2009年11月28日

神戸 SKY拠点化加速

■神戸空港 SKYが拠点化を加速へ

スカイマーク(SKY)は25日、神戸-福岡路線の新設を発表しました。
平成22年2月1日からの運航開始で、普通運賃はなんと新幹線よりも安い9800円です(=割引運賃はもっと安く???)。

神戸路線は、羽田路線、那覇路線に次いで3路線目。SKYは神戸を関西における拠点と位置づけて、すでに平成22年3月から神戸-新千歳路線の開設も発表済で、神戸空港拠点化が加速することになります。

大阪と福岡間は12月ダイヤだと伊丹路線が13便(JAL3・ANA8・JAC2)、関空路線が5便(JAL3・ANA2)飛んでいて、神戸路線もそれなりの需要はありそうな路線。三宮からのアクセスが抜群で搭乗手続が簡単な神戸路線なら、急ぐビジネスユースも確保できそうし、値段も新幹線よりも安いことから観光ユースもよさそうです。
神戸はJAL撤退が決まっており、SKYの増便・新路線は空港にとっても好都合。SKYにとっては、空港カウンターを増設する必要のない路線増加。旅客は利便性が増加と、良いことずくめに見えます。

ただ、気になるのは短い運航距離と安い値段で、新千歳-旭川線のように短期で撤退しないか心配です。
また、神戸を拠点するといっても、カウンター増設が必要ない路線開設ができるのはあとは旭川のみ。素人目で見ると、収益が上がりそうな区間として、仙台、成田、鹿児島、石垣あたりがありそうですが、過去の経緯から鹿児島路線は開設できないのが痛いところですね。(鹿児島人もそろそろ許してくれないかなあ、、、


ちなみにSKYは同日、平成22年1月28日羽田-那覇間の深夜定期便の運航開始も発表しています。
来年には羽田の枠増加、平成24年には新石垣路線参入もほのめかしています。いよいよSKYの拡大が本格化してきた感じですが、一度は就航を表明した中部路線の開設がいまだに実現しておらず、まだまだこれから、という部分もあるのでしょうね。


→「〜2010年2月1日就航〜新路線「神戸−福岡線」の就航について定期便運航ダイヤ及び運賃を届出」(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.jp/ja/company/press/press091125.html
→「2010年1月28日より「羽田−那覇線」を増便します〜深夜時間帯の便を1往復運航〜」(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.jp/ja/company/press/press091125_2.html
posted by johokotu at 10:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神戸空港(マリンエア) | 更新情報をチェックする
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