東日本大震災から2か月。
被災地では大型連休を契機に観光も本格的に再開されました。
そこで、とにかく現場を見ようと、復興に向かって動き始めた東北の空港を訪ねてみることにしました。
人と人、物と物、心と心。
同じ空から多くを結び付ける交通拠点「空港」。
東北と日本を結び付け復興に向けて飛び立ちましょう。
第1回目の今回はまずは「仙台空港」へ。
2か月経っているのに、、、空港にたどり着くまでがまず衝撃でした。
二の倉海岸近くの惨状(岩沼市押分付近)
空港の海岸側は完全に更地となってしまっている。幹線道路は整備されているものの、周囲はまだ水も引いていない。
引かない水と空港(名取市北釜付近)
流された車は2か月経った今もそのままだ。
がんばっぺ!北釜!!(名取市北釜付近)
津波にのみ込まれた空港周辺。何もかもが流され、がれきだけが残ったその先に空港が見えた。
希望の翼(名取市北釜付近)
がれきの向こうに赤い翼が見えた。
何もかも流された下増田第一臨空公園(名取市下増田付近)
仙台空港を眺められる公園も何もなくなってしまった。
残った下増田神社(名取市北釜付近)
毎日新聞の記事(情報源)で残ったと報道された神社。周囲の建物はなく、参道はがれきの山。神社の拝殿も被害を受けていた。
車とがれきの山(岩沼市下野郷付近)
航空保安大学校の敷地内には滑走路等にあふれていたとみられる車やコンテナ、がれきが山のように積まれていた。(敷地外から撮影)
警官が交通整理する交差点(岩沼市下野郷付近)
県道仙台空港線では数か所の交差点で電気が通っておらず、警官が交通整理をしていた。整理をしているパトカーには「警視庁」の文字。
■地震前後(クリックすると写真が拡大します)
下増田第一臨空公園
2008.09.07→2011.05.14
下増田第一臨空公園から見た仙台空港
2008.09.07→2011.05.14
貞山運河から見た仙台空港
2008.09.07→2011.05.14
次回は空港内へ入ります。