佐渡空港 新潟線いよいよ再開 7月29日からの就航決定 二次交通も充実させ定着目指す
新潟県は14日、新日本航空が就航を表明している新潟-佐渡線について、7月29日から就航すると発表しました。9人乗りのブリテンノーマンBN2Bアイランダーでの運航で、まずは1日4往復で運航開始になります。
新日本航空が運航を開始するのは新潟-佐渡線の不定期便。7月29日から運航を開始し、夏期は1日4往復、11月以降の冬期は1日3往復で運航することが発表されました。片道25分での運航で、不定期便とは言うものの、定期的な運航となります。
就航する飛行機は、那覇空港を拠点に乗合便を運航する第一航空から移籍したブリテンノーマンBN2Bアイランダーが使用されます。
運賃は片道6500円。10月29日までは就航記念キャンペーン割引として4900円に設定されており、島民割引(4500円)も販売されます。
予約問い合わせは新潟交通が協力しており、同社の旅行窓口くれよんで予約受付が行われるほか、新潟空港の集合場所は1階の同社カウンターとなっています。
今回の就航では、佐渡空港側のアクセスも改善が図られる予定。就航に合わせて予約制乗合タクシーの実証運行が行われることになっており、片道300円の乗合タクシーが佐渡空港発で両津港佐渡汽船行、佐渡市役所行、トキの森公園行の3路線で運行されることになっています。
新潟-佐渡線は平成20年9月に旭伸航空が運休して以来3年ぶりの復活。佐渡空港開港以来、多くの航空会社が入れ替わり立ち替わり就航している路線だけに、二次交通も充実させた今回の就航で定着するのか注目されます。
■「佐渡-新潟線」就航日決定のお知らせ(新潟空港公式サイト)
http://www.niigata-airport.gr.jp/news/view.php?id=216
2011年07月14日
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