■2008.12 神戸・石垣・与那国・粟国・沖縄那覇・東京国際への旅行後
今回の旅行は記念すべき本格的離島空港訪問第一段でした。
それだけではなく、初のマイル消化旅でもありました。
意外と使い勝手が悪かった、コツコツ貯めたマイル。マイルに振り回された内容を改めて検証してみます。
沖縄路線はマイル予約しにくい典型路線
これまで、マイルの消化は、貯まったら、実家のある大分と羽田間の往復にばかり使っていた。
この路線、貯まるマイルは少ない割に値段が高くマイル消化に持ってこい。数年前から何度かこの区間でマイル消化しているが、いままで一度として予約が取れないことなどなかったから、マイル予約なんて簡単なものだと思っていた。
ところが、今回の旅行では予約が取れない事態が連続。マイル使用の厳しさを身をもって体験することとなった。
そもそも羽田・大分みたいな短い路線にマイルを使用するとはもったいないという話。
マイルを使用する側からしてみれば、より長い距離でマイルを使うのがお得というものだ。結果、マイル使用は羽田・那覇線のような長距離観光路線に集中する傾向があるようだ。
今回の旅行は計画したのは約1か月前だった。
当初の計画では、本土・沖縄間と沖縄離島への行きと帰り(羽田→石垣→与那国と石垣→那覇→羽田)で20000マイルを消化し、与那国→石垣だけを自費支払いするつもりだった。
ところがまず往路の本土→石垣が、羽田→石垣は一般予約もぎりぎりで予約がとれず断念。
探して探してやっと神戸→石垣がとれたぐらい。それにつながる石垣→与那国は空席ありまくりなのに乗りたい便だけマイル予約ができない事態だった。
あとで仮に予約を入れながらいろいろ調べてみたら、空席がたくさんあってもマイル消化できない似たような事態は多々あるようだ。
傾向としては、
・日曜の上り便や金曜夕方-土曜朝にかけての下り便
・子会社運航便
・格安運賃が設定されていない路線
などは、マイル予約満席のことが多く、特割より予約がとりにくい印象だった。
また、ビジネス路線よりもリゾート路線の方が取りにくい感じがした。
つまり、沖縄路線は典型的なマイル予約しにくい路線だったのである。
これについては、「とにかく早く予約する」しか解決策はないから、なんとも気に食わない。
離島特例は賢く使え
今回の予約で一番腹が立ったのは、石垣→与那国線がマイル予約できなかったことだった。
やっとこさとれた神戸→石垣便につながる石垣→与那国便は空席ありまくりなのに乗りたい便だけマイル予約ができなかったのだ。
会費まで払って蓄めたマイルが使うときに使えないとは本当に馬鹿げた話。そりゃ、残席が少なけりゃ納得もいくものの、今回は39人乗りが15席以上余っているにもかかわらずマイル使用できないのだから、会費を払っている身としては、なんとも腹の虫が収まらなかった。(ちなみに実際の搭乗者は20人程度だった)
このときは、帰りのことも気にして+5000マイルで離島間2区間をプラスできる離島特例を行使することばかり考えていた。
石垣→与那国については、前後便や前後日は予約できたので、とりあえず乗りもしない翌日便を予約し空きが出るのを待つような馬鹿な真似をしてしまい、結局乗れずに5000マイルをドブに捨てた格好になった。
離島便は飛行機自体が小さく、もともとのマイル使用用に用意した座席数自体が少ない。離島特例は使えないならあえて行使する必要がないものだったのかもしれない。
ボーナス減算期間かは要チェックすること
今回、予約をしてから知ったのだが、このときはマイル予約のボーナス減算中だった。
通常15000マイル必要な区間が12000マイルで済む期間だったのだ。当然沖縄離島も20000マイルが減算されるものと思っていたのだが、なんと沖縄離島特例だけは対象外。相対的に非常に高い買い物をしたような形になった。
ボーナス減算期間かどうかのチェックは非常に重要だ。
この期間は離島特例などは絶対に使うべきではなく、12000マイルを2区間行使で使いたいところだ。
初めてマイル行使が思うようにいかなかった今回。
結局、高い年会費を払い、マイル蓄まる店を優先利用して一所懸命マイルを蓄めても、消化するときは使いにくく、よく考えないといけないようだ。こんなんだったら確実に使えるSuica・PASMOチャージなどをした方がましなのかもしれない。
これからJALカードやANAカードを作ろうと思っている人には、このあたりの使い勝手の悪さも考慮してほしいと強くお勧めしつつ、今回の旅行記を〆ることにします。
2008年12月22日
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