| 旅客ターミナルの特徴 (写真は令和元年9月撮影) 昭和60年7月に滑走路1,800メートル化・ジェット機就航に合わせて開館したターミナルと平成8年4月に完成した国際会館を平成30年7月に一体化した旅客ターミナルです。ランド側から見て左側(西側)が歴史の長い国内線側、右側(東側)が新しい国際線側です。いずれも駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
ターミナル外観は、元々2つの建物であったため、西側と東側で大きく異なります。 西側は、砂丘の砂の色のような外壁が目立つデザインです。ランド側の一部が吹抜となっています。1階に国内線チェックインロビー、2階に国内線出発ロビーと搭乗口、屋上に展望デッキがあります。 東側は、白を基調としたガラス張りデザインです。中央部に大きな吹抜があり、自然採光の明るいターミナルとなっています。空港パンフによれば、「鳥取の「鳥」、世界・未来へ羽ばたく「鳥」をイメージ」しているそうです。1階に国際線チェックインロビーと国際線到着ロビー、2階に国際線出発ロビーと搭乗口、入国審査場、屋上に展望デッキがあります。 この建物は国際会館として整備されており、かつては国際交流センターがありました。 西側と東側を繋ぐ部分(連絡施設)は、1階に国内線到着ロビー、2階に売店・飲食店があります。 館内のサインはあまり多くなく、やや灰がかった黒地に白文字のものや白背景のものがいくつか見られる程度です。
※平成27年03月01日:空港愛称(鳥取砂丘コナン空港) 新設 ※平成30年07月28日:大規模改修完了、連絡施設 開業 |
| ターミナル前面 (写真は令和元年9月撮影) 肌色の丸い柱とそこに付く丸い照明が目を引くカーブサイドです。ターミナルへの入口は、国内線側に2か所、中央連rなく施設に1か所、国際線側に2か所あります。就航会社がすべてANAグループであるため、特に航空会社の案内看板などは見当たず、出発側に緑地に黒文字、到着側に黄地に黒文字のサインがあります。 バスのりばは4か所です。2009年から春夏秋の土休日などに鳥取砂丘との間を結ぶ乗り合いジャンボタクシーが運行されています。(航空便にあわせた最低限設定の運行、鳥取駅まで約20分) ■1番:空港連絡バス 鳥取駅行(県庁日赤前経由)(日ノ丸自動車) 賀露循環線 48系統鳥取駅行(かにっこ館前・県庁日赤前経由)(日ノ丸自動車) 賀露循環線 49系統鳥取駅行(湖山・県庁日赤前経由)(日ノ丸自動車) ■2番:青山剛昌ふるさと館前行・倉吉駅行(日ノ丸ハイヤー) ■3番 -
※令和04年02月21日:湯村温泉行 運休(2/20最終運行) ※令和03年11月20日:湯村温泉行(全但バス) 新設 ※平成31年04月01日:三朝商工センター行 運休(3/31最終運行) ※平成28年05月21日:ゆめぐりエクスプレス 湯村温泉行 運休 ※平成28年05月01日:鳥取砂丘コナン空港周遊バス 砂丘会館行(日ノ丸自動車) 新設 ※平成28年04月02日:鳥取大学前駅行・砂丘センター行 運休(3/27最終運行) ※平成27年05月18日:青山剛昌ふるさと館前行 新設 ※平成27年04月18日:鳥取砂丘コナン空港周遊バス 鳥取大学前駅行・砂丘センター行(鳥取県) 新設 ※平成27年04月01日:賀露循環線 鳥取駅行 新設 ※平成26年12月21日:但馬⇔鳥取空港リムジンバス 湯村温泉行 新設 ※平成26年04月01日:ゆめぐりエクスプレス 湯村温泉行(日本交通) 新設 ※平成22年04月01日:三朝商工センター行 運行会社を日ノ丸自動車から変更 |
| 国内線 チェックインロビー (写真は令和元年9月撮影) 国内線チェックインロビーは、1階ランド側から見て左側(西側)にあります。2階までの吹抜空間でガラス張りとなっています。 大きな荷物が引っ掛かりやすい点字ブロックではなく、その代わりに誘導マットを導入しています。 |
| 国内線 チェックインカウンタ (写真は令和元年9月撮影) 国内線チェックインカウンタは、チェックインロビーの左端に設置されています。カウンタはすべてANAグループのカウンタです。 |
| 国内線 出発ロビー (写真は令和元年9月撮影) 国内線出発ロビーは2階ランド側から見て左側(西側)にあります。チェックインロビー中央寄りの階段を上ったすぐの領域です。このため、非常に狭いスペースのため、中央寄りの売店・飲食店スペースなどで待つ必要があります。 |
| 国内線 出発保安検査場・搭乗待合室 (写真は令和元年9月撮影) 国内線出発保安検査場とその行列領域は、国内線出発ロビーの大部分を占めています。 2階西側のエプロン側は、国内線搭乗待合室となっています。搭乗口、搭乗橋はそれぞれ1か所です。特別待合室もあり、出発ロビー脇に専用入口が設けられています。 案内掲示は、濃灰地の反転フラップ板が採用されています。
出発ロビーと搭乗待合室の間は大きなガラスごしに見ることができます。 |
| 国内線 到着手荷物受取場 (写真は令和元年9月撮影) 1階ランド側から見て中央やや左側(西側)にあります。ターンテーブルは1か所です。 |
| 国内線 到着口 (写真は令和元年9月撮影) 1階ランド側から見て中央にあります。到着口とも1か所です。 案内掲示は、搭乗口同様、濃青色の反転フラップ板です。 平成30年の改修で、西側にあった出口が中央側へ変更されています。
※平成30年07月28日:到着口 移転(1階西側→1階中央) |
| 国内線 到着ロビー (写真は令和元年9月撮影) 1階ランド側から見て中央にあります。 平成30年の改修で新たにできた領域で、広い待合空間に総合案内所と飲食店を配置。西側寄りにレンタカーカウンタが並んでいます。旧ロビー空間はそのまま残っており、現在は椅子が並べられた待合空間になっています。
※平成30年07月28日:到着ロビー 移転(1階西側→1階中央) |
| 国際線 チェックインロビー (写真は令和元年9月撮影) 国内線チェックインロビーは、1階ランド側から見て右側(東側)にあります。国内線と異なり、天井の低いロビーです。 このロビー脇にはかつて国際交流センターがありました。このため、国際線施設のある東側の建物はいまだに「鳥取空港国際会館」という名前が付いています。
※平成30年07月28日:喫茶ポワロ、コナン探偵社 開店 ※平成30年04月01日:国際交流センター 廃止(館外へ移転) |
| 国際線 チェックインカウンタ (写真は令和元年9月撮影) 国際線チェックインカウンタは、チェックインロビーの中央寄りに設置されています。特定の航空会社向けではないため、航空会社のサインなどはありません。 |
| 国際線 出発ロビー (写真は令和元年9月撮影) 国際線出発ロビーは2階ランド側から見て左側(西側)にあります。ランド側がガラス張りになっていて、非常に明るいロビーです。青色と緑色のソファが並んでいます。 ロビー空間は2か所が催事スペースとされており、催事に利用が可能です。 |
| 国際線 出国検査場 (写真は令和元年9月撮影) 国際線出国検査場は、国際線出発ロビーの西端にあります。入口手前の案内掲示は、差込式です。 エプロン側は国際線搭乗待合室で出発口、搭乗橋はともに1か所です。国際線搭乗待合室内には売店・飲食店はありません。 |
| 国際線 到着手荷物受取場・到着口 (写真は令和元年9月撮影) 1階ランド側から見て右側(西側)の最も中央寄りの位置にあります。 入国検査場は2階にあり、到着手荷物受取場と税関は1階に降りてからあります。到着口はスモークガラスを採用しており、中の様子が分からないようになっています。案内掲示は、電光サイネージが用意されています。 |
| 国際線 到着ロビー (写真は令和元年9月撮影) 1階ランド側から見て右側(西側)の最も中央寄りの位置にあります。 このスペースには案内所などはなく、中央側に隣接する国内線到着ロビーの施設利用が便利です。 |
| 売店 (写真は令和元年9月撮影) 売店は2階中央などにあります。令和5年4月に搭乗待合室内の店舗がなくなりました。利用の際は要注意です。
・1階 国際線到着ロビー 1店舗(コナン探偵社) ・2階 国内線出発ロビー 2店舗(鳥取エアポートマルシェきんさい屋、丸由百貨店)
鳥取県全域の土産が用意されています。丸由百貨店はかつて鳥取大丸だった地元百貨店。 コナン探偵社は名探偵コナン関連のグッズ専門店です。空港限定コナン商品もあり。
※令和05年04月01日:ANA FESTAロビー店・ANA FESTAゲート店 閉店、鳥取エアポートマルシェきんさい屋 開店 ※令和04年09月01日:鳥取大丸 閉店、丸由百貨店 開店 ※平成30年07月28日:コナン探偵社 開店、鳥取大丸 移転(1階→2階) |
| 飲食店 (写真は令和元年9月撮影) 飲食店は各所に分散しています。
・1階 国内線到着ロビー 1店舗(すなば珈琲) ・2階 国内線出発ロビー 2店舗(アゼリア・大江ノ郷自然牧場−HANARE−) ・2階 国際線出発ロビー 1店舗(アジアンリゾート ラウンジ 陶庵)
スタバはありませんがすなばはあります。
※平成30年07月28日:大江ノ郷自然牧場−HANARE−・アゼリア・アジアンリゾート ラウンジ 陶庵 開店 ※平成30年06月15日:すなば珈琲 移転(国内線1階ターミナル外→国内線1階到着ロビー) ※平成30年03月08日:すなば珈琲 移転(国内線1階到着ロビー→国内線1階ターミナル外) ※平成29年11月21日:アゼリア 閉店(工事に伴う一時閉店) ※平成29年11月20日:すなば珈琲 移転(国際線2階→国内線1階到着ロビー) ※平成28年04月16日:すなば珈琲(国際線2階) 開店 |
▲西側送迎デッキ
▲東側送迎デッキ | 送迎デッキ (写真は令和元年9月撮影) 送迎デッキは、西側、東側の2か所あります。いずれも屋上に設置されており、ともに無料です。階段を使わないと行けません。
メインのデッキは西側で、2階西端の外階段からアクセスします。屋根はありません。ランド側、エプロン側も眺めることができます。2階のデッキ出口付近にはダイヤブロックで作った展示物あり。 フェンスは、目の高さが広く横長に開いているタイプです。
東側は狭いデッキです。2階東側の階段からアクセスします。名探偵コナンの恋人用装飾になっており、メモリアルスポットとして鐘を整備しています。メモリアルポストが設置されており、ここから郵便物を出すと、空港オリジナルデザインの割印が押されます(回収は週1回)。 フェンスは、目の高さが広く横長に開いているタイプです。 |
▲西側送迎デッキからの眺め
▲東側送迎デッキからの眺め | 送迎デッキからの眺め (写真は令和元年9月撮影) いずれの送迎デッキも正面は日本海が広がる風景です。搭乗橋はそれぞれ正面にありますが、東側は駐機位置が斜め前になるので、飛行機の撮影は西側の方がしやすいです。建物はエプロンの南側に位置しており、ほぼ終日順光条件です。 ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。 東側はフェンスの先に低いガラス柵があり、駐機中の機体の撮影には不向きです。 |
| 特別待合室 (写真は令和元年9月撮影) 東側には有料で利用できる特別待合室が2室用意されています。 |
| コナンホール (写真は令和元年9月撮影) 東側中央部には広い吹抜空間があります。 センタープラザと呼ばれた空間で催事などに利用されてきましたが、鳥取砂丘コナン空港命名後、コナンホールに改称されました。名探偵コナンのトリックアートなどオリジナルコンテンツが多数設置されており、空港最大の撮影スポットになっています。飛行機到着直後などは撮影者で行列ができるほどです。 頭上に隠れているキャラクターもいるので注目です。 |
| キッズ図書コーナー (写真は令和元年9月撮影) コナンホール奥にはキッズ図書コーナーがあり、低いテーブル・イスも用意されています。書籍は絵本などが中心。かなりの冊数がありますが貸し出しなどは行われていません。 |
| モニュメント (写真は令和元年9月撮影) 国際会館前にご覧のような目立つモニュメントがあります。因幡地方の伝統芸能「麒麟獅子舞」のモニュメントで、ターミナル脇に説明文が立っています。 このほか2階東端に、飛行機模型など飛行機に関する展示物が見られます。 |
▲到着ロビー展示
▲グッズ売店コナン探偵社
▲プリクラ機とコインロッカー | 名探偵コナン装飾 (写真は令和元年9月撮影) 愛称を鳥取砂丘コナン空港に命名した後、平成27年12月5日から、愛称の由来になったアニメ「名探偵コナン」の装飾が、ターミナル内全域で大々的に行われています。 ロビー空間はもちろん、搭乗橋から装飾があり、横断幕などにもキャラクターが登場。到着ロビーの鳥取県観光スポット案内もコナンが紹介する展示になっています。 国際線チェックインロビー周辺は特に装飾が多いです。前述のコナンホール周りに展示物が多数あるほか、ロビー端側に、撮影スポットの喫茶ポワロ(飲食店ではありません)、名探偵コナンの関連グッズを販売する売店(コナン探偵社=こちらは本物の売店)、名探偵コナンプリクラ機、名探偵コナンデザインのコインロッカーなどが設置されています。 |
| 地上アクセス施設(駐車場) (写真は令和元年9月撮影) ターミナルビル正面などに無料駐車場が用意されています。 ターミナルビル正面に第1駐車場(434台)、その西側に第2駐車場(146台)と第3駐車場(150台)、さらにその西側に第4駐車場(48台)があります。 第3駐車場に電気自動車用の充電器が設けられています。
※平成30年08月?*日:第4駐車場 新設(665台→778台) ※平成28年03月**日:第3駐車場 新設(523台→667台) ※平成20年03月**日:第2駐車場(87台) 新設(438台→523台) |
| 地上アクセス施設(レンタカー専用駐車場) (写真は令和元年9月撮影) 平成24年にターミナルビル西側にレンタカー専用駐車場が設けられました。 レンタカーカウンタで受け付けたのち、この駐車場で受け渡しになります。
※平成24年04月**日:レンタカー専用駐車場 新設 |
| 地上アクセス施設(レンタサイクル) (写真は令和元年9月撮影) 令和元年7月にレンタサイクルサービスが始まりました。1階国内線到着ロビーの総合案内所で受け付け出来ます。 駐輪場はターミナルビル東側に設けられています。
※令和元年07月27日:レンタサイクル 開始 |
| 周辺見どころ施設(旧飛行場跡地) (写真は令和元年9月撮影) 空港領域の南側に東西方向に国道9号線が走っていますが、この付近には昭和42年まで使われていた旧飛行場があった領域になっています。国道自体がその跡地を活用したものになっています。 写真は空港入口交差点付近を東を向いて撮った写真で、空港入口バス停などがあります。 |
| かつてあった見どころ(世界夢広場) (写真は平成19年11月撮影) 現在第3駐車場の場所に「世界夢広場」という小さな公園がありました。平成4年11月に設けられたミニ公園で、散策路に世界24都市を絵タイルで表現しており、「世界一周ゲーム」が楽しめるようになっていましたす。また、ミニ滑走路やミニ管制塔があり、空港を擬似体験できるほか、小型機も展示されていました。
※平成30年**月**日:世界夢広場 閉鎖 ※平成28年03月**日:芝生広場 閉鎖 |