2009年12月11日

過去と未来へ(旅行前)

このページの旅行記は平成21年12月の旅行記です。しばらく最新更新日のまま残しておきますが、旅行後まで公開したのち、1か月弱で、旅行した期日へファイルを移動します。


■2009.12 鹿児島・種子島・屋久島・枕崎・宮崎・東京国際(旅行前)


過去と未来を感じる島へ

夏の長崎・沖縄空港訪問旅行で散在したのと忙しかったせいもあり、秋はまったく空港訪問旅行に行けなかったから、12月は行こうと考えていた。空港訪問もいよいよあと10空港程度。今年をしめる場所として選んだのは屋久島・種子島だった。
屋久島は世界遺産に登録された過去を感じる島。自然豊かな島で、九州最高峰の宮之浦岳がある。自然の見どころが多く、近年は訪れる観光客も急増中だという。一方、種子島は宇宙センターがある未来を感じる島だ。鉄砲伝来の地として有名だが、航空と関係が深い宇宙産業が日本で最も進んでいる島で、将来の宇宙空港にもなりえる場所。正反対の2島を楽しむことにしたのだ。
単純に3日かけていくことを考えていたが、2島だと結構時間が余りそう。あわせて、薩摩硫黄島にも足を伸ばそうかと思ったのだが、船便が2日に1回しかなく、欠航されると困るのでこちらは断念。代わりに鹿児島では、これまで行けていない空港周辺の航空関連地や、旧空港(鴨池空港)跡地を訪問することにした
加えて近場にある宮崎空港が以前訪れたときとショッピングが変わっていたので、鹿児島に行くついでに宮崎にも寄ることにした。


3日かけて南九州へ

12月の中旬に土曜日の午前中だけ仕事がある日があったので、月曜日に休みを取り、土曜の昼から月曜夜にかけての2.5日で訪問する計画を練った。
当初、行程は、鹿児島先回りと宮崎先回りの2パターンで想定した。
鹿児島先回りの場合は、初日の昼過ぎに羽田を立ち、まずは種子島か屋久島へ。二日目にもう一方の島に上陸し、三日目に鹿児島、宮崎へ行く経路になる。一方、宮崎先回りの場合は逆パターンで、初日は宮崎へ行き、二日目に種子島・屋久島、三日目に鹿児島に行くことを想定し、今回はいずれかで行程を組むことにした。

ダイヤをみると、鹿児島と屋久島、種子島間は、ともに飛行機は朝、昼、晩にあって利用しやすい(種子島は3便・屋久島は5便)。鹿児島市内から出る船も、3社競合のフェリーに加え、2社運航でジェットフォイルが頻発していて、いろいろなパターンを使えそうだった。一方、種子島・屋久島間はジェットフォイルが計4便、フェリーが1便で、こちらは前者に比べるとやや制約がありそうだ。
宮崎・鹿児島間は鉄道かバス、あるいはレンタカーが選択肢になった。利便性はレンタカーが最大だが、乗捨料が高くかかるから選択からは却下。ダイヤや運賃からバスが最適だった。
結局、宮崎・鹿児島間のバスダイヤを最優先にした結果、回り方は鹿児島先回りで行く形とした。

種子島と屋久島はそれぞれで宿泊する手もあったが、お金の面と天候の心配から、1泊2日か日帰りで向かうことにした。
日帰りの場合、鹿児島発早朝便で向う形になるから鹿児島で1泊する必要がある。今回は宿泊費をできるだけ削りたいから、島内で1泊2日にして車中泊で検討をはじめた。
1泊2日の場合、種子島、屋久島のどちらを先にまわっても、先に行く方が18時頃〜翌日昼までの上陸、後に行くほうが昼〜18時頃までの上陸で前者のほうがやや長い滞在になる。どちらも行きたいところが目白押しでかなり迷ったが、南北に長く、旧空港にも寄りたい種子島を優先することにした。
動きとしては、初日に羽田→鹿児島→種子島、2日目に種子島→屋久島→鹿児島→枕崎、3日目に枕崎→鹿児島→宮崎→羽田と計画した。枕崎や鴨池に寄らなければ、2日あれば回れる旅程だった。枕崎はたいして運用されておらず、行く必要は必ずしもなかったが、前回、平日のみ解放のデッキに出られなかったので、リベンジ訪問することにした


やっぱりツアーを組むほうが安い不思議

アクセスの予約(飛行機&船&バス)
動きがだいたい決まったので、まずは航空券と船の予約だ。予約はぎりぎり1か月前。ひとまず先得で確保したほうが良い区間を探った。
羽田と鹿児島・宮崎間は先得の検討をしたが、奄美訪問時同様、JALのダイナミックパッケージが最安だった。行きが土曜の昼、帰りが月曜だから空席もまだあり、即予約できるラッキーな状態。今回、宿泊は考えていなかったが、パッケージに付いてくるから、種子島で1泊を予約した。

鹿児島・離島間は、帰りの屋久島→鹿児島が特割になると値段がかなり上がるので先得で購入。鹿児島→種子島は、先得でも特割1でもあまり値段が変わらないので、悪天候時に対応できるよう前日まで予約を待った(前日夜まで購入を忘れていて、実はちょっと焦ったのだった、、、)。

種子島→屋久島間の移動はフェリーとジェットフォイルがある。フェリーは種子島南部の島間港と屋久島南部の安房港を結ぶ。一方ジェットフォイルは種子島北部の西之表港と屋久島の2港(西之表か安房)を結んでいる。西之表港と屋久島間は結構距離があり、時間はフェリー・ジェットフォイルのいずれも1時間ほどだが、運賃はフェリーの方が断然安い。種子島で寄りたい宇宙センターは島の南端付近だし、そのまま島間からフェリーを利用したかったが、種子島発が朝で使い勝手が悪い。仕方がないので、昼過ぎのジェットフォイルを利用することにし、コスモラインの公式サイトから予約を入れた。

現地での移動は、初日から2日目にかけての種子島、2日目の屋久島、2日目から3日目にかけての鹿児島と鹿児島・宮崎間の移動が必要だった。
種子島と鹿児島は移動距離が長くレンタカーは必須。本当は鹿児島・宮崎間もレンタカーにしたかったが、乗捨料を考えると、鹿児島で返却し、バスで行く方が安い。自分で運転する手間もないから楽することにした。
屋久島は4時間弱の滞在。レンタカーを借りて島を一周することも考えたが、空港周辺見学に1時間かかると2時間強しか時間がない。2時間だと島を一周するのはきつそうだ。仕方がないので港から空港まではバスで行くことにした。
レンタカーの予約は、なかなか激安レンタがなく、やや探すのに手間取った。
種子島は格安で港乗捨ができるレンタカーを探った結果、空港レストラン内にある種子島レンタカーがヒット。保険込で5000円弱だったので即予約。3日目の鹿児島は空港と市内に営業所がある会社が条件で、大手と準大手しかヒットしなかったので、より格安のスカイレンタカー(Jネット系列)で確保した。
ちなみに、出発1週間前に屋久島で島内の複数の店で乗捨できるレンタサイクルがあることを知り、利用することを決断。調べてみたら、予約は出来ないものの、港近くと空港の目の前(実のところ本当に目の前か行くまで分からなかった)で貸し借りできることが分かったので、フル活用することにした。


宿泊の予約
宿は初日はパックの中に含まれるので、一番格安の「門倉亭南荘」を予約した(一番格安といっても種子島で選べる宿は少なく、他の離島に比べると高め)。この宿は島南部の南種子町にある。屋久島行の船が北側の西之表発だから、2日目は朝から南から北へ一方通行で北上すればよく、やや好都合だった。
2日目はレンタカーで車中泊をして節約することにした。最寄の道の駅としていぶすきがあったのでそこを利用することにした。





■ここまでの教訓!

屋久島・種子島は便数豊富!←多彩な経路を楽しめるが、港がいろいろあって予約検討時はやや面倒かも。
やっぱりパック旅行が安い!←航空運賃値下げして!
屋久島は乗捨できるレンタサイクルあり!←チャリこそ必要な乗捨。有効活用すべし!
鹿児島-宮崎はバスが便利!←安くて寝ていけます




■今回の予定旅程

12/12
会社(京急線)→[東京国際空港]12:45(JAL1871便)→14:40[鹿児島空港]16:55(JAC3775便)→17:30[種子島空港]18:00(レンタカー)→宿
(門倉亭南荘 泊)

12/13
宿(レンタカー)→種子島見学→旧種子島空港跡地→[種子島空港]→種子島西之表港13:20(コスモラインロケット2 104便)→14:10屋久島宮之浦港14:30(レンタサイクル)→[屋久島空港]18:00(JAC3758便)→18:30[鹿児島空港]19:00(レンタカー)→道の駅いぶすき
(レンタカー車中 泊)

12/14
道の駅いぶすき(レンタカー)→[枕崎飛行場]→旧鹿児島空港跡地→12:30鹿児島中央駅12:31(宮崎交通バス はまゆう号)→15:09宮交シティ(宮崎交通バスかJR日南線)→田吉→[宮崎空港]18:25(JAL1892便)→19:55[東京国際空港]20:30(京急線)→自宅



posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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