2010年11月16日

那覇_航空助成が効果

那覇空港 沖縄航空助成いきなり効果

日本トランスオーシャン航空(JTA)グループは12日、平成22年10月のJTA・RAC月報を発表しました。10月の速報値で、琉球エアコミューター(RAC)は10月としては過去最多の月間利用者数を記録。10月1日から始まった小規模離島航空路利用活性化事業による社会実験の効果が出てきている印象です。

小規模離島航空路利用活性化事業は沖縄県が10月1日から始めたもので、県内の6つの小規模離島への航空便の航空運賃に助成し、利用者が格安に利用できるようにした社会実験です。宮古-多良間、那覇-南大東、那覇-北大東(以上RAC運航)、石垣-与那国、那覇-久米島(以上JTA・RAC運航)、那覇-粟国(FFC)の6路線が対象で、往復割引や特別離島割引などの引き下げが行われています。
10月の搭乗者数は、10月としては過去最高の旅客数となったRACは前年同月比115.7%の25524人を記録(提供座席数は前年同月比105.2%)。JTAとRACの社会実験中路線は、貨物郵便取扱量がほとんどの路線で昨年割れするなか、宮古-多良間2461人(旅客数前年同月比116.1%・提供座席数前年比100.0%)、那覇-南大東2370人(同92.8%、81.0%)、那覇-北大東847人(同105.9%、100.0%)、石垣-与那国5385人(同107.4%、97.1%)、那覇-久米島20785人(同118.8%、99.3%)と軒並み高い搭乗者数を記録し、社会実験効果が出た結果となっています。

同事業は、来年3月26日まで継続して実施される予定。
今年の冬は、航空運賃が割引となった沖縄の小さな島を訪ねるチャンスです。


小さな島物語 小規模離島航空路利用活性化事業 沖縄 便利な空で、会いに行く。(沖縄県企画部交通政策課)
http://chiisanashima.jp/index.html

日本トランスオーシャン航空プレスリリース(JTA公式サイト)
http://www.churashima.net/jta/company/press.html
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 那覇空港 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック