百里飛行場(茨城空港) 旅客取扱施設利用料徴収認可
国土交通省は14日、百里飛行場(茨城空港)の旅客ターミナルビルを運営する茨城県開発公社が申請していた旅客取扱施設利用料の上限を認可したと発表しました。
今回申請されていたのは、国内線利用時にかかる旅客取扱施設利用料で、1人当たり大人100円、小人50円(税込)。8月1日から導入する予定で、航空券に含ませる形で徴収します。
現状運航しているのはスカイマークの神戸路線のみで、1路線のみでの導入となります。
百里飛行場(茨城空港)はLCCの就航をにらみ、旅客ターミナル自体を簡素化、経費削減に努めていて、雨が降れば濡れながら搭乗せざるを得ないなど、旅客からするとサービスが完全でない空港。
このような空港でも旅客取扱施設利用料をとることに不満の声が上がりそう。シビアに値段を見る利用者を扱うLCCに就航要請の的を絞っているだけに今後の影響が心配されます。
■空港機能施設事業者の旅客取扱施設利用料の上限認可について(国土交通省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab05_hh_000022.html
2010年05月14日
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