■広島西飛行場 定期便消滅へ 県が公式発表
中国新聞の報道によりますと、
「広島県は16日、県営広島西飛行場(広島市西区)を発着する鹿児島、宮崎の両路線が10月30日で廃止され、定期路線がゼロになると正式に発表した。」
とのことです。(17日報道)
広島西飛行場は、旧広島空港ですが、JACにより鹿児島便が1日3往復、宮崎便が1日1往復だけの運航。つぶれたJALの再建策でもクローズアップされていました。
広島県は広島空港への一元化を主張。一方で、広島市は羽田便復活を目論むなど県と市で対立したことでも知られる空港です。道路建設で滑走路短縮もせざるを得ない状況でもあり、来年度には九州新幹線開通もあることから、JACとしても県としても市としても撤退に絶妙なタイミングなのかもしれません。
LCCが飛ばすにはちょうどいい飛行場かと思うのですが、滑走路短縮により今後の活用は難しく、このまま廃港の流れが現実味を帯びてきた感じです。
→広島西飛行場の空港概要はまだ移行前です。
「情報交通ホットライン」サイト版にてご覧いただけます。
http://www.geocities.jp/johokotu00/airport/hiroshimanishi/index.html
■広島西飛行場で定期便ゼロに(中国新聞公式サイト)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004170034.html
2010年04月19日
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