国土交通省(国交省)は25日までに、個人による被災地への救援物資等輸送のための空港使用に関する各空港の状況を発表しました。
東北地方9空港と新潟空港のうち、7空港で条件付で受入を行っているとしています。
国交省は23日、被災地でのヘリ輸送に関する受け入れ体制を発表。その中で個人による空港使用状況を公表しました。25日に新潟空港の状況を追加発表しています。
発表によると、東北地方9空港と新潟空港のうち条件付で受け入れが可能なのは、青森、花巻、大館能代、秋田、庄内、福島、新潟の7空港。山形と仙台の2空港は受入不可と発表されています。
東北地方唯一の公共用ヘリポートである米沢ヘリポートもヘリポートについて条件付受入可能になっています。
自衛隊や米軍との共用空港となっている三沢や百里(茨城)については情報が公開されていません。
条件付受け入れが可能な空港については、災害救援活動を目的とした飛行機のみの就航や給油を限定的にしている場合も多く、事前の確認が必要なようです。
■個人による被災地への救援物資等輸送のための空港使用について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab05_hh_000030.html
ラベル:地震