■神戸空港 JALが拠点撤退を公式発表 粟国も
11月5日、日本航空(JAL)が神戸・粟国の撤退を公式発表しました。
今回は、JALGROUPNEWS第09119号で発表された「2010年度上期 国内路線便数計画の一部変更」で明らかにされたもので、新たに「国際線は10路線、週間61往復、国内線(*)は8路線、1日13往復、貨物便は1路線、週間3往復の運休・減便」を発表。国際4地点、国内2地点の撤退が示されました。
詳細については公式リリースをご覧いただきたいですが、、、。
すでに国内数空港からの撤退がいくつかの報道機関により報道されていますが、いよいよ公式発表で、2010年6月1日にまずは神戸から撤退スタートです。粟国については滑走路延伸後の復活はないということでしょうか。やや気になるところです。
神戸撤退については毎日新聞の報道が詳しいのですが、この撤退で人員を「約100人」削減が可能とのこと。撤退を検討している松本や広島西も合計で同じくらい人員削減できるとなると、やはり代替可能な空港の撤退は時間の問題なのかもしれません。搭乗率だけみると、神戸はそれほど悪すぎる数字ではなかったわけですが、このあたりは搭乗率だけでは分からない部分ではありますね(神戸は地方空港に比べて単価も高そうですし、、、)。
神戸については関空や伊丹で代替がききますから、早期決断ができたのでしょうか。毎日新聞の報道では「松本(長野県)と静岡の両空港で撤退に向け県と調整中であることも明らかにした。」との気になる一文もあり、代替できるかは大きなポイントのように思えます。
ちなみに、JTAが伊丹から撤退しているので、JTAは関空に集約、それともJTA伊丹便復活でしょうか。SKYがこれを機に一気に神戸の路線網を増やしてくれないかちょっと期待したりしています。(那覇線の増便、検討中の石垣線に加えて新千歳便(経由の旭川便)開設とか、、、)
→JALグループ、2009年度下期 路線便数計画の一部変更を決定、2010年度上期 国内路線便数計画の一部変更を決定(日本航空公式サイト)
http://press.jal.co.jp/ja/release/200911/001359.html
→日航:神戸などから撤退、廃止は国内外16路線(毎日新聞公式サイト)
http://mainichi.jp/kansai/news/20091106k0000m020094000c.html
2009年11月09日
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