東北新幹線が正常ダイヤへ 東京・青森3時間10分 航空便競合いよいよ本格スタート
東日本旅客鉄道(JR東日本)は23日、東日本大震災の影響で一部区間で徐行運転を行っている東北新幹線を、平常ダイヤに戻します。東京・新青森間は最速3時間10分となり、航空便との競合がいよいよ本格スタートします。
東北新幹線は、3月11日に発生した東日本大震災の影響で福島―一ノ関間で徐行運転を行ってきましたが、23日以降は時速300キロ運転を再開し平常ダイヤに戻ることになっています。
徐行運転の影響で特別ダイヤで運航されていた東北新幹線。これまで東京―新青森間は3時間30分かかっていましたが、20分短縮し、最速3時間10分となります。
また、特別運賃で運行されていた最速列車はやぶさの運賃が正規料金に戻ることになっています。
3月5日に全線開通した東北新幹線は、開業1週間で被災したため、本格的な運行ができていませんでしたが、いよいよ正規料金で平常ダイヤでの運行となります。
本格運転開始で、航空便との競合がいよいよ本格スタート。開業前から指摘されてきた、航空便から新幹線への利用者流出が起こるのか、震災以降高需要が続いていた航空便に影響が出るのか注目されます。
■東北新幹線全面復旧に伴う「通常ダイヤ」での運転開始について(JR東日本公式サイト)=8月11日に発表済
http://www.jreast.co.jp/press/
2011年09月23日
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