帯広(とかち帯広)空港 ADO地元へ就航協力を要請
北海道国際航空(ADO)の幹部が13日、十勝地方の市町村を訪問、とかち帯広空港への就航に向け、地元の協力を要請したようです。
十勝毎日新聞によりますと、
「帯広−羽田(東京)線の開設を念頭に地元側の協力を要請した」
とのこと。帯広市などを訪れ、
「最終判断の時期については、航空無線局の申請から認可まで最低8カ月を要するため、5月末の取締役会までに結論を出す方向を示唆した。」
と報道されています。
仮にADOがとかち帯広空港に就航するとなると、同社としては11か所目の運航拠点になります。同空港は現在ANAが運航していないため、自前でカウンタを完全に準備しなくてはならなくなります。
この点については、ADO側も問題視しているようで、十勝毎日新聞によれば、
「一方、「帯広には(エア・ドゥが)業務提携している全日空が基地化していないのでグラウンドハンドリング(地上業務)や旅客の対応など自前でやる必要がある。一番ハードルが高いのは既存の体制がないこと」と指摘。「業界は厳しく、多額の費用はかけられない」と述べた。」
と報道されています。
4往復が認められた10月の羽田増枠を使っての開設となる模様で、SNAに続き新規就航地が登場しそうです。
■エア・ドゥ専務が来勝、地元に協力要請(十勝毎日新聞社公式サイト)
http://www.tokachi.co.jp/news/201005/20100513-0005355.php
2010年05月13日
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