[特集]地方空港から海外へ29

　さあ、地方空港から海外へ！　

■■■■■■■祝！日本！■■■■■■■
■■■■ついにコロナ禍脱出へ！■■■■
■■全空港の国際線定期便今日再開！■■

後書き︰国際線定期便就航の地方空港を振り返る

ということで、3月5日から30日間にわたり、国際線定期便の就航する地方空港を見てきました。

本邦航空会社では、スカイマークとスターフライヤーは、国際線全欠航が継続中。Peach Aviationは新千歳、仙台、福岡発着の国際線全欠航が継続しています。コロナ禍前に比べて便数が著しく少なかったり、一部路線が未再開であったりする空港もあります。
しかし、今日4月3日、コロナ禍直前に国際線定期便が就航していた全ての空港で国際線定期便が再開となりました。
空港はついに国際線の受け入れ態勢が完全に整ったということになります。

各国で入国制限が行われたコロナ禍。コロナ禍は皆大変でしたが、航空・空港業界ほど直に影響を受けたものはありません。今回の新石垣発着国際線定期便の再開は、航空・空港業界にとって、コロナ禍最大の区切りとなります。
全世界からの入国制限が始まったのが令和2年の4月3日。それと同じ4月3日に国際線定期便全便欠航空港がなくなるとは、なんとも象徴的ですね。

さあ、日本国内の空港は、やっとコロナ禍を脱出します。
出入国制限という、検疫上最重要点においても、やっとコロナ禍を脱出します。
今日が本当の意味でのコロナ禍脱出、本当のひと区切りです。

そういえば、令和2年4月4日、入国制限が始まったのに合わせて、「経済が心配なら、コロナの問題が収まってから、ぜひ、空港でたくさん買い物して、たくさん旅行に行ってください。そして、空港でたくさん撮影ください。今は、そんなことする時ではないです。コロナが収まれば、珍しい飛行機もたくさん飛んできます。それまで待ちませんか。」と呼びかけました。
航空・空港業界も今日でやっとコロナ禍を脱出します。
ぜひこの機会に、
　五年分空港に行って、
　五年分空港へ飛んで、
　五年分空港で買物して、
　五年分空港で食事して、
　五年分空港を楽しんで
みませんか。

そして、提案するなら、この機会に、地方空港から海外へ行くことをオススメします。

地方空港には、日本の航空会社が国際線をほぼ就航しておらず、このため日本人には使いづらいダイヤであることも多いので、なじみが薄いかもしれません。
しかし、特集でも取り上げたように、多くの地方空港に海外の航空会社が就航しています。例えば西日本から海外へ行く場合、羽田や成田経由では遠回りになるので、ソウルや台北、香港などに飛んでトランジットする人もたくさんいます。
地方空港の国際線は、小規模で迷うこともなく、混雑も少なく搭乗できるのも魅力です。

地方からのアウトバウンドは特に少ないようです。
ぜひ次の旅行に地方空港発の国際線利用を検討してみませんか。


・3月05日︰00 前書き
・3月06日︰01 旭　川
・3月07日︰02 新千歳
・3月08日︰03 函　館
・3月09日︰04 青　森
・3月10日︰05 花　巻
・3月11日︰06 仙　台
・3月12日︰07 百　里
・3月13日︰08 新　潟
・3月14日︰09 富　山
・3月15日︰10 小　松
・3月16日︰11 静　岡
・3月17日︰12 美　保
・3月18日︰13 岡　山
・3月19日︰14 広　島
・3月20日︰15 徳　島
・3月21日︰16 高　松
・3月22日︰17 松　山
・3月23日︰18 大　分
・3月24日︰19 福　岡
・3月25日︰20 北九州
・3月26日︰21 佐　賀
・3月27日︰22 長　崎
・3月28日︰23 熊　本
・3月29日︰24 宮　崎
・3月30日︰25 鹿児島
・3月31日︰26 那　覇
・4月01日︰27 下地島
・4月02日︰28 新石垣
・4月03日︰29 後書き

国際線大復活の波に乗りにいこう！
海外航空復活の波に乗りに行こう！

■ある程度の規模がある国際線専用施設がありながら国際線定期便が運航していない空港︰
これらの空港はいずれも、コロナ禍直前（2020年1月〜4月頃）にも国際線定期便が運航されていなかった空港です。
・秋田空港
・福島空港
・鳥取空港（鳥取砂丘コナン空港）
・出雲空港（出雲縁結び空港）
・山口宇部空港
・南紀白浜空港（熊野白浜リゾート空港）※
・神戸空港（マリンエア）※（4月18日完成予定）
・高知空港（高知龍馬空港）※（仮設ターミナル）
※印の空港は、コロナ禍中にある程度の規模がある国際線施設が完成した空港

■定期便は無いが定期チャーター便（国際線）が就航中の空港︰
・秋田空港
・福島空港
・神戸空港（マリンエア）（4月18日から定期チャーター便就航予定）
・高知空港（高知龍馬空港）


■コロナ禍が絡んだ空港記事たち　コロナ禍明け記念に空港を調べよう！
・[まとめ]COVID-19関係記事一覧（3）（2023/12/30配信）
・[まとめ]COVID-19関係記事一覧（2）（2022/06/15配信）
・[まとめ]COVID-19関係記事一覧（1）（2020/11/15配信）
・[特集]お家を出ようプロジェクト（2023/05/08〜2023/06/26配信）
・[特集]お家にいようプロジェクト（2020/04/26〜2022/01/14配信）

特集：さあ、地方空港から海外へ！
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祝！国際定期便再開_新石垣

　　祝！！国際線定期便再開　　
　　　　　新石垣空港　　　　　

4月3日、新石垣空港（南ぬ島石垣空港）発着の国際線定期便が再開されました。

香港エクスプレスの新石垣-香港線が週7往復で再開、ジンエアーの新石垣-ソウル（仁川）線が週5往復で新規就航しました。
新石垣発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）パンデミックの影響で2020年2月22日に長期欠航となって以来、実に5年2か月ぶりの運航になります。

これで、国際線定期便の発着する空港は32空港になりました。
そして、長期欠航が続く空港が、ついに消滅。2020年から続いた空港業界でのコロナ禍がついにひと区切りすることになりました。

■COVID-19パンデミックに伴う国際線定期便運航再開状況
全30空港再開、2空港新規就航（長期欠航継続はついに消滅！）
旭　川：2023年05月09日再開済、2024年03月31日全便運休、2024年6月1日再就航済
新千歳：2022年07月17日再開済
函　館：2023年05月12日再開済
青　森：2024年01月20日再開済
花　巻：2023年05月10日再開済
仙　台：2023年01月18日再開済
百　里：2023年03月26日再開済
成田国際：運航継続
東京国際：運航継続
新　潟：2023年01月17日再開済、2023年03月25日全便再欠航、2023年05月12日再再開済
富　山：2023年08月08日再開済
小　松：2023年04月01日再開済
静　岡：2023年03月26日再開済
中部国際：2020年06月17日再開済
関西国際：運航継続
美　保：2023年10月25日再開済
岡　山：2023年03月26日再開済
広　島：2023年01月04日再開済
高　松：2022年11月23日再開済
松　山：2023年03月26日再開済
福　岡：2020年04月29日再開済
北九州：2023年05月08日再開済
佐　賀：2023年04月02日再開済
長　崎：2023年10月30日再開済
熊　本：2023年01月05日再開済
宮　崎：2023年09月27日再開済
鹿児島：2023年06月05日再開済
那　覇：2022年08月02日再開、2022年08月16日全便再欠航、2022年10月16日再再開済
下地島：2024年05月29日再開済
新石垣：2025年04月03日再開！←今回！

■国際線定期便新規就航空港
徳　島：2024年11月16日新規就航
大　分：2023年06月22日新規就航

※は、定期便長期欠航中も、2020年4月以降に出入国が記録されている空港（チャーター便が飛んだものとみられます。ほかに三沢、岩国なども確認。）

■（関連記事）新石垣空港（南ぬ島石垣空港）　4月3日から国際線定期便再開へ　5年2か月ぶり（2025年2月15日配信記事）
https://johokotu.seesaa.net/article/510370180.html