2009年12月03日

茨城 開港まで100日切る

■百里飛行場(茨城空港) 開港まであと100日切る

先月19日に開港日が決定した百里飛行場(茨城空港)。
平成22年3月11日の開港まで、12月2日でいよいよ100日を切りました(投稿した3日は98日前)。

6月に開港した富士山静岡空港と異なり、空港に関する見学施設がないために、その中身がいまいちよく分からず、当ブログでほとんど取り上げていませんでした。が、開港までいよいよ2桁日数になったので、カテゴリを新設しました。

で、この茨城空港ですが、、。
いまだにアシアナ航空しか就航を宣言しておらず、新聞紙上などでも絶対に赤字といった論調が多いですが、個人的にはかなり期待を寄せています。首都圏のセカンダリー空港で、LCC向けに配慮したターミナル・駐機場など、発想が後付けとはいえ、大化けする可能性があるからです。
いまだ就航が決まらない国内線は、採算取れる路線があるかないか程度。少数路線就航だとカウンター開設などの地上職員の費用が相対的に高くかかるので、JALもANAもなかなか新路線開設に踏み切れないのかもしれませんね。
就航を決めたアシアナにしても、茨城を結構高評価しているようなのですが、茨城就航を契機に福島撤退をもくろんでいるようで、実質的に付替のような形。日本の空港行政としてはこの辺はまた別の問題が生じますね。

ちなみに、茨城県からの委託があって、ANA総合研究所から「茨城空港の利活用に関する調査研究」が発表されています。同研究所の「茨城空港研究マガジン」によれば、「茨城空港は「従来型の空港」としては必要とは言いがたいが、日本の首都圏の未来を担うべき「本格的セカンダリー空港」としては有望かつ必要である」とまとめられていて、専門的にも注目度は高い空港のようです。

自分は多摩地区出身なので、セカンダリー空港は、調布を拡張するか、横田、入間を共用化するほうが絶対効果あり、と考えてしまいます。調布はこれ以上の拡張は難しく現状でも反発多数、横田はアメリカとの調整が必要、入間は滑走路短いとそれぞれ問題はあるのですけども、、、。入間はアクセス抜群でお勧めですよ、国交省さん、、、。


<百里飛行場(茨城空港)>
 飛行場種別:共用空港(※旧空港分類なし)
 設置管理者:防衛大臣
 滑走路延長:2700m/2700m
 空港コード:IBR/RJAH
 旅客ビル管理者:茨城県開発公社

※滑走路2本で成田や羽田のダイバードにも期待??


→■茨城空港(茨城県公式サイト)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kuko/index.html
→■ANA総合研究所(ANA総合研究所公式サイト)=茨城空港に関する調査研究を公開中
http://www.ana-ri.co.jp/index.php
ラベル:茨城空港 aar
posted by johokotu at 23:24| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする
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