仙台空港へのアクセス鉄道である仙台空港鉄道は明日10月1日、東日本大震災で運休していた美田園-仙台空港間を再開し、全線での運行をはじめます。ターミナルビルが25日に完全復旧しており、いよいよいつもの仙台空港が戻ってきます。
仙台空港鉄道が運行を再開するのは、東日本大震災以来運休している美田園-仙台空港間。美田園以東はすでに運転を再開しており、明日10月1日に同区間が再開することで、全線での運転が再開されます。
運休の影響で仙台空港駅に取り残されていた車両2編成も運行できるようになることから、大震災前の運行本数で再開される予定です。
一方、4月の旅客便復活以来利用者を運んできた仙台駅-仙台空港間の臨時バスと美田園-仙台空港間で運行していた鉄道代行バスは、仙台空港鉄道全線開通に合わせ、30日をもって終了となります。
仙台空港鉄道は3月11日の東日本大震災で被災し、全線で運休。高架橋が続く名取-美田園間は7月23日に再開されましたが、美田園-仙台空港間では大津波でトンネル内に海水が入り込んだ影響で復旧作業が難航していました。
仙台空港は25日にターミナルを全面復旧したばかり。鉄道の全面再開で、大震災から約7か月ぶりにいつもの空港に戻ることになります。
ラベル:仙台空港