成田国際空港 成田スカイアクセスを体験してきました!
ということで、
詳しくレポートしたいところなのですが、
実は乗車区間は「成田空港−空港第2ビル間」なのでした。
しかも乗ったのはスカイライナーではなく、アクセス特急、、、。
実は、今回は、青春18きっぷを使って成田へ行き、アクセス線の様子を見てきました。
まず、7月17日からの大きな変更点は以下の通り。
■成田空港駅
アクセス線経由のアクセス特急用として新たに1ホームが新設されています。
既存のホームは中央部で二分割され、奥側がアクセス線経由のスカイライナー専用ホーム(2ホーム)、手前側が京成本線用ホーム(2ホーム)となっています。
■空港第2ビル駅
既存のホームが中央部で二分割され、成田空港駅側がアクセス線用ホーム(2ホーム)、成田駅側が京成本線用ホーム(2ホーム)となっています。
いずれの駅も、京成本線を利用する場合に2か所改札を通る必要があり、それによって異なる運賃の区別が行われます。新ホーム化に伴い、スカイライナーの専用改札がなくなり、スカイライナーに乗らない人もホームに降りれるようになりました。
ホームを二分割しており、行き来ができないよう間には柵が設けられています。写真は2ビル駅の3番線から1番線側を撮ったところ。この駅はホーム長の関係から、3番線に停車する一般電車がスカイアクセス線側にはみ出して停車する面白い状況が見られます。ドア開閉は普通に行われるので、係員が乗降しないよう案内しています。
で、行き帰りにJRの快速を利用したのですが、これが非常に利用しづらい。
1時間に1本しか運行しておらず、快速ながら所要時間も東京まで1時間半近くかかります。16時過ぎに乗ろうと思ったら、次の便は17時発。1時間も待ってこの所要時間では正直JRに乗ろうという気は完全に失せてしまいます。
JRは遠回り経路ということもあり、成田エクスプレスの宣伝も都内主要駅へ直行という点でしかPR出来ていませんが、池袋や新宿などへはスカイライナー経由のほうが格安で早く、なんとも中途半端存在になっている気がします。一般電車にしても毎時1本ではあまりにもお粗末。横須賀線への直行路線でもありますから、せめて30分に1本程度で運行させて、さらなるスピードアップが図れれば、少しは違うのではないかなあと思ったりもしますが、需要はないでしょうか、、、。
所要時間等を比較すると、、、
■JR 成田空港-東京間
成田エクスプレス 毎時2本 標準59分 2940円
快速エアポート 毎時1本 標準90分 1280円
■京成 成田空港-京成上野間
スカイライナー 毎時2本 標準45分 2400円
シティライナー 毎時1本 標準75分 1920円
アクセス特急+普通 40分に1本 標準77分 1200円
本線経由特急 毎時3本 標準81分 1000円
■ヘリ 成田空港-新木場・赤坂
(新木場)成田ヘリ・エクスプレス 標準20分 260350円(5人で乗れば52070円/人)
(赤 坂)成田エアラインコネクション 標準30分 45000円
■バス 成田空港-TCAT
東京空港交通 毎時4本 標準60分〜90分 2900円
所要時間は若干のずれはあるものの、本数、運賃、時間とも京成の圧勝といった感じです。アクセス特急の時間が思ったほど早くなく、単線区間のロスが残念ですね。
スカイアクセスの開通で、空港から都心部へ出る時間というのも注目されるようになってきた気もします。空港活用の点で、アクセスという点が今後さまざまに工夫されていくことを願うのみですね。
2010年07月25日
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