■成田国際空港 京成が2ビル駅に新ホーム開設
京成電鉄は11月14日、空港第2ビル駅に上り専用ホームを新設、使用開始しました。
新しいホームは、既存ホームの南西側に増築する形でホームと線路を設けたもので、形態を片面式1面1線から島式1面2線化。既存ホームは下り線専用とし、上下でホームの分離を行いました。改札口へと上がる階段等は既存ホームのものをそのまま使用しており、単純にホームと線路を増設しただけのシンプルな増設になっています。
今回のホーム増設は、平成22年度に開業を目指している成田新高速鉄道の開通に対応するもの。
京成電鉄は従来、空港第2ビル駅手前から成田空港内は複線から単線となり、同時に列車の行き違いができない構造でした。既存のままで成田新高速鉄道が開通すると、この単線部分に交差することとなり、空港第2ビル駅で3線から1線に一気に線路が減ることに。これでは、この部分がネックとなって増発も難しいことから、今回のホーム開設に合わせて空港第2ビル駅までを複線化し、ダイヤの柔軟性が増大されるようにしています。
→■「空港第2ビル駅上りホームを新設します」(京成電鉄公式サイト)
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/21-079.pdf
→■「空港第2ビル駅、新ホーム供用開始」(千葉大学鉄道研究会)=写真が分かりやすいです
http://blogs.yahoo.co.jp/chiba_tekken/34651430.html
2009年11月14日
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