■広島西飛行場 ヘリポート化は11月15日に実施へ
国土交通省(国交省)は11日、広島県から広島ヘリポートの設置許可申請があったと告示しました。広島西飛行場をヘリポート化する内容で、供用開始は11月15日としています。
国交省が告示したのは、広島ヘリポートの設置許可に関する申請。広島県から申請があったもので、広島市西区観音新町の広島西飛行場をヘリポート化する内容になっています。
供用開始の予定期日は平成24年11月15日。設置の目的は「広島都市圏の防災活動等に資するため」とされていて、防災ヘリなどの運用が主になるとみられます。
規模は大幅に縮小されることになっており、滑走路は長さ35メートル、幅30メートルと、現在の50分の1程度の規模になる予定です。
ヘリポート化に伴い、広島西飛行場は空港としては廃港される予定です。
広島西は、広島空港移転後、赤字幅が拡大したことなどから、管理者の広島県が廃港を主張してきたものの、広島市が有効活用を主張し、維持が続いていました。昨年、広島市が廃港に同意したことでヘリポート化への動きが一気に進んでいました。
移転を伴わない空港の廃港は、弟子屈に続き二例目。定期便が飛んでいた空港の廃港は初のケースとなります。
2012年04月16日
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