2012年07月31日

仙台_また一つ復興へ前進

■仙台空港 空港からまたひとつ復興へ前進 国際線全線再開、A滑走路も使用再開

昨年3月の東日本大震災で津波の被害を受けた仙台空港では、30日、中国南方航空(CSN)の長春線定期便が再開、31日には、大震災以来運用を停止していたA滑走路の運用を再開しました。これにより国際線定期便が全路線復活、滑走路が完全復旧しました。

30日に定期便運航が再開したのはCSNの仙台-長春線。東日本大震災以来運休が続いていましたが、約1年4か月ぶりに運航が再開されました。
仙台空港では、昨年9月に国内線定期便が全線再開していますが、国際線は一部定期便の運休が続いていました。昨年9月にソウル仁川線、10月にグアム線と台北桃園線、今年3月に上海浦東線と大連線が再開されており、同線の再開で、大震災前に就航していた六路線がすべて復活されたことになります。

31日には、二本ある滑走路のうち短いA滑走路(1200M)の運用が再開。これにより、航空運航に直接かかわる施設は大震災前とほぼ同じ規模に復旧しました。

仙台空港では、昨年9月に旅客ターミナルが全面復旧、10月に仙台空港鉄道が全線復旧しています。今月18日には、重要機器が水没して全滅し、仮復旧で運用していた旧管制塔に代わって新管制塔の運用がスタートしており、滑走路の全面復旧と国際線定期便の全線復活で、大震災以来懸命に続いてきた復旧作業が大きな区切りを迎えることになります。

仙台空港長春線が再開 国際6路線全てが復活(河北新報公式サイト)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120731t15008.htm

仙台空港に新管制塔 18日運用開始 耐震強度従来の1.5倍(河北新報公式サイト)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120713_04.htm
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仙台空港(仙台国際空港) | 更新情報をチェックする
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