2011年02月20日

北方を空から視察

北方領土を空から視察

空港とは少しそれた話題となりますが、、、。
各社の報道によりますと、枝野官房長官が19日、北方領土の一部である国後島と歯舞群島を視察したようです。


ここのところロシアの高官が相次いで訪問し、にわかに注目度が増してきた北方領土。「視察後、枝野氏は記者団に、「思った以上にものすごく近い。私が実感した近さを皆が知れば、この問題に対する関心は大きくなるのではないか」と語った。」(読売新聞)と報道されています。
私も昨年5月に納沙布岬から視察していますが、枝野氏同様に「めっっっちゃ近いやん!」というのが正直な印象です。東京近郊で言えば、熱海から伊豆大島が見える、そんな感じです。

空港の話題に絡めると、北方領土には択捉島に日本軍が建設した天寧飛行場(ロシアが言うブレヴェスニク空港)、国後島にメンデレーエフ空港(ロシア造成)があります。旧日本軍が建設して現在は使われていない空港もあるのだとか。天寧飛行場は日本が自由に使えるようになれば日本最東端空港になる可能性が高く注目されます。
ちなみに現在本土の空港で最も近いのは中標津空港です。車を15分も飛ばせば国後島も眺められますが、便数が少なく割高、納沙布岬までは2時間近くかかってしまうのが難点でしょうか。国民の関心が低いのは確かで、まずは航空運賃値下げ等で皆さんに訪問してもらうのが手っ取り早い気がしますが、、、。


東の端を視察へ(2日目)
http://johokotu.seesaa.net/article/152746628.html

枝野氏が就任後初の北方領土視察、露に自重促す(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110219-OYT1T00670.htm

天寧飛行場(択捉島の現役飛行場)
旧日本軍飛行場。現在はロシアが不法占拠する飛行場となっています。欠航が多いため、新空港を建設中なのだとか。択捉島には他にも旧日本軍造成の飛行場があり、カーソルを島の北東方向へだいぶ動かしてみると、滑走路と見られるものが2本ほど見られます。
ラベル:北海道
posted by johokotu at 00:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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