2010年01月30日

再び南へ(1日目)

このページの旅行記は平成22年1月の旅行記です。しばらく最新更新日のまま残しておきますが、旅行後まで公開したのち、1か月弱で、旅行した期日へファイルを移動します。


■2010.01.30 成田国際・沖縄那覇


まずは線路を見に石神井へ
空港めぐりに行くはずが、初日の今日は急きょ予定を変更し、練馬区にある石神井公園駅に向かった。
石神井公園駅付近では西武池袋線の高架複々線化工事が進められており、2月6日に線路が高架化される予定だった。それに先立ち、新ホームの一般公開が行われたのだ。この複々線化工事については、「情報交通ホットライン」開設時から追い続けている話題でもあり、二度とないこの機会を逃すわけにはいかなかった。沖縄行の旅程を曲げてでも行きたいイベントだった。

自宅から石神井公園駅までは、池袋駅を経由して向かう。少し朝起きるのが遅かったから、池袋で急行に乗った時には正午を過ぎ。車内でウトウトしていたら、石神井公園駅の見学会は混雑のため、これから来場しても線路を見学できない場合があると気になる放送が入っていた。
大丈夫かと心配になりながら会場に着くと、放送通り結構な混雑だった。この手のイベントはいわゆるマニアな人が多いものだけれども、無料のうえ入場制限していないから、家族連れから老夫婦、カップルまでありとあらゆる人が集まっていた。大部分は地元の人といった感じで、地域の関心が高いことを実感できた。

新ホームだけの公開なのかと思っていたのだが、ホームに上がったら、駅ホーム前後の線路に直接降りて見学できるようになっていた。また、高架橋下の工事ヤードでは、パネル展示が行われていたり、土木工事に使われる重機や器具が展示してあったりと結構楽しめる内容だった。
空港の見学会も結構あるけれど、テロ対策などが大変だからここまでオープンになることはあまりない。鉄道の場合、イベント参加のために鉄道に乗ってくる人もいて売り上げにもプラスになるけれど、空港の場合は飛行機でGO!という人はなかなか多くないだろうから、航空業界から見たらうらやましいところだろう。

線路見学に30分くらい並んだものの、全体の見学は1時間ほどで終了。
そのまま池袋へ引き返し、山手線、京成線と乗り継いで成田空港へと向かった。

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石神井公園駅で行われた工事現場の見学会。入場無料で誰でも参加できたこともあり、線路に降りるためにホームの端から端まで列が出来ていた。


空弁と駅弁って同じですか?
日暮里からスカイライナーで快適に成田へ行くことも考えたが、日暮里に着くと次のスカイライナーは30分後。10分後に出る特急の方が早く着くとのことで、特急でアクセスした。

成田に着いたら、まずはチェックインだ。
いつものようにできるだけ後側を指定。3人席で通路側をふさがれるのが嫌だったので、混雑していなければ窓側にしてほしいと要望。混雑状況を聞いてみたら、「就航当初は混んでいましたが、最近は空いていて、今日は特に空いています」との返事が返ってきた。これまで成田便と言えば外人さんで超混雑という印象しかなかったので、少々拍子抜けしてしまった。ANAと数十分しか違わないダイヤなので、客の取り合いになった場合、先発するANAの方に分があるだろう。

チェックインを済ませたら、飛行機の出発まではまだ2時間ある。今日は成田を見学する気はあまりなかったから、ゆっくりしようと思ったのだが、国内線は保安検査場をすぎると、小さなBLUESKYとJALラウンジ以外ほぼ何もない。そこで、保安検査場をすぎる前に、空港グッズでも物色しようと店を見て回ることにした。
一回りしていたら、夕食用に空港限定の弁当(いわゆる空弁)だけ確保したくなった。成田は雑貨店が多いせいか、空弁を売っているところがなかなか見当たらないので、案内所に尋ねてみたら、専門店は第1ターミナルにしかないという。時間はまだあるし、せっかくだから行ってみたのだが、なぜかそれらしい店が全く見当たらない。再び案内所に尋ねてみたら、「それでしたら地下の鉄道改札口前です。」との回答が帰ってきた。
行ってみたら、そこは駅弁専門店だった。

自分がほしいのは「空弁」であって「駅弁」ではない
成田空港駅限定の駅弁というならまだしも、この店で売っている駅弁は千葉駅などでも手に入る代物。駅弁のシールを張り替えて空弁として販売する空港は確かに多いけど、よその駅でも売っているような弁当では、よっぽどおいしいとか歴史があるとか有名になったとかない限りわざわざ買おうとは思わない。こんなものを「空弁」として案内する案内所も案内所だろう。


JAL?JTA?JEX?
結局夕食が手に入らないまま、飛行機に乗り込むことになった。
今回の便は夏に利用した福岡線同様ランプバス輸送によるアクセスで、オープンスポットからの搭乗だった。JAL便だが、時刻表には「JTAの機材および乗務員にて運航」との注意書きがあるボーイング737-400による運航だ。
だが乗り込もうと側面を見たら、なぜか「JAL EXPRESS」と書かれているではないか。乗った飛行機の機体レジはJA8994で確実にJEX機。機内の座席ポケットにはなんとJAL機内誌「SKYWORD」、JTA機内誌「CORALWAY」、JEX機内誌「JEXLETTER」と珍しく三誌が入るうれしいサービス付だった。今回は翌日にJEX便に搭乗予定なので、今月号の機内誌もゲットできるのだが、早々手に入りなんともラッキーだ。

だが、はたして、乗ったこの便はJAL便と言えるのだろうか。本当ならあり得ないこんな使いまわしもできるのが、JAL塗装に統一したグループ化の強みなのだろう。

この便、非常にすいていて、真ん中よりも後ろ側には2、3人しか客がいないような状況。快晴の一日だったが、夜景が見れた以外はほぼ真っ暗な中での運航だったのでやることがなく、人が少ない静かな機内では、ほぼ全区間を寝て過ごしてしまった。

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成田→那覇のJAL3095便機内。シートデザインからJEX便であることが分かる。乗務員はJTAでシートポケットにはCORALWAYも搭載していた。それにしても人が少なく、後ろ側にはほとんど人がいなかった。


飛行機自体の移動開始はほぼ時間通りだったが、離陸時は毎度のことだが大幅な遅延。成田・那覇便は3時間20分と羽田・那覇便(2時間55分)よりも25分も長い時間設定をしているのだが、それでも遅延を取り戻すことはできず、結局那覇到着は定刻より25分遅れだった。

那覇空港からはモノレールで美栄橋へ。美栄橋からは徒歩10分だったが、この道は、店先にいる立ちんぼが多いややピンクじみた一帯だった。那覇はこのような一帯の範囲が広いので、いまだになかなか好きになれないのが嫌なところだ。
今回泊まる宿はビジネスホテルとのことだったが、ホテル前に出ていた看板によると、那覇市内に数件が点在するウィークリーマンションらしい。部屋は結構広かったが、窓が丸かったり、風呂と部屋との間が無意味にガラス張り、風呂釜に模様が付いているなどなんとなく元ラブホのようなたたずまい。シングルの部屋のはずなのになぜかベッドも二つあり、あまり落ち着けなかった。




■ここまでの教訓!

京成はスカイライナーより特急←20分間隔で使いやすく途中抜かれない!
やはり成田便は遅れちゃう←日本の玄関口なのに恥ずかしい!
成田は空弁がほとんどない←2ビルなら扱っているのはBLUESKY程度!




■今回の予定旅程

01/30
自宅(西武線等)→石神井公園(京成線等)→16:00[成田国際空港]18:25(JAL3098便)→21:45[那覇空港](沖縄モノレール)→美栄橋(徒歩)→宿
(ホテルピースランド 泊)

(予定旅程通り)


posted by johokotu at 18:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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