※この旅行記は2010年7月にアップした旅行記です。
■2007.06月 東京国際・女満別・オホーツク紋別・旭川・札幌丘珠・とかち帯広・たんちょう釧路・根室中標津・新千歳の旅行後
今回の旅行は、梅雨がないからと北海道を選んだのに、釧路では見事に霧に悩まされてしまいました。旅行の締めは、霧が多いという道東の気候について調べてみました。
霧は道東の特徴だった
まずは「北海道ぐるり旅!」が紹介している北海道の気候を読んでみる↓
http://www.visit-hokkaido.jp/kihonjoho/advice.html
ついでにウィキペディアの北海道の項目も↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93
「そんなこた分かっとら」と突っ込まれそうだが、、、。読んでみれば分かる通り、北海道の気候は、冬が長い。雪が多い。そして梅雨がない。といった特徴がありそうだ。札幌を例にとれば、12月〜2月は平均気温が氷点下ととにかく寒い印象だ。
で、このうち道東に特化してみると、面白い傾向が見てとれるのだ。
釧路にある釧路地方気象台で「釧路の四季について」という案内があるので、これをまずは読んでみる↓
http://www.jma-net.go.jp/kushiro/web/kus-season.htm
読んでみると、初夏の日照時間が異様に短いことがよく分かる。札幌のデータと比べると一目瞭然で、雨が降らなくても視界がきかない日が多いようだ。だいたい四季を紹介するページで、唯一四季と関係ない話題として「釧路の霧」という題名の話題があるくらいなのだから、霧は有名な現象なのだろう。文章を読んでみても、「6・7・8月は、月の半分以上で霧が観測される」と夏場の霧発生は当然のような記載がみられる。この「霧」があるおかげで、釧路周辺は大きな湿原が多数点在していた。じめじめの環境は、建築物にはかなり条件が厳しい土地と言えそうだ。
新しい発見は冬場の日照時間が多い点で、太平洋側であるせいか晴れ間が多いらしい。「冬の気候」という項目を読んでみると、札幌の年間降雪量が496センチに対し、釧路はたったの142センチで、東京から遠いからといって、雪だらけというわけでもないようだった。
こうして見てみると、道東は札幌ともだいぶ異なった気象の土地であることが分かりました。道東の場合は、梅雨がないからと初夏に訪れようと計画したり、逆に大雪が降ると初めから冬の訪問を計画をあきらめるのはちょっと早すぎ。天候をよく考えた上での旅行を推薦したい土地でした。
今後は、訪問する土地のだいたいの気候特性ぐらいは頭に入れてから旅行先を決めようと決心し、今回の旅行記を〆たいと思います。
2007年06月08日
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