※この旅行記は2011年11月にアップした旅行記です。
■2008.07 東京国際・三沢・青森・奥尻・函館の旅行前
日本最長の地底へ行こう!
今年の初夏第二段の訪問先は道南と青森にした。、日本最長第二弾として、開通20周年を迎える青函トンネルを絡めて道南の函館、奥尻と青森県の青森、三沢の4空港をまわる計画だ。
青函トンネルは各停の本数が極端に少ないので通過する全列車に青春18きっぷが使用できる。そこで青森-函館の移動には18きっぷ使用で検討をはじめた。18きっぷ使用となると、旅程は7月20日-9月10日までに限定される。盆休みに近いほど飛行機は値段が釣り上がるので、18きっぷ使用開始直後の海の日近くで三連休をとり、行きだけでも格安に済ませるように行程を組むことにした。
今回は青函トンネルを往復すると効率が悪いので、青森から函館、あるいはその逆の一方通行で行程を組むことにした。行きと帰りの空港が違うと、ツアープランがないし、レンタカーの乗捨料がかかるから運賃が高くなりがちだが、今回は間の移動を鉄道にせざるを得ないので、レンタカーの乗捨問題はなかった。
頭の中での想定は、まずは三沢から入って、青森へ。青函トンネルで道南へ抜け、奥尻を経由して函館から帰京する形で計画。途中青森県内では十和田湖と八甲田山、青森-函館間の移動で龍飛海底駅と吉岡海底駅、道南では奥尻の津波館と函館の夜景は見たいと考えていた。
まわる箇所からしたら2日間でもまわれそうではあるものの、調べてみたら電車の便が意外と少なく移動時刻の制約が大きい。函館の夜景は一泊必須であることや離島があることも踏まえ、初日は三沢から入り、レンタカー移動で十和田、八甲田を経て青森へ移動。二日目は青函トンネルで北海道へ移動したあとそのまま奥尻へ飛び、夕方函館へ戻り夜景を堪能。最終日は奥尻への予備日とし、函館を調査する三日行程にした。
離島の欠航がどのくらい頻繁なのか分からないので、仮に2日目に欠航になっても、3日目に飛行機で往復すれば奥尻へ行ける行程にしていた。ただ、後から考えると、やや余裕がありすぎる日程を組んだ感じになった。
ツアーを組むか個人予約かは若干迷った。調べてみると、めずらしく違う地方である道南と青森がセットになったツアープランがあったものの、新幹線利用が主で値段もあまり安くない。今回は先得が利用できる28日以上前の予約であったこともあり、個別に予約を進めた。
3日目に余裕を持たせた行程に
アクセスの予約(飛行機)
行きは三沢行の初便(JAL1225便)、帰りは函館の終便(JAL1170便)利用で、いずれもナツトクでさっさと購入、のつもりだったのだが、、、。函館の終便はすでに安い運賃が売り切れだったため、少し高い値段で予約することになってしまった。
帰りを最終便にしたので、3日目は一日函館にいるような行程になってしまったが、奥尻便の欠航を考慮した。
現地移動の予約(レンタカー)
現地の移動は初日に三沢から青森へ行くためのレンタカー、二日目に青森から道南へ抜ける鉄道と函館-奥尻間のアクセス、三日目の函館での足が必要だった。
初日の三沢から青森までのレンタカーは同一県内乗捨料無料のニッポンレンタカーで手配。三沢空港から青森駅前までの12時間使用で費用の削減をめざした。
二日目の青森から道南へは、龍飛岬に寄ることを考慮し二日目朝一便でのアクセスとしたものの、最終的には岬や海底駅には寄る暇がない行程になった。渡島半島から奥尻へは、江差からのフェリーが朝夕二便しかなく、逆に飛行機は昼一便だけ。青函トンネルを通る電車や江差線の便数が少なく扱いにくかったためだ。
朝一便で青森を出るとその日の朝の奥尻行フェリーには間に合わないので、その日中に奥尻に行き戻ってくるには、函館まで行って昼の飛行機に乗り、帰りを夕方のフェリーにするしか方法がない。ところが、津軽海峡線は本数が少なく、海底駅に寄ると飛行機に間に合わなくなってしまう。なんとも残念な話ではあるものの、海底駅には寄らずに青函トンネルは通過だけを楽しむことにした。
で、この日は青森から朝一の蟹田行で終点まで行き、津軽海峡線の特急に乗車、そのまま函館へ行き、連絡バスで函館空港へ行く形にした。その後は函館-奥尻を飛行。奥尻では昼に着いた空港から夕方までに港へ移動し、フェリーで江差へ。最後は朝使いはじめた18きっぷを使い、江差線で函館まで戻る大移動となる予定だ。本当は奥尻や江差で一泊でもよかったのだが、ホテルがヒットしなかったのと、函館の夜景を見るために、二度も函館を通るやや無駄のある行程になった。
この日最大の問題は奥尻空港から奥尻港までの移動だった。この間は小一時間かかる距離があるのだが、どうも空港はレンタカー屋が未出店の模様。距離が長くタクシーに乗るわけにもいかない。バスがあるか調べたら、あるにはあるようなのだが、一日三便運行で途中下車はできない状況だった。青苗地区の津波館には寄りたかったから、津波館までは歩き、そこからバスに乗る計画とし、それ以外の島内観光地は寄らないことにした。
最終日は函館市内観光後に空港へ移動するだけだから、一日乗車券を購入し、市電とバスで移動することにした。
宿泊の予約
今回は夜通しレンタカーを借りるわけではないので、一日目、二日目とも宿泊が必要だった。両日とも楽天から予約。初日は青森駅前から近い青森プラザホテル、2日目は函館・五稜郭に近いホテルエスパルを予約した。
初めての北東北地方と道南。わくわくしながら予約を済ませた。
■ここまでの教訓!
・青函トンネルは便数が極端に少ない!←海底駅に寄るのは結構難しい
・奥尻は空港からの移動が大変!
■今回の予定旅程
07/19 SAT
自宅(京急線)→[東京国際空港]07:55(JAL1225便)→09:10[三沢飛行場]09:30(レンタカー)→16:00[青森空港]18:00(レンタカー)→19:00青森駅前19:00(徒歩)→19:30青森市内
(ニッポンレンタカー/青森プラザホテル 泊)
※時間があれば十和田湖や八甲田山を訪問
07/20 SUN
青森市内05:30(徒歩)→06:00青森駅06:03(JR津軽線)→06:42蟹田駅07:30(津軽海峡線・特急白鳥41号)→09:25函館駅09:40(空港バス)→10:00[函館空港]11:15(HAC2891便)→11:45[奥尻空港]12:30(徒歩)→13:00奥尻町青苗14:23(奥尻町有バス)→14:57奥尻港15:45(HLF)→18:00江差港18:00(徒歩)→18:30江差駅19:00(JR江差線)→20:30函館駅(函館市電)→五稜郭公園前(函館市内) 宿
(ホテルエスパル 泊)
※時間があれば奥尻島津波館を訪問
07/21 MON
函館市内 宿09:00(函館市電等)→18:00[函館空港]19:40(JAL1170便)→[東京国際空港](京急線等)→自宅
※函館観光、奥尻訪問予備日
2008年07月18日
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