長崎空港開港前の大村空港時代に使用されていた旧ターミナルビルの解体工事が始まった模様です。
長崎新聞の報道によれば、工事が始まったのは、現長崎空港開港前に使われていた旧旅客ターミナルビルで、現在のA滑走路の東側に位置しています。
長崎空港ビルディングの旅行会社「ナビック大村旅行センター」や先月解散した「エアフライトジャパン」が飛行訓練に使用していた長崎事業所として使用していましたが、今月上旬までに撤退していました。
報道によれば、「同ターミナルビルがある長崎空港A滑走路は、年内をめどに、国土交通省から防衛省に移管される。」(長崎新聞記事)とのことで、今後は、A滑走路脇で発生している防音問題と建造物制限問題の解決への動きが加速するものと見られます。
■旧大村空港ビルの解体工事始まる A滑走路は防衛省に移管へ(長崎新聞公式サイト)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20111020/07.shtml
■長崎空港A滑走路の隣接住宅が航空法抵触 建造物制限で国交省が通知(長崎新聞公式サイト)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110908/01.shtml
■大村空港(旧長崎空港)今昔物語 (翼の友〜エアラインパイロットを目指して〜)
http://blogs.yahoo.co.jp/mikiowing/8673760.html
長崎空港は、観光で行ったことは一度もありませんが、これまで空港見学を目的に3度訪れています。
初めての訪問は平成19年12月15日。このときは九州1周の真っ最中で、海上の現ターミナルビル区域だけを調査しました。
2回目は長崎の離島を調査した平成21年8月11日。このときも通過しただけに近く、現ターミナル区域のみの調査でした。
3回目は今年7月18日で、北部九州に行く用事があったのでそのついでに寄った時。この時初めてA滑走路側と旧ターミナル地区を見学していました。
まさか解体前の訪問とは知らず、あまり詳しく見ていませんでしたが、訪問時に外観写真を写しましたので、いくつか紹介しておきます。
■空の駅情報館 空港概要「長崎空港」
http://johokotu.seesaa.net/article/148841031.html
ランド側から見た旧ターミナルビル。手前に見える大空間は旧駐車場です。(平成23年7月18日撮影)
旧ターミナルビルの正面入口。(平成23年7月18日撮影)
エプロン側から見た旧ターミナルビル。(平成23年7月18日撮影)
A滑走路。奥に現在のターミナルビルが見えました。(平成23年7月18日撮影)
ラベル:長崎空港