■2009.03.12 東京国際(羽田)→鹿児島
空弁は売り切れ、、、
いよいよ、旅行当日。
この日は、午前までの勤務。何もなければ昼前には帰れるため、昼ごろの飛行機に乗ろうと思えば乗れないことはない。しかし、恐れていた、問題が発生し、残業する羽目に、、、。なかなか帰れない事態になってしまった。
実は、ここ数回、午前に帰れる日に限って問題が発生し、なかなか帰れないということが連続していた。このため、今回は、予約の段階で、やや余裕を持たせておいた。さらにダイヤの関係で、夜出発にしていたので、午後まで残業しても、旅程に影響は全くなかった。昼頃の便を予約していたらいきなり飛べずに大変だったところだった。
仕事は太陽が見えるうちになんとか終了。夜、羽田には18時半前ごろ到着だった。
実はいったん帰った自宅でのんびりしすぎて、19時05分発の搭乗にはぎりぎりになってしまった。いつもならば、3時間は前にきてじっくり空港見物をするところだが、そんな時間は全くない状態だ。
チェックインは朝に済ませることもできたのだが、自分はできるだけ後ろに座りたい。最後部席は当日まで指定ができないので、時間がないのに窓口に並び、時間をかけて変更してもらった。いつものことだが、座席指定を自動チェックイン機で変更できないのは不便極まりない。座席は夜間で窓からの撮影に向かないことから、中央部通路側の最後部席を確保した。
ここで時計を見るとすでに18時半を過ぎている。
すぐに手荷物検査場を通過して搭乗待合室へ。いつもはゲート外で買う空弁を手に入れる暇がほとんどなかったので、搭乗口近くの店へ直行した。
が、店仕舞い直前ですでに空弁はすべて売り切れ。
ホテルで鹿児島空港を眺めながら優雅に空弁、、、といきたかったのに無理だった。
飛行機はほぼ定刻通りの動きだった。機材はA300-600R。子供のころから最も乗っている機材で、うるさくてもなぜか安心する。最終便なのに木曜日であるせいか、後ろの方はかなり空いていた。特に中央部や通路側はほとんど客がいない。隣がどうせいないなら窓側席でも良かったかなあと思いつつ、外を見られるわけでもないので、ほどなくして眠ってしまった。
気づくと飛行機は着陸態勢に入っており、数分後、ほぼ定刻で鹿児島空港に着いた。外は雨が微妙に降る天気のようだ。
鹿児島空港はゲート内は初体験だが、この空港は、羽田第一や伊丹同様に出発と到着が混在する。つまり到着時にもゲート内店舗が使えるすばらしい造りだ。ただ、時間が遅いためか、売店は閉店していた。
ここでも空弁を確保できなかった。
空港ホテルから最高のながめ!!!!!
夕食を確保できなかったのに落胆しつつ、ゲート外に出た。ゲートの外も店は閉店しており、弁当はおろか菓子のような軽いものも確保できなかった。
仕方がないので、さっさとホテルへ移動することにした。ホテルからは空港まで送迎がある。電話してきてもらっても良かったが、夜で見にくいけれど空港の外回りを見ておきたかったので、空港の歩道を歩いて行くことにした。
雨は傘をさすほどでもない、微妙な降りだった。横に長い鹿児島空港のターミナルエリア。空港の施設配置を確認しつつ南に歩くと、10分ほどでホテルに着くことができた。
空港ホテル。
四国の某空港近くで泊まった同名に近いホテル(空港ホテル)は、空港から車でも10分以上かかる位置に立地し、構えはあまり立派には見えない造りでいかにもやや格安のビジネスホテルですという感じだった。ここも名前だけ立派なちゃっちいホテルなのかと想像していたが、実物はなかなか立派な構えのホテルで、シティホテルに近い。なにより空港の目の前という立地が良い。ツアー代金から考えると、実質的にホテル代はないようなものだからこれはかなりうれしい。
外観だけでなく、フロントの接客もしっかりしていた。入口にJAL、ANA、SNAの乗員の宿泊を歓迎する団体宿泊客名札が出ていて、その手の人も宿泊していることを考えると、それなりに格式あるホテルなのだろう。
手続きを終了し、渡された鍵をみると案内された部屋は高層階だった。
これなら明朝、高い位置から空港を撮れる。かなりラッキーだ。山の中の空港だと、山の頂上部分を削って作る空港が多く、高い位置から眺められる空港はなかなかない。格安なのにここまでできるとは素晴らしい。
わくわくしながらエレベータに乗りこんだ。
ところが、、、
なんと、部屋は空港とは逆側の部屋だった。
このホテルの部屋は、空港側とその反対側に部屋が並んでいた。エレベータは空港とは逆側にあり、空港側の部屋になる確率は5割強なのだが、見事に外れクジをひいてしまった。見えるのは空港とは逆側。しかも空港側のように照明が多くなく明るくないので、ただ黒い地面が見えるだけだった。
「これが格安の現実か、、、」
まあ、それでも格安で一泊できただけでも万々歳。部屋自体は充分満足のいくものだ。この値段で眺望まで求めては申し訳ない。 ちなみに部屋は通常のビジネスホテルのシングルサイズ。ユニットバスは一通りのものはそろっており、満足いくホテルだ。ベットだし、いつも床の間に布団を敷いてる身にはゆっくり眠れそうだ。
だが、自分はまだ夕食前だった。ひとまず食料を確保せねば。そこで、ホテルの外に出たが、ここは山の中。しかも時間は22時。なかなか良い店が見当たらない。
やっとのことで、ホテルから西方徒歩10分ほどのところにコンビニを発見。弁当を買い、ホテルで食した。
こうして、1日目が終了。明日からの大移動に備え、23時には就寝した。
今日の教訓!
・空弁は早めに確保するべし!(←夜も用意してくださいよ、売店さん、、)
・木曜は最終便でも空いている。
2009年03月12日
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