2009年08月09日

夏の離島めぐり(2日目)

■2009.08.09 (博多)→対馬→壱岐→(博多)


曇り空の国境の島

壱岐下船部屋にいたから、2時の壱岐到着で一度起きたものの、博多→対馬厳原間の船の中では完全に爆睡していた。
対馬厳原港に着く前に放送が入り、7時までは船内滞在が可だという。レンタカー屋が迎えにくる7時まで厳原港待合室の椅子で寝ていようと思っていたから、揺れてる船の上とはいえ、横になって寝られるとは良いサービスだ。
乗船券回収後再び眠りにつくと、あっという間に7時になった。下船しようと甲板に出たら外は今にも雨が降り出しそうな曇り空だ。予報では晴れ続きだったのにこれは想定外だった。

→あとで知ったのだが、台風八号の一番外側の雲が軽く覆っていたようだ。

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今回の旅行で初めて降り立った海の港が対馬島の厳原港。

港に降り立つと吉永レンタカーの送迎車が待っていて、同じ船に乗っていた男性一人と空港そばの営業所まで向かうことになった。厳原港近くにも営業所があるのだが、土休日は休業日。拠点となっている空港近くの営業所しか開いておらず、そこに送迎となった。このレンタカー屋、自分が会員になっているオリックスレンタカーの提携会社らしい。実はこのオリレンには、旅行出発前にネットで予約を入れようとしたのが、土日は空港営業所だけだったから断念したのだった。こんなことなら、マイルがたまるオリレンで予約すればよかったと思ったものの、オリレン予約では厳原港への送迎も告知されていない。直接電話予約したおかげで7時に厳原港まで送迎があったのだから結果オーライといったところだろう。

→支払いをJCBJALカードにしたら、明細の店名はオリレンになっていた。しかもJALが飛んでない島の店の支払いなのに提携のJCBではなくJALカード支払扱いで二度ビックリだった!このレンタカーは島内で唯一、厳原、美津島(空港)、比田勝の三か所に営業所を持つ。乗捨を活用すれば島を効率よくまわれそうだが、空港で借りて比田勝で返すと乗捨料はなんと10500円。店の人も「あまり乗り捨てしてほしくないからこの値段。」と言っていた。


さっそく車を借り、まずはすぐ山の手にある空港へ向かった。
空港はこぢんまりとしたもので朝早いせいかまだ本格的に動いてはいなかった。搭乗待合室もまだ閉鎖中。しかたがないから、軽く見てまわったあと、車を返却する12時前に再度来ることにして、島内を観光がてら空港が見えそうな高台をまわることにした。
全国空港ウォッチングガイドによれば、浅茅湾をはさんだすぐ北にあるメボシマ山が撮影に適しているようだが、港でもらった島のパンフに、さらに北の方に烏帽子岳展望台というのがあるのが目にとまった。ふもとに観光名所の和多都美神社があるのでそこまで行って折り返して来ることにした。島の北端まで行く時間はないから、ちょうど島の中間点でもある烏帽子岳まで行って、南側だけでも制覇しようと考えたのだ。

地図を見るかぎりでは対馬島の南北幅の5分の1程度の距離。烏帽子岳までは15分程度で行くかと思っていたが、意外と広い対馬島、頂上に到達するまで小一時間かかってしまった。
空港から烏帽子岳展望台にかけてのエリアは、海岸線が細かく出入りするリアス式海岸の浅茅湾が広がっている。展望台にあがると、リアス式の独特な海岸線を360度望めたが、低い雲がかかり、空港までは望むことはできなかった。現地設置の案内板を見るかぎりでは小さくはなるがぎりぎり見えるようで少し残念だ。

→ふもとにある和多都美神社は広島厳島神社のモデルと言われている由緒ある神社で、海の先に3本の鳥居が立つ独特な雰囲気だった。すぐそばには神話の里自然公園があり、日本庭園などがあるらしい。今回は時間がなく、公園には寄れなかった。

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烏帽子岳展望台から見た風景。眼下に山と海の風景が広がる。海岸線が出入りするリアス式海岸を高所から見られる観光地のようだ。曇っているのが残念。


わかりにくいメボシマ山

和多都美神社からは来た道を戻る形で国道382号線を南進、まずはメボシマ山を目指した。
玉調で右折し浅茅パールブリッジに寄ったあと、観光名所の万関橋に到達した。メボシマ山へは、この橋の北詰付近に分岐路があるようなのだが、それらしい看板がない。橋北詰の売店付近で停車して地図と照らし合わせて見てみたら、目の前にある非常に細かい道がそれらしい。
見落としていたが万関園地と書いた小さな看板が立っていた。たぶんこれだろう。小道に入りこんで車を走らしてはみたものの、通る人があまりいないのか、車体が傷つきそうなくらい枝葉が飛び出ている道で狭い。しばらく進んだら果たして展望台があった。
ここは広場と展望台、トイレがある整備された場所だが、普通に鷹が駐車場にいて近づいても飛び立とうとすらしないほどで、訪問者は少なそうだ。展望台からは、ほぼ同じ高さで滑走路の一部とターミナルが見えたが、天気が悪いせいで霞んでいた。間には浅茅湾の運河。晴れていれば望遠レンズでいい感じの写真が撮れそうだった。

展望台をあとにして空港下まで来たらちょうど10時だ。
すぐ先にある真珠の湯温泉に行きたかったから、11時には再びこの辺りにいたい。どうしようかと、島のパンフを見ると、少し南の山間に上見坂公園、そこから西に進んだ西海岸に椎根の石屋根という観光地がある。厳原に行くのと迷ったが、西海岸や日本唯一という石屋根集落を見てみたかったので、しばらく南下後厳原手前で県道44号線に入り西進してこれらを見ながらぐるり時計まわりに戻ってくることにした。
上見坂園地には15分ほどで到着。山の上は霧霧霧でアクセス道路でもライトをつけて徐行運転しなければならないほどで、当然ながら展望台も白い霧以外なにも見えなかった

上見坂園地からは県道44号線を西進。園地があった権現山周辺は霧だらけだったが、標高が低くなると霧は徐々に晴れていった。

椎根の石屋根までは上見坂園地から30分弱かかった。この石屋根のある風景は「農村景観百選」にも選ばれているそうで、期待していったのだが、、、。
石屋根の建物は複数並んでいるものの、観光地化されている場所ではなく、普通の民家の建物(倉庫)なので車の中から覗けただけだった。周囲の家は普通の建物で、農村全体の景観が良いというよりは珍しい建物が良いといった感じだった。ちなみに石屋根の家は一軒だけだが空港敷地内に移築されており、そこで見れば充分といった感じだった

空港付近からここまで30分強。まだ同じくらいの距離の復路があって時間がない。近くにある小茂田浜海水浴場と元寇の役古戦場をささっと見て県道24号線を北上、空港のある美津島方面へと向かった。

→プチ情報:小茂田港には港のところに海を渡る横断歩道がある。


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椎根の石屋根。悪水川沿いに石屋根の倉庫が数軒並んでいる。確かにここだけ切り取ってみると百選にふさわしい景色。


自由席のジェットフォイルに焦りまくり、、、

11時に美津島地区の中心部に到達。
あと少しで国道382号線というところで道幅が極端に狭くなり、ちょっとした渋滞になった。

ありゃあ進まないと思っていたら、防災無線からでっかいサイレンが鳴り響いた。一瞬12時の時報かと思ったが時計を見ると11時すぎ。でもぴたり11時ではない。11時のサイレンにしては中途半端だと思っていたら、道端に出てきていたおばあさんが黙祷して祈っている。

あっそうか、今日は8月9日

時報だと思ったサイレンは原爆投下時刻の合図だった。対馬は船便などから福岡とのつながりが強いけれど、行政は長崎県。このタイミングで長崎にいるとは何かの縁。運転中だし、路肩に停まれるスペースもないから目をつぶるわけにはいかなかったが、心の中で黙祷した。


さて、なんとか国道に出たところで、返却時刻の12時までまだ時間がある。さっそく真珠の湯温泉に寄ることにしたが、国道からの入り方が分からず少し迷ってしまった。
温泉には11時15分頃着いた。入口で名前・住所を書くが、近所の人だらけで、実際浴室では地元のおじさま達がまったりと談笑しながら入っていた。

→真珠の湯温泉は入口付近の雰囲気は良かったものの、脱衣所から風呂にかけてはいたって普通だった。国道に温泉の案内はないが、対馬グランドホテルの隣にあるので、国道にも看板がたくさん出ているホテルを目指せば簡単に辿り着ける。


12時のレンタカー返却前に空港に寄りたかったから、汗を流したらそそくさと温泉を出てすぐに空港に向かった。

空港では売店で土産を物色。出発口などを撮影後、駐車場へ向かうともう12時。山の下にあるレンタカー屋にすぐ向かい、さっさと車を返却した。
厳原港発のフェリーは13時発。30分前には来るよう言われているから、あまりチンタラはしていられなかった。

レンタカー屋から港まで送迎してくれたおじさんは、歴史や文学に精通した人で、運転中も対馬の歴史を語りっぱなし。厳原では街の中の小道にまで入って名所を色々教えてくれた。レンタカーの送迎なのに観光タクシー気分を味わえてなかなかだった。(こっちは集合時刻の出航30分前まで間に合いそうになかったから気が気じゃなかったんだけど(笑)

厳原港ターミナルに入るとすでにたくさんの人がいる。まあ、ジェットフォイルだから席は確保されてて大丈夫と思っていたら、なんと九州郵船は自由席で良い席は競争だった。
乗船口のある二階にあがると、狭い待合室内は、列をつくる人でうめつくされていた。こりゃまずいとすぐに最後尾についたものの、かなり後方。改札は10分前からで10分ほど待ってやっと改札開始になった。
改札後なんとか通路側は死守しようと焦りながら入り込んだものの、船内は拍子抜けするほどスキスキ。乗ってくる人はそれほど多くなく、窓側の二人掛けを占領し、壱岐へと出航した。


壱岐ではバス活用の予定が、、、

壱岐までは1時間ちょっとの航行。
眠っていたらあっという間で、南西部にある郷ノ浦に着いた。これから見学したい空港は南東部、博多行の最終フェリーは北東部の芦辺発だ。小さい島とは言え、意外と大移動となる。

→島にはもうひとつ印通寺港という港があり唐津行フェリーが発着している。郷ノ浦で窓口を見学していたら、親子が芦辺と間違えて来たのを目撃したほどだ。壱岐はたいして大きくもない島。なんで一つの港に統一しないのか、観光に不便だし、島部外者から見ると分かりにくいことこの上なく、来る前から来る気が失せてしまうのではないだろうか。


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大きな郷ノ浦港ターミナル。郷ノ浦は壱岐市役所がある栄えていた街だったようで、時間があれば散策したかったが、仕方がない。


節約のためレンタカーは利用したくない。ぎりぎりチャリでまわれそうなサイズの島だから、はじめはチャリを借りようとしていたが、レンタサイクルを調べたら、川辺モータースという一軒しかヒットしなかったこともあり、乗捨も不可能だからさっさと断念。バスを活用して移動することにしていた。
だが、郷ノ浦に着いてから次のバスまでは1時間と、なぜか船便への接続が最悪。このバスに乗っても空港までは途中の印通寺から約4キロ歩かねばならない。2時間後に空港行があるのだが、日の入り前に1分でも早く空港に行きたかったから、バスを待つのがつらい。郷ノ浦から徒歩で行くという手もあるのだろうが、地図上で10キロはあるから、結局1時間後のバスを待ったほうが早く着きそうだ。

そんなこんなでバスを待たざるをえない状況なのに、実際港に降り立ったらバスを待つのが馬鹿らしくなってきてしまった
近くにレンタサイクルがあれば借りたかったが、観光案内所に人がおらず近くにあるかさっぱり分からない。仕方がないのでレンタカーを借りようと、港にパンフがあったレンタカー屋に電話をしたら、みな満車と、ことごとく当てが外れてしまった。

早く空港へ行っときたいのに動きが取れないジレンマ。困った挙げ句、結局、タクシーを使うことに変更した
お財布にあまり余裕がない。空港までは結構距離があるからひとまずバスに乗ったときと同じ条件で印通寺まで行き、そこから歩いて行くことにした。


空港周辺に奇麗な浜が3つも!!!

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印通寺港ターミナル。小さめのターミナルだ。このあたりは旧石田町地区で、それなりに栄えた地域だ。

郷ノ浦港から印通寺港までは15分ほどだった。港ではなく街中でおりれば少し距離が短くなって節約になったかもしれないが、ここまで2290円もかかってしまった。
印通寺港のターミナルは、郷ノ浦より小さめのターミナルだった。入るとちょうど唐津行フェリーが着く少し前で混んでいた。この港は外人比率が高いのが特徴で、どうも海水浴帰りに見える。旧石田町地区には錦浜、大浜、筒城浜と壱岐を代表する3つの海水浴場があるから、その帰りなのかもしれない。

1階に観光案内所があったのでレンタサイクルがないか聞いたら、歩いて5分の街中にあるという。店名を聞いたらなんと「川辺モータース」。市役所のある郷ノ浦地区にあるのだとばかり思っていたが、何とこの印通寺にあるお店だった。
チャリがあるなら、ぜひ空港へはチャリで行きたい。さっそく川辺モータースでチャリを借りて、空港周辺を回ってからターミナルへ行くことにした。

地図を見ると、壱岐空港は3つの海水浴場に囲まれた部分にある。これなら、砂浜と空港という構図で写真が撮れそうだから、まずは空港南側にある錦浜へ向かった。

錦浜までは狭い道を15分ほど。
入口付近の道路は狭いにもかかわらず、送迎のマイクロバスやマイカーが多めの海水浴場だった。曲線を海水浴場の先には岩地帯があり、その先に乙島灯台が見える抜群の風景だった。この浜は離着陸する飛行機と浜が一緒に撮れる名所らしく、全国空港ウォッチングガイドにも写真が載っているくらいだが、実際には海から滑走路自体は見えにくく、アプローチの機体を狙える程度のようだ。
旅行前にグーグルマップで滑走路南側に道路らしきものがあることは確認していたので、浜を右に見つつ、見当をつけて進むと、滑走路南端を巻き込むように砂浜沿いの遊歩道が整備されていた

滑走路南端は小高い丘が両側にあり、滑走路が丸見え。しかも遊歩道の途中は空港区画に挟まれた掘割になっており、日本一おもしろい風景といっても過言ではない眺めが楽しめる滑走路端だった

滑走路南端を西から東へ抜けると、そこは大浜海水浴場が広がっていた。滑走路と平行し長い海岸線が続くものの、滑走路は高い位置にあるため、まったく空港を感じさせない海水浴場だった。(当然撮影はまったくできず)。

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個人的には一番景色が抜群だと思った大浜。海水浴場左右に砂州のように延びた岩地帯があり、砂浜の曲線が美しかった。南端の空港風景は空港ファンにはたまらない光景。あ、でも飛行機が来るのは1日2回、、、。


大浜からは、滑走路沿いに車道が北へ延びており、北端先に3つ目の海水浴場、筒城浜がある。
筒城浜は、日本の白砂青松100選、日本の渚100選など多くの海水浴場選抜を総ナメにしているところで非常によく整備されている。陸側は公園が広がるレジャー地域となっていて、駐車場にも車が多く停まっていた。ただ一帯は空港滑走路より一段も二段も低く、空港ファン的な見方をすると、アプローチする飛行機が捉えられる程度の浜だった。


船にぎりぎり間に合わず失敗続き

滑走路北端をぐるりとまわった北西側は木が多い畑作台地地帯。滑走路から離れた位置に道があり、滑走路脇に行くにはところどころにある脇道に入る必要がある。草ぼうぼうの広場があったくらいで展望場所はなく、すぐターミナルに来てしまった。

→空港北西にある展望広場は入口に案内看板もない草ぼうぼうの広場で、表通りから小道を入った先にあり、誰も来ないような雰囲気。ところがこの広場、トイレと動物をかたどった置物椅子があり、不思議な空間になっていた。


壱岐空港ターミナルはかなりコンパクトな建物だが、ターミナル区域は周囲よりかさあげされており、やや分離した感じになっている。建物自体は屋上へ行く外付階段やアンテナが目立つ素朴なもので、非常にコンパクトなものだった。

空港で長崎からの到着便を写したあと、滑走路南端へ移動し折返便の離陸風景を撮影。撮影後は、そのまま印通寺に戻った。

印通寺には17時すぎに到着。
チャリを返したらちょうど港から唐津行最終便(17時30分発)が出るところだった。実はこの少し後、郷ノ浦から博多行が出港していた(17時45分発)のだが、タクシーを飛ばしてもこれに間に合わない。
はじめから芦辺発で考えていたから、唐津行も全く頭になかったのだが、あと30分早ければ、さっさと福岡に行けたかもしれなかったのでちょっと失敗してしまった。
近くのバス停で芦辺へのバスを確認すると芦辺行30分程前に出たばかりで、19時すぎの最終便まで来ないようだ。チャリは返却してほかにも回るにはちょっと不便で、これもまた失敗してしまった。

仕方がないので20時過ぎに最終到着便がある印通寺港のターミナル内でしばらく過ごそうと移動をしたら、なんとターミナルは一時閉店して入れなくなっていた
ほかに休憩できそうなところとして、街側にマリンパル壱岐という直売所と図書館が一緒になった建物があるが、営業時間は18時まで。街中にある記念館類がこの時間まで開いているとも思えないし、印通寺の街はたいして寄りたい場所もない。
まだ船まで3時間あるから、約10キロ離れた芦辺まで歩いていくという手も取れたが、そんな気力もなく、タクシーでさっさと芦辺港へ行って休むことにしてしまった。



最後の最後も時間を無駄にした壱岐島

印通寺から芦辺までは約15分。またまた節約のためフェリーのりば対岸で手前にある漁港で降ろしてもらったもののこちらも2050円かかった。レンタサイクルが1000円だから、この島での移動代金は結局5000円強。レンタカーを借りるのと同じくらいかかってしまったから、こんなだったらはじめからレンタカーにしとけば良かったかもしれない。

漁港からフェリーのりばは直線距離では目で見える程近いが、間に芦部港の海がある。少し上流側にしかない橋を渡るために大回りで歩いて30分ほどかかり、結局着いたのは19時前だった。
のりば前にスーパーマーケットのダイエーがあったので軽い食料を調達してからのりばへ向かうと、なぜか玄関が閉まっていた

???

最終便は21:10発で芦辺港発だったはず。なのにのりばは開店していない。まさか間違えてないよなと、ダイヤを再度確認しても芦辺発になっている。それでも目の前の乗り場は閉まったままだった。

周囲の街はまったく栄えておらず、ダイエーと飲食店が3店ほどあるだけ。やることもなく、日が暮れて真っ暗になった入口前でひとりポツンと座って待っていたら、19時半過ぎになってやっと係員が来て受付が始まった
営業してないならば、こんなところに早く来る必要もなく、印通寺でもうちょっと散策しておけば良かった。
その後は待合室と無意味に同じ造り同じ商品ラインナップの3店の売店しかない芦辺港で、延々1時間半も待つはめになってしまった。

ここでもまたまたせっかくの上陸時間を無駄に過ごしてしまい、なんとも残念な気持ちになった。


フェリーは折返便到着が5分遅れ。それでも定刻5分遅れの運航で博多港へと向かった。
博多には23時半過ぎに到着。港前から博多駅までタクシーを飛ばして、24時ぎりぎり前にロッカーから荷物を取り出すと、宿へ直行した。


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芦辺港ターミナル。大きさは巨大だが、2階部分が妙にだだっ広いだけで営業時間は短い。売店は3店舗あるが、すべて同じ構造、同じラインナップ、同じ字のポップだった。(←かなり笑えるほどそっくりな3店舗)





■今日の教訓!

 ・(対馬)厳原夜行便は厳原で到着の4時〜7時まで仮眠が可能!
 ・(対馬)石屋根は空港でも見られる!(←時間がなければ椎根に無理に行く必要なし)
 ・(対馬)意外と広く、道がクネクネ。レンタカー必須で所要時間に気をつけよ!
 ・(対馬)空港ファンの撮影名所メボシマ山はやや道がわかりにくく狭い!
 ・(壱岐)狭い島だが港は多数。乗捨ならレンタカー必須!
 ・(壱岐)フェリーのりばは閉店多数。休憩できる場所ではない!
 ・(壱岐)空港周辺の浜は抜群の景色。飛行機と絡めた撮影も挑戦すべし!
 ・(壱岐)レンタサイクルは印通寺。唐津発着船とうまくリンクさせるべし!






posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
6sELA2DT
Posted by hikaku at 2009年08月28日 07:15
>hikakuさん
 ご覧いただきありがとうございます。
 サイトを見ましたが、関連するコンテンツがわかりません(相互リンクしようにも、関係コンテンツがないためできない状態です)。具体的にどのコンテンツからリンクしていただいたのかご連絡ください。
 また、リンクに関しては、他の閲覧者との対話を前提としておりませんので、今後はメールにてやり取りをお願いします。
Posted by johokotu at 2009年09月02日 07:39
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