2009年08月10日

夏の離島めぐり(3日目)

■2009.08.10 (博多)→(佐世保)→小値賀→(中通島)


■高速バスに変更し佐世保へ

昨晩宿のチェックインは0時頃。
一般部屋予約だったが満室でデラックスタイプだった。ただ部屋のサイズはいたって普通。あまりデラックスと感じるものはなく、唯一デラックス!と感じたのはトイレの便座で、微動洗浄付高価なものだった
ゆっくりしていたかったが、電車の関係上そうもいかない。5時には起床し準備を済ませると、6時に部屋を出て博多駅へと向かった。

今日は博多から青春18きっぷを使ってJRで佐世保まで行き、そこから船で小値賀(「おぢか」と呼ぶがローマ字表記は「ojika」)へ。小値賀をチャリでまわったあと、上五島(中通島)へ渡る予定だった。
博多は6時32分発で、途中、鳥栖と早岐で乗換、9時16分に佐世保に着く予定。ところが、よくよく調べてみると、博多を6時44分に出る高速バスがある。値段は18きっぷとたいして変わらず2200円。定時で8時50分には佐世保に到着予定でかなり遅延してもフェリーに間に合うダイヤだ。JRだと乗換が2回あり、寝過ごしたときが大変だから、急きょぐっすり眠れるバスで行くことに変更した
バス運賃は現金払いしか出来ず、ちょっと財布がさびしくなったが、半分も席が埋まらないスキスキ運行で、後ろの席もいないからシートを倒したい放題。快適に佐世保まで行くことができた。

佐世保は駅北側にあるバスターミナル着。少し遅れて9時頃に着いたけれど、ぐっすり寝れたので全く問題なかった。港は、駅を横切った南側目の前に見える所にある。桟橋まではぐるりまわって行くから徒歩10分はかかるのだけど、こんなに交通の便のいい交通拠点は久しぶりで、朝からいい気分で乗り継ぎができそうだ。

tour090811.jpg
佐世保港。長崎北部の離島への中心的な港になっている。軍港の街というイメージだったが、佐世保駅周辺は普通の街だ。奥に見える建物がフェリーターミナル。



■マナーが悪い奴はどこにでもいる、、、

九州商船の待合所は、外観はきれいな建物だったが、中に入ると天井が一部剥離してるほど古く危険な建物だった。そこに大勢の人が集まっていてちょっと面食らってしまった。

少し並んで発券(現金のみの取扱)したら、一緒に整理券を渡していて、50番ずつ乗船するよう配慮していた。これなら事前に並ぶ必要はなく、待ち時間にまったりできる。そこでターミナル内や、少し駅側にある待合所(佐世保近くの離島便の発着ターミナル)を見学することにした。駅側の待合所は新しい建物で、トイレなども非常にきれい。認定済の佐世保バーガーを売ってる店があったので、持ち帰りで1個購入、小値賀での昼飯にすることにした。

→佐世保から乗ったのは九州商船のフェリーなるしお。佐世保から2時間半かけて宇久島平港、さらに1時間かけて小値賀へと向かう。佐世保・小値賀間は2460円。短い航路のせいか1等客席はなく、2等以外に2等指定という区分がある。朝一便が10時過ぎと遅いのは、フェリーの夜間停泊が島側で行われているからで、宇久を7時に出港し小値賀(7時45分)経由後やってきた便の折返便なのだ。この航路には高速船も運行していて、こちらは中通島有川港にも経由する。ただ、佐世保が9時10分発で間に合わないから今回はフェリーにした。中通島有川港との間には、格安を売りにした美咲海送のフェリーと高速船が就航しており、直行するなら両者を選択可能となっている。


フェリーは折り返し時間が20分と短く、出発10分ほど前の入場だった。
番号が60番台だったので、第2集団で船内に入ると、結構人が多い。宇久と小値賀でちょうど半々くらいの人がいて、部屋を分けていた。
小値賀用船室に入ると、ごろ寝区画は、両端と中央にある。入って右側の区画で、その中央奥側に空いてるところがあったので、早速占有し寝転ぼうとしたら、「全員入るまでは寝ずに座ってお待ちください」との放送が入った。さすがは整理券を渡す会社だけあって、配慮を求める会社だ。

自分が入った区画は、船外側を背にして右に6人の家族連れと女性2人、左には奥側隅に夫婦1組と入口側隅におじさん1人がいた。右のうち女性2人はすでにごろ寝状態。家族は右半分を正方形状に占有し座って食事中だった。右のほうがやや人数が多いから、自分は中央より少し左側。左側の夫婦とおじさんははじめ進行方向とは垂直に寝ころんでいたのだが、放送が入ったのでいったん座りなおしていた。
この区画であと入れるのは、自分と夫婦との間に2人程度と、おじさんの隣に3人ぐらいといったところだろうか。みなが垂直にのびれば寝ころべる。入口を少しふさぐ形になるが、その隣にさらに1人は入れそうだった。
そんな中、第3集団が入ってくるのを待っていたら、出港ギリギリになって、夫婦2人、その親1人、子供2人、幼児1人を連れた家族が区画に入ってきた。現状を見れば、当然T字型に入口側に4人、奥側に2人来るだろうと思っていたら、なんと、子供2人が左奥側にいた夫婦と左入口側のおじさんの間に進行方向平行に入り込み、残り4人はその入口側を正方形状に占領してしまった
当然困った顔をしたのは左に元々いた夫婦とおじさん、そして自分。最後に入ってきた家族のおかげで、進行方向と垂直に寝ることができなくなってしまったのだ。左奥の夫婦については進行方向平行に寝れば大丈夫なので、それで事なきを得たが、かわいそうなのは入口側左隅にいたおじさん。奥側との間に子供が入り込んできたから進行方向垂直には横になれないし、この家族に荷物を入口側すぐわきに置かれ、進行方向平行にも横にできなくなってしまった
家族はおじさんへの配慮などまったくなし。それどころか、子供の1人が落ち着きなく枕で遊んだり、ボール遊びをしたりとやりたい放題で、右奥の夫婦にボールが当たっても謝りすらしない。親も親で、子供にたいして注意もしなければ、謝るなど当然なしだった。
左奥の夫婦もおじさんも眼はあきらかにギレ気味。やりたい放題の家族に閉口してしまっていた。おじさんは出港後しばらく狭い占領区域で不満そうに座っていたが、結局宇久に着く少し前に出て行き、外の椅子に移動してしまった
自分はというと、この馬鹿家族がb字型に入り込んだせいで、左の夫婦との間に垂直には横になれない微妙な隙間、馬鹿家族との間にこれまた微妙な隙間ができてしまった。占有区画自体は狭くはないのだが、正方形なので、うまく横になれないのだ。それでも、やや斜めになる形で進行方向垂直気味に横になり、さっさと寝込むことに決めた。
やや狭くはなるが、入口側にある荷物をどければ、馬鹿家族ですでに横になっている子供2人以外の3.5人も、進行方向垂直になら十分横になれる隙間はあるから不満はないだろう。
しばらくして目を覚ましたら、馬鹿家族はどこまでも馬鹿なのか、進行方向平行に3.5人が並んで足をたたむ形で寝ていた。しかも足をこっちに向けるふざけた寝方。1時間ほどして頭をこっちに向きなおしていたが、まったくふざけた家族だった。

tour090812.jpg
佐世保→小値賀で乗ったフェリーなるしお。スタビライザーが何本もついていてひと安心だ。中の2等区画は前後に各1スペースずつ設けられ、それぞれに4つほどの区画がある。



■タダで西瓜まで、、、

今日も朝、よく効く酔い止めを飲んでいたせいか、全く酔うことがなかった。寝ていたらあっという間で、2時間半で宇久に到着。馬鹿家族が徐々に侵食してきたこともあり、宇久を出たら、寝れなくなってしまったので、そのまま甲板席へ出て過ごした。
2日連続で船なのに、酔い止めの効果が抜群なのか全然酔っていないので、佐世保バーガー(←作ってから時間たっているのにメチャメチャ美味!)を頬張りながら島々の景色を楽しんだ。

小値賀島は宇久島からすぐ見えるところにあり、中心部が近づくと空港が海からよく見える。海に向かってでっかく「おぢか空港」と植栽文字があり、思わず何枚も写真を撮ってしまった。島のきれいなところはたくさんあるのに、空港だけを狙ってシャッターをきりまくっているのは、端からおかしな光景だったかもしれない

→小値賀島は五島列島の北端にあるように見える周囲57キロの小さな島だ。所属は五島列島ではなく平戸諸島で長崎よりも佐世保とのつながりが強い。周囲が57キロと言ってもアメーバ状に入り組んだ海岸線をしており、いくつか飛び出た先っぽに行かなければ1時間もあれば1周できてしまう。こんな島に空港が必要なのかいなと思ってしまうところだが、シマダスによれば人口は約3000人、来島者は年間約40000人。船だと佐世保から2時間以上だから、それなりに需要はありそうだ。最近テレビへの露出が多いのか、旅行に出る前にもこの島だけは何度か目撃していた。地元のおばちゃんの話では観光案内所の人はみんな「島外出身者」で、観光需要の取り込みに真剣。その取り組みは観光に関する賞をいくつも受賞しているぐらいだ。キャラクターの「ちかまる」が意外とかわいい。


小値賀にはほぼ定刻の14時過ぎに到着。
ターミナルを軽く撮影したあと、ターミナル内の観光案内所に声をかけ、チャリを借りた。
小値賀発(18:22)まであと4時間ほど。単純にまわるだけならなんてことないが、空港を見学するとなると話は別。まずは島南東の空港をみてから東、北、西と時間の許す限り島を観光することにした。

空港まではチャリでも30分程度。途中にあった雰囲気の良い神社や牛の塔などを見学したものの、あっという間だった。
ターミナルエリア手前で滑走路南端方面へ右へ向かうように分岐する道があったので進んだら、しばらく滑走路沿いを走った後、海に面した南端に出た。ここはさっきフェリーから見えたところで、「おぢか空港」の文字がデカかった。
小値賀空港の周囲は海側はほぼ滑走路に面して道がある。南端は滑走路より低い位置にあたるが、東側から北端にかけてはほぼ同じ高さのレベルに道があり、撮影には抜群な感じだ。南端から滑走路の東側をしばらく北上後、ターミナル脇の地下道をくぐってターミナルエリアに行くと、空港入口の門が開いていた。
休止中ではないから毎日空港は開けているようだ。早速、エリアに入り、ターミナルの建物に入れるかと入口に立ったが自動ドアは開かなかった。だが、建物脇にある階段をあがった屋上が一般にも解放されていた。これは、事務所が二階にあり、屋上直結であるため。係員が出入りするためにここを開けないとダメなようだ。中にいた係員に見学にきたことを伝え、撮影にまわった。

→小値賀空港では毎年盆休み合わせ遊覧飛行イベントを開催している。現状では飛行機をチャーターしない限り離着陸+ターミナル内に入ることができない空港で離着陸&ターミナル見学できるチャンスだ。今年は8月15日開催で、先着21組限定だった。あと5日遅ければターミナルに入れたのになあ、、、。


空港の見学はあっという間に終了。再びトンネルを通って滑走路東側に出たあと、滑走路沿いに続く道を通って北側をぐるりとまわったら、空港西側にある山が気になってきた。空港のすぐ後背地にあるので、この山に登れば景色が良さそうだ。頂上付近に何にやら建物が見えるのだが、さっきわきを通った時には山に登る道は一切見当たらなかった。地図で見てもそれらしい道がない。
ちょうど脇の畑でおばちゃんが二人作業していたので、「あの山に登るにはどっから行くんですか」と聞いたら、山全体が放牧場だから無理だという。これは残念だ。
お礼を言って去ろうとしたら、西瓜食べてけと4分の1個西瓜をくれた。これがまたまた美味。こっちはただ道を聞いただけなのに、小値賀名物の西瓜を思わぬ形で口にできるとは最高だ。親切なおばちゃん達で少し世話話をしてまったりと過ごした。


■眺め抜群の愛宕山園地も、、、

あとは小値賀を見学するのみ。残り2時間弱で、島をひとまわりすることにした。
ひとまず東端の唐見崎をめざし、時間の許す限り、北側、西側と攻めていくことにした。唐見崎までは、緩い上り坂が続ききつかったが、観光地ではなく、浜だけ見て戻ることになってしまった。途中にそびえていた島最高峰の本城岳も、登る道は登山道しかなく、チャリでは行けそうにないのでさっさとあきらめ、来た道を戻り空港が見れそうな高台として愛宕山園地に狙いを定めて向かった。
愛宕山園地へは完全に山一つ登る形になりきつい坂道を10分ほどのぼるはめになったが、頂上には芝生広場広がっていて、ながめは抜群だった。ただ、高いところから空港を眺めようと期待して行ったにもかからず、唯一空港方面(南方向)だけが見えなかった

tour090813.jpg
愛宕山園地からの抜群の眺め。この園地では南西方向からぐるり北回りで西方向まで島を眺めることができる。意外と山が目立つ島のようだ。


園地を出たのち、急坂を下り、今度は島の西側へと急いだ。
島の西には班島という別の島があり、橋でつながっている。実はこの島には世界第二位のポットホールがある。小値賀に来たら絶対寄りたいポイントだったが、あまりチンタラしていると間に合いそうにない。最低限の名所だけ見て、ポットホールだけは外さないつもりでいた。
観光案内所でもらった地図を見ていたら、西側へ向かう途中「五両ダキ」という名所が目に入った。やや北側へ分岐することになるが、自然の名所はぜひ寄っておきたかったから、早速向かうことにした。

だが、北側の柳港を過ぎてから、標識に従って向かったはずなのに、いつのまにか看板がまったく出なくなり、一向にその場所が見当たらなってしまった。道を確認しようにもこのあたりの道は、地図上と異なっており、完全に迷ってしまった。奄美群島の徳之島のときもそうだったけど、古い地図は迷うのを助長するだけだから勘弁してほしい。大雑把な位置関係を見ると、柿の浜海水浴場よりもっと北側にあるはずなので、ひとまず目印にと柿の浜方面へ進路を変えたら、海水浴場入口の先に看板があった。

なんだ、やっぱりこっちか。

看板に従って進んで行ったら、西海岸沿いの高台に放牧場があり行き止まりになっていた。ここに「五両ダキ・長崎鼻」の看板が立っていたので、ここが五両ダキのようなのだが、どれが五両ダキなのかはよく分からなかった。

五両ダキからは斑島を目指し、南西方向へ向かった。若干道に迷ったものの、そこから30分ほどかかって西端にかかる斑大橋に来た。
ここから先は斑島。東端の唐見崎に行った時点で時間があまりなかったので、あきらめようとしていたが、なんとか間に合いそうでホッとした。
早速斑島へ渡り、ポットホールへ急いだ。

→ポットホールは国の天然記念物。発見するのも大変そうな岩海岸のひとつの切れ目のことでまんまる円筒状に穴があいている。中にある石が波の影響で回転し、どんどん削っていったという学術的にも珍しい自然の産物らしい。中にある石は、玉石大明神としてまつられているのだけれど、本当のガラス細工のようにピカピカで、まったく石には見えないものだった。自然の造形のすばらしさを体感できる名所だと思う。ちなみに、このポットホールがある玉石鼻は景色も抜群。

ポットホールでは車で地元の親子連れがきていて、「さっきから見かけてるんだけど、どっから来たか」(←確か「さっきから見とっと。どっから来た?」だったはず。海の音がうるさくてよく聞こえなかったから聞き返したら標準語で言い直ししてました、スミマセン、、、。)と声をかけられた。小値賀の人は結構フレンドリーで、ここでも好印象だった。

tour090814.jpg
ポットホールの様子。中の石は人工のガラス細工なんかではないですよ〜。



■やたらと揺れる高速船

ポットホールから港までは案内地図によれば24分。まっすぐ県道を走ると番岳付近で上下動が大きいので、それを嫌って浜津漁港付近を通ったらちょっと道に迷ってしまい、港には出港30分前ぎりぎりの到着だった。町の中心部を詳しく見て回りたかったが、それは空港が再開した次回以降の楽しみとしておこう。

早速乗船券を買おうとターミナルに入ったが、中はガランとしていた。
時間を一瞬間違えたかと思ったが、ちゃんと発券できたので間違いではないようだ。結局、出港間際までターミナル内にはほとんど人が現れなかった。

高速船はなぜか1分刻みのスケジュール。ホントに時刻通り来んのかいなと思っていたが、若干のずれはあったもののほぼ定刻だった。船体はフェリーよりだいぶ小型で、ジェットフォイルより小回りがきく感じ。着岸も軽々しかった。だが出入口が前後二か所だけだから下乗船には少し時間がかかっていた。また、コンテナは積めないものの直に積み込んだ貨物も結構あり、手で出し入れできる段ボール箱がいくつも船から下ろされていた。

港は出迎えた人で一時的に若干にぎわいを見せていたが、船に乗ったらなんと客は自分含めて3人だけだった。盆休み中にこんな空いた船に乗るとは思っていなかったからちょっと拍子抜けしてしまった。さっきターミナルがガランとしていたのも納得だ。

→高速船はジェットフォイルに近いのかと思っていたのだが、椅子席ではシートベルト着用は義務付けられていないし、ごろ寝できるカーペット室や狭い廊下の椅子席(=簡易席に近い)なんかも用意されていた。ただ小型船ゆえに揺れはフェリーよりひどく、島と島に挟まれた波穏やかな部分にいるのに結構揺れていた。揺れは高速走行時にある独特な縦揺れと時々来る短い横揺れがメイン。フェリーのような周期の長い横揺れもこれに加わる感じだった。あまり長時間は乗りたくない船だろう。

tour090815.jpg
小値賀から中通島有川港まで乗った高速船「えれがんと1号」。名前がエレガントでないんですけど、、、。ジェットフォイルよりも小型の船で定員も少ないのだが、速度は結構出る。


上五島(中通島)有川港までは30分ほどで19時着。

港に降り立つとトヨレンのおじさんが送迎車を出してくれた。このレンタカーは、営業時間過ぎているのに手続きしてくれ、借りた車も所内で今一番新しい車というオマケ付。大手レンタカーで結構値段がはるからはじめはあまり利用したくなかったのだが、結果としては良かった感じだった。

ひとまず近くにあったスーパーに寄り明日の朝飯を確保、車でぷらっと寄って地元飯を食べられそうな店を探す。付近にある有川、青方の2つの街をぐるり回ってみたが、なかなか良い店が見つからず、結局ほっともっとの弁当を買うはめになってしまった

今日は島内に道の駅があれば寄りたかったのだが、そんなものはなく、安心して車中泊できるところが事前に見つからなかった。現地の案内図で良いところがあれば行きたかったが、そんなものは載っていない。
ならばどこに停まっても一緒だから、明日の動きを効率よくするため、今日はひとまず最北端の津和崎灯台に向かうことにした。
こうしておけば、明日朝一で津和崎を出て、南下しながら、途中空港に寄って、最後に南端の奈良尾港へ向かうことができる。結果として効率よく島内観光ができるだろう。

青方から津和崎までは20キロ強だったが、真っ暗なうえにクネクネ曲がりくねった山道で慎重に走らせたこともあり、1時間程度かかってしまった。島の末端部分に当たるこの付近へ来る車は少ないらしく、津和崎に近づくにつれ、道端に路上駐車している車が増えたのは少し驚きだった。

津和崎灯台の入口付近には道に沿っての形ではあるものの、幸いなことに無料駐車場がある。周囲に民家はなく、街灯もないので真っ暗で、おそらく誰も来ないだろうから今日はここでぐっすり眠れそうだ。
さっき買った弁当を車内で食べ、ちょっと涼みに外に出たら満天の星空だった。
明日のまわりかたを考えた後、そのまま寝てしまった。





■今日の教訓!

 ・福岡-佐世保間は高速バス!(←九州島内はバス移動はかなり有効な手段)
 ・佐世保フェリーに乗る前にバーガーはゲットすべき!美味!
 ・佐世保航路の高速船は良く揺れる!(←酔いやすい人は一考を)
 ・(小値賀)島内はチャリで回るべし!(←フェリーターミナルにレンタサイクルあり便利)
 ・(小値賀)ポットホールは見逃せない!(←景色もよくおすすめ)
 ・(上五島)レンタカー移動は重要!(←観光に来たら絶対借りたほうが良い)








posted by johokotu at 00:00| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しく読ませてもらいました。小値賀の人たちの船でのマナーは、以前から最悪です。相手のことを考えるなんてほぼないです。狭い船室で酒盛りして、大騒ぎです。
Posted by 旅人 at 2014年11月03日 19:57
こんばんは、管理人です。

>旅人さん
いらっしゃいませ。
小値賀はこれまで訪れた離島の中で、島民から一番話しかけられた島で、とても印象の良い島でした。船の会社もマナー呼び掛けてましたし、それだけに、船での出来事はちょっと驚きでしたね。
酒盛りする人は、小値賀に限らずどこの航路も船ではだいたいいますね〜。そのためか、自分は酒盛りはあまり気にならないのですが、今回のボール遊びには目が点でした。皆で快適に過ごせるが一番ですが、公共交通の仕方がない点といったところでしょうか。

旅では色んなことが起こるので、旅行記残していますが、不満タラタラ日記になっているのが多いので、楽しんで読んでいただけたなら、嬉しい限りです。

それでは失礼します。
Posted by johokotu at 2014年11月05日 19:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック