2025年01月07日

長崎_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/長崎空港
日本空港情報館
長崎空港

NGStop.jpg
長崎空港
平成23年12月15日からA滑走路地区が大村飛行場として分離されました。

■飛行場の概要
長崎県大村市にある国管理空港(旧・第2種空港)です。
大村湾にある箕島に造成した日本初の海上空港として昭和50年5月に開港しました。長崎県の玄関空港で、離島便も数多く運行されていることから「日本の西の空の玄関口」としてPRされています。
元々は自衛隊との共用空港(大村空港)として本土側にあり、当時使用していた滑走路は箕島側(海上側)の空港が開港した後もA滑走路として主に自衛隊が利用していました(箕島側の滑走路はB滑走路)。平成23年12月15日、A滑走路側を防衛省設置管理の大村飛行場として分離、現在は箕島側のみが長崎空港となっています(航空管制は、大村飛行場、長崎空港ともに国土交通省管轄)。 日本の空港では珍しく離着水区域も設定されています。
令和7年1月7日現在、国内線はJAL(日本航空・ジェイエア)、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、オリエンタルエアブリッジ、ソラシドエア、スカイマーク、ジェットスター・ジャパン、Peach Aviationにより8路線、国際線は大韓航空、中国東方航空により2路線が運航されています。


■飛行場種別:国管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:国土交通大臣
■滑走路延長:3000m(旧B滑走路)
■空港コード:NGS/RJFU
■旅客ビル管理者:長崎空港ビルディング
※旧A滑走路(1200m)地区は平成23年12月15日より防衛省設置管理の大村飛行場に変更になっています。


■施設の見どころ:◎◎◎◎◎ 中規模/島周辺を埋め立てて造成された空港。ターミナルビルは中央の大きな鐘と赤い外壁が非常に目立つ珍しいデザイン。館内も教会のようなデザインで、壁面の随所に濃い色を配色するなど見どころの多い空港です。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所 有/ターミナルパンフ 有/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 有/
■売店の充実度:◎◎◎== 売店14店・飲食店6店/長崎全域の土産があり、離島土産も充実しています。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道 無/バス 有/船舶 有/大村市の沖合2キロほどのところにあり、歩行者も渡れる箕島大橋で結ばれています。最寄駅(新大村駅)から5キロ弱(自動車で10分ほど)です。バスは長崎県各方面に運行しており、長崎市内行のバスは昼間20分に1本と多頻度運行です。

※就航路線は令和7年1月7日、そのほかの情報は特記以外令和5年10月現在のものです。
SKYVIEW 1
(写真は令和5年10月撮影)
空港東方にある大村市内の山頂 琴平スカイパークから撮影。空港東側上空から南西方向を向いて見た様子。
NGS071.jpg
NGS072.jpg NGS071-2.jpg
長崎空港は、大村市の沖合にある箕島周辺を埋め立てて造成されています。建物に隠れて少し見づらいですが、陸側には大村飛行場があります。ご覧の通り、高いところから空港を眺めると、海に浮かぶ空港といった趣で、NAGASAKIと書かれた花文字山が目立ちます。
長崎空港と大村飛行場に挟まれた海域は、水上機の離着水用の水域です。
長崎空港の周りの海は大村湾という大きな内海です。このため、海上空港なのに、湖のように海の周りは陸地に囲まれています。写真奥に見える陸地は、大村湾の西側の西彼杵半島です。
空港島南端(写真左側)の延長上奥に映る山の裏側に、長崎市中心部に近い長与港や時津港があります。陸路の場合、写真左側の写っていない方からぐるりと回る必要があるため、時津港と空港を結ぶ船舶航路は長崎市内方面への短絡ルートとなっています。
高いところから見ると、空港保安防災教育訓練センターの飛行機模型も見えますね。
※撮影地は、空港から道路で約10キロ、車で20分ほどの場所にある大村市を一望できる山頂付近です。空港からの距離は約7.7キロで、標高は330メートルほどです。
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SKYVIEW 2

(写真は令和5年10月撮影)
空港南方にある諫早市多良見町の山頂 琴ノ尾公園展望台付近から撮影。空港南側上空から北北東方向を向いて見た様子。
NGS073.jpg
NGS074.jpg NGS073-2.jpg
SKYVIEW 1の写真とは反対側からの眺めです。
空港ターミナルからは見ることが出来ない箕島の裏側がはっきり見えます。こちらからはエプロンがよく見えますし、大村飛行場も前述の琴平スカイパークより広々とした感じに見ることが可能です。
※撮影地は、空港から海を隔てた位置にある山頂付近です。空港から陸路では大回り経路となるため約40キロもあり、車では一時間ほどかかる場所です。しかし空港からの直線距離はわずか約7.5キロで、上述の琴平スカイパークよりも空港に近い位置に当たります。それでいて標高は450メートルほどあり、よりダイナミックに見下ろした風景を見られます。

航空関係施設
NGS001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年10月撮影)
国内線側が開港に合わせて新設され、平成6年に国際線側を増築したターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、主な物販店・飲食店、3階にコワーキング施設と展望・送迎デッキがあります。館内は教会のようなデザインで、独特な雰囲気があります。
ターミナル内のサインは、濃灰地に白文字が主で、ピクトグラムが色付き枠で囲まれているタイプです。日本語と英語の併記となっています。
平成20年12月にリニューアルが完了しています。
NGS002.JPGターミナル前面
(写真は令和5年10月撮影)
白い屋根と細い柱、ターミナル正面のガラス面が非常に目立つ前面です。車道は3車線が接続しています。
NGS003d.jpg国内線(チェックインロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
1階ランド側は、左側から国内線チェックインロビー、国内線到着ロビー、国際線チェックインロビー、国際線到着ロビーが並んでいます。
ランド側から見て左側が国内線チェックインロビーです。
NGS004d.jpg国内線(チェックインカウンタ)
(写真は令和5年10月撮影)
建物端の奥にジェットスター・ジャパンのカウンタがあり、その入口横からスカイマーク(SKY)、日本航空グループ(JAL・JAR)、Peach Aviation(APJ)、ANAグループ(ANA・AKX)/ソラシドエア(SNA)/オリエンタルエアブリッジ(ORC)のカウンタが並んでいます。
SNAとORCのカウンタは、ANAのものと一体となっています。
SNAは、全便ANAと共同運航しており、ANAグループのカウンタを利用します。
ORCは、全便ANA、JALと共同運航しており、ANAグループのカウンタを利用します。

平成21年8月の時点では、建物端からORC、JAL、ANAのカウンタが並んでいました。ORCは、元々は長崎航空と称していた、長崎空港の旅客ビルを運営する長崎空港ビルディングが筆頭株主の航空会社。長崎から3路線を運航しており、地域航空として珍しくカウンタを大きく構えていましたが、ANAとの共同運航開始に伴い、平成21年10月に専用カウンタは閉鎖されました。跡地はSKYカウンタに改装されています。平成24年3月に、ANAカウンタの一部を改装してAPJカウンタを新設。平成30年9月には建物端側を掘り込むように改修してJJPカウンタを新設しています。

※平成30年09月06日:JJPカウンタ新設
※平成24年03月25日:APJカウンタ新設
NGS005d.jpg国内線(出発ロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
2階は出発ロビーと搭乗待合室があります。ランド側から見て中央が国内線用、右側が国際線用です。
出発ロビーは高い天井と、教会のような特徴的なデザインが目を引きます。
ロビー周囲は売店と飲食店が多数設置されています。特別室などが多いのも特徴で、ランド側から見て左端に特別待合室が3室と団体待合室3室、中央にビジネスラウンジ1室と特別室2室が配置されています。
NGS006d.jpg国内線(出発口)
(写真は令和5年10月撮影)
国内線出発口は、出発ロビー中央付近に設置されています。離島便もあり便数が多いためか、出発口前には広範囲にわたって整列用のポールが立っているほか、脇にある案内掲示も大きくなっています。
出発口は黄緑色の壁面で囲って目立つようにしてあります。
案内掲示は、濃灰地に白文字の電光掲示が採用されています。
NGS005-2.jpg国内線(搭乗待合室)
(写真は平成26年12月撮影)
2階エプロン側は全面に渡って搭乗待合室で、1番-3番、5番-7番までの6か所の搭乗ゲートがあります。
待合室内には航空会社系の2店舗(BLUESKY、ANAFESTA)が出店しています。
NGS006-2.jpg国内線(手荷物受取場)
(写真は平成26年12月撮影)
国内線手荷物受取場は1階中央にあります。内部は1番・2番と3番の大きく2か所に分かれています。
NGS008d.jpg国内線(到着口)
(写真は令和5年10月撮影)
国内線到着口は1階中央にあります。到着口は3口が並んでいます。壁面を黄色して目立たせています。
到着案内は大型液晶タイプです。
NGS009d.jpg国内線(到着ロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
1階、ランド側から見て中央から右側にかけてが国内線到着ロビーになっています。
中央部分に総合インフォメーションがあるほか、国際線チェックインロビー側にレンタカーカウンタが並びます。売店や飲食店も数店あります。
NGS003i.jpg国際線(チェックインロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
1階、ランド側から見て右側に設置されています。
NGS004i.jpg国際線(チェックインカウンタ)
(写真は令和5年10月撮影)
共用カウンタとなっています。

※令和06年10月27日︰KAL 就航
※平成31年01月19日:HKE 就航
※平成28年10月18日:ASV 就航
※平成27年10月25日:JNA 運休、拠点撤退
※平成25年07月24日:JNA 就航
※平成25年03月31日:大韓航空(KAL)運休、拠点撤退
NGS005i.jpg国際線(出発ロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
2階ランド側から見て右側に、国際線の出発ロビーがあります。
出発口の目の前付近は天井が低いですが、その手前は天井が高い開放感ある空間になっています。国内線搭乗待合室を眺められるガラス張り区域があり、カプセルトイコーナーが設けられています。
出発口手前には就航先に関する情報コーナーがあり、中国の世界遺産の紹介映像が流れています。
NGS006i.jpg国際線(出発口)
(写真は令和5年10月撮影)
2階、ランド側から見て右端側に設置されています。ロビーから見るとやや奥まった見づらいところにあります。
出国待合室内には免税売店も設置されています。
NGS008i.jpg国際線(到着口)
(写真は令和5年10月撮影)
1階、ランド側から見て右端に配置されています。出口は2か所です。
NGS009i.jpg国際線(到着ロビー)
(写真は令和5年10月撮影)
1階、ランド側から見て右端側が国際線到着ロビー区域になっています。
NGS011.jpg売店
(写真は令和5年10月撮影、売店区画)
売店は2階出発ロビーを中心に多数の店舗が出店しています。

・1階:1店舗(セブンイレブン)
・2階:10店舗(売店区画側(エアポートショップMiSoLa-海空-、みろくや、長崎一番、福砂屋、I LOVE CUSTARD NEUFNEUF、和泉屋、ハウステンボス、岩崎本舗)、中央側(ANAFESTA、STLOCAL))
・2階国内線搭乗待合室内:2店舗(JAL PLAZA、ANAFESTA)
・2階国際線搭乗待合室内:1店舗(免税売店)

MiSoLaが総合売店でレジを中央に集約。周りに専門店が点在しています。ハウステンボスは地元の大規模テーマパーク、STLOCALは地元の街歩きアプリのグッズを扱う珍しい売店です。売店区画が非常に多いので、色々回って楽しめます。
空港限定商品はいくつか見られる程度です。

※令和06年05月28日:チョコレートハウス 閉店
※令和05年11月13日:V・VAREN PORT 閉店
※令和05年10月01日:BLUESKYをJAL PLAZAに変更
※令和05年08月05日:STLOCAL 開店
※令和04年12月12日:長崎一番 移転
※令和04年12月01日:セブンイレブン ANAカウンター横に移転
※令和04年08月?*日:まるなか本舗コーナー 閉店
※令和04年05月13日:やまや 開店
※令和03年03月20日:I LOVE CUSTARD NEUFNEUF 開店
※令和03年03月01日:スカイショップ(櫻林コーナー併設) 閉店
※令和03年02月24日:福砂屋 1階から2階に移転
※令和03年?*月**日:#99 SWEETS AVENUE 閉店
※令和**年**月**日:長崎県農水産物アンテナショップ 閉店
※平成30年06月26日:エアポートショップをエアポートショップMiSoLa-海空-にリニューアル
※平成30年06月14日:#99 SWEETS AVENUE 開店
※平成30年04月27日:V・VAREN PORT 開店
※平成30年04月13日:チョコレートハウス 開店
※平成30年03月15日:和泉屋 開店
※平成**年**月**日:いけどき屋、Airport Shop、たらみ 閉店
bag.jpgショッピングバック
(写真は平成21年8月撮影)
長崎空港ビルディング直営売店MiSoLaのショッピングバック。
白地に濃紺、赤、緑の三色で、「NAGASAKI AIRPORT」の大きな文字とグラバー園、崇福寺、大浦天主堂の三つの絵が描かれています。写真では分かりませんが、側面は赤と濃紺一色になっており、ターミナルビル同様、濃い色での表現が好きな県なのでしょうか。
上部にある「PREMIUM NAGASAKI 極上の長崎へ」は、長崎観光のブランドフレーズだそうです。
NGS012.jpg飲食店
(写真は令和5年10月撮影、つばき・牡丹)
飲食店は1階と2階に点在しています。

・1階:2店舗(LOG KIT、蜂の家)
・2階:4店舗(スターバックス、鮨どころしょうぶ、つばき・牡丹、お酒の美術館)

※令和06年02月02日:お酒の美術館 開店
※令和05年?*月**日:エアポート 閉店、つばき・牡丹 開店
※令和04年09月14日:LOG KIT 開店
※令和04年08月01日:蜂の家 開店
※令和02年?*月**日:つばき(1階)、牡丹(1階) 閉店(エアポートに集約)
NGS035.jpgサービス店舗
(写真は令和5年10月撮影、coto Nagasaki Airport)
・1階北側:ハウステンボス案内カウンタ
・2階店舗区画内:ヤマト運輸
・3階:coto Nagasaki Airport

※令和05年04月30日:木下グループ 新型コロナPCR検査センター 閉店
※令和05年04月03日:coto Nagasaki Airport 開店
※令和03年12月30日:木下グループ 新型コロナPCR検査センター 開店
NGS034.jpg長崎県ユニバーサルツーリズムセンター
(写真は令和5年10月撮影)
1階南側に長崎県ユニバーサルツーリズムセンターがあります。
バリアフリーの観光案内などが充実しています。

※令和03年01月30日:長崎県ユニバーサルツーリズムセンター 新設
NGS033.jpgラウンジ
(写真は令和5年10月撮影)
2階中央にビジネスラウンジアザレアがあります。
有料で誰でも利用できるほか、特定のクレジットカード所有する当日航空便利用者の場合2時間無料で利用できます。
アルコール飲料などは別料金で提供されています。
空港内に航空会社のラウンジはありません。
NGS031.jpg有料待合室
(写真は令和5年10月撮影)
2階南端に特別待合室、有料貸室(3室)があります。
NGS032.jpgマッサージチェアコーナー、キッズコーナー
(写真は令和5年10月撮影)
2階南側、売店区画の脇にマッサージチェアコーナー、キッズコーナー/授乳室があります。入室は無料です。
子供も大人もリラックスできる空港です。
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▲展望デッキ
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▲展望デッキにあるミニ滑走路
展望デッキ
(写真は令和5年10月撮影)
3階屋上部分は展望デッキになっています。入場無料。
一部に屋根がついており、自販機とテーブル・イスを設置した休憩コーナーもあります。
フェンスは高いものが設置されていますが、目線の高さはワイヤータイプになりました。

遊具が複数置かれているほか、SNS映えを意識した展示、顔ハメパネル、撮影台などがあります。ミニ滑走路で目的地変更も楽しめます。
NGS015.jpg展望デッキからのながめ
(写真は令和5年10月撮影)
エプロン側は、正面にある花文字山の「NAGASAKI」の大きな文字が展開します。ターミナルは滑走路の北東側に位置しており、午前が順光条件です(午後は真正面から光が来ます)。長崎を拠点としているORCが飛んでいるなど、地方空港の割に高頻度で飛行機が離着陸しており、撮影チャンスは多いです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
NGS018.jpg展望デッキ入口
(写真は令和5年10月撮影)
3階展望デッキ入口部分には航空系の展示があります。
航空機のタイヤが置かれているほか、航空機製造工場の動画を配信しています。また、就航している飛行機の模型が並べられており、ORCの模型はATR社幹部のサイン入りというレアなものになっています。
NGS006-0.jpg駐機場
(写真は平成26年12月撮影)
ORC運航便などで南北端側スポットの地上搭乗・降機となる場合、徒歩でのアクセスとなるため、乗降機時に駐機場を地上レベルから眺められます。
大規模空港では、搭乗橋の整備が進み、オープンスポットだとバス輸送のことが多いですから、比較的珍しいかもしれません。
NGS016.jpgグッバイコーナー
(写真は令和5年10月撮影)
2階国際線出発ロビーと国内線搭乗待合室の間にはグッバイコーナーと称するガラスで区切られた場所があります。二つの区画の間に電話が設置されており、出発ギリギリまで、見送り客と搭乗者で会話ができます。
コーナー脇にビーチクラフト機のフライトシミュレーターが置かれています。
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▲モニュメント(長崎の鐘とフォトスポット)
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▲モニュメント(龍のステンドグラス)
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▲モニュメント(切手の長崎空港)
モニュメント
(写真は令和5年10月撮影)
建物自体が教会の内装をイメージにしたデザインでモニュメント的。最も目立つモニュメントは屋上に設置されている長崎の鐘でしょうか。平成8年に増設されたものです。
館内には様々な展示物があります。中央の1階から2階に上がる階段天井には龍のステンドグラス、壁には陶板壁画、1階国内線到着ロビーには柱に龍が巻き付いています。国際線到着ロビーには、航空業界を取り上げたNHKの連続テレビ小説舞い上がれでも話題となったバラモン凧が飾られています。
2階国際線出発ロビーには兵馬俑像、壁面に地元中学生制作の切手でできた長崎空港、壁面には就航先に関連した展示があります。
NGS016-2.jpgタイムカプセル
(写真は令和5年10月撮影)
1階国内線到着ロビーにはタイムカプセルが展示されています。
2015年の40周年記念祭でメッセージを封印したもので、50周年に開封するとしています。

アクセス施設
NGS021.jpgバスのりば
(写真は令和5年10月撮影)
路線バスのりばは、前面北寄りにあります。バス乗車券売り場は自動券売機コーナーです。
路線バスのりばは5か所(長崎駅前まで約40分、昼間20分に1本程度)。また、7番のりばから佐世保駅みなと口行の乗合ジャンボタクシーが運行しています。(約55分)

■1番 国際線降車専用
■2番 佐世保方面(佐々バスセンター行・松浦町国際通り行=西肥自動車)
■3番 大村方面(諫早駅前行(長崎医療センター経由あり)=長崎県交通局)
■4番 長崎駅前行(浦上経由(バイパス内各停便あり))=長崎県交通局
■5番 長崎駅前経由ココウォーク茂里町行(出島道路経由)=長崎県交通局・長崎自動車

■路線変遷
※令和05年10月29日:おおむらかもめライナー 大村IC行 運休
※令和05年08月28日:本諫早駅前行 運休
※令和04年09月23日:おおむらかもめライナー 大村IC行(大村市・大村市タクシー協会) 新設
※令和03年03月28日:長崎駅前行(浦上・住吉経由=長崎県交通局) 運休(3/27最終運行)
※令和02年03月29日:長崎駅前行(住吉・道の尾経由=長崎自動車) 運休(3/28最終運行)
※令和元年10月01日:島原港行(島原鉄道) 運休(9/30最終運行)、本諫早駅前行(島原鉄道) 新設
※平成30年01月09日:JR大村駅行 運休(1/8最終運行)
※平成29年12月23日:空港エクスプレスおむらん号 JR大村駅行(合同タクシー・大村ラッキータクシー)
※平成29年12月07日:JR大村駅行・大村IC行 運休(12月6日最終運行)
※平成29年09月08日:空港エクスプレスおむらん号 JR大村駅行・大村IC行(合同タクシー・大村ラッキータクシー) 新設
※平成27年12月01日:松浦町国際通り行 新設
※平成27年03月29日:ハウステンボス行・佐世保駅前行(高速道路経由) 運休
※平成27年01月06日:ハウステンボス行・佐世保駅前行(高速道路経由) 新設(実証実験)
※平成25年05月01日:ココウォーク茂里町行(住吉・道の尾経由)を長崎駅前行に延伸
※平成24年11月01日:長崎駅前行(浦上・住吉経由)、ココウォーク茂里町行(住吉・道の尾経由) 新設
※平成22年04月01日:佐世保方面大野行 運休
※平成21年11月20日:島原方面(愛野展望台経由島原外港行・雲仙温泉行・小浜温泉行=島原鉄道バス)新設
NGS025.jpg団体バスのりば
(写真は令和5年10月撮影)
団体バスのりばが駐車場の南側にあります。雲仙温泉行のバスが発着しています(集合場所はターミナル内です)。

■バス駐車場:雲仙方面(雲仙温泉行=長崎バス観光)

■路線変遷
※令和05年07月01日:雲仙温泉行 新設(12/1まで)
※令和04年09月09日:雲仙温泉行 新設(2023/2/28まで)
NGS024-1.jpg海上アクセス施設(船舶ターミナル)
(写真は令和5年10月撮影)
海上空港だけあって、空港島南側には船舶ターミナルもあります。
安田産業汽船により時津行とハウステンボス行が運行されています。(時津まで約25分、1時間に1本程度の運行)

※平成25年02月01日:長与行(大村湾観光汽船) 運休
NGS024-2.jpg海上アクセス施設(船舶ターミナル1階)
(写真は令和5年10月撮影)
船舶ターミナルは2階建て。 1階に乗船券売り場、桟橋口があります。
時津行は手前にある自動券売機、ハウステンボス行は奥にある窓口での発券となります。
飲料自販機とトイレ有り。
NGS024-3.jpg海上アクセス施設(船舶ターミナル2階)
(写真は令和5年10月撮影)
船舶ターミナル2階には小さな待合室があります。
エレベータ、エスカレータはなく、階段での上り下りとなります。
船の模型とマンガが置かれています。
NGS024-0.jpg海上アクセス施設(桟橋)
(写真は令和5年10月撮影)
船舶ターミナルと直接出入りする桟橋が1か所あります。左右に同時着岸が可能です。
NGS022.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年10月撮影)
鉄道のない海上空港ということもあり、自動車アクセスは重要視されています。ターミナルビル正面に858台収容の有料駐車場があります。
レンタカー各社は、第2ビルや箕島大橋を渡った本土側に出店しています。1階国内線到着ロビーのレンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎となります。

その他施設
NGS041.jpg長崎空港第2ビル
(写真は令和5年10月撮影)
ターミナルビル北側に長崎空港第2ビル、さらにその北側にはORCの本社事務所があります。
第2ビルには複数の会社の事務室が入っているほか、レンタカー会社2社(ガッツレンタカー、アナザーレンタカー)と、レンタカー送迎待合所があります。

日産レンタカー、トヨタレンタリース、ニッポンレンタカー、バジェットレンタカー、タイムズカー、オリックスレンタカーは、旅客ターミナルビル内1階到着ロビーのカウンタで送迎受付→第2ビルのレンタカー送迎待合所で送迎待ち→街中の店舗へ送迎となります。

※令和03年04月26日:アナザーレンタカー 開店
※令和02年07月14日:ガッツレンタカー 開店
※平成29年**月**日:食堂みしま 閉店
※平成21年10月**日:レンタカー送迎待合所 新設
NGS042.jpg箕島大橋
(写真は令和5年10月撮影)
空港島と対岸の大村市市街地は、箕島大橋で繋がっています。歩道はあるので徒歩でのアクセスも可能です。一方で自転車は通行が禁じられています。
25メートル以上の強風の際は通行止になります。

箕島側の施設
NGS053.jpg花文字山
(写真は令和5年10月撮影)
ターミナル地区と滑走路を挟んで反対側(南側)に「NAGASAKI」の巨大な文字が目立つ小山があります。花文字山です。
普段は近寄ることができません。
毎年一日程度一般公開されて山の上まで上れたようですが、ここ数年は一般未公開となっています。
※普段一般人は立ち入りできません。
※写真は真下から見上げたものですが、真下からだと花文字は分からないです。
NGS052.jpg花文字山臨時駐車場
(写真は令和5年10月撮影)
花文字山の下部に未舗装の広場があり、イベント開催時などに臨時駐車場として活用されています。
※普段一般人は立ち入りできません。
NGS051.jpgメガソーラー
(写真は令和5年10月撮影)
花文字山側の用地を利用して、平成28年8月に「⻑崎空港隣接地メガソーラー」(SOL de 大村 箕島太陽光発電所)が完成しました。⻑崎ソーラーエナジーが設置したもので約34ヘクタール、発電出⼒で約30MWを有する⻑崎県最大の太陽光発電施設です。設置に併せて、空港島と大村市側との間に送電用の海底ケーブルも新設されているそうです。
※一般人は原則立ち入りできません。

※平成28年08月02日:SOL de 大村 箕島太陽光発電所 完成
NGS055.jpg空港保安防災教育訓練センター
(写真は令和5年10月撮影)
箕島の地形を利用して、旅客ターミナル地区からは隠れるように空港保安防災教育訓練センターが設置されています。
日本で唯一航空機火災の訓練ができる施設で、実物大の航空機の模型が置かれています。
※一般人は原則立ち入りできません。

大村飛行場
NGS061.jpg
▲大村飛行場の滑走路
NGS065.JPG
▲大村飛行場の滑走路越しに見える長崎空港
大村飛行場 滑走路(旧A滑走路)
(写真は令和5年10月撮影)
長崎空港の対岸の大村市市街地側には大村飛行場があります。長崎空港が沖合に展開する昭和50年まで旅客機も離着陸していた飛行場(大村飛行場)で、現在も現役で稼働しています。
大村飛行場は、大正12年に旧海軍の航空基地として開設された飛行場です。日中戦争でも活用されており、戦争中は西日本の重要な拠点となっていました。民間利用としては、戦後の昭和30年に軍民が共用する大村空港として発足し、昭和34年に旅客定期便が就航しています。第2種空港としての開港は昭和35年です。
昭和50年の沖合移転後、30年以上もの間、長崎空港の一部として国土交通省が一括管理し、こちらの滑走路がA滑走路、長崎空港の滑走路はB滑走路とされていました。平成23年12月に管轄が国土交通省から防衛省に移って大村飛行場として分離され、A・Bという滑走路の分類がなくなりました。
NGS064.jpg大村飛行場 離着水区域
(写真は令和5年10月撮影)
長崎空港と大村飛行場の間の海上には、水上機用の離着水区域が設けられています。
大村飛行場で水陸両用機が運航することがあります。
普段の見た目はただの海面ですね、、、。
NGS063.jpg大村飛行場 水上機用スロープ
(写真は令和5年10月撮影)
水陸両用機が大村飛行場と水面を行き来するためのスロープも用意されています。
NGS062.jpg大村飛行場 旧旅客ターミナルビル地区
(写真は令和5年10月撮影)
飛行場の北東端に旧ターミナル地区があります。
旧ターミナルは建物が全て撤去されて更地になっています。一部を活用して、長崎県と長崎県警察の各航空隊の拠点(格納庫とエプロン等)があります。
19-2.jpgかつてあった見どころ(大村飛行場 旧旅客ターミナルビルとエプロン)
(写真は平成23年7月撮影)
大村飛行場滑走路(旧A滑走路)の東側には、大村空港として旅客機がA滑走路を離着陸していた時代に利用していた旧旅客ターミナルビルが平成23年まで残存していました。昭和34年に完成した建物で、沖合移転後も長崎空港ビルディングのナビック大村旅行センターがあったほか、エアフライトジャパンの事業所などが入っていました。旧A滑走路が長崎空港から大村飛行場として分離するのに合わせ、平成23年に建物は解体されています。

周辺見どころ施設
NGS026.jpg鉄道アクセス施設(新大村駅)
(写真は令和5年10月撮影)
長崎空港に乗り入れている鉄道はありませんが、車で10分ほどの最寄駅として、西九州新幹線と大村線の新大村駅があります。令和4年9月に開業した新しい駅です。
新幹線は空港にとっては競合する長距離交通機関で、他の空港では駅設置を拒否されるほどの存在ですが、長崎では、新幹線と空港との連携が模索され、総合的な交通拠点として地域の価値向上に寄与しています。
新幹線オープン当初は、空港、新大村駅、(高速バス拠点の)長崎高速道路の大村ICを結ぶ乗合タクシーを高頻度運行。令和5年10月以降は空港-佐世保間のバスが経由しており、運行ダイヤが合えば、空港-長崎駅間を30分強程度で移動できるようになっています。
片道最長切符の終着駅で、認定証が発行される珍しい駅になっています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
(乗継便)新千歳*d21SKY*d21
(乗継便)仙台(仙台国際)*d21SKY*d21
(乗継便)百里(茨城)*d21SKY*d21
成田国際(成田)JJP(JAL*d1)
東京国際(羽田)JAL・SNA(ANA)・ANA
(乗継便)東京国際(羽田)*d21SKY*d21
中部国際(セントレア)ANA*d4
大阪国際(伊丹)ANA*d6・JAL*d5
関西国際(関空)APJ
神戸(マリンエア)SKY
対馬(対馬やまねこ)ORC(ANA・JAL)
壱岐ORC(ANA・JAL)
福江(五島つばき)ORC(ANA・JAL)
(乗継便)那覇*d21SKY*d21
*d0:一部曜日のみの運航
*d1:JAL共同運航便はJAL国際線との乗継時のみ
*d3:JEXによる運航便あり
*d4:AKXによる運航便あり
*d5:JARによる運航便あり
*d6:ANKによる運航便あり
*d7:神戸経由便
*d11:出発便のみの運航
*d21:乗継運賃を利用することで1区間程度の運賃で利用できる乗継路線(SKY神戸乗継便)


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和05年10月29日:SKY*d21新千歳・SKY*d21仙台・SKY*d21百里・SKY*d21那覇 乗継便設定開始
※令和05年03月26日:APJ成田国際 運休
※令和04年10月30日:SKY*d7東京国際 運休、ORC(ANA)対馬・ORC(ANA)壱岐・ORC(ANA)福江 JAL共同運航便化(ORC(ANA)→ORC(ANA・JAL))、SKY*d21東京国際 乗継便設定開始
※令和03年04月29日:ANA*d0那覇 就航(期間運航)
※令和03年03月28日:ANA那覇 運休(長期欠航のまま)
※令和02年03月29日:APJ成田国際 就航
※平成30年09月06日:JJP(JAL*d1)成田国際 就航
※平成27年10月25日:SKY*d7東京国際 就航
※平成27年09月01日:SKY*d7東京国際 運休(8/31最終運航)
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに変更(JAL*d3→JAL)
※平成25年03月31日:SNA(ANA)那覇 運休(3/30最終運航)、ANA那覇 就航
※平成24年04月01日:ORC(ANA)鹿児島 運休(3/31最終運航)
※平成24年03月25日:APJ関西国際 就航
※平成22年12月16日:SKY神戸・SKY*d7東京国際 就航
※平成22年10月31日:JAL名古屋 運休(10/30最終運航)
※平成21年11月01日:ORC宮崎 運休(10/31最終運航)、ORC壱岐・ORC対馬・福江・ORC鹿児島 ANA共同運航便化

(期間運航路線)
・ANA*d4那覇(R03年GWはANA*d0)
 R02年以前は通年運航、R03年 04/29-05/05・08/06-08/16、R04年 08/05-08/15、R05年以降未就航

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う長期欠航・曜日運航)
・JJP(JAL*d1)成田国際 長期欠航:R02年 04/10-07/21・10/01-11/02、R03年 01/17-03/19
 曜日運航:R02年 08/18-09/30・11/03-11/18・11/25-12/22、R03年 01/07-01/16・03/20-04/26・05/10-07/19・09/01-10/26、R04年 01/18-03/10・05/11-05/18・06/08-07/13・09/07-09/28
・APJ成田国際 長期欠航:R02年 04/10-04/30・05/07-06/18、R03年 01/19-03/11・05/06-07/01・09/06-09/16
 曜日運航:R02年 09/08-12/25、R03年 01/06-01/18・03/12-04/27・07/02-07/20・08/30-09/05・09/17-12/23
・ANA東京国際 長期欠航:R02年 04/20-05/31・09/23-
・SKY*d7東京国際 長期欠航:R02年 04/13-06/18・08/18-09/17・09/23-09/30、R03年 01/14-02/28
 到着便のみ長期欠航:R02年 06/19-08/05・09/18-09/22・10/01-10/31、R03年 05/11-06/17・10/02-10/31、R04年 01/24-02/28
・ANA*d4中部国際 長期欠航:R02年 04/17-05/31
・ANA*d6大阪国際 長期欠航:R02年 04/20-05/31
・JAL*d5大阪国際 長期欠航:R03年 02/01-03/11
・APJ関西国際 長期欠航:R02年 04/10-04/30・05/07-06/18、R03年 01/19-03/11・05/06-07/01
 曜日運航:R02年 09/08-10/29、R03年 01/06-01/18・03/12-03/23・04/06-04/28・07/02-07/20・08/25-10/13・10/31-12/23、R04年 02/02-03/09
・SKY神戸 長期欠航:R02年 05/01-06/18、R03年 02/01-02/28
・ANA那覇 長期欠航:R02年 04/20-08/06・08/18-12/25(12/24)、R03年 01/01-03/27

※事前購入型または特定便のみしかない乗継運賃設定路線は平成25年7月から公開を終了しました。(H22.4.1 ANA 新千歳・函館・大館能代・秋田・庄内・仙台・福島・新潟・富山・能登・小松 新設、H23.2.1 JAL 新千歳・函館・青森・三沢・秋田・山形・仙台・新潟・小松 新設、H24.3.25 ANA 大館能代 廃止、H24.10.28 ANA 大館能代 新設、H25.3.31 ANA 稚内 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国] ソウル ICN(仁川)KAL
[中国]上海 PVG(浦東)CES
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和07年01月02日︰JJA*i1ムアン 長期欠航(3/29までの予定の終了)
※令和06年12月10日︰JJA*i1ムアン 就航(〜3/29)
※令和06年10月27日︰KALソウル仁川 就航
※令和05年10月30日:[国際線定期便運航再開]CES上海浦東 再開
※令和02年03月10日:[国際線定期便全便欠航]HKE香港 長期欠航
※令和02年02月07日:CES(JAL)上海 長期欠航
※令和元年10月19日:TTW*i1台北 運休(10/16最終運航)
※令和元年06月01日:TTW*i1台北桃園 就航
※平成31年03月31日:ASV(AAR)ソウル仁川 運休(3/29最終運航)
※平成31年01月19日:HKE香港 就航
※平成29年01月11日:ASVソウル仁川 AAR共同運航便化
※平成28年10月18日:ASVソウル仁川 就航
※平成27年10月25日:JNA(KAL)ソウル 運休(10/23最終運航)
※平成27年03月29日:JNAソウル KAL共同運航便化
※平成25年07月24日:JNAソウル仁川 就航
※平成25年03月31日:KALソウル 運休(3/30最終運航)
※平成23年12月31日:KALソウル仁川 再開
※平成23年06月14日:CES(JAL)上海浦東 再開
※平成23年05月27日:東日本大震災に伴いCES(JAL)上海 運休
※平成23年03月28日:東日本大震災に伴いKALソウル仁川 運休
※平成23年10月08日:CES上海 JAL共同運航便化

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■長崎空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
長崎空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
国土交通省九州地方整備局長崎港湾・空港整備事務所の公式サイト◎

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※長崎空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.12.15
前調査日 2023.10.21

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大分_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/大分空港(SPACEPORT OITA)
日本空港情報館
大分空港
(SPACEPORT OITA)

top.jpg
大分空港(SPACEPORT OITA)

■飛行場の概要
大分県国東市武蔵町・安岐町地区にある国管理空港(旧・第2種空港)です。
大分県北部の国東半島の海沿いに突き出た空港。昭和46年、大分市内にあった旧空港から移転する形で開港した空港です。日本初の海上空港として知られますが、海上空港と言っても海岸沿いに突き出して埋め立てられた地続き空港です。平成2年には日本エアシステム(現・日本航空)の乗員教育訓練センターも開設されました(現在は閉鎖)。便数が少ないながら3000m滑走路をもち、かつ海上ということもあり、現役空港でありながら多くの訓練機が飛び交う空港となっていました。
宇宙港にするために、SPACEPORT OITAという愛称が付きましたが、まだ宇宙港としての実績はありません。
過去には朝日航空などにより近距離路線も開設されていましたが、路線縮小が続きました。令和7年1月7日現在、国内線はJAL(日本航空・ジェイエア)、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、ソラシドエア、アイベックスエアラインズ、ジェットスター・ジャパンにより4路線、国際線はチェジュ航空により1路線が運航されています。


■飛行場種別:国管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:国土交通大臣
■滑走路延長:3000m
■空港コード:OIT/RJFO
■旅客ビル管理者:大分航空ターミナル


■施設の見どころ:◎◎◎== 中規模/増築が何度か行われたターミナルで、中央部に吹抜があるやや珍しい構造です。手荷物受取場はグッドデザイン賞受賞。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所 有/ターミナルパンフ 有(B4版四つ折り)/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 無(展示物は多いです)
■売店の充実度:◎◎◎== 売店3店・飲食店5店・サービス店1店・免税店1店/売店数は少なめですが、商品数は多めです。大分県全域の土産が手に入ります。空港限定商品を前面に出して販売しています。空港ビルによるインターネットショッピングサイトは充実。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/最寄駅は杵築駅になりますが車でも30分程度。県庁所在地の大分市内からのアクセスバスは約1時間。高速アクセス交通として運行していた日本唯一のホーバークラフトは平成21年10月で廃止されています。


※就航路線は令和7年1月7日、そのほかの情報は特記以外平成27年4月現在のものです。
SKYVIEW
広島西→鹿児島便の右窓席から撮影(平成22年9月)。空港東側上空。
skyview.jpg skyview2.jpg
大分県北部にある国東半島の海岸沿いに造られた大分空港は、空から見ると、海に飛び出した形で整備された空港であることがよく分かります。

ターミナル概要
OIT001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成30年6月撮影)
平成3年に到着ターミナルとして整備されたターミナルビルです。平成4年に国際線ターミナルが完成。平成13年に国際線部分、平成14年に3階部分などを増築しています。ランド側から見て左側に国内線、右側に国際線が配置され、国際線出発区画のみ入口が異なります。
増築部分が3階ある地上2階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。国内線側は1階にチェックインロビー、2階に売店と搭乗口、搭乗待合室、3階に飲食店と展望デッキがあります。
館内のサインはあまり統一されておらず、濃灰地、白地、橙地、水地、黒地など様々。矢印に色をつけたサインもあります。多くの看板が英語、韓国語、中国語併記となっています。
ターミナルから北側に搭乗橋が伸びているのは、もともと北側に旧・出発ターミナルがあったためです。現在は姿を消しています。
OIT002.jpgターミナル前面
(写真は平成30年6月撮影)
弧を描く白い屋根が目を引く前面です。正面出入口は国内線側3か所、国際線側1か所です。航空会社のサインが吊り下げられています。
OIT003d.jpg国内線(チェックインロビー)
(写真は平成30年6月撮影)
1階、ランド側から見て左側に設置されています。2階へあがる階段を境にカウンタが分かれて設置されています。
OIT004d.jpg国内線 チェックインカウンタ
(写真は平成30年6月撮影)
1階、ランド側から見て左側に日本航空グループ(JAL・JAR)とジェットスター・ジャパン(JJP)、右側にANAグループ(ANA・AKX)のカウンタがあります。
東京国際線を運航するソラシドエア(SNA)と2路線を運航するアイベックスエアラインズ(IBX)は全便ANAと共同運航しており、ANAグループのカウンタと一体化されています。

※令和06年10月27日:APJ 全便運休
※令和05年08月01日:APJ 就航
※令和05年03月26日:APJ 全便運休
※令和03年02月19日:APJ 就航・カウンタ新設
※平成25年03月31日:JJP 就航・カウンタ新設

出発・到着施設
OIT005d.jpg国内線 出発ロビー
(写真は平成30年6月撮影)
ターミナル左方にある階段を上った2階に設置されています。中央エプロン側に出発口、ランド側に売店やレセプションルーム、有料待合室などがあり、挟まれるような形で横に広く配置されています。
ランド側はやや天井が低いロビーです。椅子の並ぶロビー空間が2か所に分かれてあります。北端にキッズコーナーがあります。

※平成30年04月**日:キッズコーナー リニューアル
※平成30年04月27日:レセプションルーム リニューアル
※平成25年04月23日:七島藺キッズコーナー 新設
OIT006d.jpg国内線 出発口
(写真は平成30年6月撮影)
2階出発ロビー中央に設置されています。白壁のターミナルの中で桃色の壁面で囲まれた目立つ入口で、上部には液晶モニタタイプの案内掲示が掲げられています。このモニタは、広告部分も液晶です。
OIT005-2.jpg国内線 搭乗待合室
(写真は平成27年4月撮影)
2階エプロン側が搭乗待合室になっています。待合室内にある搭乗改札は1番から3番までの3か所で、搭乗橋はターミナル前に7番、8番、9番-11番の3本あります。旧出発ターミナル前にも1番から6番までのスポットがあり、6番のみ搭乗橋が設置されています。
2・3番搭乗口前にラウンジくにさきがあります。
令和元年11月にビジネスコーナーが新設されています。

※令和05年10月01日:東京モノレール券売機 廃止
※平成24年09月01日:ラウンジくにさき 開業
06-2.jpg国内線 到着手荷物受取場
(写真は平成22年11月撮影)
到着エリアは、1階中央部、ランド側から見て国内線区画の右側に設置されています。手荷物受取場のターンテーブルは2か所あり、寿司の巨大模型が回転寿司屋のようにベルトの上を回ります。
平成20年9月に、大分県出身のランドスケープデザイナー団塚栄喜さんのデザイン設計でリニューアルされ、濃青色を基調とした珍しい内装に変更されています。県内から応募した魚拓が泳ぐ目を引くデザインで、2009年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
OIT009d.jpg国内線 到着口
(写真は令和6年10月撮影)
ランド側から見て国内線区画の右側に設置されています。天井部までの大きなガラスに覆われた到着口です。
到着口の前には国内線空港としては珍しく侵入防止のためのポールがL字型に設置されています。到着案内表示は、出発口同様、黒地の液晶モニタを採用。黄色のラインが目立ちます。
OIT001I.jpg国際線 正面入口
(写真は平成27年4月撮影)
国際線出発設備は入口が異なる配置です。 国際線区画はエプロン側の一部を除き1階建てです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
出発保安検査場より手前側に売店はありません。
OIT003i.jpg国際線 チェックイン・出発ロビー・出発口・搭乗待合室
(写真は平成30年6月撮影)
1階ランド側から見て右側に国際線専用区画が設置されています。国内線区画とはつながっていますが、出発関係の施設は国内線とは別の入口から入る配置になっています。
入口を入って右側にチェックインカウンタ、左側に出発口があるだけのシンプルなロビーです。
出発口は1か所。すぐに出国手続きなどがあり、搭乗待合室も1階にあります。

令和元年6月にチェックイン・出発ロビーと搭乗待合室が拡張されています。

※令和06年03月31日:KAL 全便運休
※令和06年01月20日:KAL 就航
※令和05年06月22日:チェジュ航空 就航
※令和元年08月19日:TWB 全便運休
※令和元年06月01日:チェックイン・出発ロビー・搭乗待合室 拡張
※平成27年01月02日:大韓航空 就航(例年冬期期間就航)
※平成26年09月24日:ティーウェイ航空(TWB) 就航
※平成26年06月30日:大韓航空(KAL) 全便運休
08-0.jpg国際線 チェックインカウンタ
(写真は平成23年7月撮影)
1階、ランド側から見て右側に設置されています。
特定航空会社用ではありません。
OIT009i.jpg国際線 到着口
(写真は令和6年10月撮影)
1階中央部、ランド側から見て国内線区画の右端にひっそりと設置されています。この出口より奥側が国際線区画です。入国審査場、手荷物受取所、税関とも1階にあります。国際線は通常9番搭乗橋を利用するため、ターミナルの右端から中央まで歩いてくる形になります。
OIT010.jpg到着ロビー
(写真は令和6年10月撮影)
1階中央部、ランド側から見て国内線区画の右側に設置されています。国際線、国内線ともに同じ区画にあります。
国内線到着口正面に総合案内所、バス案内所、大分空港足湯があります。
複数の柱が装飾されており、パソコンが利用できる@ステーションやパンフレットラックになっています。

各種施設(非航空関係施設)
OIT011.jpg売店・サービス店
(写真は平成30年6月撮影)
2階中央部にメイン売店が大きく展開しているほか、1階にも店舗があります。
海産物などの生ものも充実しているほか、日本酒・焼酎の種類も豊富です。近年は生菓子の取り扱いも増えてきています。宇宙港グッズも始まっています。旅人限定商品や空弁もあり。インターネット販売も充実しています。
ターミナル内では、販売商品などを紹介した旅人通信という広報紙が配布されています。

国内線1階 売店1店舗(セブンイレブン)・サービス店1店舗(ウェルビー)
国内線2階 売店1店舗(空の駅旅人)

国内線2階 搭乗待合室内 売店1店舗(JAL PLAZA)
国際線1階 搭乗待合室内 免税店1店舗(Oita DFS OITA DUTY FREE SHOP)

※令和05年10月01日:BLUESKY JAL PLAZAに変更
※令和05年05月06日:大分県連携木下グループ新型コロナPCRセンター 閉店
※令和05年04月01日:ANAFESTA 閉店
※令和04年?*月**日:ぶんごの空 閉店
※令和04年01月28日:大分県連携木下グループ新型コロナPCRセンター 開店
※平成31年02月27日:ぶんごの空 開店
※平成24年07月27日:SKYMART翼(2階) 閉店、セブンイレブン 開店
※平成24年02月04日:ウェルビー 開店
※平成23年04月06日:マッサージエアポート閉店
※平成23年04月01日:コンビニエンスストア閉店、ギャラリー竹巧彩をSKYMART翼に改装開店
OIT011-2.jpgショッピングバッグ
(写真は平成31年4月撮影)
平成28年から使用されている大分航空ターミナル直営売店の空の駅旅人のショッピングバック。
大分の竹細工をイメージしたデザインで、臙脂色の文字でOITA SKY STATIONと書かれています(側面は旅人表記)。店舗デザインや制服、名札などと統一されたデザインになっています。
大分空港にいると、土産袋を持っている人は、この「旅人」のものか、ひまわりの絵が描かれた地元百貨店トキハの袋でほとんどが占められていますので、ご注目。

※平成28年04月27日:ショッピングバッグ 変更
OIT012.jpg飲食店
(写真は平成30年6月撮影)
3階に飲食店街があるほか、2階にも店舗があります。

国内線2階:1店舗(sky cafe AZUL)
国内線3階:4店舗(スカイライン、なゝ瀬、ラーメン味噌亭、すし処 宙)

※平成30年05月17日:アズール 閉店、sky cafe AZUL 開店
※平成27年03月31日:カフェ・ド・パニーニ 閉店
※平成26年08月01日:すし処 宙 開店
※平成26年05月31日:海甲 閉店
OIT015.jpg展望デッキ
(写真は平成30年6月撮影)
3階に屋上があり、設置されています。入場無料(平成18年から)。平成28年のリニューアルで全面ウッドデッキになりました。屋根は建物側の一部に取り付けられています。
到着手荷物受取場と同じく団塚栄喜氏によるデザインで、公式サイトによると「大分の魅力的な景観「海」「山」「空」を曲線と高低差のあるウッドデッキ調テラスや植栽で表現」しているそうです。

以前は柵が低く非常に見やすい環境でしたが、平成22年にワイヤーが張られています。安全上仕方なく他の空港同様のワイヤー化なのですが、なんと手前の低い柵は撤去されず、手がワイヤーまで全く届かないため、ワイヤーをクリアしての写真撮影が一切できない構造になってしまいました。平成28年で手前の低い柵は撤去されましたが、ワイヤーの手前には新たに植栽ができ、相変わらずワイヤー近くには近寄れない構造になっています。一部分のみ近寄れる領域を設けていますが、この部分のみワイヤーではなく、強化ガラスで、4人ほどでいっぱいになります。

※平成28年12月28日:展望デッキ リニューアル
OIT016.jpg展望デッキからのながめ
(写真は平成30年6月撮影)
海沿いの海上空港で正面には瀬戸内海の眺めが広がり、遠くに四国の山々が見られます。旧出発ターミナル側にある6番搭乗橋は建物の陰に隠れて見えません。ターミナルは滑走路の西側に設置されており、午前は逆光、午後は順光条件です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。また、北側は旧出発ターミナル部分の陰に隠れており、北側に向かって離陸する場合は、離陸の様子は見えません。

唯一ワイヤーなしで撮影できる強化ガラス部分は写真撮影用に丸い穴が開いています。ただし、ガラス範囲は狭く、競争率が高いので、要注意です。
OIT037.jpg飛行機模型展示とフライトシミュレータ
(写真は令和6年10月撮影)
3階展望デッキへの出入口付近には、飛行機模型展示(JAS絡みも多いです)とフライトシミュレータが設置されています。

※平成30年12月13日:フライトシミュレータ 新設
OIT020.jpg大分空港足湯
(写真は令和6年10月撮影)
1階到着ロビー脇に無料の足湯が設置されています。別府温泉から単純泉が運ばれており、別府八湯温泉道に認定されています。

※令和04年02月**日:宇宙船内イメージの内装に変更
※平成28年06月01日:大分空港足湯 開業
OIT036.jpgキッズコーナー
(写真は令和6年10月撮影)
2階出発ロビー ランド側から見て左奥にキッズコーナーがあります。隣接して授乳室があり、子供連れ向け施設がまとまっています。
キッズコーナー横にSPACEPORTデザインのプリントシール機があります。
OIT019.jpgまちっとコール
(写真は平成30年6月撮影)
2階出発ロビーと2階搭乗待合室にお見送りテレビ電話のまちっとコールが設置されています。出発客と見送り客が映像を見ながらやり取りできるものになっています。
ガラス越しに直接見ながらインターホンでやり取りするタイプは他の空港でも見られますが、テレビ電話タイプは非常に珍しい設備です。
「まちっと」は大分の方言で「もう少し」という意味があります。

※平成28年09月**日:まちっとコール 新設
OIT017-5.jpg
▲正面で空港を守る金剛力士像
OIT017.jpg
▲福田平八郎賛歌『青柿』響きあう色と形
モニュメント
(写真は令和6年10月・平成30年6月撮影)
館内は各所に、おんせん県おおいたロゴマークを用いた装飾があります。搭乗通路に暖簾、出発口と到着口には立体の大きなものが展示され、撮影スポットになっています。令和4年2月には、これが宇宙ノオンセン県オオイタバージョンに変化しています。
最も目立つモニュメントは2階出発ロビーにある陶板レリーフ「福田平八郎賛歌『青柿』響きあう色と形」でしょうか。大分県出身の故福田平八郎氏の作品です。1階カーブサイドには金剛力士像があります。令和5年の保安検査のお知らせポスターは金剛力士像が目を光らせているぞというデザインですが、この空港では、入口から守られています。
OIT035.jpgSky Art Museum with OPAM大分県立美術館
(写真は令和6年10月撮影)
2階出発ロビーには「Sky Art Museum with OPAM大分県立美術館」があります。
大分県立美術館のアートが定期的に入れ替え展示されています。
OIT018-4.jpg展示コーナー
(写真は平成30年6月撮影)
1階チェックインロビーの一部に展示コーナーがあり、県内に工場を持つダイハツ九州の車が展示されています。

アクセス施設
OIT021.jpg地上アクセス施設(バスのりば)
(写真は令和6年10月撮影)
バスのりばは4か所。大分交通グループ、亀の井バス、大分バスにより空港アクセスバス5路線(空港特急エアライナーとして大分、別府、湯布院方面、快速リムジンバスとして県北の中津方面、県南の佐伯方面)、大分交通グループにより路線バスが運行されています。(大分駅前まで別府経由・高速経由とも約60分・合計1時間に2本程度、路線バスは大分駅前まで約二倍の約110分)

■1番 [X]特急 大分新川行(高速経由=大分交通)、[Z]特急 大分駅行(高速経由=大分交通)
■2番 [K]特急 大分駅行(別府経由=大分交通)、[B]特急 別府駅前行(大分交通)
■3番 [Y]由布院駅前バスセンター行(大分交通・亀の井バス)、[N]ノースライナー 中津方面(大貞車庫前行=大交北部バス)
■4番 [S]サウスライナー 佐伯駅行(大分交通)
■番外 路線バス南方面 杵築駅前行(大分交通・国東観光バス)、杵築バスターミナル行・安岐行・国東市民病院前行(国東観光バス)
 路線バス北方面 竹田津港行(国東観光バス)、国東中学行(大分交通)、国東バスターミナル行(ハイテクタウン向陽台経由あり=大分交通・国東観光バス)

■路線変遷
※令和06年10月01日:路線バス大分駅前行(大分交通) 運休(9/30最終運航)
※令和06年03月31日:[S]佐伯駅行 大分バス撤退
※令和04年04月15日:[X]特急大分新川行 新設
※令和02年04月18日:[V]旧ホーバー基地行(大分交通) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休したまま運休
※平成31年03月01日:リムジンバスに路線ナンバリング(系統番号) 設定(旧ホーバー基地行=V、特急大分駅行(高速経由)=Z、特急大分駅行(別府経由)=K、特急別府駅前行=B、由布院駅前バスセンター行=Y、佐伯駅行=S、大貞車庫前行=N)
※平成21年11月01日:ホーバー基地行新設
※平成21年10月01日:佐伯駅行(県南高速リムジンバス実証運行)新設
OIT014.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成21年10月撮影)
ターミナルの前に712台収容の有料駐車場があります。空港売店で3,000円以上購入の場合、1時間無料になります。平成22年10月、SNAの就航、アクセス道路の大分空港道路の無料化に合わせて駐車場の拡張と料金引き下げを実施しています。
レンタカー各社は空港入口付近にまとまっています。レンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎する形になります。

ちなみに、この駐車場付近には、かつて鉄道駅の大海田駅(大分交通国東線)がありました。現在の位置が空港適地として決定したのが昭和41年ですが、そのわずか1か月前に国東線は廃止されてしまい、タッチの差で空港アクセス鉄道になれませんでした(空港設置許可は昭和43年)。空港開設当初、空港-別府・大分間の道路事情はあまり良くなく、鉄道もないために開設されたのが、珍しい交通機関ホーバークラフトでした(詳細は後述)。
OIT018-2.jpg地上アクセス施設(自転車組立スペース/サイクリスト更衣室)
(写真は令和6年10月撮影)
令和4年7月にカーブサイド建物正面に自転車組立スペースとしてサイクルステーションがあります。また、着替えは、ターミナル1階北端に更衣室が新設されています。
熊本空港とともに九州中部のサイクリング拠点としてPRされています。
フロアポンプと自転車用工具を旅客ターミナル内の総合案内所で貸し出しが行われています。

※令和04年07月11日:サイクルステーション 新設
OIT025.jpg地上アクセス施設(団体バスのりば)
(写真は令和6年10月撮影)
旅客ターミナルの北側に団体バスのりばがあります。

かつてあった見どころ
bag.jpgかつてあった見どころ(ショッピングバッグ)
(写真は平成20年8月撮影)
平成28年4月まで使われていた大分航空ターミナル直営売店の旅人のショッピングバック。
白地に桃色の縦線が多数入り、赤紫色で「旅人」の文字が描かれたシンプルなデザインでした。赤紫色のほかに水色のものがあるほか、まったく別デザインのものもあったようです。
写真は、「チャレンジ!おおいた国体」「チャレンジ!おおいた大会」に合わせた特別バージョンのもので右上にイメージキャラクターのめじろんが描かれています。
OIT018.jpgかつてあった見どころ(地上アクセス施設(サイクル・ハブ))
(写真は平成28年4月撮影)
駐車場の一部に更衣室、バイクラック、自転車組立スペースを整備したサイクル・ハブが設置されていましたが、令和4年7月に閉鎖されました。

※令和04年07月11日:サイクル・ハブ 閉鎖、サイクルステーション 新設
※平成27年10月16日:サイクル・ハブ 使用開始
16.jpgかつてあった見どころ(旧・海上アクセス施設(ホーバーフェリーのりば))
(写真は平成21年10月撮影)
平成21年10月まで空港アクセスとして、大分ホーバーフェリーにより大分市内との間に日本唯一の高速艇ホーバークラフトが運行されていました。
大分空港が移転してきた昭和46年から運航していた老舗路線でした。当初は、少し離れた海岸沿いにのりばがあり空港ターミナルからバスでアクセスするなど不便でしたが、平成3年に空港敷地に海上からの専用航走路を開設。空港ターミナルのすぐわきにターミナルが完成、通路を少し歩くだけで乗船できるようになっていました。平成20年にはポイントカードを発券、各種割引運賃も設定し利用者確保を目指していたようですが、空港への道路アクセス改善による利用者減に不景気が重なり、ついに廃止となってしまいました。(大分空港事務所が公表しているデータ(→リンク)によれば、利用者の約5分の1がホーバーを利用していたようです。)
ホーバーは海上を最短で結ぶため、大分港まで約29分、大分駅前まで連絡バスを利用し計45分ほどでアクセスできていました。しかし運賃は片道2950円と高額。値段にためらっていた旅客が多かったのも廃止に影響したのかもしれません。(ホーバー乗船体験・空港見学用の往復割引きっぷ(往復乗れて片道運賃の半額程度)が販売されていました。)
令和2年にホーバーによる海上アクセス復活計画が始動しており、第一交通産業が令和6年中の就航を目指し準備を進めています。
※ホーバークラフトは、下部に高速気流を送り込んで浮上し、プロペラで前進するもので、平らな地面であればそのまま地上でも走行できる高速艇です。かつて鹿児島空港の海上アクセス輸送にも使われたことがあります。大分ホーバーフェリーの廃止を最後に日本国内から姿を消しました。

周辺見どころ施設
17.jpg周辺見どころ施設(空港展望公園)
(写真は平成20年8月撮影)
空港周辺の陸側には、いくつか滑走路が眺められる公園があります。
北側にある展望公園(写真)は過去にはセスナ機が展示されていたこともある公園で、あずまやもあります。
南側には一号空港緑地があります。大分ホーバーフェリーが使用していた専用航走路を挟んでエプロンを眺められる空間です。

北側の展望公園がある周辺は行者原と呼ばれ、多くの古墳が集中しています。また、空港開設まで、行者原には海水浴場があり、大分交通国東線に臨時駅も設けられるほどだったそうです。
OITold001.jpg
▲旧ターミナル地区の様子

OIToldskyview1.jpg
OIToldskyview2.jpg
▲空から見た様子
周辺見どころ施設(旧大分空港跡地)
(写真は平成21年10月撮影)
大分空港は、大分市から北北東へ約27キロほどのところにあります。だいぶ遠い印象ですが、昭和46年までは、大分市内の大分川河口右岸付近に旧空港がありました。
旧空港は、昭和13年に旧大分海軍航空隊基地として開設されました。昭和20年8月15日夕方に最後の神風特別攻撃隊がこの基地から出撃しています。戦後は米軍基地を経て、昭和32年に第二種空港として供用開始し、現空港が使用開始となった昭和46年まで利用されていました。
昭和13年に海軍基地が開設された当初は、現在市営陸上競技場や大分商業高校がある辺りより北側を占めるだけでしたが、終戦までに、大分川と裏川がつくる三角州全域を占める広大な区域まで拡大しています。米軍基地となったあと、旧大分空港区域はごくごく小さな範囲に大幅に縮小しました。この旧空港地域は、現在は、ほぼ全域が大洲総合運動公園となっています。写真は平成21年に旧ターミナル地区を南側から撮影した様子で、旧駐機場部分は公式野球場(別大興産スタジアム)が建てられています。

下の写真は広島西→鹿児島便の右窓席から撮影した、旧空港跡地東側から見た様子(平成22年9月撮影)。
空から見ると大洲総合運動公園が空港の形そのままであることが分かります。大分川側には後述の旧ホーバー基地として活用されていました。空から見ると大分駅(約4キロ弱)からも比較的近い位置にあるのが分かりますが、連絡バスだと15分ほどかかっていました。
OITold002.jpg
▲かつてのターミナルビル
OITold003.jpg
▲令和6年10月の状況
周辺見どころ施設(旧大分ホーバーのりば跡地)
(写真は平成21年10月・令和6年10月撮影)
大分空港を出た大分ホーバーフェリーは、大分市内の大分川河口右岸との間を結んでいました(かつては別府へも就航、臨時便としては姫島や住吉浜への就航実績あり)。
大分市側ののりばは、旧大分空港跡地脇に当たり、まるで空港施設が引き継がれたような存在でした。ターミナルビルは平屋建てで、広い待合スペースが設けられていました(写真は営業していたころの様子)。
ターミナルは撤去されて面影はなくなってしまいましたが、廃止から「大分旧ホーバー基地」バス停が設けられ、大分空港へのアクセスバスが発着していました(パークアンドライドを実施)。飛行場・空港の歴史が脈々と繋がっていることを感じさせてくれる場所になっていましたが、令和2年にこれらの取り扱いが終了してしまいました。。
令和2年にホーバーによる海上アクセス復活計画が始動していますが、大分側はこの旧ホーバー基地ではなく、西大分港への就航が想定されています。

※令和02年08月18日:駐車場無料開放終了
※令和02年04月18日:[V]旧ホーバー基地行(大分交通) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休したまま運休

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
成田国際(成田)JJP(JAL*d2)
東京国際(羽田)JAL・SNA(ANA)・ANA
中部国際(セントレア)IBX(ANA)
大阪国際(伊丹)IBX(ANA)・ANA*d4・JAL*d3
*d0:一部曜日のみの運航
*d2:JAL共同運航便は成田発着のJAL国際線との乗継時のみ
*d3:JARによる運航便あり
*d4:AKXによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和07年01月07日:ANA*d4中部国際 運休
※令和06年12月25日:ANA*d4中部国際 就航
※令和06年10月27日:APJ成田国際 運休
※令和05年08月01日:APJ成田国際 就航
※令和05年03月26日:APJ成田国際 運休
※令和04年10月27日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和04年09月06日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和04年07月14日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))、APJ*d0成田国際 毎日運航に変更(APJ*d0→APJ)
※令和04年07月05日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d0)
※令和04年06月02日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和04年03月10日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和04年01月19日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和03年12月24日:APJ*d0成田国際 毎日運航に変更(APJ*d0→APJ)
※令和03年10月28日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和03年09月17日:APJ*d0成田国際 再開
※令和03年09月08日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和03年09月07日:APJ*d0成田国際 長期欠航
※令和03年08月19日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d0)
※令和03年07月21日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))、APJ*d0成田国際 毎日運航に変更(APJ*d0→APJ)
※令和03年07月02日:APJ成田国際 再開(一部曜日のみの運航/APJ→APJ*d0)
※令和03年05月10日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和03年05月06日:APJ*d0成田国際 長期欠航
※令和03年04月28日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和03年04月13日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和03年03月30日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d0)
※令和03年03月18日:JJP(JAL*d2)成田国際 再開
※令和03年03月11日:JAL*d3大阪国際 再開
※令和03年02月19日:APJ成田国際 就航
※令和03年02月01日:JAL*d3大阪国際 長期欠航
※令和03年01月20日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 長期欠航
※令和03年01月13日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和02年10月30日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和02年08月18日:JJP(JAL*d2)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和02年08月01日:JJP(JAL*d2)*d0成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d2)*d0→JJP(JAL*d2))
※令和02年06月03日:JJP(JAL*d2)成田国際 再開(一部曜日のみの運航/JJP(JAL*d2)→JJP(JAL*d2)*d0)
※令和02年06月01日:ANA東京国際・ANA*d4大阪国際 再開
※令和02年04月20日:ANA東京国際・ANA*d4大阪国際 長期欠航
※令和02年04月10日:JJP(JAL*d2)成田国際 長期欠航
※令和02年04月09日:IBX(ANA)大阪国際 再開
※令和02年04月02日:IBX(ANA)大阪国際 長期欠航
※令和02年01月06日:ANA*d4中部国際 運休(1/5最終運航)
※令和元年12月27日:ANA*d4中部国際 就航
※平成27年10月25日:JJP(JAL*d2)関西国際 運休(10/25最終運航)
※平成26年10月09日:JJP(JAL*d2)関西国際 就航
※平成26年03月30日:IBX(ANA)大阪国際 就航
※平成25年03月31日:JJP(JAL*d2)成田国際 就航
※平成24年03月25日:IBX(ANA)大阪国際 運休(3/24最終運航)
※平成23年07月01日:ANA*d4中部国際 運休(06/30最終運航)、IBX(ANA)中部国際 新設
※平成22年10月31日:JAC大阪国際 運休(10/30最終運航)、SNA(ANA)東京国際・JAL大阪国際 新設
※平成22年07月01日:IBX(ANA)大阪国際 新設

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H22.4.1 ANA新千歳・函館・大館能代・秋田・庄内・仙台・福島・新潟・富山・小松・能登 新設、H23.2.1 JAL新千歳・函館・青森・三沢・秋田・山形・仙台・新潟・小松 新設、H25.3.31 ANA稚内 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)JJA
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年04月01日:KALソウル仁川 運休(3/30最終運航)
※令和06年01月20日:KALソウル仁川 就航
※令和05年06月22日:[国際線定期便新規就航]JJAソウル仁川 就航
※令和元年08月19日:[国際線定期便全便運休]TWBソウル 運休(8/18最終運航)
※令和元年08月12日:TWB釜山 運休(8/9最終運航)
※令和元年07月24日:TWB務安 運休(7/22最終運航)
※平成31年03月31日:KAL(JAL)ソウル 運休(3/29最終運航)
※平成31年01月02日:KAL(JAL)ソウル仁川 就航(冬期期間就航)
※平成30年03月26日:KALソウル 運休(3/24最終運航)
※平成30年12月22日:TWB務安・TWB釜山金海 就航
※平成30年03月07日:ESRソウル 運休(3/4最終運航)
※平成30年01月17日:ESRソウル仁川 就航
※平成30年01月03日:KALソウル仁川 就航(冬期期間就航)
※平成29年10月29日:MDA*i1台中 運休(10/26最終運航)
※平成29年03月01日:KALソウル 運休(2/26最終運航)
※平成29年01月01日:KALソウル仁川 就航(冬期期間就航)
※平成28年09月15日:MDA*i1台中 就航
※平成28年06月02日:TWBソウル仁川 再開
※平成28年04月21日:熊本地震に伴いTWBソウル 一時運休(4/20最終運航)
※平成28年03月02日:KALソウル 運休(2/28最終運航)
※平成28年01月08日:KALソウル仁川 就航(冬期期間就航)
※平成27年03月29日:KALソウル 運休(3/27最終運航)
※平成27年01月02日:KALソウル仁川 就航(冬期期間就航)
※平成26年09月24日:TWBソウル仁川 就航
※平成26年07月04日:KALソウル 運休(6/29最終運航)
※平成26年04月25日:KALソウル JAL共同運航便化
※平成23年12月30日:KALソウル仁川 再開
※平成23年04月01日:東日本大震災に伴いKALソウル仁川 一時運休

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大分空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
大分空港旅客ビルの公式サイト△(大分航空ターミナル株式会社)
空旅おおいた◎(大分空港国際化等利用促進期成会)
大分空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※大分空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2008.08.12
前調査日 2019.04.21

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宮崎_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)
日本空港情報館
宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)

KMI000.jpg
宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)

■飛行場の概要
宮崎県宮崎市にある国管理空港(旧・第2種空港)です。
昭和18年12月に旧海軍基地として開港、米軍基地などを経て昭和29年11月に民間空港としてスタートした宮崎の空の玄関です。地方空港としては珍しく鉄道が乗り入れる利便性の高い空港となっています。平成26年10月に開港60周年を記念して「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称が付きました。
令和7年1月7日現在、国内線はJAL(日本航空・ジェイエア)、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、ソラシドエア、オリエンタルエアブリッジ、ジェットスター・ジャパン、Peach Aviationにより7路線、国際線はアシアナ航空、Tigerair Taiwanにより2路線が運航しています。


■飛行場種別:国管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:国土交通大臣
■滑走路延長:2500m
■空港コード:KMI/RJFM
■旅客ビル管理者:宮崎空港ビル


■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模/中央吹抜(オアシス広場)が目立つターミナルビルです。館内外のさまざまな装飾や植栽は見ているだけで楽しめます。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所 有/ターミナルパンフ 有/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有/モニュメントが豊富です。
■売店の充実度:◎◎◎== 売店9店・飲食店8店・免税店1店/商品数は多く、宮崎県全域の土産が手に入ります。マンゴーなどを利用した土産が充実。鹿児島土産も若干あり。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道 直結(JR宮崎空港駅)/バス 有/県庁所在地の中心駅宮崎駅へ8分と至近。バス路線も充実。


※就航路線は令和7年1月7日、そのほかの情報は令和6年10月現在のものです。
ターミナル概要
KMI001.JPG旅客ターミナルの特徴
(写真は令和6年10月撮影)
平成2年に誕生、平成11年に増改築を行ったターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、売店、3階に飲食店とギャラリー、4階(屋上)に送迎・展望デッキがあります。
中央部に大きな吹抜があり、各階ともこの吹抜を囲むように施設が配置されています。この吹抜の1階部分はオアシス広場となっており、さまざまなイベントの会場になっています。
ターミナル内のサインは、濃灰地が主で、出発関係は緑、到着関係は黄、国際線案内は青、そのほかは白の文字になっています。
KMI002.jpgターミナル前面
(写真は令和6年10月撮影)
白い柱と白い平らな屋根が特徴の前面です。ターミナルビルとの間には、さまざまな植栽が見られます。
バスのりばは4か所です。(宮崎駅前まで約25分、昼間1時間に3本程度の高頻度運行)
空港特化のリムジンバスではなく、宮崎県内各地を結ぶ高速バスの空港経由が多いです。特に空港行の際に乗り間違いに注意が必要です。(全て宮崎交通)
■1番のりば
宮崎空港線 新名爪行※ *A)*H)
宮崎空港線 宮崎駅行(福祉センター経由)※ *A)*G)
宮崎空港線 宮崎駅行(南バイパス経由)※ *B)*G)
都城線 宮崎駅行(南バイパス経由)*B)*G)
日南線 宮崎駅行(農高前経由)*E)*G)
小林線 小林駅行(宮崎駅経由)※ *D)*G)
小林線 小林駅行(宮崎ナナイロ前経由)※ *D)*F)
小林線 小林駅行(福祉センター・宮崎ナナイロ前経由)※ *C)*F)
■2番のりば
日南線 飫肥行(鵜戸神宮経由・未経由)
■3番のりば
都城線 西都城駅前バスセンター行
■4番のりば
シーガイア線 シーガイアクラブハウス前行(宮崎港経由・イオンモール宮崎前経由)※
※は空港始発

◆宮崎市中心部方面は、経路地が微妙に異なる様々な路線が乗り入れていますので注意が必要です。紛らわしいのは、同じ行き先でも、便によって経由地が細かく分かれていること。しかも公式サイトの一覧時刻表はその違いが明確に書かれていません。非常に分かりにくいので、要注意です。

(空港-宮交シティの区間)
国道220号線を通る南バイパス経由と県道367号線経由の主に2ルートが存在。南バイパス経由で立和口、福祉センターのそれぞれに停車/未停車があります。
*A)[南バイパス経由=宮崎空港線の一部]:立和口、山崎台、宮崎運輸支局入口、月見ヶ丘6丁目、福祉センター
*B)[南バイパス経由=都城線、宮崎空港線の一部]:立和口、山崎台、宮崎運輸支局入口、月見ヶ丘6丁目
*C)[南バイパス経由=小林線の一部]:山崎台、宮崎運輸支局入口、月見ヶ丘6丁目、福祉センター
*D)[南バイパス経由=小林線の一部]:山崎台、宮崎運輸支局入口、月見ヶ丘6丁目
*E)[県道367号線経由=日南線]:西立和口、津和田、田吉、南部病院前、農高前、中恒久

(宮交シティ-宮崎市中心部-宮崎駅の区間)
中心部は橘通り一帯で、宮崎駅から徒歩10分ほど離れています。橘通りから宮崎駅まで行かない便もあります。
また、橘通り3丁目交差点(国道220号線と国道10号線、県道25号線の交点)のバス停は場所により停留所名が異なるので要注意です。
・北西側(北向き):ホテルルートイン宮崎橘
・北西側(東向き):MRT前
・北東側(南向き):野村證券前
・北東側(東向き):カリーノ宮崎前
・南東側(南向き):(停留所無し)
・南東側(西向き):山形屋前
・南西側(北向き):宮崎ナナイロ前
・南西側(西向き):(停留所無し)
*F)[宮崎ナナイロ前経由=小林線の一部]:南宮崎駅前通り(空港発のみ)、中村2丁目、中村1丁目、橘橋南詰、橘通り1丁目、橘通り2丁目、宮崎ナナイロ前(空港発)/MRT前(空港行)、←→(小林方面)
*G)[宮崎駅経由=宮崎空港線の一部、小林線の一部、都城線、日南線]:南宮崎駅前通り(空港発のみ)、中村2丁目、中村1丁目、橘橋南詰、橘通り1丁目、橘通り2丁目、橘通り3丁目、カリーノ宮崎前(空港発)/山形屋前(空港行)、郵便局前、高千穂通り2丁目、宮崎駅
*H)[宮崎駅未経由=宮崎空港線の一部]:南宮崎駅前通り(空港発のみ)、中村2丁目、中村1丁目、橘橋南詰、橘通り1丁目、橘通り2丁目、橘通り3丁目、ホテルルートイン宮崎(空港発のみ)、←→(新名爪方面)

◆南方面(都城線、日南線(飫肥方面)の各路線)は、都城-空港-宮崎市中心部、飫肥-空港-宮崎市中心部の区間で運行される、空港を経由する系統です。都城線のみ宮交シティ-宮崎駅間で乗降制限があり、宮交シティ→宮崎駅は降車のみ、宮交シティ←宮崎駅は乗車のみ可能。
◆北方面(小林線、宮崎空港線の各路線)は、空港-宮崎市中心部-小林、空港-宮崎市中心部の区間で運行される、空港を始発・終着とする系統です。

※令和05年05月08日:新名爪行 新設
※令和03年12月28日:宮崎駅行(宮交シティまで直行・途中停留所降車のみ) 新設(年末運行〜12/31)
※令和02年12月25日:宮崎駅行(橘通経由・途中停留所降車のみ) 新設(年末年始運行〜1/3)
※令和02年10月01日:ボンベルタ橘前経由を宮崎ナナイロ前経由に変更(停留所名称変更)
※令和?*年**月**日:宮崎駅行(ニトリモール宮崎経由)、西都バスセンター行 運休
※平成31年04月03日:鹿児島中央駅行 運休(出発便は3/30・到着便は3/31最終運行)
※平成30年10月01日:延岡駅前行 運休
※平成29年08月28日:急行路線バス サンシャインミヤザキ シェラトングランデ行・フェニックス動物園行・青島行 運休
※平成29年07月22日:急行路線バス サンシャインミヤザキ シェラトングランデ行・フェニックス動物園行・青島行(宮崎交通) 新設
※平成28年10月01日:青島行 運休
※平成27年10月01日:シーガイアクラブハウス前行(宮崎港経由) 新設、延岡駅前バスセンター行 経由地一部変更
※平成27年04月23日:宮崎駅行(たまゆらの湯経由) 運休、宮崎駅行(ニトリモール宮崎経由) 新設
※平成27年04月01日:鹿児島中央駅行(宮崎交通・南国交通) 新設
※平成26年11月01日:青島行(宮崎交通) 新設
※平成26年08月31日:延岡行(ハッコートラベル) 運休
※平成26年07月01日:延岡行(ハッコートラベル) 新設
※平成26年04月01日:延岡駅前バスセンター行(宮崎交通・JR九州バス) 新設
※平成**年**月**日:イオン宮崎SC前行、西都バスセンター行(農業高校前経由)、国立東病院行 運休

出発・到着施設
KMI002d.jpgチェックインロビー
(写真は令和6年10月撮影)
1階、ランド側から見て左側に国内線チェックインロビー、右側に到着ロビーと国際線チェックインロビーが設置されています。
KMI003d.jpg国内線(チェックインカウンタ)
(写真は令和6年10月撮影)
1階、ランド側から見て左側に設置されています。
建物端側からジェットスター・ジャパン、日本航空グループ(JAL・JAR)、Peach Aviation、ソラシドエア(SNA)、ANAグループのカウンタが並んでいます。
SNAはこの空港が本拠地ですが、全便ANAと共同運航しており、SNAの専用カウンタは狭く、実質的にSNAとANAグループのカウンタは一体化されています。1番を航空券購入窓口、2番・3番を搭乗手続窓口、4番を手荷物受付窓口として共通利用しています。
オリエンタルエアブリッジ(ORC)は、全便ANAと共同運航しており、ANAカウンタで手続きが行われます。
※ORCは、平成21年11月1日まではSNAとANAの間に自社カウンタを設けていました。

※平成29年12月21日:JJP就航
※平成29年10月29日:ORC就航(ANAカウンタで手続き)
※平成29年03月26日:アイベックスエアラインズ 全便運休
※平成28年07月01日:日本エアコミューター 全便運休
※平成27年08月28日:Peach Aviation 就航
KMI002i.jpg国際線(チェックインロビー)
(写真は令和6年10月撮影)
国際線のチェックインロビーは、1階、ランド側から見て右側に設置されています。
中央寄りがチェックインロビー区域になっています。
KMI003i.jpg国際線(チェックインカウンタ)
(写真は令和6年10月撮影)
航空会社の位置を特定していない共用カウンタです。

※令和06年11月26日︰TTW 就航
※平成30年10月28日:CRK 全便運休
※平成29年12月21日:ESR 就航
※平成27年03月28日:CRK 就航
※平成22年01月21日:CALチェックインカウンタ 新設
KMI005d.jpg出発ロビー
(写真は令和6年10月撮影)
出発ロビーは、2階中央の左右に分かれて設置されています。国内線は左右いずれも、国際線はランド側から見て右側です。
KMI004d.jpg国内線(出発口(出発保安検査場))
(写真は令和6年10月撮影)
国内線出発口(保安検査場)は、2階中央部の奥に設置されています。左右両方から向かえます。
案内掲示は、濃灰地に白文字の反転フラップ板が採用されています。
KMI004i.jpg国際線(出発口・搭乗待合室)
(写真は令和6年10月撮影)
国際線出発口(保安検査場)は、2階ランド側から見て右側に設置されています。
平成30年3月に専用の出発口が新設されました。出国待合室には、免税店も設けられています。
平成30年3月までは、国内線搭乗待合室を経由して乗る形になっており、国内線搭乗待合室内7番搭乗口前付近に国際線の出発口がありました。入口奥に保安検査場が再度あった配置でした。

※平成30年03月30日:国際線専用出発口 新設
08-1.jpg国内線(搭乗待合室)
(写真は平成21年12月撮影)
2階エプロン側は全面に渡って国内線搭乗待合室になっています。各搭乗橋は待合室に直結しており、地方空港としては珍しく到着客が混在する待合室です。5番・6番から11番までの7か所の搭乗橋があります。5番・6番は奥に国際線側からの入口もあります。
「花」と「森」の板張りのデッキ区域が2か所あります。
搭乗待合室内には、売店2店(WING EAST・WING WEST)、ラウンジ1か所(ラウンジ大淀)があります。
※令和02年07月30日:京浜急行電鉄自動券売機 終了
KMI043.jpg搭乗橋(ひなたらくちんブリッジ)
(写真は令和6年10月撮影)
小型機対応ロングPBB「ひなたらくちんブリッジ」が設置されています。
地上高2.2mまでしか航空機に接続できなかったものが地上1.1mまで対応できるようになり、小型機でも搭乗橋からの搭乗ができるようになっています。

※平成29年12月26日:ひなたらくちんブリッジ 新設
KMI007d.jpg国内線(到着手荷物受取場)
(写真は令和6年10月撮影)
1階中央部分にあります。手荷物受取場のベルトは3か所あります。
KMI008d.jpg国内線(到着口)
(写真は令和6年10月撮影)
1階中央部分にあります。出口は3か所あります。
案内掲示は、濃灰地に白文字の反転フラップ板が採用されています。
KMI009d.jpg国内線(到着ロビー)
(写真は令和6年10月撮影)
1階中央部分にあります。
到着口正面には総合インフォメーションと飲食店パームがあります。
KMI008i.jpg国際線(到着口)
(写真は令和6年10月撮影)
1階、ランド側から見て右端に設置されています。バゲージクレーム、出口とも1か所です。
案内掲示は、濃灰地に白文字の反転フラップ板が採用されています。
KMI009i.jpg国際線(到着ロビー)
(写真は令和6年10月撮影)
国際線の到着ロビーは、1階、ランド側から見て右側に設置されています。
建物端側が到着ロビー区域になっています。

各種施設
KMI011.JPG
燦々市場
KMI011-2.jpg
日向屋
売店
(写真は令和6年10月撮影)
売店は2階を中心に1階と2階に点在。2階は中央部周辺がほぼ全面が売店になっています。マンゴーやみかんなど南国の食材を使ったものが目立ちます。マスコットの「クーゴくん」に関連したものなど宮崎空港グッズも販売されています。

・1階チェックインロビー:1店舗(セブンイレブン)
・2階出発ロビー:5店舗(JAL PLAZA、燦々市場、ANAFESTA、モーブークック、日向屋)
・2階国内線搭乗待合室内:飲食併設売店2店舗(WING EAST、WING WEST)
・2階国際線出国待合室内:免税店1店舗

※令和05年?*月**日:チャイディー 閉店
※令和05年10月01日:BLUESKYをJAL PLAZAに変更
※令和?*年**月**日:1F売店、チャレンジショップ 閉店
※令和02年02月20日:セブンイレブン 開店
※令和元年12月24日:神都高千穂そら市場 閉店
※平成29年07月20日:西売店/薬局売店、本・雑誌売店 閉店、燦々市場・モーブークック 開店
※平成27年10月27日:神都高千穂そら市場 開店
KMI012.jpg飲食店
(写真は令和6年10月撮影)
飲食店は3階を中心に1階から3階に点在しています。 3階中央部周辺にレストラン街があります。

・1階到着ロビー:2店舗(響、パーム)
・2階出発ロビー:1店舗(カンナ)
・3階:5店舗(わたつみ、夢かぐら、マリィリア、コスモス、萩之茶屋)

※平成24年07月**日:響 開店
※平成24年07月16日:ちゃんぽん亭 閉店
※平成22年12月21日:夢かぐら 開店
※平成22年11月30日:魚山亭 閉店
KMI013.jpg
ブーゲンラウンジひなた・RELAX GARDEN COCOTHAI
KMI013-2.jpg
ふるさと納税返礼品市場
サービス店・ラウンジ
(写真は令和6年10月撮影)
サービス店は1階を中心にあります。
令和6年10月現在、1階ショールームは、ふるさと納税返礼品市場となっており、宮崎市の「#ふるさと納税自販機」が設置されています。

・1階チェックインロビー:サービス店2店舗(1階ショールーム、RELAX GARDEN COCOTHAI)、カードラウンジ(ブーゲンラウンジひなた)
・2階国内線搭乗待合室内:航空会社ラウンジ(ラウンジ大淀)

※令和02年03月26日:RELAX GARDEN COCOTHAI、ブーゲンラウンジひなた 開店
KMI017.jpg会議室・レセプションルーム等
(写真は令和6年10月撮影)
・2階:レセプションルーム(海幸・山幸)
・3階:レセプションルーム(天照)、有料会議室(BusinessRoom 天岩戸)、有料待合室(手力雄・鈿女)

※令和04年03月14日:BusinessRoom 天岩戸 新設
KMI019-2.jpgオアシス広場
(写真は令和6年10月撮影)
中央部は3階までの吹抜空間になっており、1階はオアシス広場になっています。
イベント会場で催事が無いときは立ち入りできません。
KMI010.jpg送迎デッキ
(写真は平成27年2月撮影)
4階屋上部分は送迎デッキになっています。入場料は無料。
平成22年4月に床面がウッドデッキ化され、フェンスのワイヤー化が行われています。屋根が一部にあります。一部をエアプレインパーク区画になっています。
デッキ入口わきに空港模型が展示されています。
KMI032.jpg
エアプレインパーク入口
KMI034.jpg
展示機材
エアプレインパーク
(写真は令和6年10月撮影)
送迎デッキの一部はエアプレインパークとなっています。平成24年7月、宮崎空港ビル50周年を記念して整備されています。航空大学校仙台分校で活躍していたビーチクラフトC90Aキングエア機が展示されており、日中、コクピット見学が可能です。
送迎デッキへの出口手前はエアプレインパークの装飾がされていて、階段側からの出口に宮崎空港ターミナルの模型展示、エレベータ側からの出口にミニ滑走路があります。
KMI015.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和6年10月撮影)
正面に宮崎市の市街地が広がります。正面の建物は航空大学校の施設です。建物の端までやや距離があり、搭乗橋に接続している飛行機を撮るにはギリギリの構造です。ターミナルビルは滑走路の南側に位置しており、終日順光条件です。赤江飛行場時代に使用されていた掩体壕も滑走路の先に見ることができます。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
KMI033.jpg神社
(写真は令和6年10月撮影)
送迎デッキの端にひっそりと神社があります。
一般公開はされていません。
見えるところに屋上神社がある空港は珍しいのではないでしょうか。
KMI031.jpgエアポートギャラリー
(写真は令和6年10月撮影)
3階の吹き抜け回りはエアポートギャラリーになっています。宮崎関係の絵画や写真作品が展示されています。
開館時からある日本初の施設だそうです。
KMI018.jpgもしもしコーナー
(写真は令和6年10月撮影)
2階出発ロビーと搭乗待合室の間は一部がガラス張りになっており、もしもしコーナーが設置されています。
KMI041.jpgウエルカム広場
(写真は令和6年10月撮影)
ターミナルの東側にウエルカム広場があります。宮崎の名所を模したものを配した広場で、リゾート地宮崎らしく小さなパターゴルフ場「青島コース」、青島の鬼の洗濯板を小さく再現した展示があります。
KMI016.jpgモニュメント
(写真は令和6年10月撮影)
館内のモニュメントは非常に多く見られます。
最も目立つのは、中央吹抜オアシス広場にある西日本一のステンドグラスとからくり時計で、空港の名物になっています。からくり時計は高千穂の夜神楽をモデルにしたものです。ステンドグラス「花ートロピカルM」は宮崎県と6市を表現しているそうで、3階に解説タッチパネルが設置されています。
ターミナル前面には数多くの彫刻が展示されています。
また、館内・周辺には愛称となっている「ブーゲンビリア」をはじめとする多くの植栽があり、南国宮崎らしい華やかさが感じられる館内になっています。
KMI044.jpgパタパタ板
(写真は令和6年10月撮影)
令和6年10月現在、宮崎空港では、出発口、到着口の発着案内で反転フラップ式案内表示器(パタパタ板)が現役です。
KMI042.jpgひなたぬくぬくベンチ
(写真は令和6年10月撮影)
「いま、宮崎県で座れます。」
宮崎県出身の俳優温水洋一氏の銅像と座れる「ひなたぬくぬくベンチ」があります。
「日本のひなた宮崎県」をPRするベンチで、晴れている日は正面玄関、天気が悪い日はオアシス広場正面に置かれています。
※平成28年12月15日:ひなたぬくぬくベンチ 新設
KMI017.jpg太陽光発電システム
(写真は平成27年2月撮影)
屋上に太陽光パネルが設置されています。展望デッキから見える位置に設置されており、日々の発電量を掲示しています。
KMI036.jpg
正面の空港モニュメント
KMI019.jpg
愛称の解説展示とブーゲンビリア
愛称ブーゲンビリア
(写真は令和6年10月撮影)
宮崎空港の愛称は「宮崎ブーゲンビリア空港」です。
ブーゲンビリアは、宮崎空港ビル初代社長の岩切章太郎氏(宮崎交通創業者)が中心となり、宮崎を南国ムードのある観光地にするために、宮崎県内各地に植え付けたを進めた花です。宮崎県の玄関口である空港にもたくさんのブーゲンビリアが植えられてシンボル的存在になっています。平成27年には空港で新種が発見され「エリザベスアンガス章太郎」と命名されています。
初めて聞くと何とも不思議な愛称ですが、経緯を知ると納得の命名です。

※平成26年10月26日:愛称「宮崎ブーゲンビリア空港」決定

アクセス施設
KMI021.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和6年10月撮影)
宮崎市中心部からも近く鉄道も乗り入れる空港ですが、駐車場も充実。
ターミナルビル正面に有料駐車場があります。クレジットカードによる支払いも可能です。
KMI024.jpg地上アクセス施設(駐輪場)
(写真は令和6年10月撮影)
宮崎市中心部から近いということもあり、宮崎空港駅の高架下に一般客も利用できる駐輪場があります。自転車ラックを設けた本格的なものになっています。
KMI022.jpg鉄道アクセス施設(JR宮崎空港駅)
(写真は令和6年10月撮影)
空港ターミナルビルのすぐ西側までJR宮崎空港線が乗り入れています。平成8年に新しく整備して乗り入れたもので、鉄道直結は地方のローカル空港としては日本初です。
県庁所在地宮崎市の中心駅、宮崎駅まで約8分と、抜群のアクセスの良さを誇ります。
KMI025.jpg地上アクセス施設(レンタカー送迎車のりば)
(写真は令和6年10月撮影)
駐車場の一角にレンタカー送迎車のりばがあります。
レンタカー各社は空港入口付近に点在しています。レンタカーカウンタで受け付けたのち、ここから送迎車により送迎するとなります。
KMI026.jpg地上アクセス施設(団体バスのりば)
(写真は令和6年10月撮影)
ランド側から見てターミナルの右側(東側)に団体バスのりばがあります。
ウエルカム広場の先にあります。

周辺見どころ施設
17.jpg空港西方、旧正面入口
(写真は平成21年12月撮影)
戦時中から使用されている宮崎空港。
写真は滑走路南西側にある道路から空港側を眺めたところです。この道路は、日本軍基地時代の正面道路で、写真奥には古い門柱が残されています。そのわきには基地の慰霊碑が建てられています。
KMI035.jpg掩体壕
(写真は令和6年10月撮影)
空港北西側などにいくつか掩体壕が残っています。現地は民有地なので近づくことはできません。
送迎デッキに解説文が設置されており、はっきり分かります。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
成田国際(成田)JJP(JAL*d7)
東京国際(羽田)SNA(ANA)・JAL・ANA
中部国際(セントレア)SNA(ANA)・ORC(ANA)*d2
大阪国際(伊丹)ANA・JAL*d5
関西国際(関空)APJ
福岡JAL*d5・ORC(ANA)*d2・ANA*d6
那覇SNA(ANA)
*d1:一部曜日のみの運航
*d2:ANA機材による運航
*d3:JEXによる運航便あり
*d4:ANKによる運航便あり
*d5:JARによる運航便あり
*d6:AKXによる運航便あり
*d7:JAL共同運航便はJAL国際線との乗継時のみ


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年04月01日:JAL大阪国際 運休(3/31最終運航)、JEX大阪国際 就航
※平成21年11月01日:ANA那覇・ORC長崎 運休(10/31最終運航)、SNA(ANA)那覇 就航
※平成22年10月31日:JAC大阪国際・JAC広島西・JAL福岡 運休、JAL大阪国際 就航
※平成23年03月01日:JEX大阪国際 運休(02/28最終運航)
※平成24年03月25日:ANA福岡 就航
※平成24年04月01日:ANK合併によりANAに変更(ANA*d4→ANA)
※平成24年07月01日:IBX(ANA)大阪国際・IBX(ANA)福岡 就航
※平成24年09月15日:IBX(ANA)大阪国際 運休(期間運休)
※平成24年11月01日:IBX(ANA)大阪国際 就航
※平成25年01月27日:IBX(ANA)大阪国際 運休(期間運休)
※平成25年02月20日:IBX(ANA)大阪国際 就航
※平成25年03月31日:JAC大阪国際・JAL*d5福岡 就航
※平成26年03月30日:IBX(ANA)大阪国際・JAC大阪国際・JAL*d5福岡 運休(3/29最終運航)
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに変更(JAL*d3→JAL)
※平成27年07月01日:JAL*d5福岡 就航
※平成27年08月28日:APJ関西国際 就航
※平成27年09月01日:JAL*d5福岡 運休(8/31最終運航)
※平成28年01月07日:JAL*d5福岡 就航
※平成28年03月27日:IBX(ANA)中部国際 就航
※平成28年07月01日:JAC福岡 運休(6/30最終運航)
※平成29年03月26日:IBX(ANA)中部国際・IBX(ANA)福岡 運休(3/25最終運航)
※平成29年10月29日:ORC(ANA)*d2福岡 就航
※平成29年12月21日:JJP(JAL*d7)成田国際 就航
※令和02年03月29日:SNA(ANA)中部国際 就航
※令和02年04月10日:JJP(JAL*d7)成田国際・ANA中部国際・APJ関西国際 長期欠航
※令和02年04月17日:ANA*d6福岡 長期欠航
※令和02年04月20日:ANA東京国際 長期欠航
※令和02年05月01日:APJ関西国際 再開
※令和02年05月07日:APJ関西国際 長期欠航
※令和02年06月01日:ANA東京国際 再開
※令和02年06月19日:APJ関西国際 再開
※令和02年07月10日:JJP(JAL*d7)成田国際 再開(一部曜日のみの運航/JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和02年07月22日:ANA中部国際 再開、JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和02年08月01日:ANA*d6福岡 再開、APJ成田国際 就航
※令和02年08月18日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和02年09月01日:ANA*d6福岡 長期欠航(再欠航)
※令和02年09月08日:APJ成田国際・APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和02年10月01日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 長期欠航
※令和02年10月25日:ANA*d6中部国際 長期欠航
※令和02年11月01日:ANA*d6中部国際 再開
※令和02年11月03日:JJP(JAL*d7)成田国際 再開(一部曜日のみの運航/JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和02年12月01日:ANA*d6福岡 再開
※令和02年12月25日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和02年12月26日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年01月01日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年01月07日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)、APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年01月15日:ANA*d6中部国際 長期欠航
※令和03年01月17日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 長期欠航
※令和03年01月19日:APJ*d1成田国際・APJ*d1関西国際・ANA*d6福岡 長期欠航
※令和03年02月01日:JAL*d5大阪国際 長期欠航
※令和03年02月07日:JAL*d5大阪国際 再開(一部曜日のみの運航/JAL*d5→JAL*d1*d5)
※令和03年03月01日:JAL*d1*d5大阪国際 長期欠航
※令和03年03月11日:JAL*d5大阪国際 再開
※令和03年03月12日:ANA*d6中部国際・ANA*d6福岡 再開
※令和03年03月13日:APJ*d1成田国際・APJ*d1関西国際 再開
※令和03年03月20日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 再開
※令和03年03月26日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年04月06日:APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年04月28日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年04月29日:ANA*d6福岡 長期欠航(再欠航)
※令和03年05月06日:APJ関西国際 長期欠航
※令和03年05月10日:APJ*d1成田国際 長期欠航
※令和03年05月13日:ANA*d6中部国際 長期欠航
※令和03年06月18日:APJ関西国際 再開(一部曜日のみの運航/APJ→APJ*d1)
※令和03年07月02日:APJ*d1成田国際 再開
※令和03年07月09日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和03年07月21日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年07月29日:APJ*d1成田国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年08月06日:ANA*d6中部国際 再開
※令和03年08月17日:ANA*d6中部国際 長期欠航
※令和03年08月24日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年09月01日:APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年09月06日:APJ*d1成田国際 長期欠航
※令和03年09月07日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和03年09月17日:APJ*d1成田国際 再開
※令和03年10月01日:ANA*d6中部国際 再開
※令和03年10月14日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和03年10月28日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和03年11月01日:APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和03年12月24日:ANA*d6福岡 再開、APJ*d1成田国際・APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和04年01月25日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和04年01月27日:ANA*d6福岡 長期欠航
※令和04年02月09日:APJ関西国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和04年02月14日:APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和04年03月01日:APJ*d1成田国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和04年03月10日:APJ*d1関西国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和04年03月11日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和04年03月18日:ANA*d6福岡 再開
※令和04年04月01日:ANA*d6福岡 長期欠航
※令和04年04月28日:ANA*d6福岡 再開
※令和04年05月09日:ANA*d6福岡 長期欠航
※令和04年05月11日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和04年06月01日:ANA*d6福岡 再開、APJ成田国際 一部曜日のみの運航に変更(APJ→APJ*d1)
※令和04年07月14日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和04年07月15日:APJ*d1成田国際 毎日運航に変更(APJ*d1→APJ)
※令和04年09月06日:JJP(JAL*d7)成田国際 一部曜日のみの運航に変更(JJP(JAL*d7)→JJP(JAL*d7)*d1)
※令和04年10月26日:JJP(JAL*d7)*d1成田国際 毎日運航に変更(JJP(JAL*d7)*d1→JJP(JAL*d7))
※令和04年10月30日:JJP(JAL*d7)成田国際 運休
※令和05年03月26日:ANA*d6中部国際 運休、ORC(ANA)*d2中部国際 就航
※令和05年08月10日:ANA*d6中部国際 就航(短期間就航)
※令和05年08月22日:ANA*d6中部国際 運休
※令和05年12月28日:ANA*d6福岡 運休
※令和06年01月05日:ANA*d6福岡 就航
※令和06年12月25日:ANA*d6中部国際 就航(短期間就航)
※令和06年12月28日:ANA*d6福岡 運休
※令和06年01月06日:ANA*d6福岡 就航
※令和07年01月07日:ANA*d6中部国際 運休

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H22.4.1 ANA新千歳・函館・大館能代・秋田・庄内・仙台・福島・新潟・富山・小松・能登 新設、H23.2.1JAL新千歳・函館・青森・三沢・秋田・山形・仙台・新潟・小松 新設、H25.3.31 ANA稚内 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)AAR
[台湾]台北 TPE(桃園)TTW
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成22年01月21日:CAL台北 就航
※平成27年03月28日:CRK*i1香港 就航
※平成27年10月28日:CRK*i1香港 定期便化
※平成29年02月22日:CAL台北 JAL共同運航便化
※平成29年12月21日:ESRソウル仁川 就航
※平成30年10月31日:CRK香港 運休(10/27最終運航)
※令和元年09月19日:ESRソウル 運休(9/17最終運航)
※令和元年12月03日:ESRソウル仁川 就航
※令和02年03月05日:ESRソウル 長期欠航
※令和02年02月**日?:CAL(JAL)台北 長期欠航
※令和02年03月11日:AAR(ANA)ソウル 長期欠航
※令和02年03月31日:[国際線定期便全便運休]ESRソウル 運休
※令和05年09月27日:[国際線定期便運航再開]AARソウル仁川 再開
※令和06年11月26日︰TTW台北桃園 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■宮崎空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
宮崎空港旅客ビルの公式サイト△(宮崎空港ビル株式会社)
宮崎空港振興協議会の公式サイト△
宮崎空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※宮崎空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.12.16
前調査日 2024.10.01
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函館_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/函館空港
日本空港情報館
函館空港

HKDtop.jpg
函館空港

■飛行場の概要
北海道函館市にある国管理空港(旧・第2種空港)です。
昭和36年に開港した道南の空の玄関で、北海道第2位の旅客数を誇ります。函館の副都心に当たり全国的に知られている湯の川温泉近くに立地しています。函館市の中心地からも10キロ弱しか離れておらず、非常に利便性の高い空港です。平成6年に国際線が開設されています。
特定運営事業等の運営移行で、民間に一括運営委託された北海道七空港のひとつです。令和2年1月にビル施設等事業の民間委託が開始されています(既存空港ビル会社である函館空港ビルデングを空港運営受託者である北海道エアポートが完全子会社化することによる開始)。令和3年3月1日、空港事業全体の完全民営化がスタートしました。
日本航空は平成に入ってからの就航。令和7年1月7日現在、国内線はJAL(日本航空・ジェイエア・北海道エアシステム)、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)、AIRDOにより6路線、国際線はTigerair Taiwan、スターラックス航空により1路線が運航されています。


■飛行場種別:国管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:(設置管理)国土交通大臣 (運営権者)北海道エアポート
■滑走路延長:3000m
■空港コード:HKD/RJCH
■旅客ビル管理者:北海道エアポート※
※旅客ビルは令和4年3月31日まで函館空港ビルデングが管理運営。同社は令和2年1月15日に北海道エアポートの完全子会社となり、北海道エアポート管理・函館空港ビルデング運営に変更。令和4年4月1日に北海道エアポートが函館空港ビルデングを吸収合併しています。


■施設の見どころ:◎◎◎== 中規模/外見は緑のガラス面や随所に使われている曲面が目を引きます。建設時に出た発掘物も展示。
■見学者への対応:◎◎◎== ターミナルパンフ 有(A4版三つ折り、ホット情報として手作りのパンフも用意。公式情報誌 SKY MAGAZINE有)/空港案内所 有/展望デッキ 無料/ファン向け展示 有
■売店の充実度:◎◎=== 売店9店・飲食店5店・免税店1店/函館の海産物も扱いがあります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(最寄駅は函館市電の湯の川電停で徒歩30分程)/バス 有(函館駅から約20分間隔の高頻度で運行)


※就航路線は令和7年1月7日、そのほかの情報は平成23年12月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
日本三大夜景の名所函館山(空港南西側の高台)から撮影した様子。
夜景の時間は暗くてよく見えないので、昼間の写真です。函館空港は函館市市街地に位置しており、函館山からもよく見えます。右上方面の横に細長く白くなっているところが空港区域です。空港のすぐ手前側には湯の川温泉街があります。(平成23年12月撮影)

01.jpg国内線(旅客ターミナルの特徴)
(写真は平成20年7月撮影)
ランド側から見て左側に大きな国内線ターミナル、右側に国際線ターミナルが並んで建っています。国内線は平成17年に完成した新しいもので開港以来三代目のターミナルビルです。
地上3階建て。2階は国際線ターミナルと繋がっています。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に出発ロビー、搭乗口、搭乗待合室、3階にホールや展望デッキがあります。
前面は緑色のガラス張りが目立つデザイン。ランド側は大きな吹抜となっていて非常に明るいターミナルです。
館内のサインは白地に黒文字、日本語、英語、韓国語、中国語の4か国語併記が主流。出発関係は緑地、到着関係は黄地で目立たせています。
02.jpg国内線(ターミナル前面)
(写真は平成20年7月撮影)
一部に緑色の梁を使ったガラス屋根が目立つ全面です。正面出入口は3か所で、出発側2か所は曲面自動ドアが採用されています。
サインは正方形に近い大きな自立式のものが掲げられており、出発は全面緑地、到着は全面黄地で非常に目立ちます。

バスのりばは3か所で、路線バスと空港アクセスバスがあります。(シャトルバスは日中1時間に2本程度・函館駅前まで約20分、路線バスは函館駅前まで約33分)
■1番:とびっこ(函館バス)
 7A系統 函館空港行 五稜郭回り
 7B系統 函館空港行 瀬戸川経由五稜郭回り
 7E系統 函館空港行 亀田支所前回り
 7F系統 函館空港行 瀬戸川経由亀田支所前回り
■2番:路線バスほか
 5系統 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス 函館駅前行*A(函館バス)
 75系統 日吉営業所前行(函館バス)
 96系統 函館駅前行*A(函館バス)
 大沼公園駅前行(大沼交通)
■3番:シャトルバス(函館タクシー)
 函館駅前行*A・宝来町行*A
 新函館北斗駅行
 五稜郭公園入口行

*A:函館駅前方面行は複数の系統があります。系統ごとに経由地が違うので注意が必要です。
 5系統 トラピスチヌ前・五稜郭タワー前経由
 5A系統 湯の川温泉・五稜郭タワー前経由
 96系統 空港団地入口・湯の川温泉・競輪場通経由
 シャトルバス 湯の川温泉・競輪場前経由

※令和06年05月01日:ホテルWBFグランデ函館前行を宝来町行に変更
※令和04年12月01日:快速便函館駅前行 運休
※令和03年03月28日:新函館北斗駅行 直行便に変更
※令和02年11月17日:大沼公園ポロト館行 運休、大沼公園駅前行 新設
※令和02年04月01日:5A系統 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス 函館駅前行、五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス 函館牛乳あいす118行(函館バス) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休
※令和02年03月16日:8系統 空港五稜郭快速線 五稜郭タワー行(函館バス) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休
※平成31年04月01日:系統番号 変更(100系統→8系統、29系統→75系統)、系統番号 新設(五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス:5系統、とびっこ:7A系統・7B系統・7E系統・7F系統)、5A系統函館駅前行・函館牛乳あいす118行 新設
※平成29年11月01日:29系統日吉営業所前行 新設
※平成28年12月10日:五稜郭公園入口行 新設
※平成28年11月01日:100系統五稜郭タワー行 新設
※平成28年10月14日:函館グランドホテル前行をホテルWBFグランデ函館前行に変更(ホテル名称変更)
※平成28年03月26日:五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス 函館駅前行、快速便函館駅前行(函館タクシー)、新函館北斗駅行 新設
※平成27年10月01日:JR大沼公園駅行 運休、大沼公園ポロト館行(大沼交通) 新設
※平成26年03月27日:チサングランド函館行を函館グランドホテル行に変更
※平成21年04月01日:めぐりっこ 湯の川温泉行(函館バス) 運休
04a.jpg国内線(チェックインロビー)
(写真は平成23年12月撮影)
1階はチェックインロビーと到着ロビーがあり、チェックインロビーはランド側から見て左側にあります。チェックインロビー区域は、2階までの吹抜で、ガラス張りになっているランド側から太陽光が差し込む明るい開放感あるロビーになっています。
04b.jpg国内線(チェックインカウンタ)
(写真は平成23年12月撮影)
ランド側から見て左端から日本航空グループ(JAL・JAR・HAC)、AIRDO(ADO)、ANAグループ(ANA・AKX)のカウンタが並んでいます。
ADOは、全便ANAと共同運航しており、カウンタを設けてはいるものの、ANAグループのカウンタを利用します。ANAグループカウンタの1番・2番搭乗手続・航空券購入窓口(自動チェックイン機含む)、4番・5番の手荷物受付窓口は共通利用の窓口となっています。

※平成31年03月31日:VNL 全便運休(拠点撤退)
※平成29年02月19日:バニラ・エア(VNL)就航、カウンタ新設
※平成28年10月30日:HAC JAL便名に統一
05.jpg国内線(出発ロビー)
(写真は平成20年7月撮影)
出発ロビーは、中央部の階段を上った2階に設置されています。中央部分に1階からの丸い吹抜があり、搭乗口前の狭い範囲のみ3階までの吹抜になっています。ロビー自体も狭く、イスも中央の吹抜まわりに設置されている程度です。
05b.jpg国内線(出発口)
(写真は平成23年12月撮影)
出発口は3口あり、閑散時は真ん中の1か所を利用しています。搭乗案内は黒地に白文字のフラップ板で12便まで表示できる大きなものを掲げています。新千歳便は「札幌」、札幌飛行場便は「札幌(丘珠)」と表示されます。
06.jpg国内線(搭乗待合室)
(写真は平成20年7月撮影)
出発ロビーとは逆に多くのイスが並べられている搭乗待合室です。エプロン側は全面ガラス張り。中央部に売店・軽食店(ポルックス)があります。搭乗待合室のエプロン側は全面搭乗通路となっている空港が多いですが、この空港はポルックスがエプロン側までせり出して配置されており、本当に間近に飛行機を眺めながら食事ができます。
搭乗改札は3番から6番までの4か所。搭乗橋は4本あります。奥尻路線などコミューター路線もあり、搭乗橋から階段を下りる地上搭乗も多く見られます。このため、搭乗改札は3番が搭乗口2番・3番共通、6番が搭乗口6番・7番・8番共通になっています。
京浜急行電鉄の自動券売機が設置されています。
また、出発ロビーとの間にガラス張り空間があり、出発ロビー側の見送客と待合室側の搭乗客が話ができるよう電話(もしもしコーナー)が設置されています。

※令和05年10月01日:東京モノレール券売機 廃止
07a.jpg国内線(手荷物受取場)
(写真は平成23年12月撮影)
1階、ランド側から見て右側が到着エリアとなっており、エプロン側に手荷物受取場があります。ターンテーブルは2か所です。建物の右側にあるため、左側に当たる5番から8番スポット到着の場合、やや長い通路を歩かされます(函館をイメージした壁面の通路を通行)。
07b.jpg国内線(到着口・到着ロビー)
(写真は平成23年12月撮影)
1階、ランド側から見て右側に設置されています。出口はAとBの2口あります。
到着あんないは、出発同様、12便まで表示できる黒地に白文字のフラップ板です。
到着ロビーはチェックインロビーと異なり、天井が低い構造ですが、広いロビーで、出口正面に総合案内所、レンタカーカウンタ、ツアーデスクなどが並んでいます。
08.jpg国際線(旅客ターミナルの特徴)
(写真は平成20年7月撮影)
ランド側から見て右側にあるターミナルビルです。平成6年にロシアユジノサハリンスク線から始まった国際線の拠点です。平成28年に国内線との間に連絡通路が完成。平成29年1月に拡張工事が完成しています。
地上2階建てでエプロン側2階は国内線とくっついています。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインカウンタと搭乗口、2階に搭乗待合室があります。
薄い水色の側面と黄色でアクセントをつけた前面の屋根が目を引きます。ターミナル前は団体バスのりばになっています。
館内のサインは国際線と異なり、紺地に白文字、日本語、英語、韓国語、中国語の四か国語併記が主流で、出発関係・到着関係とも特に文字色に特徴はありません。
09.jpg国際線(チェックインロビー・カウンタ)
(写真は平成20年7月撮影、情報は平成24年9月現在)
国際線ターミナルの1階は、チェックインロビーと出発ロビー、到着ロビーが一体化しています。チェックインカウンタは中央にあります。

※平成29年02月04日:OKA 全便運休
※平成28年12月23日:OKA 就航
※平成28年11月22日:TNA 全便運休(運航停止)
※平成28年08月12日:TTW 就航
※平成28年05月21日:CES 全便運休
※平成28年05月03日:CCA 全便運休
※平成27年12月08日:CES 就航
※平成27年07月03日:CCA 就航
※平成26年11月06日:GCR 就航
※平成26年02月03日:KAL 全便運休
※平成24年10月28日:EVA 就航
※平成24年09月09日:TNA カウンタ新設
10.jpg国際線(出発ロビー・出発口・搭乗待合室)
(写真は平成20年7月撮影)
出発口は1階に設置されています。小さな扉で区切られており、出発ロビー側は机付きのイスが並んでいます。
出発口と出国審査場は1階ですが、搭乗待合室は階段を上った2階で、空港直営免税売店も設置されています。
11.jpg国際線(到着口・到着ロビー)
(写真は平成20年7月撮影)
1階、ランド側から見て右端に設置されています。入国審査場、手荷物受取場とも1階にあります。
到着口のすぐ脇に総合案内所と両替所があります。
12.jpg売店・サービス店
(写真は平成20年7月撮影)
国内線ターミナル2階出発ロビー脇に広い区画が設けられています。


・1階国内線到着ロビー:売店1店舗(ローソン)
・2階国内線出発ロビー:売店7店舗(ROYCE’、JAL PLAZA、高砂屋、しらかば、ANAFESTA、こぐま座、THE HAKODATE DEPART)
・2階国内線搭乗待合室内:売店1店舗(THE HAKODATE DEPART)
・2階国際線搭乗待合室内:免税店1店舗(DUTY FREE SHOP)

道南観光の拠点ということもあり、北海道、特に道南を代表する生洋菓子や海産品、乳製品などが豊富。著名な菓子は、北海道全域の取扱いがあります。ポップアップショップの営業が非常に多いほか、地域食材を活用した空弁なども頻繁に期間限定販売されています。

※令和06年03月16日:てもみん 閉店
※令和05年10月01日:BLUESKYをJAL PLAZAに変更
※令和05年06月09日:木下グループ新型コロナPCR検査センター 閉店
※令和05年04月01日:YAMAOYAJI千秋庵総本家 閉店
※令和05年02月25日:G4 Air Port Space Presented by GLAY 開店(〜8/31)
※令和04年03月30日:ポルックス(2階出発ロビー 総合土産店、書店ポルックス、国内線搭乗待合室内) THE HAKODATE DEPARTに変更
※令和04年02月01日:ローソン 開店
※令和04年?*月**日:ポルックス(1階コンビニ)、函と館、GRANDIR、みなみ北海道物産コーナー 閉店
※令和03年12月29日:木下グループ新型コロナPCR検査センター 開店
※令和03年11月18日:YAMAOYAJI千秋庵総本家 開店
※令和02年10月16日:カペラ ポルックス(1階コンビニ)に変更
※令和02年07月01日:棒二森屋、サツドラ 閉店
※令和元年08月30日:ROYCE’ 開店
※平成29年**月**日:GRANDIR 開店
※平成29年07月30日:OZIO 閉店
※平成27年12月01日:函と館 開店
※平成27年07月10日:サッポロドラッグストア 開店
※平成26年04月26日:OZIO 開店
※平成25年04月27日:みなみ北海道物産コーナー 開店
※平成25年04月25日:こぐま座 開店
13.jpg飲食店
(写真は平成20年7月撮影)
・1階国内線中央:2店舗(おんじき庭本、美鈴)
・2階国内線搭乗待合室内:1店舗(FLIGHT FRY)
・3階国内線中央:2店舗(1854 HAKODATE、HAKOYA)

※令和04年03月30日:ポルックスを1854 HAKODATEに変更
※令和04年03月23日:FLIGHT FRY 開店
※令和03年02月16日:HAKOYA 開店
※平成27年**月**日:TOP'S POPCORN 閉店
※平成26年09月**日:TOP'S POPCORN 開店
14.jpg送迎デッキ
(写真は平成20年7月撮影)
国内線ターミナル3階に設置されています。入場無料。屋根はありません。
エプロン側の柵は高いガラス張りで、撮影にはあまり向いていません。
デッキ出口付近には函館空港の模型が展示されているほか、ゲームコーナーが設けられています。
15.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成20年7月撮影)
海から少し陸側の丘陵地にある空港で、正面には津軽海峡の海が広がります。右前方には函館山が見えます。ターミナルビルは滑走路の北側にあり、ほぼ終日逆光条件です。
ターミナルビルは滑走路の端付近に設置されており、離陸の瞬間を撮影するのは難しそうです。
16.jpg空港ギャラリー
(写真は平成20年7月撮影)
2階売店裏のランド側には多目的ギャラリーの「空港ギャラリー」があります。取材に行った日は函館空港遺跡群の出土品などが展示されていました。
このギャラリーからは、空港名の大きな「函館空港」というネオンサインを裏からじっくり見ることができます。
平成26年に3階送迎デッキ脇に「HakoDake HaLL」と「HakoDake Hiroba」が開業しています。

※平成26年11月29日:HakoDake Hiroba 開業
※平成26年07月26日:HakoDake HaLL 開業
17.jpgビジネスエリア
(写真は平成20年7月撮影)
2階売店と反対側に、有料ビジネスラウンジ「A Spring」とFAX・コピーコーナーがあります。
館内には国内線3階と国際線2階にレセプションルームが設けられています。
21.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成20年7月撮影)
ターミナルの前に791台収容の有料駐車場があります。
レンタカー各社は空港のすぐ正面の県道沿いに並んでいます。レンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎する形になります。
22.jpgモニュメント
(写真は平成20年7月撮影)
国内線ターミナル1階到着ロビーには「北天の竪琴」という大きなモニュメントが展示されています(写真)。またチェックインロビーにはオオワシのオブジェがあります。
また、空港入口には、黒と水色の函館空港の銘板があります(トップ写真)。この銘板は函館空港ターミナル地域整備基本計画の第1期整備が完了した際に設置されたもので、イカと海を現しているそうです。
19.jpg周辺緑化
(写真は平成20年7月撮影)
ターミナル前のアクセス道路には多くの花が植えられています。緑化事業の一環で空港環境整備協会の助成で函館空港緑化推進の会が進めているもので、文字通り花を添えた演出になっています。
23.jpg周辺見所施設(高松展望広場)
(写真は平成20年7月撮影)
空港周辺はところどころに展望公園が広がっており、ターミナルビルから滑走を挟んだ反対側の「高松展望広場」は航空ファンに有名です。公園内には空港を模した噴水、木造の休憩所などが設置されています。
ターミナルの送迎デッキがガラス張りということもあり、撮影に人気のスポットのようです。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
札幌(丘珠)JAL*d8
新千歳ANA*d3
奥尻JAL*d0*d8
東京国際(羽田)JAL・ADO(ANA)・ANA
中部国際(セントレア)ADO(ANA)
大阪国際(伊丹)ANA・JAL*d7
*d0:一部曜日のみの運航
*d1:HACの乗り継ぎ割引を利用し、札幌(丘珠)乗継で利用できる乗継路線(1週間以内の乗り継ぎであれば割引の利用可能)
*d3:AKXによる運航便あり
*d4:ANKによる運航便あり
*d5:ANKまたはAKXによる運航便あり
*d6:JEXによる運航便あり
*d7:JARによる運航便あり
*d8:HACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年04月01日:HAC新千歳 運休(3/31最終運航)
※平成22年07月01日:ANA*d3札幌 運休(06/30最終運航)、ANA*d3新千歳 就航
※平成23年04月09日:HAC釧路 運休(04/08最終運航)※期間運休
※平成23年06月01日:HAC釧路 就航
※平成23年08月01日:HAC釧路 運休(07/31最終運航)
※平成23年10月31日:HAC旭川 運休(10/30最終運航)※期間運休
※平成23年12月03日:HAC旭川 就航
※平成24年04月01日:HAC旭川 運休(3/31最終運航)※期間運休、ANK合併によりANAに変更(ANA*d5→ANA*d3、ANA*d4→ANA)
※平成24年05月07日:HAC旭川 就航
※平成25年01月28日:HAC旭川 運休(1/27最終運航)
※平成25年03月31日:JAL*d7大阪国際 就航
※平成25年07月01日:HAC札幌・HAC奥尻 JAL共同運航化
※平成25年08月01日:HAC(JAL)三沢 就航
※平成25年12月01日:HAC(JAL)三沢 運休(11/30最終運航)
※平成25年12月28日:ANA*d3大阪国際 就航(年末年始増便)
※平成26年01月06日:ANA*d3大阪国際 運休(1/5最終運航)
※平成26年04月26日:HAC(JAL)三沢 就航
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに変更(JAL*d6→JAL)
※平成26年11月01日:HAC(JAL)三沢 運休(10/26最終運航)
※平成26年12月27日:ANA*d3大阪国際 就航(年末年始増便)
※平成27年01月05日:ANA*d3大阪国際 運休(1/4最終運航)
※平成27年03月29日:ANA関西国際 運休(3/28最終運航)、ANA大阪国際 就航
※平成27年04月24日:ANA関西国際 就航
※平成27年08月01日:HAC(JAL)三沢 就航
※平成27年10月25日:ANA中部国際・ANA関西国際 運休(10/24最終運航)、ADO(ANA)中部国際 就航
※平成27年11月01日:HAC(JAL)三沢 運休(10/31最終運航)
※平成28年07月15日:ANA中部国際 就航
※平成28年09月10日:HAC(JAL)三沢 就航
※平成28年10月01日:HAC(JAL)三沢 運休(9/25最終運航)・ANA中部国際 運休(9/30最終運航)
※平成28年10月30日:HAC(JAL)札幌・HAC(JAL)奥尻 運休(10/29最終運航)、JAL*d8札幌・JAL*d8奥尻 就航、HAC*d1利尻・HAC*d1釧路 設定終了
※平成29年02月19日:VNL成田国際 就航
※平成29年03月18日:VNL関西国際 就航
※平成29年04月06日:VNL関西国際 運休(4/5最終運航)
※平成29年05月02日:ANA*d3中部国際 就航
※平成29年05月08日:ANA*d3中部国際 運休(5/7最終運航)
※平成29年07月14日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※平成29年07月15日:VNL関西国際 就航(夏期期間就航)
※平成29年09月01日:VNL関西国際 運休(8/31最終運航)
※平成29年09月15日:VNL関西国際 就航(秋期期間就航)
※平成29年09月20日:VNL関西国際 運休(9/19最終運航)
※平成29年10月01日:ANA*d3中部国際 運休(9/30最終運航)
※平成29年12月29日:VNL関西国際 就航(冬期期間就航)
※平成30年01月04日:VNL関西国際 運休(1/3最終運航)
※平成30年04月28日:ANA*d3中部国際 就航(GW期間就航)
※平成30年05月07日:ANA*d3中部国際 運休(5/6最終運航)
※平成30年07月14日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※平成30年10月01日:ANA*d3中部国際 運休(9/30最終運航)
※平成31年03月31日:VNL成田国際 運休(3/30最終運航)
※平成31年04月27日:ANA*d3中部国際 就航(GW期間就航)
※令和元年05月07日:ANA*d3中部国際 運休(5/6最終運航)
※令和元年07月13日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和元年10月01日:ANA*d3中部国際 運休(9/30最終運航)
※令和元年12月27日:ANA*d3中部国際 就航(冬期期間就航)
※令和02年01月06日:ANA*d3中部国際 運休(1/5最終運航)
※令和02年04月07日:JAL*d7大阪国際 長期欠航
※令和02年04月20日:ANA*d3新千歳・ANA東京国際 長期欠航
※令和02年06月01日:ANA*d3新千歳 再開
※令和02年06月16日:ANA東京国際 再開
※令和02年07月23日:JAL*d7大阪国際 再開
※令和02年08月07日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和02年08月18日:ANA*d3中部国際 運休(8/17最終運航)
※令和02年10月01日:JAL*d7大阪国際 一部曜日のみの運航に変更(JAL*d7→JAL*d0*d7)
※令和02年10月01日:JAL*d0*d7大阪国際 毎日運航に変更(JAL*d0*d7→JAL*d7)
※令和02年10月21日:JAL*d7大阪国際 長期欠航(再欠航)
※令和02年11月01日:JAL*d7大阪国際 再開
※令和02年11月19日:JAL*d7大阪国際 一部曜日のみの運航に変更(JAL*d7→JAL*d0*d7)
※令和02年12月01日:JAL*d0*d7大阪国際 毎日運航に変更(JAL*d0*d7→JAL*d7)
※令和03年01月01日:JAL*d7大阪国際 長期欠航(再欠航)
※令和03年04月01日:JAL*d7大阪国際 再開
※令和03年05月07日:JAL*d7大阪国際 長期欠航(再欠航)
※令和03年07月01日:JAL*d7大阪国際 再開
※令和03年08月06日:ANA*d0*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和03年08月16日:ANA*d0*d3中部国際 長期欠航
※令和03年09月27日:ANA*d0*d3中部国際 運休(9/26最終運航)
※令和03年10月31日:JAL*d8奥尻 一部曜日のみの運航に変更(JAL*d8→JAL*d0*d8)
※令和04年02月01日:JAL*d7大阪国際 一部曜日のみの運航に変更(JAL*d7→JAL*d0*d7)
※令和04年02月13日:JAL*d7大阪国際 毎日運航に変更(JAL*d0*d7→JAL*d7)
※令和04年07月15日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和04年10月01日:ANA*d3中部国際 運休
※令和04年12月28日:ANA*d3中部国際 就航(冬期期間就航)
※令和05年01月06日:ANA*d3中部国際 運休
※令和05年07月14日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和05年10月01日:ANA*d3中部国際 運休
※令和06年08月01日:ANA*d3中部国際 就航(夏期期間就航)
※令和06年09月01日:ANA*d3中部国際 運休
※令和06年12月25日:ANA*d3中部国際 就航(冬期期間就航)
※令和07年01月07日:ANA*d3中部国際 運休

※事前購入型または特定便のみしかない乗継割引設定路線は平成25年8月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL小松・大阪国際・出雲・岡山・松山・福岡・北九州・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島 新設、H25.1.7 ANA広島・JAL広島 新設、H25.2.1 JAL南紀白浜 新設、H25.3.7 JAL新石垣 新設、H25.3.31 ANA福島 廃止、ANA秋田 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[台湾] 台北 TPE(桃園)TTW・SJX
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成23年03月23日:東日本大震災に伴いKAL(DAL)ソウル 運休
※平成23年12月20日:KAL(DAL)ソウル仁川 再開
※平成24年09月09日:TNA台北桃園 就航
※平成24年10月28日:EVA(ANA)台北桃園 就航
※平成25年02月03日:KAL(DAL)ソウル 運休(1/31最終運航)
※平成26年11月06日:GCR*i1天津 就航(到着便は11/4〜)
※平成27年03月31日:GCR*i1天津 定期便化
※平成27年07月03日:CCA北京首都 就航
※平成27年12月08日:CES杭州 就航
※平成28年05月06日:CCA北京 運休(5/2最終運航)
※平成28年05月21日:CES杭州 運休(5/17最終運航)
※平成28年08月12日:TTW台北桃園 就航
※平成28年11月22日:TNA台北 運休(11/19最終運航)
※平成28年12月23日:OKA西安 就航
※平成29年02月10日:OKA西安 運休(2/3最終運航)
※平成29年08月22日:GCR天津 運休(8/17最終運航)
※令和02年03月01日:[国際線定期便全便欠航] EVA(ANA)台北桃園・TTW台北桃園 長期欠航
※令和05年05月12日:[国際線定期便運航再開] TTW台北桃園 再開
※令和05年12月18日:CRK香港 就航
※令和06年02月01日:SJX台北桃園 就航
※令和06年02月25日:CRK香港 運休

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■函館空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
函館空港運営受託予定者の公式サイト◎(北海道エアポート株式会社)
函館空港旅客ビルの公式サイト(函館空港ビルデング株式会社)◎
函館空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(「港湾・空港」の項目に空港紹介ページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※函館空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2008.07.20
前調査日 2011.12.25
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旭川_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)
日本空港情報館
旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)

top.jpg
旭川空港

■飛行場の概要
北海道旭川市と上川郡東神楽町にまたがる特定地方管理空港(旧・第2種空港)です。(旅客ビルは東神楽町側)
昭和41年6月に開港、平成18年から国際線定期便も就航する道央から道北にかけての拠点空港です。北海道のほぼ中央に位置しており、周辺には、旭山動物園、層雲峡、富良野など道央地域の観光名所が多数点在しています。
呼称は「北海道のまん中・旭川空港」、キャッチコピーは「就航率99%の安心。」 で、道内での位置も冬期の就航率の高さも注目されている空港です。
特定運営事業等の運営移行で、民間に一括運営委託された北海道七空港のひとつです。令和2年1月にビル施設等事業の民間委託が開始されています(既存空港ビル会社である旭川空港ビルを空港運営受託者である北海道エアポートが完全子会社化することによる開始)。令和2年10月1日、特定地方管理空港としては初めて、空港事業全体の完全民営化がスタートしました。
令和7年1月7日現在、国内線は日本航空とAIRDO、ジェットスター・ジャパンにより2路線、国際線はアシアナ航空とTigerair Taiwanにより2路線が就航しています。JAL以外は平成に入ってからの就航。JALも元々日本エアシステムによる運航路線となっています。(ANAが季節就航あり)


■飛行場種別:特定地方管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:(設置)国土交通大臣(管理)旭川市(運営権者)北海道エアポート
■滑走路延長:2500m
■空港コード:AKJ/RJEC
■旅客ビル管理者:北海道エアポート※
※旅客ビルは令和4年3月31日まで旭川空港ビルが管理運営。同社は令和2年1月15日に北海道エアポートの完全子会社となり、北海道エアポート管理・旭川空港ビル運営に変更。令和4年4月1日に北海道エアポートが旭川空港ビルを吸収合併しています。


■施設の見どころ:◎◎◎== 中規模/時代の異なる三棟。大規模な吹抜、前面ガラス張り、統一された大型のサインが目立ちます。
■見学者への対応:◎◎◎◎= パンフ 有(A3判八つ折り)/案内所 有/送迎デッキ 有料/ファン向け展示 有(複数の芸術作品を展示)
■売店の充実度:◎◎◎== 売店12店・飲食店5店/中規模空港としては売店・飲食店は多め。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(最寄駅千代ヶ岡駅、西聖和駅から自転車圏内)/バス 有


※就航路線は令和7年1月7日、そのほかの情報は特記以外は令和元年6月現在のものです。
AKJ001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和元年6月撮影)
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。地上3階建。昭和57年完成部と平成12年完成の増築部、平成30年完成の新国際線ターミナル部がくっついて一つの建物になっています。1階が到着ロビーとチェックインロビー、2階が出発ロビーです。
ランド側から見て左側(東側)が平成30年完成の新国際線ターミナルと称する新区画で、国際線が移転し使用しています。
中央に位置するのは平成12年に完成したガラス張りの増築部で、主に国内線出発関係で利用されています。こちら側は1階部分から3階部分まで段々配置の大きな吹抜が存在しています。
ランド側から見て右側(西側)はかつて出発・到着両方に使われていた昭和57年完成のエリア。国内線到着中心のエリアです。平成18年に国際線施設が完成し、平成30年に新国際線ターミナルができるまで国際線と到着関係に利用されていました。1階はほぼ全面に渡り到着ロビーで、2階は平成30年11月からリニューアル工事が進んでいます。

※平成30年11月22日:新国際線区画 使用開始
AKJ002.jpgターミナル前面
(写真は令和元年6月撮影)
カーブサイドに沿って続く長い屋根と、横断歩道上に設置された曲線の美しい屋根が目を引きます。国内線到着エリア側はエプロン側にやや引っ込んだ配置になっており、アプローチ部分にも屋根がついています。ターミナルの出入口は、国際線エリアにA・B、国内線出発エリアに1・2、国内線到着エリアに3・4とそれぞれ2か所ずつの合計6か所です。

バスのりばは国内線到着エリア側に2か所あります。旭川駅方面行は3つの系統があり、空港アクセス特化路線は77番線で航空便に合わせた運行です。(旭川駅前行は1日20便前後、旭川駅前まで約40分)
■1番
旭 川方面 77番線(急行)空港線 6条9丁目行(宮前通東・旭川駅前経由)=旭川電気軌道
旭 川方面 75番線(各停)東神楽・旭川空港線 旭川駅前行(東神楽バスセンター・ひじり野1条5丁目・ホクト電子経由経由)=旭川電気軌道
旭 川方面 66番線いで湯号 6条9丁目行(共栄バスセンター・旭川駅前経由)=旭川電気軌道
旭 川方面 79番線旭川空港線(直行便) 旭川駅前行=道北バス
旭 川方面 ラベンダー号 旭川駅前行(旭川厚生病院経由)=ふらのバス
■2番
旭 山方面 78番線 旭山動物園行=旭川電気軌道
旭 岳方面 66番線いで湯号 旭岳行=旭川電気軌道
富良野方面 ラベンダー号 新富良野プリンスホテル行=ふらのバス
帯 広方面 ノースライナー 帯広駅前行*=道北バス・北海道拓殖バス・十勝バス
*ノースライナーは空港から旭川方面・帯広方面のうち美瑛、上富良野、中富良野、富良野駅前、山部との間では利用できません(バスは停車はしますが空港との間では乗降不可)。

※令和05年10月01日:66番線6条9丁目行(東神楽バスセンター・共栄バスセンター・旭川駅前経由)運休、66番線6条9丁目行(共栄バスセンター・旭川駅前経由)新設
※令和04年10月01日:66番線6条9丁目行(東神楽バスセンター・東光1条1丁目・旭川駅前経由)運休、 66番線6条9丁目行(東神楽バスセンター・共栄バスセンター・旭川駅前経由)新設
※令和03年08月01日:79番線旭川駅前行(直行便) 新設
※令和03年07月01日:ノースライナー 帯広駅前行 新設
※平成30年11月11日:75番線旭川駅前行(東神楽バスセンター・ひじり野1条5丁目・ホクト電子経由) 新設
※平成30年10月01日:66番線旭川駅前行(東神楽バスセンター経由) 運休、66番線6条9丁目行(東神楽バスセンター・旭川駅前経由) 新設
※平成25年03月31日:79番線6条9丁目行(道北バス) 運休
※平成23年07月15日:66番線旭岳行 新設
AKJ003d.jpg国内線 チェックインロビー
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側(東側)から中央にかけてはチェックインロビーになっています。国際線用はランド側から見てやや左側の国際線エリア、国内線用は中央の国内線出発エリアにあります。
国内線チェックインロビーは、3階までの吹き抜けになっている非常に明るいロビーです。

元々、国内線は国内線出発エリア、国際線は現・国内線到着エリアに分かれていましたが、平成20年のスカイマーク(SKY)就航に合わせて国際線チェックインロビー側にSKYカウンタが増設され、やや分かりにくい配置に。その後、SKY撤退で元に戻りました。平成30年の新国際線区画のオープンで、国際線は南側の国内線到着エリアから左側の国際線エリアに移動しています。

※令和05年12月15日:JJP新規就航
※平成30年11月22日:国際線チェックインロビー 移転(旧国内線到着エリア→新国際線エリア)
※平成26年04月01日:SKY拠点撤退
AKJ004.jpg国内線 チェックインカウンタ
(写真は令和5年3月撮影)
1階中央 国内線チェックインロビーにあります。ランド側から見て左側からANAグループ(AKX)、AIRDO(ADO)、ツアーデスク/リゾートライナー、ジェットスター・ジャパン、日本航空グループ(JAL)のカウンタが並びます。ADOとANAのカウンタは一体化しており、共通利用しています。
ANAは繁忙期以外は1日1往復の就航で全便運休期間もありますが、AIRDO運航による共同運航もあり、大きく構えています。

※令和05年12月15日:JJP カウンタ新設
※平成26年04月01日:SKY 拠点撤退
※平成25年01月28日:北海道エアシステム 拠点撤退
AKJ005d.jpg国内線 出発ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
2階ランド側から見て左側(東側)から中央はほぼ全面に渡り出発ロビーになっています。国際線用はランド側から見てやや左側の国際線エリア、国内線用は中央の国内線出発エリアにあります。
国内線用は、ちょうど国内線チェックインカウンタの上の部分に設置されており、上部にも下部にも吹抜がある広々とした空間になっています。

出発ロビーの西側に商業エリアそらいちがあり、その奥に有料会議室があります。

※令和元年09月20日:有料会議室 開業
※平成30年11月22日:国際線出発ロビー 移転(旧国内線到着エリア→新国際線エリア)
AKJ006d.jpg国内線 出発口
(写真は令和元年6月撮影)
2階中央の国内線出発ロビーにあります。
AとBの2か所の入口があります。案内掲示は液晶モニタで、出発口上部に設置されています。
AKJ007.jpg国内線 搭乗待合室・搭乗口
(写真は令和5年3月撮影)
2階のうちエプロン側はほぼ全域が搭乗待合室になっています。国内線用は中央付近にあります。
搭乗待合室内では航空会社系の売店2店舗(ANAFESTA、BULESKY)が出店しています。
搭乗口は1番・2番・3番の3か所です。搭乗橋は、国際線と共用で全部で4か所あり、国内線は主に西側の2か所を使用しています。
カードラウンジ(ラウンジ大雪)があります。

※令和元年07月01日:ラウンジ大雪 新設
※平成30年11月22日:新国際線区画使用開始に伴い国際線・国内線使用区画変更(1番 国内・国際共用→国内専用、6番 国内専用→4番 国際専用、5番 使用開始)
AKJ008.jpg国内線 到着手荷物受取場
(写真は令和5年3月撮影、到着口A側)
1階ランド側から見て右側(西側)の国内線到着エリアにあります。2か所に分かれており、それぞれにバゲージベルトがあります。

※平成30年11月22日:到着手荷物受取場Bを国内線用として使用開始
AKJ009d.jpg国内線 到着口
(写真は令和元年6月撮影、到着口B)
1階ランド側から見て右側(西側)の国内線到着エリアにあります。
A番とB番の2か所の出口があり、「A」や「B」と大きく書かれたサインは非常に見やすいです。 案内表示は液晶モニタです。

※平成30年11月22日:到着口Bを国内線用として使用開始
AKJ010d.jpg国内線 到着ロビー
(写真は平成28年10月撮影)
1階ランド側から見て右側(西側)の国内線到着エリアにあります。
A番とB番の二つの到着口の間に総合案内所とレンタカーカウンタが設けられています。
AKJ003i.jpg国際線 チェックインロビー
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側(東側)に国際線チェックインロビーがあります。中央側にある国内線と異なり、天井の低いロビーです。

※平成30年11月22日:国際線チェックインロビー 移転(旧国内線到着エリア→新国際線エリア)
AKJ004i.jpg国際線 チェックインカウンタ
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側(東側)の国際線チェックインロビーにあります。航空会社を特定しない共用カウンタです。

※平成30年11月22日:国際線チェックインカウンター 移転(国内線到着エリア→新国際線エリア)
※平成29年09月21日:TWB 全便運休
※平成29年08月23日:CES 全便運休
※平成29年07月26日:国際線 ティーウェイ航空(TWB) 就航
※平成29年06月17日:国際線 Tigerair Taiwan(TTW) 就航
※平成28年11月22日:TNA 拠点撤退(営業停止)
※平成28年03月28日:CQH 全便運休
※平成27年03月30日:国際線 春秋航空(CQH) 就航
※平成26年07月10日:国際線 中国東方航空(CES) 就航
※平成25年05月02日:国際線 エバー航空 就航
※平成24年09月06日:国際線 トランスアジア航空(TNA) 就航
AKJ005i.jpg国際線 出発ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
2階ランド側から見て左側(東側)に国際線出発ロビーがあります。平成30年の新国際線区画のオープンで、右側から左側の新国際線エリアに移動しています。出発ロビーですが、売店群に囲まれた不思議な空間です。

※平成30年11月22日:国際線出発ロビー 移転(旧国内線到着エリア→新国際線エリア)
AKJ006i.jpg国際線 出発口・搭乗待合室・搭乗口
(写真は令和元年6月撮影)
2階ランド側から見て左側(東側)の国際線出発ロビーにあります。
出発口は2口です。平成30年の新国際線区画のオープンで、南側の国内線到着エリアから左側の国際線エリアに移動しています。
国際線の搭乗待合室は、2階ランド側から見て左側(東側)にあります。搭乗待合室内には免税売店1店(LILA'S DUTY FREE)が出店、ビジネスラウンジが1か所あります。
搭乗口は4番・5番の2か所です。搭乗橋は、国内線と共用で全部で4か所あり、国際線は主に東側の2か所を使用しています。

※平成31年01月29日:LILA'S DUTY FREE、ビジネスラウンジ 新設
※平成30年11月22日:国際線出発口 移転(旧国内線到着エリア→新国際線エリア)、国際線搭乗待合室 区画変更(1番 国内・国際共用→4番 国際専用、5番 使用開始)
AKJ009i.jpg国際線 到着手荷物受取場・到着口
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左側(東側)の国際線エリアに配置されています。
国際線用は、平成30年の新国際線区画のオープンで、南側の国内線到着エリアから左側の国際線エリアに移動しています。
2階に入国審査場があり、1階に到着手荷物受取場があります。受取場のバゲージベルトは1か所、到着口は1か所です。

※平成30年11月22日:国際線到着手荷物受取場 移転(国内線到着エリア→新国際線エリア)、国際線到着口 移転(国内線到着エリア到着口B→新国際線エリア)
AKJ010i.jpg国際線 到着ロビー
(写真は令和元年6月撮影)
1階ランド側から見て左端(東端)の国際線エリアに配置されています。チェックインロビーのすぐ隣にあります。
国際線用は、平成30年の新国際線区画のオープンで、南側の国内線到着エリアから左側の国際線エリアに移動しています。

※平成30年11月22日:国際線到着ロビー 移転(国内線到着エリア→新国際線エリア)

AKJ011.jpg売店・免税店
(写真は令和元年6月撮影)
2階に集中しています。出発ロビーの国際線エリアに売店区画があります。
独自にポイントカードを発行している店舗もあります。旭川周辺は美味しい洋菓子のお店が多く、これらのお菓子や旭山動物園関連・富良野関連のお土産が充実。各店とも商品数は多めで、食品の取り扱いが中心です。魚常明田は稚内のお店で道北の生鮮品も手に入ります。空弁の取扱は、搭乗待合室内の2店舗で取扱いがあり「旭川空港発」のマークの入ったもの(旭川駅立売が製造)も販売されています。
北海道エアポート限定品もあり。7空港の3レターをあしらったドリップバッグコーヒーは旭川のお店のものです。

1階 国内線エリア: 1店舗(セブンイレブン)
2階 国際線エリア: 6店舗(アゼリア、ポイント7、あさひかわ物産、エアポートリラ、JAL PLAZA、ANAFESTA)
2階 西側: 1店舗(魚常明田)

2階国内線搭乗待合室: 2店舗(JAL PLAZA、ANAFESTA)
2階国際線搭乗待合室: 1店舗(ASAHIKAWA AIRPORT DUTY FREE)

※令和05年10月01日:BLUESKY JAL PLAZAに変更
※令和05年06月12日:木下グループPCR検査センター 閉店
※令和05年05月08日:ASAHIKAWA AIRPORT DUTY FREE 開店
※令和05年01月10日:AKJ Books(西側区画) 閉店
※令和03年12月29日:木下グループPCR検査センター 開店
※令和03年04月01日:LILA'S DUTY FREE 閉店
※令和02年09月01日:魚常明田(西側区画) 開店
※令和02年08月07日:あさひかわ物産 開店
※令和02年08月01日:マルカツ 閉店
※令和02年06月01日:まるとみ(西側区画) 閉店
※令和02年03月23日:サツドラ 閉店
※令和元年09月20日:まるとみ 移転、AKJ Books 開店
※令和元年07月20日:セブンイレブン 開店
※平成30年11月22日:ショッピングゾーン閉鎖、アゼリア・サッポロドラッグ・ポイント7・マルカツ・エアポートリラ・BLUESKY・ANAFESTA 移転(国内線エリア→国際線エリア)、LILA'S DUTY FREE 移転
※平成28年07月27日:サッポロドラッグ 開店
※平成28年06月30日:西武 閉店
※平成21年**月**日:西武 開店
※平成21年07月20日:丸井今井 閉店
06-3. jpgショッピングバッグ
(写真は平成21年5月撮影)
空港直営売店に当たるエアポートリラのショッピングバッグ。
青系の色を使ったシンプルなデザインで、ローマ字でASAHIKAWA AIRPORTと大きく書かれています。
ビニール袋は店舗のマークとAirportLilasの文字が入ったエアポートリラデザインで、紙袋のみが空港名を前面を出したものになっています。
AKJ012.jpg飲食店
(写真は令和5年3月撮影)
2階国内線エリアよりさらに西側にそらいちというフードコートがあります。
令和2年までは3階にお店がありましたが、全店舗閉店となっています。

2階: 9店舗(MILK STAND esperio、そらいち8店舗(梅光軒、山頭火、農珈屋、かぶら木、二條亭、あさひ屋、鉄板焼 旭人、一久大福堂))

※令和04年10月26日:山頭火 開店
※令和04年09月03日:鷹の爪 閉店
※令和03年10月01日:valore cyan 閉店
※令和03年04月01日:ジンギスカンテラス カムイチカプ 閉店
※令和02年08月01日:ティファニー、よし寿司 閉店
※令和元年12月01日:旭風ラーメン、そば処吉祥庵 閉店
※令和元年09月20日:そらいち(梅光軒・鷹の爪・農珈屋・かぶら木・二條亭・あさひ屋・鉄板焼 旭人・一久大福堂) 開店
※令和元年05月25日:ジンギスカンテラス カムイチカプ 開店
※平成30年11月22日:valore cyan 開店
※平成30年03月31日:ラフレ 閉店
※平成28年07月15日:MILK STAND esperio 開店
※平成28年03月31日:フレッサ 閉店
AKJ014.jpg展望デッキ
(写真は令和5年3月撮影)
3階屋上に設置されています。入場料無料。冬季は解放区域が縮小されます。
一部に屋根がついていますが、最前面は屋根がついていません。ウッドデッキを採用しています。
フェンスは高く、目が細かいタイプです。
AKJ015.jpg展望デッキからのながめ
(写真は平成28年10月撮影)
南東側に大雪山連峰が広がる空港ですが、ターミナルは滑走路の北東側に設置されているため、展望デッキから滑走路側には、大雪山連峰の山々は見えません。正面には旭川の盆地の向こうに富良野・芦別方面の山並みが見えています。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。撮影する場合は、ほぼ逆光条件です。
AKJ042.jpgアクティビティセンター
(写真は令和5年3月撮影)
1階チェックインロビーと到着ロビーの間にアクティビティセンターがあります。
大雪カムイミンタラDMOと協働し、アクティビティに特化した情報発信コーナーや専門スタッフの案内カウンタ、身支度スペースなどがあります。

※令和04年12月17日:アクティビティセンター 新設
AKJ044.jpg富良野PRブース
(写真は令和5年3月撮影)
2階飲食店区画に富良野PRブースがあります。
令和5年までAKJ Booksだった区画で、富良野に関する展示等を行っています。

※令和05年02月02日:富良野PRブース 新設
AKJ017.jpgAKJスクエア(休憩所)
(写真は令和5年3月撮影)
3階に休憩所のAKJスクエアがあります。令和2年まで飲食店があった場所を無料開放しています。
ロビーを上から眺められる解放感あるスペースで、充電設備完備の座席や、キッズスペースがあります。

※令和**年**月**日:AKJスクエア 新設
AKJ019.jpg休憩所
(写真は令和5年3月撮影)
2階国際線出発ロビー奥にも休憩所があります。
展示イベントなどの会場になることが多いスペースです。

※令和**年**月**日:休憩所 新設
AKJ018.jpgキッズスペースとシミュレータ
(写真は令和5年3月撮影)
2階国内線出発ロビーにキッズスペースと旭川空港オリジナルフライトシミュレータがあります。
キッズスペースは、「神々の遊ぶ庭 カムイ・ミンタラ」と命名された空間。絵本作家のあべ弘士氏によるたくさんの動物が描かれた遊び場になっています。

※令和元年10月06日:キッズスペース 新設
AKJ017.jpg祈祷室
(写真は令和元年6月撮影)
2階国際線出発ロビー奥に祈祷室があります。

※平成30年11月22日:祈祷室 移転(3階→2階)
※平成29年02月**日:祈祷室(3階) 新設
AKJ043.jpgカームダウン・クールダウン室
(写真は令和5年3月撮影)
3階展望デッキ出入口横にカームダウン・クールダウン室があります。

※令和02年03月**日:カームダウン・クールダウン室 新設
12.jpgモニュメント
(写真は平成21年5月撮影)
駐車場脇にスキー板を持ったレルヒ大佐の人物像があります。北海道でスキーを広めた人物です。
ターミナルビル内には彫刻もいくつか見られます。
1階到着棟側のレンタカーカウンター後方壁面にはかけはし、中央付近にステンドグラス光彩の大地が展示されています。
出発ロビーに大雪山国立公園の模型があります。
キャラクターは、旭川市シンボルキャラクターのあさっぴーと東神楽町シンボルキャラクターのかぐらっき〜推し。オブジェがあるほか、各所に置かれているカラーコーンなどにも描かれています。

※平成26年10月14日:光彩の大地 完成
08.jpg看板
(写真は平成21年5月撮影)
旭川空港で目を引くのは、大きな文字と図柄を使ったサインでしょう。国内線は黒地に白文字、国際線は赤地に白文字を基本としたサインは、大きな文字と図柄で非常に見やすく統一感あるものになっています。そしてなにより上品な感じがします。
館内案内図も黒地で統一されており、上部に大きな?マークをつけて視認性を高めています。館内のトイレの入口もご覧の通り(下写真)。図柄を極端に大きくし、ひと目で何なのか分かるようになっています。
AKJ021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和元年6月撮影)
旭川は鉄道もある程度発達していますが、最寄駅(千代ヶ岡駅、西聖和駅)からバスが走っていないため、自家用車でのアクセスが重要となります。
ターミナル前には1352台分の駐車場が設置されています。平成19年7月より有料化されました。
レンタカー各社は空港入口付近にまとまっています。事前に予約しておけばレンタカー事務所に送迎がある場合があります。空港周辺にガソリンスタンドが少ないので返却時は要注意です(最寄スタンドは東神楽町中心部にありますが営業時間が短いです)。
AKJ025.jpg陸上アクセス施設(サイクルステーション)
(写真は令和5年3月撮影)
カーブサイドにサイクルステーションがあります。
総合案内所で空気入れの貸し出しがあります。
平成年代は夏期のみの設置でしたが、現在は一年通して設置されています。
AKJ023.jpg陸上アクセス施設(シェアサイクル COGICOGI SMART!)
(写真は令和元年6月撮影)
令和元年6月にシェアサイクルの実証実験が始まり、旅客ターミナルビル前面国際線側にサイクルポートが設けられています。夏期のみの営業。
一般社団法人ひがしかわ観光協会が実施主体となり、東川町・旭川市・東神楽町の広域でのシェアサイクルサービスです。
※R4年 6/6-11/6

※令和元年06月01日:シェアサイクル COGICOGI SMART! 新設(実証実験)
13.jpg周辺見所施設(空港公園)
(写真は平成21年5月撮影)
旅客ターミナル南側の高台に「グリーンポート」と呼ばれている公園があり、飛行機が眺められるようになっています。専用の駐車場なども設置されており、飛行機撮影などに最適です。

AKJ003i.jpgリニューアル前の様子(旧・国際線 チェックインカウンタ)
(写真は平成28年10月撮影)
国際線チェックインカウンタは、平成30年11月の新国際線区画オープンまで、1階ランド側から見て右側の現国内線到着エリアに設けられていました。
カウンタは少し奥まったところに共通利用のカウンタが設置されていました。
AKJ005i.jpgリニューアル前の様子(旧・国際線 出発ロビー)
(写真は平成28年10月撮影)
国際線出発ロビーは、平成30年11月の新国際線区画オープンまで、2階ランド側から見て右側の現国内線到着エリアに設けられていました。
国内線側から売店区画を抜けた先にある小さな区域で、マッサージチェアなどが設置されていました。
旧・国際線出発ロビー脇には、ビジネスラウンジ空、有料待合室が設けられていました。
AKJ006i.jpgリニューアル前の様子(旧・国際線 出発口)
(写真は平成21年5月撮影)
国際線出発口は、平成30年11月の新国際線区画オープンまで、2階ランド側から見て右側の現国内線到着エリアに設けられていました。
出発口は1口でした。案内掲示は一面のモニタで、出発口上部に設置されていました。
05-2-i.jpgリニューアル前の様子(旧・国際線 搭乗待合室)
(写真は平成21年5月撮影)
国際線搭乗待合室は、平成30年11月の新国際線区画オープンまで、2階ランド側から見て右側の現国内線到着エリアに設けられていました。
1番のみ1か所の搭乗改札があり、搭乗橋も通常は1か所を利用していました。国際線未使用時には、国内線搭乗待合室として解放されました。
搭乗待合室内には免税売店1店(LILA'S DUTY FREE)が出店していました。
AKJ009-1i.jpgリニューアル前の様子(旧・国際線 到着口)
(写真は平成28年10月撮影)
国際線到着口は、平成30年11月の新国際線区画オープンまで、2階ランド側から見て右側の現国内線到着エリア右端に設けられていました。
国際線はB番到着口を使用していました。「B」と大きく書かれたサインは国内線が黒地に対し、赤地のものになっていました。
案内表示は液晶モニタで、国内線との共通でした。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先 運航会社
( )内は共同運航による運航会社
成田国際(成田)JJP(JAL*d7)
東京国際(羽田)JAL・ADO(ANA)
*d0:一部曜日のみの運航
*d3:AKXによる運航便あり
*d4:新千歳経由便
*d5:ANKによる運航便あり
*d6:JEXによる運航便あり
*d7:JAL共同運航便はJAL国際線乗継時のみ


路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和05年12月15日:JJP(JAL*d7)成田国際 就航
※令和03年10月01日:ANA東京国際 運休(9/30最終運航)
※令和03年08月06日:ANA東京国際 就航
※平成26年10月01日:JEX合併によりJALに統合(JAL*6→JAL)
※平成26年04月01日:SKY成田国際・SKY東京国際 運休(3/31最終運航)
※平成25年07月01日:SKY東京国際 就航
※平成25年01月28日:HAC函館 運休(1/27最終運航)
※平成24年11月15日:SKY関西国際 運休(11/14最終運航)
※平成24年07月01日:SKY関西国際 就航(夏期期間就航)
※平成24年05月07日:HAC函館 就航
※平成24年04月01日:HAC函館 運休(3/31最終運航)、ANK合併によりANAに変更(ANA*d5→ANA)
※平成23年12月03日:HAC函館 就航
※平成23年10月31日:HAC函館 運休(10/30最終運航)
※平成23年10月30日:SKY新千歳・SKY*d4東京国際 運休(10/29最終運航)、SKY成田国際 就航
※平成22年10月31日:SKY東京国際・SKY*d4神戸 運休(10/30最終運航)、SKY*d4東京国際 就航
※平成22年07月09日:SKY新千歳・SKY*d4神戸 就航
※平成21年10月01日:JAL関西国際 運休(9/30最終運航)
※平成21年07月01日:SKY新千歳・SKY*d4東京国際 運休(6/30最終運航)
※平成21年04月01日:SKY新千歳・SKY*d4東京国際 就航
(季節運航路線)
・ANA*d3中部国際
 H27年以前は通年運航、H28年 01/01-11/09・12/22-12/31、H29年 01/01-11/26・12/22-12/31、H30年 01/01-11/25・12/21-12/31、R元年 01/01-12/01・12/07・12/20-12/31、R02年 01/01-10/25(一部日程欠航)、R03年 08/06-09/26(一部日程欠航)、R04年 07/15-09/30、R05年 07/14-09/30、R6年 07/21-08/31・09/13-09/27・12/25-12/31、R07年 01/01-01/06
・JAL大阪国際(H24年〜H26年JAL*d6)
 H21年 07/17-08/30・12/25-12/31、H22年 01/01-01/04・07/16-08/29、H23年 08/01-08/28、H24年 08/01-08/31、H25年 08/01-08/31、H26年 08/02-08/31、H27年 08/01-08/31、H28年 08/02-08/31、H29年 08/01-08/29、H30年 08/01-08/28、R元年 08/01-08/28、R02年 08/01-08/31、R03年 08/01-08/31、R04年 08/01-08/31、R05年 08/01-08/31、R06年 08/01-08/31
・ANA関西国際(H27年〜H29年ANA*d3)
 H22年 06/01-09/30、H23年 05/01-10/29、H24年 04/27-10/27、H25年 06/01-09/30、H26年 06/01-09/30、H27年 06/01-09/30、H28年 07/15-09/30、H29年 07/14-09/30、H30年以降運航無し
(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う一時的な長期欠航)
・ANA東京国際 欠航:R03年 08/17-08/22
・ANA*d3中部国際 欠航:R02年 04/01-08/06・08/18-10/25、R03年 08/30-09/26、曜日運航:R03年 08/17-08/29

※事前購入型または特定便のみしかない乗継割引設定路線は平成25年7月から公開を終了しました。(H24.4.1 ANA能登 新設、H24.6.1 ANA小松 廃止、H24.10.28 ANA能登 廃止、H25.2.1 JAL南紀白浜 新設、H25.3.7 JAL新石垣 新設、H25.3.31 ANA岡山 廃止、ANA小松 新設)


■就航路線(国際線)
就航先 運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)AAR
[台湾]台北 TPE(桃園)TTW
*i1:定期チャーター便による運航

路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年12月19日:AARソウル仁川 就航
※令和06年09月03日:AARソウル仁川 運休(8/31最終運航)
※令和06年08月13日:AARソウル仁川 就航
※令和06年06月01日:TTW台北桃園 就航
※令和06年04月02日:TTW台北 運休(3/30最終運航)
※令和06年02月28日:DKH上海 運休
※令和06年01月23日:DKH上海浦東 就航
※令和05年05月08日:[国際線定期便運航再開] TTW台北桃園 再開
※令和02年03月03日:[国際線定期便全便欠航] TTW台北 長期欠航
※令和元年09月30日:KALソウル 運休(9/28最終運航)
※令和元年07月17日:EVA台北 運休(7/14最終運航)
※令和元年06月16日:EVA台北桃園 就航
※令和元年06月01日:KALソウル仁川 就航
※平成30年11月20日:TTW台北桃園 就航
※平成30年10月30日:TTW台北 運休(10/27最終運航)
※平成30年10月17日:EVA台北 運休(10/13最終運航)
※平成30年09月15日:EVA台北桃園 就航
※平成30年09月03日:ABL釜山 就航(9/1最終運航)
※平成30年08月30日:ESR清州 運休(8/26最終運航)
※平成30年08月22日:JNA*i1ソウル 運休(8/21最終運航)
※平成30年08月19日:TWB*i1ソウル 運休(出発便は8/19、到着便は8/16最終運航)
※平成30年08月08日:AARソウル 運休(8/4最終運航)
※平成30年07月26日:ESR清州 就航
※平成30年07月24日:JNA*i1ソウル仁川 就航
※平成30年07月23日:TWB*i1ソウル仁川 就航(到着便は7/26〜)
※平成30年07月21日:AARソウル仁川 就航
※平成30年07月16日:ABL釜山 就航
※平成30年03月17日:EVA台北 運休(3/14最終運航)
※平成30年01月27日:EVA台北桃園 就航
※平成29年11月25日:TTW台北桃園 就航
※平成29年10月24日:TTW台北 運休(10/21最終運航)
※平成29年09月21日:TWBソウル 運休(9/18最終運航)
※平成29年08月24日:CES上海 運休(8/22最終運航)
※平成29年08月19日:AARソウル 運休(8/16最終運航)
※平成29年07月26日:AARソウル仁川・TWBソウル仁川 就航
※平成29年06月24日:CES上海浦東 就航
※平成29年06月17日:TTW台北桃園 就航
※平成29年05月02日:CES上海 運休(4/30最終運航)
※平成29年03月05日:TWB*i1ソウル 運休(3/1最終運航)
※平成29年02月27日:EVA台北 運休(2/26最終運航)
※平成29年01月26日:EVA台北桃園 就航
※平成28年12月18日:TWB*i1ソウル仁川 就航
※平成28年11月22日:TNA台北 運休(11/16最終運航)
※平成28年09月07日:AARソウル 運休(9/3最終運航)
※平成28年09月03日:CES北京 運休(8/31最終運航)
※平成28年09月02日:EVA台北 運休(8/31最終運航)
※平成28年08月02日:EVA台北桃園 就航
※平成28年04月21日:AARソウル仁川 就航
※平成28年03月28日:CQH上海 運休(3/25最終運航)
※平成28年03月27日:EVA台北 運休(3/24最終運航)
※平成28年03月05日:AARソウル 運休(3/2最終運航)
※平成27年12月23日:AARソウル仁川 就航
※平成27年12月03日:EVA台北桃園 就航
※平成27年10月21日:EVA台北 運休(10/17最終運航)
※平成27年09月09日:AARソウル 運休(9/5最終運航)
※平成27年07月01日:AARソウル仁川・EVA台北桃園 就航
※平成27年03月30日:CQH上海浦東 就航
※平成27年03月07日:AAR(ANA)ソウル 運休(3/4最終運航)
※平成27年03月03日:EVA台北 運休(3/1最終運航)
※平成26年12月24日:AAR(ANA)ソウル仁川 就航
※平成26年09月13日:AARソウル 運休(9/10最終運航)
※平成26年07月16日:AARソウル仁川 就航
※平成26年07月11日:CES北京首都 就航
※平成26年07月10日:CES上海浦東 就航
※平成26年03月06日:AARソウル 運休(3/5最終運航)
※平成25年12月04日:AARソウル仁川 就航
※平成25年09月23日:AARソウル 運休(9/22最終運航)
※平成25年07月14日:AARソウル仁川 就航
※平成25年05月02日:EVA台北桃園 就航
※平成25年03月31日:AARソウル 運休(3/30最終運航)
※平成24年11月17日:AARソウル仁川 就航
※平成24年09月04日:TNA台北桃園 就航
※平成24年08月23日:AARソウル 運休(8/22最終運航)
※平成24年07月22日:AARソウル仁川 就航
※平成24年02月26日:AARソウル 運休(2/25最終運航)
※平成23年12月17日:AARソウル仁川 就航
※平成22年11月01日:AAR*i1ソウル 運休(10/31最終運航)
※平成22年07月01日:AAR*i1ソウル仁川 就航
※平成22年03月01日:AARソウル 運休(2/28最終運航)
※平成21年12月24日:AARソウル仁川 就航
※平成21年11月07日:AAR(ANA)ソウル 運休(11/6最終運航)

■空港所在地
空港所在地(Googleマップ)
■旭川空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
旭川空港運営受託予定者の公式サイト◎(北海道エアポート株式会社)
旭川空港旅客ビルの公式サイト△(旭川空港ビル株式会社)
旭川空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)
旭川市の公式サイト◎土木部旭川空港管理事務所のページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※旭川空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.06.05
前調査日 2023.03.04

posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旭川空港(北海道のまん中・旭川空港) | 更新情報をチェックする