2008年08月21日

中日本から北東北へ(旅行前)

※この旅行記は2011年12月にアップした旅行記です。




■2008.08 名古屋・秋田・大館能代・花巻・東京国際の旅行前

東北にいよいよ本格進出
昨年夏に福島に行き、今年は7月に青森を訪問予定となっている。南北の東北訪問を検討する中で、東北へは意外と行きやすいことが分かってきた。新幹線との競合で安くなっているところがあるうえ、東京からは鈍行列車でもなんとか行ける場所だったからだ。
青森訪問の際に青春18きっぷを1日分だけ使用し、そのまままるまる4日分余る予定でもあり、きっぷの有効活用も兼ねて、今年の夏後半戦で一気に東北の空港を訪問することに決めた。

東北の未訪問空港は大館能代、秋田、花巻、庄内、山形、仙台と残り6つだ。中国地方ほどではないが、近接空港が多いので、6つあっても3連休ならなんとか一気にまわれそうだった。だが、休みはなかなかとれないもの。3連休をとれないか探ってはみたものの、夏後半は仕事がやや忙しく土日にしか休みがとれそうになかった。
四日分余るはずの18きっぷ。上手く使いきってしまいたいが、2連休で行ける空港は、東北を除くとだいたい行っているので他の空港を訪問する選択肢がない。それに土日1回では一気に残り全部は回れないから、8月に秋田・岩手、9月初旬に山形・宮城と、2回に分けて行くことにした。それぞれで18きっぷを2日間使えばピタリ使いきる計算だった。

今回はその第一弾、秋田と岩手の各空港を訪問する。
休みは毎土日あるのだが、結構予定で埋まっていた。8月23日、24日の2日間がまだ予定が入っていなかったので、この日程で大館能代、秋田、花巻の3空港をまわることにした。今回はついでに、この地方の名所である大潟村、田沢湖、角館、小岩井ぐらいは寄ろうと計画を立てた。

18きっぷがなかなか使えず、、、
行き方の検討は少し迷走気味になった。

まず考えたのは有効活用する18きっぷを完全利用して鈍行で訪問する方法。アクセスも現地移動も18きっぷというパターンだ。この場合、かなり安上がりに済むのだが、移動の制約が多い問題点があり、早々断念することになった。
東北は各都市へ鉄道路線がうまく張り巡らされているのだが、新幹線重視なのか一般路線は長距離便が少なく実は使いづらかった。東北方面へのメイン路線である東北本線には鈍行夜行がないため夜間の移動ができず、土曜朝一便で上野を出ても、一番近い花巻ですら到着は夕方になってしまうほど。2日間では秋田まで行って帰ってくるのはかなり難しいようだった。金曜深夜に新宿を出る新潟村上行の夜行を活用し日本海側を北上しても、秋田に着くのは夕方。さらに大館能代は鉄道便数が少ないために非常に行きにくい状況だった。
結局、鈍行でのアクセスや現地移動は実質的に難しいことが判明し、18きっぷの消化は仕方がないがあきらめざるを得なくってしまった。

次に検討したのが、現地まで高速バスで行く方法だ。こちらも比較的安く済むのだが、北東北へは7、8000円はかかるようで、長時間揺られるわりに意外と値段が高い。疲れがたまりそうだし、復路が遅れると月曜の仕事に間に合わなくなる恐れがあるので断念した。

そして、最後に検討したのが、新幹線か飛行機を使用する方法だった。
東京からは大館能代は飛行機、秋田は飛行機と新幹線、花巻は新幹線がメインアクセスになる。調べてみると新幹線でも飛行機でも値段がそんなに変わらないし、今回は空港見学に行くのだから、結局、飛行機利用にすることにした。
飛行機利用の場合、羽田・花巻便は飛んでいないので、選択肢は大館能代か秋田になるが、大館能代は1日2便運航で帰りが極端に不便なので、最終的に秋田発着でアクセスすることにした。
秋田発着だと秋田と大館能代をセットにし、少し離れた花巻を別日に行く方が効率がいい。初日は秋田空港から旧秋田空港跡地、大潟村に寄りつつ大館能代空港へ移動。その後夜間走行で岩手へ。二日目は花巻空港からスタートし、田沢湖と角館に寄って秋田空港へ戻る行程とした。いずれも現地移動はレンタカーで、結局、有効活用を検討した18きっぷは使わない旅になってしまった。


18きっぷを活用したら、、、

アクセスの予約(飛行機)
行き方が決まったので早速予約を開始した。
アクセスの飛行機は秋田までの往復分が必要だったので、さっさと予約を済ませようと値段を見て回っていた。
だが、よくよく考えると、今回の旅は、結構時間に余裕があり、単純に秋田を往復するのはもったいない感じだ。ならば、成田発にするなど、単純に羽田発でないひと工夫を入れてみるのも良いかもしれない。早速色々と調べてみたら、名古屋→秋田便も比較的安く行けることが分かった。ナツトクなる早期予約割引が適用され、1万円強で同区間を搭乗できると出たのだ。羽田便よりやや高いが許容範囲内だった。
この場合、名古屋までの移動が問題だが、東京から名古屋への移動は18きっぷを有効に使え、しかも出発を金曜深夜にすれば、土曜の昼前には秋田へ着けることが判明。土曜朝一の飛行機や新幹線で行く場合と、時間的にも費用的にもほとんど変わらないことが分かった。これで名古屋飛行場の見学もセットになるとはラッキーな話だ。ちょうど名古屋のフィンガーコンコースを体験したかったので、一石二鳥の話で、さっそくこの行き方で切符の手配に動いた。

往路は23日朝一10時発のJAL(JAIR)便名古屋→秋田便に決定。サキトクならぬ夏限定の割引ナツトクが売られていたので予約・購入を済ませた。
復路は24日最終の秋田→羽田便を検討した。今回は往復利用でなく、片道ずつの予約で往路と同じJALに統一する必要はないし、最安値が出たこともあり、ANAで予約を入れた。
往路、復路ともに1か月前の予約だったので、飛行機は、JALがナツトク、ANAが旅割を利用でき、いずれも1万円強で予約できた。

今回アクセスでもう一つ必要だったのが、名古屋への移動だ。全席指定の22日夜発ムーンライトながらの予約が必要で、これがとれないと名古屋発の飛行機に乗れなくなってしまう。指定席券は1か月前の同日から予約開始だが、発売開始とともに買わないと席がなくなる人気列車だから、7月22日の朝早起きして最寄りのみどりの窓口に予約しにいった。順番は10番前後だったが、無事確保できた。

現地移動の予約(レンタカー)
現地での移動は秋田空港からレンタカーにした。23日11時から24日18時までの利用が必要なので、時間制でも日割制でも二日分での予約になる。大手を中心に調べたら、福岡のとき利用したオリックスレンタカーがやや安いプランを出していたので、それで予約を入れた。

宿泊の予約
今回は1泊2日なので宿泊は車中泊とした。

7月の旅行の訪問地が予想以上に良かったこともあり、期待しながら出発日を待った。




■ここまでの教訓!

東北の移動は鈍行だと難しい!←新幹線が中心のため
東北へは名古屋からも検討に!←値段はやや高くなりますが、、、




■今回の予定旅程

08/22 FRI
自宅(京急線)→23:00横浜駅23:36(JR東海道本線・快速ムーンライトながら号)→
(車中 泊)

08/23 SAT
(JR東海道本線・快速ムーンライトながら号)→06:02金山駅08:00(JR中央本線)→08:10大曽根駅08:15(市営地下鉄名城線)→08:20平安通駅08:30(名鉄小牧線)→08:40味美駅(徒歩)→09:30[名古屋飛行場]10:00(JAL4313便)→11:10[秋田空港]11:30(レンタカー)→14:00[大館能代空港]16:00(レンタカー)→19:00花巻市内
(車中 泊)
※時間があれば大潟村や男鹿半島を訪問

08/24 SUN
花巻市内06:00(レンタカー)→07:30[花巻空港]09:00(レンタカー)→13:00[秋田空港]17:50(ANA878便)→18:55[東京国際空港](京急線等)→自宅
※時間があれば小岩井牧場や田沢湖、角館を訪問


posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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