2021年04月01日

大分県央_空港概要

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日本空港情報館
大分県央飛行場(大分県央空港)

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大分県央飛行場(大分県央空港)

■飛行場の概要
大分県豊後大野市大野町地区にあるその他の空港(旧その他飛行場)です。
平成4年豊肥地区農道離着陸場として開場した、大分県中南部にある飛行場です。空港内に日本文理大学のエクステンションキャンパスがあります。
大分県南部の交通拠点としても期待され、平成9年にその他飛行場となりました。開港以来定期便の就航はありませんが、かつては大分空港との間に定期的な乗合便が就航していました(現在もチャーターは出来ます)。令和3年4月1日現在、定期就航路線はありません。


■飛行場種別:その他の空港(旧その他飛行場)
■設置管理者:大分県
■滑走路延長:800m
■空港コード:===/====
■旅客ビル管理者:大分県


■施設の見どころ:◎==== 小規模/農道離着陸場から始まった空港としては珍しく搭乗待合室なども完備されたターミナルビルです。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/展望デッキ 無/ファン向け展示 有(飛行場の写真や解説をロビー内に展示)
■売店の充実度:===== 売店0店・飲食店0店/近隣に店舗も無
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無/最寄駅はJR豊肥本線豊後清川駅・緒方駅ですが8キロ程度。バス停は運動公園前が最寄で徒歩10分ほど(各平日のみ2本)


※就航路線令和3年4月1日、そのほかの情報は平成21年10月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
広島西→鹿児島便の右窓席から撮影。空港東側上空。
大分県央空港は大分県中南部のなだらかな山中にあります。大野町の中心地からほど近い位置で、千歳大野道路の大野ICからも至近。飛行場のすぐとなりは総合運動公園になっています。工夫次第で、県央の利用者を増やせそうな気がする立地です。

01.jpg旅客ターミナルの特徴・ターミナル前面
(写真は平成21年10月撮影)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
目を引く水色の外壁と丸い屋根が特徴的。中央に金文字で「大分県央空港」と書く堂々とした建物です。
館内のサインはなく、紙で自作したサインが貼られています。
建物入口は1か所で、スロープも設置されています。

建物前にバスのりばはありませんが、徒歩15分ほどのところにバス停が2か所あります(このほか、大分市内方面・熊本空港方面・熊本方面など便数の多いバスのりば「道の駅おおの」「大野インター」バス停まで約1.2km)。
■最寄バスのりば(運動公園前)(北西方面 約900m/全て大野竹田バス)
大野支所-緒方駅方面を結ぶバスが経由。平日のみ1日計4往復程度。市コミュニティバスと路線バスはほぼ同一ルートを通りますがごく一部区間で経由バス停が異なります。
北行:田中行、豊後大野市コミュニティバス田中・市民病院線 大野支所行
南行:市民病院行(馬場東経由)、豊後大野市コミュニティバス田中・市民病院線 市民病院行(津留公民館前経由/矢田経由あり)

■最寄バスのりば(川北)(北東方面 約900m/全て大野竹田バス)
大野支所-三重駅・豊後大野市役所方面を結ぶバスが経由。1-2時間に1本程度。
西行:田中行
東行:大野竹田バス本社行

※平成24年04月01日?:三重診療所行(大野竹田バス) 運休
※平成26年04月01日:30系統 両家・市民病院線 市民病院行・大野支所行 運休、田中・市民病院線 市民病院行・大野支所行 新設
※平成**年**月**日:三重監督署前行(大野竹田バス) 運休
02.jpgロビー
(写真は平成21年10月撮影)
旅客が立ち入れるのは1階部分です。
待合所、チェックインカウンタ、搭乗待合室などがコンパクトにまとまっています。
白壁のシンプルなデザインですが、壁面という壁面に張り紙などがしてあります。空港の解説などがあり、空港ファンは楽しめます。
03.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て右側にあります。
定期旅客便が就航していないため、遊覧飛行を行う九州航空のカウンタになっています。
※遊覧飛行は、最も安い空港周辺コースから鶴見・臼杵コースまで多数あり。平成21年現在は運航対応人数は1-3人でしたが、その後2人以上に変更されています。大分空港への貸切運航も可能。
04.jpg出発口・搭乗待合室
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て左側にパーティションで区切った搭乗待合室が設けられています。入口は1か所。
搭乗前には入口で搭乗者のセキュリティチェックが行われる模様です。
定期旅客便はなく、案内掲示はありません。
05.jpg到着口
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て左側にあります。エプロンからはドアが一つ設けられただけの到着口で、手荷物受渡台もありません。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
06.jpg展望デッキ?
(写真は平成21年10月撮影)
ターミナルには送迎デッキはありませんが、ターミナルビル正面のウェストエプロンに面した駐車場の一角に展望エリアがあり、イスなどが設けられています。
滑走路側正面には緒方方面の山並みが見えます。ターミナルビルは滑走路の西端付近に設置されており、飛行機が東側へ離陸する瞬間は撮影が難しいことが多いようです。
08.jpgモニュメント
(写真は平成21年10月撮影)
イーストエプロン脇に竣工記念碑が立っています。
「県中央部に位置する大規模な畑作地帯である豊肥地域へこの新しい農業の波を拡げようとその核となる施設として「農道離着陸場」を建設し新たなフライト団地の育成を企画した」など碑文が書かれていますが、農業生産品の輸送実績は伸び悩んでいるようです。
07.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルが面するウェストエプロンと小型機用のイーストエプロンに挟まれる形で、無料駐車場があります。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線なし)
就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
-

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大分県央飛行場(大分県央空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
大分県央飛行場(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※大分県央飛行場(大分県央空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.10.19
初調査日 2009.10.10
前調査日 2009.10.10
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