SKY 今夏新路線・増便を続々実施へ
スカイマークは先週から今週にかけ、立て続けに新路線開設、増便を発表しました。
まずは14日に7月から運航する神戸-新千歳-旭川路線の増便を発表。19日には羽田−北九州、北九州−那覇の各路線への就航を表明し、さらに翌20日には羽田-那覇便の深夜早朝便による増便を発表しています。
■羽田-北九州路線
8月10日就航、1往復2便運航(深夜早朝便)=ダイヤ未発表
■北九州-那覇路線
8月10日就航、1往復2便運航(深夜早朝便)=ダイヤ未発表
■羽田-那覇路線
7月16日増便、6往復12便運航(深夜早朝便の増便)=ダイヤ発表済
■神戸-新千歳-旭川路線
7月16日就航、2往復4便運航=ダイヤ発表済
まずは新規就航路線となる、羽田-北九州路線、北九州-那覇路線。
ダイヤはまだ発表されていませんが、8月10日就航で、深夜早朝時間帯での運航が発表されました。福岡では深夜早朝の運航に制約があるため、北九州での就航となったのだと思いますが、これで福岡の人の利便性が格段に増すことになります。
SFJが運航を休止してしまった羽田側ユーザーベースの深夜早朝便なのかどうか気になるところ。SKYは北九州空港移転時に路線開設をしようとして空港ビル側の容量不足から断られた経緯があり、SFJとのガチンコ勝負となる羽田-北九州路線への参入は注目です。
また、那覇路線はJTAが撤退した路線。金曜の仕事帰りに沖縄へ飛び、月曜の仕事が始まる前に福岡へ帰るという弾丸スタイルができるのか注目されます。
羽田-那覇路線の増発は火-日の運航である点がポイント。
羽田を24時以降に出て、6時過ぎに戻ってくるダイヤ設定で、弾丸スタイルができそう。ただ、月曜の早朝便、つまり日曜夜の便は開設されないので、こちらは相変わらず土日休みでの弾丸旅行は無理そうです。
神戸-新千歳-旭川路線はいきなりの増便。
神戸-新千歳と神戸-旭川という2目的地の輸送に合致するとともに、新千歳-旭川の短距離区間の輸送も担う注目すべき路線です。2往復化されたことで日帰りも可能となり、ビジネスユースにも合致したものになりそうです。(ダイヤ設定上は神戸ベースで、神戸発着なら朝出て夜帰りという動きが可能です)
今回の増便は深夜早朝時間帯。
羽田は満杯状態で就航待ちが出ていると言われているのにどうして増便が可能なのか、少し疑問です。この時間帯は、国交省の配分計画に関係なく増便できる時間帯なのでしょうか、、、。
それにしてもこの時間帯の便は仕事の終わりがなかなか見えないような旅行者にはもってこいの便の気がします。
新千歳(便数制限あり)、関空、北九州、那覇など24時間利用可能な空港はありますので、今後は、一つのビジネスモデルとしてSKYが発展させていくのかもしれません。
それにしても一気に攻勢をかけ始めてきたSKY。神戸ベースに地方路線への参入もすでに表明しており、今後の動きに目が離せません。
2010年05月22日
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