東京国際空港（羽田空港）の国内線旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング（日空ビル）は16日、国内線第1ターミナルのリニューアル工事を完了しました。
リニューアルが完了したのは、国内線第1ターミナルのうち、出発エリア（出発ロビーとゲートラウンジ・旅客コンコース）と屋上エリア。「3つのターミナル間のサービスレベル平準化と、経年劣化対策、省エネ対策の3つを重点課題」とし、「日本の伝統的かつ美しい空間に共通する、シンプルで控えめでありながら、自然と一体となり、四季を感じ、利用されるお客さまの五感に響く空間演出」をしたと発表しています。
今回のリニューアルでは、出発ロビーで天井、壁面、床タイルを更新したほか、ゲートラウンジと旅客コンコースも全域で天井照明と床カーペットを一新。屋上エリアはウッドデッキ化とワイヤー化が実施されています。
日空ビルでは、「到着エリアおよび軌道系アクセス連絡の要所となる地下エリアについても今後、リニューアル工事を検討」すると発表しており、今回工事対象となっていないエリアも順次リニューアルが行われる模様です。
羽田空港国内線第1ターミナルでは、今年2月から工事が実施されていました。
■ニュースリリース（日本空港ビルデング公式サイト）
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/company/news_release/
リニューアルが完了した屋上エリア。床面がウッドデッキに、フェンスがワイヤーに変わった。
ラベル：羽田
