2010年05月29日

SKY_羽田国際線運航へ

SKY 羽田から国際チャーター便 またまた路線拡大発表

スカイマークは28日、2010年8月から東京国際空港(羽田空港)とグアムとを結ぶ国際チャーター便の運航を開始すると発表しました。

スカイマークが発表した路線は久々の国際路線で、羽田-グアム路線。チャーター便運航による週2往復の計画で、羽田の国際化に先立ち8月からの運航開始を計画しています。
今年度中に新路線を開設するという発表はなんと今月に入って5回目。今回も概要のみの発表で、詳細については決定次第発表するとしており、情報を小出しにしている印象は否めません。

スカイマークのリリースによれば、
今後の国際線就航に向けた路線展開を考える上で機軸となるETOPSの承認を取得することを条件に、チャーター便の運航を目指すもの
としており、国際定期便への就航も視野に入れた実験的チャーター便となるようです。そのなかでこれまで運航実績のあるソウル路線などではなく、スカイマークが運用するB737-800型機で運航可能な路線としてグアム路線があげられた模様です。

気になるのは羽田が再国際化される10月以降の扱いで、チャーター運航から定期便化を目指すのかどうかが注目されます。
羽田発着の米国線については、日本の航空会社に配分された便数は4枠で、10月以降グアム線を定期化するのであれば、ANAや日本航空と、この4枠を奪い合うことになります。
逆に定期的なチャーター便のまま10月以降も運航するのであれば、羽田発着国際線のなし崩し的運航を認めることにもなりかねません。
定着をすれば、国際展開する日本の航空会社グループが3グループになり、かなり面白いことになるとは思うのですが、もろもろの条件を考えると、8月から10月までの期間限定となる可能性が高く、国交省などがどう判断するのかまたまた目が離せません。


※ETOPSは、洋上飛行を行う場合にエンジン1基でも巡航速度で飛行可能であるよう国際民間航空機関が定めた制約。
ラベル:羽田 sky
posted by johokotu at 13:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする
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