SKY 仙台と関空に格安便就航を発表 最安値は1000円以下に
スカイマーク(SKY)は9日、来年4月より仙台-新千歳、仙台-成田国際、同5月より関西国際(関空)-新千歳、関空-那覇の各路線に就航すると発表しました。仙台へは初就航で、関空へは平成18年以来の再就航となります。
■国内線 仙台と関空へ乗り入れ
今回SKYが就航を発表したのは、仙台への初就航と関空への再就航の2点。
仙台は来年4月からの就航で、新千歳線1日3往復、成田線1日1往復を予定していることが発表されました。仙台の乗り入れはすでに今年4月に表明していますが、来年3月から新千歳線2往復、中部国際線1往復、神戸線1往復に就航とされていた当初発表の内容とは異なる内容で発表されています。
関空路線は初めての表明で、来年5月より新千歳線1日2往復(6月から4往復)、那覇線1日1往復(6月から3往復)すると発表しています。
値段は最安値のWEBバーゲンが仙台路線が980円、関空路線が780円と破格に設定されています。
SKYは平成18年まで関空-東京国際線を運航していましたが、同年開港の神戸を「関西の拠点」と位置づけて路線を集約し、関空路線は全廃した過去があります。今回発表された関空就航は、路線こそ異なるものの、約6年ぶりの復活就航となります。9月ダイヤでは神戸-新千歳線、神戸-那覇線ともに1日2往復を運航中で、関空再就航で神戸の位置づけに変化が出ると見られます。
また、関空を巡っては、ANAが母体となった新航空会社Peachが来年3月より新千歳線3往復、福岡線4往復の就航を表明済で、ジェットスターが母体となりJAL等が共同出資するジェットスター・ジャパンも関空からの国内線就航を表明しています。SKYが今回発表した値段は、10月から就航する成田路線に引き続き、これまでのSKYでは見られないほどの格安に設定しており、Peachやジェットスター・ジャパンといったLCCの動きをかなり意識したものと見られます。
■SKYプレスリリース(SKY公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press.html
2011年09月09日
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