□HAC 機材整備遅延で欠航を拡大へ
北海道エアシステム(HAC)は、重大インシデントを受け機材整備をしていた3号機について、代替エンジンの海外からの取り寄せに時間がかかり、復帰予定を19日から8月1日に延長すると発表しました。復帰までは2機体制となるため、特別ダイヤによる運航とし、旭川・函館線などを含む9便を運休するとしています。
HACは4日、奥尻空港で重大インシデントを発生させており、その際運航されたSAAB-340B型機の3号機(JA03HC)について、「両エンジン等に制限を超える負荷がかかった可能性がある」ことから機材点検を行っています。
当初は18日までに点検を終え、19日から復帰を予定していましたが、代替エンジンの海外からの取り寄せに時間がかかり、復帰が7月下旬までずれ込むことが決定。この関係で、7月31日までは2機体制による運航で、6月中は全26便中9便、7月中は7便を運休すると発表されました。
路線としては、旭川・函館線(6月中のみ)、釧路・函館線などを運休し、6月中は旭川空港発着便がなくなる事態となっています。
■機体整備遅延に伴う欠航、遅延便等のお知らせ(HAC公式サイト)
http://www.hac-air.co.jp/pdf/20110616.pdf
2011年06月20日
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