の西方には、空港区画に隣接して、山の下海浜公園があります。滑走路西端がよく見える砂浜で、大きな世界地図があるほか、展望台なども設けられています。この公園周辺は「新潟空港周辺緩衝緑地」が広がっていて、その一角の細長い区画が船江空港公園として開放されています。この公園の東端は滑走路とフェンス一つ隔てた撮影スポットになっています。 空港の東側、新潟浄化センター付近にもフェンス沿いに小さな公園がありますが、滑走路から遠く、撮影には不向きです。 |
 | かつてあった見どころ(新日本航空事務所) (写真は平成24年9月撮影) 新日本航空(NJA)は、メインの旅客ターミナルとは駐車場を挟んだ反対側に独自のターミナルを構えていました。下段の旧・旭伸航空ターミナルビルと同じ位置に入居していました。 ※平成26年04月10日:NJA事務所閉鎖 |
 | かつてあった見どころ(旭伸航空ターミナルビル) (写真は平成19年8月撮影) 平成20年まで佐渡路線には旭伸航空が就航していました。小型機のアイランダーBN2Bを運航していていた航空会社です。旭伸航空は、メインの旅客ターミナルとは駐車場を挟んだ反対側に独自のターミナルを構えていました。 運航中はメインの旅客ターミナルに集合場所があり、カーブサイドから送迎車が出ていました。ただし、駐車場を突っ切って歩いても5分とかかりませんでした。 一時隣接する中日本航空の事務所棟となったようですが、NJAの定期便就航後はNJA事務所になっていました。 |