■関西国際空港(関空) 第2ターミナルを10月28日に供用開始へ
新関西国際空港(新関空)は31日、関西国際空港(関空)で建設中の新旅客ターミナル「第2ターミナルビル」を10月28日から供用開始すると発表しました。
新関空が10月28日に供用開始するのは、関空の新しい旅客ターミナル。LCC(格安航空)専用として建設中のもので、第2ターミナルビルとして供用する予定です。
第2ターミナルは延床面積約3万平方メートル。一部2階建ての平屋で、搭乗橋は設置されないターミナルになります。ターミナルに面して9スポットの駐機場が設けられる予定です。
「LCCのビジネスモデル最適化した本格的な専用ターミナルビル」と発表されており、高い機能性はもちろん、低コストオペレーションを可能とする経済性も徹底的に追求したとしています。
経済性を徹底追求したといっても、設けられるのは航空運航に直接かかわる施設だけではなく、16店の飲食店・売店・免税店と3つの銀行ATMも設置予定。関空を拠点とするピーチアビエーションも国内航空会社で4グループ目となる直営売店と免税店を構える予定で、「商業収入拡大に向けた斬新な店舗展開」をすると発表されています。
第2ターミナルビルは、沖合側、現旅客ターミナルからは離れた位置に設置されるため、エアロプラザから無料連絡バスを運行するほか、駐車場も整備されます。
旅客サービス施設使用料は、国際線は出発時のみで1500円、国内線は出発時400円、到着時350円と発表されており、現在のターミナル利用時より安く設定する模様です。
なお、第2ターミナルビルの供用開始に伴い、現在使用している旅客ターミナルは第1ターミナルビルと改称される予定です。
■LCC専用ターミナルビルについて(新関空公式サイト)
http://www.nkiac.co.jp/news/2012/1576/lccthp.pdf
2012年08月01日
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