2008年12月18日

初離島は最西端(旅行前)

■2008.12 神戸・石垣・与那国・沖縄那覇・粟国 旅行前


空港ターミナル探訪旅行をはじめて早くも2年。本土の空港の訪問がほぼ終了したことから、いよいよ離島空港へ進出です。


いよいよ離島空港へ

北海道・本州・四国・九州の空港をだいたい訪問し、いよいよ訪問が難しい離島空港に手を伸ばすことになった。
離島空港訪問でまず目をつけたのが日本の最西端、与那国島だった。

与那国には以前から行きたくて行きたくて仕方がない島だった。
日本最西端であり、なおかつ一般日本人が唯一訪れることができる最端。離島訪問でまず目をつけるのは当然の流れだった。
しかも、そろそろ離島に行こうと考え始めたのは10月(=旅行日は12月)で、雪の影響を考えねばならない北の方には行けない。一方で、沖縄方面なら、夏場はとても心配な台風がない。
そこで、冬の間に、まずは、羽田から最も遠い与那国島から制覇し、そこから徐々に戻ってきつつ離島空港を制覇していく計画を立てた。

※与那国島は、小学校の社会科で習った記憶がある人が多いと思われる、日本最西端の島。いわゆる日本の端は、最北端が択捉島カモイワッカ岬、最南端が沖ノ鳥島、最東端が南鳥島で、一般日本人が上陸できるのは、最西端の与那国島だけ。日本人として一度は行っておかないとと思っていた。


与那国へは羽田から直行便はなく、石垣を経由することになる。そこで離島訪問初回の今回は、八重山諸島の各空港を制覇することにした
ちょうどJALのマイルも2万マイル以上が貯まったところ。本土から沖縄離島への場合、通常の15000マイルにプラス5000マイルでJTA・RACの離島路線にも乗れるらしく、その消化にもちょうど良い条件がそろっていた。

八重山地方の空港は、石垣与那国、波照間の全部で3つだ。
石垣はその拠点空港になるから、実質2日で回ることができそうで、単純に、3連休の初日に与那国、2日目に波照間を回れそうだ。

沖縄の離島はまだ本島以外は未体験。ネットでいろいろ調べていると、悪天候による運休が非常に多く、そのあたりをよく考えねばならないようだ。そこで、3日目は予備日とし、ひとまず沖縄本島に戻っておいて、本当周辺の島に日帰りで行くことを考えていた。


ところがだ、、、。


ちょうど訪問検討中に、石垣・波照間間を運航していたエアードルフィンが路線を一時休止してしまい、飛行機では訪問できそうにない事態となってしまった
結局、初日に羽田→石垣→与那国→石垣と飛び、2日目は船で波照間へ行き、そのまま沖縄本島へ帰還。3日目は悪天候対応の予備日としてひとまずフリーとし、天候が持って足止めされなければ本島周辺の飛行場を訪れることにして、旅程を組むことにした。


マイル予約ができない、、、

アクセスの予約(飛行機等)
回り方は決まったからまずはアクセスの予約だ。
ひとまず、
 初日
  羽 田06:25→09:55石 垣 JTA071便
  石 垣10:20→10:50与那国 JTA961便
  与那国15:55→16:30石 垣 RAC806便
 2日目
  船で波照間を往復
  石 垣20:30→21:20那 覇 JTA628便
 3日目
  沖縄本島周辺の飛行場(粟国が第一候補)
  那 覇21:30→23:20羽 田 JAL928便
とダイヤを組むことにした。

12月の繁忙期直前、19日から3連休がとれたので、この3連休を利用して訪問することとし、早速、離島特例を使ったマイル消化を目指して、JALサイトから予約を入れ始めた。

ところがだ、、、。

まず往路の羽田→石垣は満席で予約がとれず、断念せざるを得ない事態となった
本土から石垣への直行便は、羽田からのJTA071便と関空、神戸からのたった3便しかない。マイルの離島特例を利用して与那国まで達しようとしても、JTA071便が予約できなければ意味がないのだ。だが、満席では無理な話だ。

※羽田・石垣のJTA071便は早朝に羽田を発つにもかかわらず満席のことが多い超人気路線だ。素人考えで行くと、もっと便数増やせばいいのにと思うのだが、JALもANAも石垣へは那覇経由で向かわせたいよう。ANAに至っては羽田から石垣への直行便はなく、乗継旅割を充実させて対応している。
これは石垣空港の小ささ(滑走路の短さ)も影響している。石垣からの上り便は、滑走路の短さから燃料満載で飛び立てないため、本土へ向かう場合、途中の空港(宮古か那覇)に一回寄る必要が出てきてしまう。下りで直行便を充実させても結局上りは経由便になってしまう。仮に下り便を直行便だらけにしてしまうと、那覇や宮古から石垣に向かう便が少なくなってしまい、機体の効率運用に支障が出てしまう。この結果、直行便を頻発させられないようだ。
新石垣空港ができたら、直行便の充実が図られるだろうし、SKYが参入を画策しているので、運賃も下がりそうで、強く期待したいところだ。



代替案として、那覇経由で石垣へ飛び、さらに与那国へ行くことも考えたが、これだと、与那国に達するまでに1区間は自費で行く必要が出てきてしまうし、羽田を朝一で飛び立っても、羽田06:25→09:15那覇10:20→11:25石垣と、最速で石垣にたどり着いてもJTA961便(石垣10:20発与那国行)に間に合わない。

つまり、JTA071便に乗れないということは、初日にJTA961便で与那国へ渡れないということになる。つまり、初日に与那国から石垣へは戻って来られなくなるのだ。
こうなると、与那国からの戻り便は、2日目の与那国11:35→12:05石 垣のJTA962便を利用せざるを得なくなり、2日目中に波照間から石垣へ戻ることもできなくなってしまう。これは大問題だ。

だが、JTA071便が満席である以上、どうあがいてもこの問題は解決できない。石垣・波照間間にエアードルフィンが飛んでいれば問題ないのに、なんとも残念な話。
結局、波照間への渡島は断念することにした


さて、石垣・与那国へのアクセスであるが、マイル離島特例を使用するためには本土から那覇ではなく石垣へ直行する必要がある。羽田→石垣が無理だから、仕方がないので関西or神戸→石垣を活用することにした。
だが、この場合、関東から関西or神戸までの移動が必要になる。単純に飛行機で飛べば安くても10000円以上する。どうするか少し考えたが、幸いなことに、旅行日はちょうど青春18きっぷの時期でもあり、大垣夜行を活用して関東から4000円程度でアクセスできる。
この場合、大阪に到着するのは10時頃。関西発は10:25と搭乗が無理だから、神戸11:20発で行くことにした。これはベストの選択で、ついでに神戸空港も見学できるというオマケもついてきた。

散々考えた挙句、動きが決まったからさっそく予約へ。
ラッキーだったのは、神戸→石垣便が空席多数でマイル予約もすんなりできたことで、これでお金を無駄に使わずに与那国への渡島が射程に入った感じだった。


ところが、、、。


そう簡単にいかないのがミソ。
なんと、神戸→石垣便につながる石垣→与那国は空席ありまくりなのに、乗りたいRAC807便だけマイル予約ができない事態に陥っていたのだ。


これは想定外。


一般予約は15席以上空席を示す○印。だが、マイル消化はなぜか乗ろうとした日の乗ろうとした便だけが×印だった。前後の日も全部○なのに、なぜかこれだけは×印だ。
マイル予約は空席待ちができないので、とりあえず石垣→与那国間のマイル予約は翌日便を予約し、直前まで変更を狙って何度も確認する羽目になってしまった。


復路は那覇に寄る形なので、石垣→那覇、那覇→羽田の2区間でマイル予約を考えた。
だが、石垣→那覇が考えていたJTA628便はマイル予約が満席。石垣→那覇間については612便以降はすべてマイル予約が満席で、与那国→石垣にぎりぎり接続するJTA610便のみがマイル予約可能だったので、この便を予約。
翌日の那覇→羽田の最終便はマイル予約がたまたま残っていて、なんとか予約を完了できた。
2日目は那覇着が13:30だから、たとえば飛行機往復すれば久米島などへ行けそうだったが、往復飛行機にするほどお金がなく断念。2日目の昼過ぎは那覇空港の見学に費やすこととした。


続く3日目は粟国へ行くことにした。粟国へは1日3便飛行機が飛んでいるが、やはりお金がないから、往路フェリー、復路飛行機とした。
船は2等の場合予約の必要はなく、復路はまだまだ残席があり、当日まで状況を見ながら予約することにした。

飛行機・船以外では、神戸までの足として、完全予約制となったムーンライトながら(大垣夜行)の予約が必要だった。
これは1カ月前の11月18日、朝一で予約をし、すんなり指定席を確保ができた。


宿泊の予約
宿泊は、1日目に与那国島、2日目に沖縄本島で取る必要があった。
与那国島は直前まで予約をしていなかったが、楽天トラベルから民宿もすらを予約。沖縄本島も楽天トラベルから、泊港近くの宿としてホテルラッソ那覇泊港を予約した。
宿については、飛行機のように面倒なことはなく、まったく問題なく予約できた。


現地移動の予約(レンタカー等)
3日目の粟国はレンタサイクルを借りることもできたが、この島は4時間半あれば充分歩いて回れそうだったので、徒歩移動。現地での移動は、1日目から2日目にかけての与那国島だけを考えればよかった。
与那国は、宿泊する宿でレンタサイクルの取扱いがあったのでそこで借りることとして問題なく予約を終了した。



離島移動は今回が初体験。
ネットを見ると、とにかくダイヤの乱れが大変らしい。悪天候によるダイヤの乱れがどうなるか分からなかったので、見ての通りかなり余裕をもった行程を組むこととなったが、実際にはダイヤの乱れにあうことはなく、結果的には、旅行後ちょっと無駄したかなあと考える行程だった。





■今回の旅程
 
12/18 自宅(京急線)→横浜(JR東海道本線/ムーンライトながら)→
 (ムーンライトながら車中 泊)

12/19 (JR東海道本線・神戸ポートライナー)→10:30頃神戸空港11:20(JTA145便)→14:05石垣16:55(RAC807便)→17:30与那国→宿
 (民宿もすら 泊)

12/20 宿→与那国11:35(JTA961便)→12:05石垣12:40(JTA610便)→13:30那覇→宿
 (ホテルラッソ那覇泊港 泊)

12/21 宿→泊港09:55(フェリー粟国)→11:55粟国16:15(RAC738便)→16:40那覇21:10(JAL928便)→23:20羽田→自宅



posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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