2007年11月21日

羽田から中国へ(1日目)

※この旅行記は2011年10月にアップした2007年11月の旅行記です。




■2007.11.21 東京国際→広島→岡南→岡山→(鳥取)

交通が集中の国道2号線 (広島県初本格訪問)
初日の今日は羽田から朝一便で広島に飛び、レンタカーで岡山経由で鳥取に行く。iモードで天気予報を確認したら、3日間とも晴れ予報。良い天気に恵まれそうとウキウキしながら朝5時すぎに家を出た。
羽田に着いたのは6時頃。平日の朝ということもあって、休日利用時ほどお客さんはおらず、スムーズに手続きを済ませられた。
広島までは1時間ほどの飛行だが、3月に山口宇部に飛んだ際、窓側席にしたら満席でトイレにも立ちづかった。今回も似たようなことになっては大変と、今日は通路側を確保したのだが、良い天気で外の眺めは抜群で、ちょっと失敗した気持ちになった。

広島空港にはほぼ定刻、8時過ぎに着いた。この空港のターミナルは、国際空港のような大規模なもので、全体を覆う大屋根が目立つものだった。
今回の旅行では最終日に石見から広島へ移動となる。最終便を予約しているとはいえ乗り遅れのリスクがあるし、広島に着くのは下手をすると暗くなってからだ。広島空港は県東部のかなり岡山寄りの山の中にある空港で、多少遅く出発しても岡山には比較的早い時刻に着けそう。最終日に外回りを中心に撮影できなくなると困るから、展望デッキや空港公園など外部については先に見学を済ませた。ターミナル正面には高台があり、ターミナル外観を撮影できたが、さんさんと降り注ぐ太陽光が屋根に反射して眩しく、あまり良い写真は撮れなかった。
山中に大規模造成したこの空港では、空港造成にあわせて、空港公園やゴルフ場、ホテルなども整備されている。空港公園は日本庭園(有料)もある本格的なもので空港にいることを忘れるほど。日本庭園に寄ったら、開園直後で人がおらず、ゆっくり過ごすことができた。

貸出時刻の10時少し前に、空港の駐車場を縦断して反対側にあるトヨタレンタカーの営業所へ。早速貸し出しを受け、まずカブトガニで有名な笠岡へと向かった。
笠岡には、農道離着陸場と呼ばれる飛行場があるとの情報を得ていた。国土交通省の空港一覧には載っていない飛行場であるものの、全国に8か所ある珍しい飛行場らしく、岡山に行く途中に寄ることにしたのだ。
大学生のとき、景観がすばらしいと習った鞆の浦も近く、笠岡に行く前に寄りたかったのだが、広島空港出発までに結構時間がかかってしまったので断念した。しかも走行した国道2号線は結構車が多く、一車線になったり信号が多かったりする場所では車の流れが悪い。三原や福山付近では渋滞も起こるほどだった。結局鞆の浦に寄るのはやめたものの、笠岡までは思った以上に時間がかかり、12時ごろの到着になった。

笠岡の離着陸場は、カブトガニ産卵地に程近い埋立地にあった。地図でみると駅から数キロの比較的便利な位置にあるのだが、周囲は田畑しかないまさに農地内の空港だった。「笠岡ふれあい空港」という愛称が付けられているが、フライト数はかなり少ないそうで、訪れた時も門は開いているものの、飛行機が来る気配はまったくなかった。

chugoku001.jpg
なんとも素朴な雰囲気だった笠岡ふれあい空港。空港の一部には踏切もあった。


飛行場が集中?の岡山県 (岡山県初本格訪問)
笠岡の見学を軽く済ましたあとは、岡南飛行場へと向かった。相変わらず国道2号線は交通量が多めで市街地が近づくと流れが少し悪くなる。今日中に岡山まで行けるか心配だったので倉敷の街を見るのはあきらめて素通りとした。
少し急いだこともあってか、岡南飛行場には14時すぎに到着できた。岡南は「こうなん」と読む。岡山市南部の児島湾に面した場所にある一世代前の岡山空港で、岡山市の南部に位置することからこの名がついた。児島湾側だけ見るとかなりのどかな風景が広がっているのだが、陸側はベッドタウン化されていて、区画整理化された住宅街が広がっている。飛行場は住宅地域のその端に位置しているような感じ。岡山駅から20分間隔でバスが走っていて、利便性は結構高い印象だった。
飛行場区画に着いたら、滑走路こそそれほど長くはないものの、結構広々した飛行場だった。あとで知ったのだが、岡山空港時代に使っていたターミナルビルはすでに取り壊されていて、駐車場も縮小されていたから広く感じたようだ。現在は移転後の再整備がひと段落していて、新しい空港事務所棟にデッキなどが設けられていた。旧空港当時のものと思われるのは、バスが折り返すためのロータリーぐらいだったようだ。

chugoku002.jpg
広々とした岡南飛行場。正面には児島湾が見える。海沿いなのに、意外と山がちな地形のようだ。


岡南からは北上し岡山空港へ。カーナビで最短ルートを設定したら、備前三門駅付近で狭路を抜ける非常に分かりにくい経路で、やや運転しづらいものだった。
岡山空港には16時頃に到着できた。笠岡からは各飛行場がかなり近接しており、予想よりも早いペースでの到着となったが、後楽園に寄るには無理な時間だった。後楽園に行けなかったのは残念だったのだが、なんと岡山空港のターミナルの前にミニ後楽園が整備されていて、ちょっとではあるものの疑似体験できた。

空港見学は18時には済み、すぐに鳥取に向かうべく空港を発つことにした。ところが、岡山空港見学中に撮影用のメモリ残量が少なくなってしまった。今回は交換用のメモリを持ってきていなかったので、あと二日写すためには追加のメモリが必要だった。明朝の鳥取や鳥取に行く途中の津山で確保することを考えたものの、岡山の方が大都市で電気屋さんが多くありそう。時間も津山や鳥取の時間は空いていない可能性の高い時間帯でもあるから、一度岡山市内に戻って電気屋さんを探索。ヤマダ電器があったので、寄り道しメモリを購入した。地方に来てまでお世話になるとはなんとも変な感じだった。

ここからは鳥取への移動。移動距離は明日が一番長いから早朝から動く予定でいた。このため、岡山を早く出て、夜早い時間に鳥取へと到達していたかった。本当なら岡山の街を楽しんでから移動という手を取りたかったが、19時過ぎには岡山を発ち、国道53号線を北上し鳥取へと向かった。国道53号線ははほぼ山間部を通る国道だったが、津山市付近は市街地。通過したのが21時頃だったからまだまだ活気のある時間帯だった。
結局、鳥取に一番近い道の駅である「清流茶屋かわはら」までで進行を終了。そのまま車内で一泊を過ごした。




■今日の教訓!

空港でゴルフに日本庭園に楽しめる←乗継空港ではないので意味なし?
国道2号線は渋滞多し!←抜け道はないので、山陽道をうまく使おう




■実際の旅程

11/21 WED
自宅(京急線)→06:00[東京国際空港]
[東京国際空港]06:45(ANA 671便)→08:10[広島空港]
[広島空港]10:00(レンタカー)→12:00笠岡農道離着陸場
笠岡農道離着陸場12:00[岡南飛行場]
[岡南飛行場]14:00(レンタカー)→16:00[岡山空港]
[岡山空港]18:00(レンタカー)→23:00道の駅清流茶屋かわはら
(トヨタレンタカー/道の駅清流茶屋かわはら 車中 泊)


posted by johokotu at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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