□エアアジアJ 航空運送事業を許可 8月から運航開始へ
国土交通省は2日、エアアジア・ジャパンに航空運送事業を許可したと発表しました。
エアアジア・ジャパンは、格安航空会社(LCC)のエアアジアが母体となり、ANAが筆頭株主として出資する新規航空会社。成田国際空港(成田)を拠点に、8月から新千歳-成田、成田-福岡、成田-那覇の国内3路線、10月から成田-ソウル仁川、成田-釜山の国際2路線で運航を開始する予定です。
エアアジア・ジャパンが運航を予定する国内線はいずれもANAが運航している路線で、ANAとどのようなすみわけをするのかは大きな注目点です。LCCによる国内線運航は、来月から、同じくANAが出資するピーチ・アビエーションが関西国際空港(関空)拠点に運航を開始する予定。日本航空が出資するジェットスター・ジャパンも年内に就航を予定しており、いずれの会社も新千歳、福岡、那覇といった主要空港を中心に就航します。成田、関空という国内線では大都市セカンダリー空港を拠点とする主要幹線に限ってはLCCによる競争が始まることになります。
2012年02月03日
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