熊本空港(阿蘇くまもと空港) 九州新幹線が全通 関西-九州競争時代へ
九州旅客鉄道(JR九州)は12日、九州新幹線の博多-新八代間を開業しました。この開業により、九州南部の鹿児島中央から博多までが全通。新大阪-鹿児島中央間を結ぶ列車の運行が開始され、九州各地と関西間の移動が空と陸の競争時代に突入しました。
今回開業したのは、九州新幹線の残り区間に当たる博多-新八代間約130キロ。今回の開業で九州新幹線が全通、博多以東と新八代以南で分割開業していた新幹線が1本につながり、昨年12月に完成した東北新幹線の新青森-八戸間と合わせ、鹿児島から青森まで新幹線で移動可能になりました。
JR九州と西日本旅客鉄道(JR西日本)は、全線開業に合わせて、新大阪-鹿児島中央間に速達列車「みずほ」の運行をスタートさせています。みずほは、新大阪-熊本間を最速2時間59分、新大阪―鹿児島中央間は最速3時間45分で、航空便との競争が激化すると見られます。
全線開業は平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震発生の翌日。
各地で予定されていた式典などは軒並み中止となった模様です。
地震被害の状況を見ていると、新幹線復旧に時間がかかっている中で、航空各社が臨時便を出して輸送を担っており、航空便と新幹線が共存できる交通体系に期待したいところです。
■熊本空港(阿蘇くまもと空港) 1時間当たり博多から4本、大阪から1本 九州新幹線ダイヤ発表
http://johokotu.seesaa.net/article/174611479.html
2011年03月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック