岩国飛行場 ターミナル完成予想図公開
各社の報道によりますと、岩国空港ビルが8日、旅客ターミナルビルの完成予想図を公開したようです。
朝日新聞の報道によりますと、「「シンプルかつ低コスト」を念頭に置いた設計で、吹き抜け構造の開放的なデザインが売り。隣の貨物ターミナルと合わせ、総工費は約17億円になる見込み。」とのことで、「屋根は緩やかな傾斜をつけたらせん構造になっており、中央には円形の巨大な吹き抜けを設けて外部の光を取り込む。」と報道されています。江戸を象徴する形、螺旋を導入した珍しい形になりそうです。
また、山口新聞の報道では、「ターミナルビルの入り口を入ると正面に搭乗する機体が目に入る構造で「他の空港にない設計」という」と報道されており、徳島阿波おどり空港のような正面駐機を実現したうえで他の空港にない設計とは非常に期待が高まります。
岩国空港ビルの社長は新しいターミナルビルを「空の駅」として表現しているようで、徐々に日本国内に「空の駅」が浸透してきているような気がします。
岩国飛行場は平成24年度の開業を目指し、軍民共用化事業を推進中。いまや定期便がなくなってしまった広島西飛行場ができるまで定期便が飛んでいた旧・国際空港だっただけに期待が高まっています。地元山口県だけでなく、広島にも近い立地で、なにより駅からの距離が抜群に近くアクセスも良好。すでにANAが1日4往復での参入を表明しています。
19日までは空港の愛称募集も行われており、開業を2年後に控え、いよいよ動きが活発化してきた印象です。
■巨大吹き抜け・らせん構造 岩国空港ビル、開放的に(朝日新聞公式サイト)
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201011080015.html
■岩国民空ターミナル概要発表 使いやすく、簡素に(山口新聞公式サイト)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1109/1p.html
平成24年に軍民共用化される岩国飛行場。錦帯橋がかかることで有名な錦川河口の三角州に位置する。愛称候補は錦を入れた名称が有力?(写りが悪くてスミマセン、、、)(広島西→鹿児島のJAC便右窓席から撮影)
2010年11月10日
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