■神戸空港 SKYが九州3路線に参入へ
スカイマーク(SKY)は21日、神戸-長崎・熊本・鹿児島の各路線の新設を発表しました。
神戸路線は、羽田路線、那覇路線、福岡路線に続く新路線。一度は平成22年3月からの運航開始を発表していた神戸-新千歳路線の開設を7月からに延期し、代わりに神戸-鹿児島路線に平成22年9月(1日3往復)、神戸-熊本路線に平成22年10月(1日3往復)、神戸-長崎路線に平成22年12月(1日2往復)に参入するとのことです。
いよいよ鹿児島路線復活とのことで、鹿児島人がどう就航を迎えるかかなり注目しています。
また、熊本路線はAMXと競合。どうもSKYは大手とやりあうよりも小さな会社と張り合うのが好きなようで、ADOと競合した旭川参入しかり、SFJを意識し結局は失敗した北九州参入しかり。このあたりは、ちょっと奪うパイが違うんでないの、と言いたくなる傾向ではありますね。
発着便数が限られる羽田路線よりも先に神戸路線を充実させてネットワーク化を図る今回の流れ。創業以来二転三転し続けてきた戦略もひと段落といったところでしょうか。
実は神戸を拠点にするという考えは、開業当初のSFJと同じ考え。羽田-神戸路線から乗継割引でも設定すれば、首都圏からの需要も見込め、大化けする可能性を秘めたネットワーク化と言えそう。関西・伊丹で失敗したSKYと、JALにそっぽを向かれ廃止危機も叫ばれている神戸空港の思惑が合致したことにもなり、注目されます。
長崎路線開設まではまだ1年もあり、中部就航の話が出た時のように話題づくりだけで終わってしまわないことを願います、、、。
→「新路線就航の計画について」(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press091221.html
2009年12月22日
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