2025年01月26日

神戸_発着枠増加の効果無?

■神戸空港(マリンエア) 発着枠増加の効果なし? 増便発表はSKYとFDAの3往復だけ

神戸空港(マリンエア)に就航する各社は24日までに、3月30日以降の夏ダイヤを発表しました。春に行われる発着枠増加に伴う増便はスカイマーク(SKY)とフジドリームエアラインズ(FDA)の合計3往復だけで、新規就航路線は皆無です。

現在、神戸空港(マリンエア)に就航しているのは、SKY、FDA、ANA、ソラシドエア(SNA)、AIRDO(ADO)の5社。SKYが8路線25往復、FDAが3路線4往復、ANAが2路線3往復、SNAが1路線3往復、ADOが1路線2往復の合計11路線37往復です。
神戸の発着枠は、今春に、40往復分から60往復分へ1.5倍に増える予定です。しかし、5社が相次いで発表した夏ダイヤでは、新規路線の就航は全くなし。増便はほとんどありませんでした。
まだ夏ダイヤを発表していない航空会社もありますが、新規就航を発表した会社もなく、今のところ、神戸発着便はほとんど変化がない状態です。現在の40往復分も満たさない、残念な状況になりそうです。

夏ダイヤの発表で、神戸発着枠の増加に言及したのはSKYのみで、鹿児島線を1日1往復増便するとしています。このほか、SKYが那覇線を7月25日〜8月31日のみ1日1往復増便、FDAが青森線を8月1日〜8月7日のみ1日1往復増便することを発表したのみとなっています。

SKY、FDAの夏期の増便を含めても40往復分に収まっていることから、まだ増枠分は発表できない段階である可能性があります。このため、今後追加発表を期待したいところですが、増枠確定が昨年で、増機をする会社もないことから、航空各社も追いついていない状況なのかもしれず、今後の動きが注目されます。
※よく希望が出てくる東京国際(羽田)線は、羽田側の発着枠が増えていないので、いずれかの羽田発着便を減便しない限り増便はできません。

神戸発着便状況(現在→2025年夏ダイヤの便数)
新千歳 7→7︰SKY4→4、ADO2→2、ANA1→1
青 森 1→2*FDA1→2*
花 巻 1→1︰FDA1→1
仙 台 2→2︰SKY2→2
百 里 3→3︰SKY3→3
羽 田 8→8︰SKY6→6、ANA2→2
松 本 2→2︰FDA2→2
長 崎 3→3︰SKY3→3
鹿児島 2→3SKY2→3
那 覇 7→8**SKY4→5**、SNA3→3
下地島 1→1︰SKY1→1
*FDA青森は08/01-08/07のみ2往復
**SKY那覇は07/25-08/31のみ5往復

posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神戸空港(マリンエア) | 更新情報をチェックする