表題のとおり、昨日、茨城空港に行ってきました。
開業後の様子をお伝えします。
が、あらかじめ言っておきますが、酷評です!
混雑状況
まずは気になる混雑状況から。
昨日は午前中強風+雨でしたが、午後はよく晴れ。人の入りはかなり良かったです。
午前10時ごろまではほとんど人がいませんでしたが、徐々に増え始め、飛行機乗り発着時間帯(12時-13時頃)がピーク。飛行機離陸後は帰る人も多いですが、来る人もまだまだ多く、売店や飲食店は夕方まで列が途切れませんでした。
静岡のように留置機もないので、発着時間帯以外は飛行機はまったく見られないのに、まだまだ混んでいます。
ただ、道路は入口付近で時間帯によって若干の列が見られる程度で、スムーズです。
アクセス
レンタカーで行って調べてきました。
水戸駅40-50分、県庁30-40分、茨城空港北IC10-20分、千代田石岡IC30-40分程度。千代田石岡ICへは石岡駅周辺道路の渋滞が激しく、ややアクセスしづらい印象でした。
でこの混雑を避けるために整備中の鹿島鉄道跡にバス専用路をつくっているのですが、駅側はまだ土地を平らにしている段階でした。バスターミナルにして東京-水戸間の高速バスと空港バスが完全接続するようにすれば利用者増も期待できそうです。
水戸駅からの路線バス。小川駅行きが空港に経由するようになった。水戸駅の乗り場はやや遠い6番のりばで分かりづらい。
地元PR
県庁では専用ブースを設けて空港のPRが行われていました。
地元小美玉市役所にもブースがありますが、閉庁日の休日は見学できず、、、。
水戸駅の観光案内所ではアクセスマップのコピーがあるだけで、なんの宣伝もありませんでした(駅の広告に空港が出している広告があった程度)。
館内全般
内装は、白と黒を基調としたデザインで、白ベースですが、神戸に似た印象を受けました。国際線側区画である南側は使用されておらず、なぜかアシアナの手続きは国内線側区画で行われています。
デザインは白黒がベース。雰囲気は神戸や北九州が近い感じで、それをさらに小さくしたような印象。
展望デッキ
悪名高き総ガラス張り+特定方向曇りガラスです。
特定方向は百里基地側(北西側)で、北から南へ離陸の際の加速状況、南から北への離陸時の離陸直後はまったく見えません。でもこの基地、飛行機乗れば丸見えですし、空港外周からも丸見え。そもそも防衛のために基地を見えなくする意味がよくわかりません。
離着陸時は二重三重の混雑で、ガラス際をとるだけでも大変。昨日は南への離陸だったのですが、南へ向かう姿が曇りガラスのせいで見えなくなるため、アシアナ機が滑走路に進入したとたん、正面ガラスに貼りついていた人々が、一斉に北側のガラス際へ近づこうとしたのには笑ってしまいました。ファンでなくても不満だらけですね。
北側から。ガラスの向こう側がよく見える(タラップ等が丸見え)。
南側から。ガラスは曇りの方向になり、まったく見えない。
売店
通常の商品に「茨城空港に行ってきました」というラベルや紙を貼っただけのエセ商品が続出。
「いばらきブランド」を掲げる地元商工会出店売店(スカイアリーナ)では、手書きの紙を貼ったものや明らかにプリンター出力した紙を貼っている商品などヒドイものが多数出ていました(少なくとも業者に印刷頼むぐらい金をかけてほしい)。こういうエセ商品があり、かつ恥ずかしさもなく販売するというところが茨城ブランドなのでしょうか。
空港記念品としては開港記念ラベルの日本酒・ビール、茨城空港どら焼き・カップケーキ、キーホルダー、茨城空港に行ってきました(ブルーベリーパイ)が存在。名前が茨城空港になったのに百里基地商品がいくつか出ていたのと、茨城空港の名は入っていませんが、開港をにらんで作ったマカロンなどがありましたが、少なめです。
どら焼きは3個500円のぼったくり価格です(同社の高級菓子である極上どら焼きですら5個900円弱)。
地元鉾田の野菜を使った商品が多いことは◎。
飲食店
複数のテーブルを端に片づけているぐらいなのに、机が絶対的に足らず座れない人が続出。
テーブルが4人用しかないので、混雑時は1人では座席を取ることが困難です。韓国便とスカイマークしか飛ばないので、個人客が多くなるかと思うのですが、このあたり、どういう考えでいるのか不思議です。
座席確保に係員のフォローもなく、ゴミがあふれていても巡回するスタッフがおらず、汚らしかったです。
空港限定メニューは皆無です(定食は納豆付で、茨城らしさ少しは出ていたのかな)。
少しびっくりの内容でした。
詳細は、今後空港概要でも取り上げていきます。
ラベル:茨城空港